ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

L.ロン.ハバート

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

映画『ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム』(2020)について

今年、ロンダ・バーンの引き寄せの法則の本『ザ・シークレット』を原作とする映画『ザ・シークレット:デア・トゥー・ドリーム』が制作され、今月から、Amazon prine ビデオで配信されている(有償)。
(この映画は、新型コロナウイルスの影響で、劇場公開は見送られた)
『ザ・シークレット』を原作にすると言っても、正しくは、「『ザ・シークレット』の思想に基づいた映画作品」と言うべきで、『ザ・シークレット』を解説する映画ではない。
(『ザ・シークレット』の書籍を映画化した『ザ・シークレット』は別に存在する)
Wikipediaを見る限り、評価は高くないようだが、私は、良い作品で、引き寄せの法則が、より直観的に理解出来ると思う。

主人公のミランダ・ウェルズ役は、ケイティ・ホームズ。
ケイティ・ホームズは、かつての美貌の青春スターの時と違い、15歳の長女を筆頭に3人の子供を抱える、夫と死別したシングル・マザー役で、すっかり疲れたオバサンといった雰囲気だった。
彼女の一家の前に現れた大学教授ブレイ・ジョンソンは、大きな不幸を乗り越える中で、心の力に目覚めた男で、「引き寄せマスター」と呼びたいほどの、エネルギーに満ちた明るい男だ。
とはいえ、彼にだって、悪いことは起こる。
だが、彼は、「僕はどん底でも可能性を信じる」と言い、その力強い肯定性に、ミランダの15歳の娘ミッシーは、「あなた、仏教徒?」と尋ねるほどだ。
私は、ミッシー同様、フレディに強い好意を持った。
ちょっと彼の真似をしようと思う(笑)。
それほど、「引き寄せマスター」の名に相応しいと思う。

ところで、ご存じの方も多いと思うが、ケイティ・ホームズは、トム・クルーズの元妻の1人だ。
これもご存じかもしれないが、トム・クルーズは、サイエントロジーという新興の宗教団体の熱心な信者で、他にも、ジョン・トラボルタが、やはり同教団の敬虔な信者であるが、他にも有名人の信者は多い。
ケイティ・ホームズも、トム・クルーズと結婚するにあたり、サイエントロジーの信者になった。今はどうか知らないが、多分、サイエントロジーから離れていると思う。
私は、サイエントロジーにはほとんど興味がないが、サイエントロジーの創始者であるSF作家、L.ロン.ハバートの著作『ダイアネティックス』は、一頃、熱心に読んでいた。
『ダイアネティックス』は、人間の能力を最大化する方法が書かれた、やや分厚い本で、Wikipediaによれば、この本は、1950年の出版以来、2000万部が売れていて、単一書籍の売上げとしては、世界の歴史の中で51位になる(聖書やユークリッドの『原論』など、実際の出版数が分からない本は除く)。
ただ、この映画の主題とも言える『ザ・シークレット』も2000万部以上売れているそうだ(Wikipediaの該当項目には未掲載)。
私個人としては、『ダイアネティックス』は、とても興味深いとは思ったが、昔から、いろいろな矛盾には気付いていた。
今は『ダイアネティックス』に興味を失くしたが、著名な批評家による『ダイアネティックス』の批判の文章を読むと、彼らは、本当には『ダイアネティックス』を読んでいないのだろうと思うし、あまりに口汚い批判にはまるで同意出来るところはない。
また、L.ロン.ハバートが書いた教育書には、稲森和夫氏や、日本の高位の教育関係者らの推薦の言葉が書かれている。
そして、ハバートの小説には、アイザック・アシモフ、レイ・ブラッド・ベリ、スティーブン・キングらの超大物作家達が称賛の言葉を寄せているのを見たことがある。
尚、『ザ・シークレット』も『ダイアネティックス』もDVD(『ダイアネティックス』はblu-rayもある)が出ていて、ごく個人的感想であるが、『ザ・シークレット』は、何度見ても興味深いが、『ダイアネティックス』は、見ていて、とにかく疲れる。理屈が通ってないように思えるが、それでいて、非常に押しつけがましいのが原因と思う(あくまで私見)。

ケイティ・ホームズのように、本格的に『ダイアネティックス』と『ザ・シークレット』に関わった人に対しては、決して軽薄な好奇心ではなく、彼女がどう考えているか興味深いが、彼女は多分、そういったことは語らないのではと思う。








良い超科学、悪い超科学

2010年に、経営破綻していた日本航空(JAL)に、京セラやKDDIの創業者の稲盛和夫氏が会長に就任したが、いかに有名な事業家とはいえ、既に稲盛氏は78歳。
私は、何も期待出来ないと思っていたが、就任翌年度には大幅な黒字とし、3年足らずで超高収益企業となって再上場と、奇跡の再建を果した。
私は、稲盛さんは本当に凄い人だなあと思った。

なぜ、そんな話を思い出したのかというと、以下の理由による。
私は、昨日から、陰謀論や超科学の本をずっと読んでいて、すっかりクラクラしているのだが(笑)、トンデモ科学で有名なものの中に、サイエントロジー教会の創始者でSF作家のL.ロン.ハバートが開発した『ダイアネティックス』という能力開発技術がある。これもかなり批判されていて、ハバートに関しても、クズ人間、大嘘つき、詐欺師、極悪人のレッテルが張られているのを、よく見た。
ところが、ハバートが書いた教育書の翻訳を、稲盛氏が推薦していたのである。
ハバートが学習について強く主張していることは、「用語の意味(定義)を曖昧にしたまま学習を進めるな」であると思う。
誰もあまり言わないことであるが、確かに重要なことであると思う。

ところで、陰謀論や超科学の本が全て面白い訳ではなく、確かに下らないと思えるものも沢山あると思う。
まあ、そんな本(陰謀論や超科学の本)は全部下らないと言う者は多く、それはそれで1つの意見として参考にしなければならないが、ハバートの本に関してはどうであろう?
私は、『ダイアネティックス』に関しては、一頃ハマり、少なくとも、この本の内容は、批判者のレベルは確実に超えていると思ったし、明確な批判点はないと私は思ったが、サイエントロジーの営利主義に疑問を感じ(別に悪いとは言わないが)、離れた。とはいえ、参考になる部分はあったと思う。
『ダイアネティックス』は、関連書の『科学の進化』(ハバート著)と共に1950年頃に書かれたと思うが、コンピューターに関する記述がしっかりしていることに感心した覚えもある。
サイエントロジーの熱心な信者であるジョン・トラボルタやトム・クルーズは、時々問題は起こしてはいるが、長期に渡って成功し続けているしね。
頭の良い人が書いたトンデモ本は、少なくとも文学というか哲学として読む限り、良い面もあるのでは思う。
一方、下らない陰謀論や超科学の本の特徴は、著者が自己の内面を語り過ぎるものだ。
そりゃ、ある程度、著者は自分について語る必要はあるが、読んでて、「そこまでアンタのことに興味ねーよ」と思ってしまうほど、著者が自己の内面を語っているものは、おそらく程度が低いと思う(そんな本が多いと思うが)。
面白いと思った本をご紹介しておく。

それはそうと、今週は、京都南座に、初音ミクさんが出演する超歌舞伎の観劇に行く。
私は、超歌舞伎は初めてだ。
ペンライトは普通に使われるらしいが、マジカルミライのものでは駄目かなあ?
毎年、マジカルミライのペンライトