ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

SIMフリー

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

低価格スマートフォンUMIDIGI A7 Proについて

ちょっとスマートフォンの話を。
通信料が安いSIMフリー機に興味のある方の参考になればと思う。

私は、スマートフォンを、ドコモ、au、ソフトバンクのお店で買ったことがない。
AmazonでSIMフリー機を買い、それに、格安SIMカードを入れて使っている。
私は、スマートフォンはインターネット専用で、通話はいまだガラケーを使っていて、月額料金は合わせて2000円ほど。
やり方は、別に難しいことはないのだが、やや戸惑う人も多いかもしれない。
(このスマートフォンをこのまま通話用にも簡単に出来るが、これで通話やショートメールを受け付けたくないのでやらない。)

私は常にAndroid機を使う。個人的にiPhoneは使う気にならない。
ところで、国内スマートフォンメーカーは、スマートフォンをSIMフリーで売ることが滅多になく、正規販売では、SIMフリー機は中国製が圧倒的に多い。
中国製SIMフリースマートフォンの特徴は、価格が安いことと、表面上のスペックが高いことだ。
だが、安心して買えるのは、GoogleのPixcelや、ソニーのXperiaだが、欲しいスペックのものは10万円以上する。
来月発売のソニーXperia 1 IIは、5G対応で、その他も素晴らしいスペックだが124,000円。

中国製SIMフリー機は、先程も述べたがスペック上は良い。
だが、私には、あまり良いイメージがない。
私は2016年8月に、初めて中国製SIMフリー機ZenFone 2 Laser を購入した(37,600円)。
メーカーのASUSは、GoogleのタブレットNexus7を作っていたメーカーで、このNexus7(2013年版)が大変に良かったこともあり、期待して購入した。
このスマートフォンは、画面は、6インチ、FHD(1920 x 1080ピクセル)、内蔵ストレージ32GBで、スペック自体は十分だが、余計なアプリが沢山プリインストールされていて、その多くが、アンインストールできない。それらのアプリは、しつこく有償アプリ購入に勧誘してくるし、中にはスパイウェアであると感じられるものもあった(実際は分からないが)。
ちなみに、画面解像度FHDの1920 x 1080ピクセルは、テレビのフルハイビジョンやblu-rayと同じで、スマホの小さな画面ではかなり緻密である。最近はFHDのスマホも増えたが、まだHD(1280 x 720ピクセル)以下が主流と思う。
このZenFoneは、2年ほど使っていたら、突然に再起動することが起こり始め、連続再起動まで起こるようになった。
それで、2018年6月、香港に本社があるLenovo(レノボ)のSIMフリー機「Lenovo PHAB2 Pro」を購入した。

Lenovoは、携帯電話事業を米国モトローラと統合し、本店をアメリカに置く等、偏見かもしれないが、普通の中国メーカーとは信頼感が違う(ような気がする)。
実際、Lenovo PHAB2 Proは素晴らしいスマートフォンで、私は気に入っている。
6.4インチQHD (1440 x 2560)のディスプレイは美しく、標準64GBの内蔵ストレージに、その頃には安くなっていた128GBのマイクロSDカードを追加すれば、使い切れないほどの容量だった。
当時としては大きい4050mAhのバッテリーも有難かった(標準的なスマホで3000mAh程度か)。
欠点としては、誰が見ても「え?それスマホ?」というくらいデカいことで、片手での操作は無理で、重くもあった。しかし、それはさほどのことはなかった。
私は、スマホは画面の大きさ、美しさを重視する。
ところが、このLenovo PHAB2 Proは、2年使うと、バッテリーの消耗が早くなってきた。
また、このスマホは、Android6以上に対応せず、若干の不都合もあった。
しかし、バッテリー交換さえ出来れば、もうしばらくは使い続けると思う。バッテリー交換は、やろうと思えば出来るだろうが、面倒そうなのでやめた。

そこで、SIMフリー機のメリットの1つである、「とりあえず買って使う」という軽い気持ちで、最近、中国メーカーの、UMIDIGI A7 Pro を購入した。
決め手は、「余計なアプリは入っていません」だった(笑)。それは、ほぼ本当だった。
OSはAndroid10。
ディスプレイは、6.3インチFHD+(2340 x 1080)。
内蔵ストレージは128GBで(64GBモデルもある)、バッテリーはLenovo PHAB2 Proの4050mAhを超える4150mAh。
尚、Lenovo PHAB2 Proが6.4インチと言っても、UMIDOGI A7 Proは、最近主流の縦長ディスプレイであることと、画面以外の面積が少ないことで、Lenovoよりはるかに小さく、実は、その前に使っていた、6インチのZenFoneより小さいのである。
ダメ元のつもりだったが、反応速度といい、全く問題ない(私はゲームをしないので、ゲームでの性能は分からないが)。
背面の4眼カメラは目立つが、私は写真性能は、これまでのスマホでも十分と思っているので、多分、凄いのだろうが、良さが実感出来ない。
バッテリーの持ちは実感として良い。
そして、価格は、何と、17,969円(税込)であった。
また、最初から画面保護フィルムが貼ってあり、保護カバーも付属していたのは驚いた。
それと、ちょっと良かったのが、USBコネクタが、ZemFoneやLenovo PHAB2 ProのMicro USBではなく、Type-Cであることで、これは、他のタイプのUSBコネクタと違い、表裏がないので、楽である。
とりあえず、当面、これでいこうと思う。
これで、中国製スマートフォンのイメージが変わるだろうか?

ところで、Lenovo PHAB2 ProもUMIDIGI A7 Proも、ケースに入れても、そのケースのカバーの開閉で電源ON/OFFをしない。
Lenovoの方はまだ、電源OFF時に、画面をダブルタップすれば電源ONになったが、UMIDIGIはそれもない。
私は心配性なのか、いちいち電源スイッチでON/OFFをすると、スイッチが壊れてしまうような気がする(まず、その心配はないと思うが)。
だが、カバーの開閉などで、電源ON/OFFをすることはアプリで出来る。
そのアプリも多数あるが、いろいろ試したら、Gravity Screenが最も良いと思った。








スマートフォン利用の新しい流れ~月額980円完全固定。SIMカード d LTE980を使う~

初めてスマートフォンを買った。
ただし、私が購入したのは、SIMカードという、電話番号情報を記録したICカードが入っていないスマートフォンで、このままでは通信ができないものだ。通信の方法に関しては後述する。
私が選んだのは、富士通のARROWS X F-02Eという、NTTドコモ系の今年(2013年)の春モデルだ。
スマートフォンとしては最大クラスの5インチの液晶ディスプレイは1920×1080ドットの解像度で、ドット密度単位を示すDPIは440。これは、アップルのiPhoneやiPad、GoogleのNexus10や日本未発売の新Nexus7すらはるかに上回る。
1.7GHzのクアッドコアも、現在の最高レベルである。
ただし、これほどの性能が必要なことは実際にはなく、性能の高さはバッテリーの消耗の大きさも意味することを注意しておく。
私はPC用に22インチのディスプレイを使っていて、これの解像度が同じ1920×1080なのであるが、これですら十分過ぎると思うのである。

では、通信の方法について述べる。
NTTコミュニケーションズの d LTE 980という名称のSIMカードをAmazonで3150円で購入して、このスマートフォンに取り付けた。
X F-02Eは、どんなSIMカードでも使えるSIMフリーのスマートフォンではないが、NTTドコモ系なので、このNTTコミュニケーションズのd LTE980なら、何もせずにそのまま使える。
後は、インターネットで、このSIMカードの使用契約を結べば、月額980円でLTE/3Gの高速通信が可能になる。
1日の通信量が30MBを超えたら、その日一杯(午前0時まで)通信速度が200Kbpsに制限される。しかし、200Kbpsもあれば、特に高速通信が必要な用途(例えば動画のダウンロード)でもない限り十分と思う。ちょっと昔、64KbpsのISDN回線を有難がり、これを2回線合わせて128Kbpsにした通信(バルク転送とか言った)は夢のようなものだった。それを思えば、常時200Kbps以上の通信ができれば何の不満もないし、そもそも、私は、スマートフォンで1日に30MB以上の通信をしない。
そして、d LTE980は、最低使用期間というものはなく、いつでも解約できる。
普段は、機内モードに設定して通信をOFFにし、5インチのタブレットPC、あるいは、画面の大きなiPdo touchとして使えば、バッテリーの消費も少ない。

電話はできないが、私はフィーチャーフォン(従来型の携帯電話。世間ではガラケーと言う場合が多い)を持っていて、スマートフォンで通話する気はない。
そもそも、私は、携帯で通話することは、1年に何度もない。
どうしてもスマートフォンで通話したければ、IP電話サービスを利用すれば良いだろう。
NTTコミュニケーションズのIP電話である050plusは月額基本料金が315円で、通話料金も安い。また、月額基本料金0円のIP電話サービスIP-Phone SMART(FUSION)もある。これらは、SkypeやLINEと異なり、050から始まる電話番号を得られるので便利である。ただ、私は、自分で使う予定はないので、よく知らない。

NTTコミュニケーションズが、d LTE980のサービスを開始したのは、特に、NTTドコモにとっては迷惑な話ではないだろうか?
月額980円で、いつでも解約可能という、驚くほどの安さと、単純明快な料金体系は実に有難い。
実際のところ、私は、自分の携帯電話の料金体系を全く理解できない。モバイルWiFi(ポケットWiFi)に関しても同様で、料金体系が明解でないので、これまで使わなかったが、このd LTE980のおかげで使う必要がなくなった。しかも、X F-02Eは、モバイルWiFiのように、モバイルルーターにすらなるのである。

ところで、この富士通のX F-02Eだが、正直言って、初期不良だった。
15分も使うと、温度上昇のためか、勝手に再起動をする。それが起こる頻度は多く、数十秒から数分ごとに再起動するのである。それは、電源OFFにしていても同じだった。
また、バッテリーの消耗も激しく、10分も動画を見れば、100%近かった充電率が80%をずっと下回った。
そのまま放置しても(通信はON)、2時間も経てば60%くらいになったと思う。
これでは、全く使い物にならない。
このX F-02Eは、ドコモ店で買ったのではなく、Amazonで買ったのだが、ドコモ店に持ち込むと、快く対応して下さり、無償修理を受け付けていただけた。
1週間ほど経つと連絡があったのだが、ドコモ店の方は、「メーカーでは症状を確認できなかった」と言う。
私は技術者として呆れた。ただし、こういう回答が多いことは、ネット上でよく見ていたので、予想はしていた。
しかし、ドコモ店の方は、「しかし、基盤の交換を行っておりますので、しばらくお試し下さい」と言う。
結論から言えば、事実上、新品と交換されたのと同じだった。
そして、戻ってきたものは、以前とは全くの別物だった。
強制的な再起動はもちろん起こらないし、バッテリーの持ちも十分である。バッテリーに関して何の不満もないiPod touchに勝るのではと思うほどだ。
1つの推測だが、このX F-02Eは、ある時期まで、基盤等に問題があり、非公表で改良が行われたのだ。
ただ、それは別に珍しいことではなく、カメラや自動車でもよくあることである。

スマートフォンを必要としない人も、月額980円で済むなら、私のように小型タブレットPCのつもりで購入してはいかがだろう?
メールのチェックや、あるいは、ブログやFacebookのチェックには便利である。
そういえば、最近、奈良で大地震が発生したという誤報があったが、あの時、オフィス中の携帯電話が一斉に、聴いたこともない凄まじい着信音を発し、ちょっと嫌な気持ちがしたものだ。
Yahoo!で状況確認しようとする者が多かったが、Yahoo!などのポータルサイトで地震速報が出るとは限らない。しかも、あの時、Yahoo!は通信障害となった。
私は、Twitterの地震速報アカウントを見たが、すぐに誤報の報告があった。こんな時は、これが最も迅速で確実である。
こんな時にも、スマートフォンが役に立つ。
私のようなスマートフォンの使い方が流行れば、スマートフォンユーザーのかなり多くが、通信キャリアとの契約を止めるだろうし、iPod touchユーザーも奪ってしまうことだろう。しかし、ユーザーには多大なメリットがあり、新しい時代の流れと言えると思う。私は、NTTコミュニケーションズを評価する。
だが、SIMカードの設定等は、いわゆるITに弱い人には、やや難しい面もあるかもしれないと思う。しかし、逆に言えば、こういったことを自分でやることでITに強くなるのである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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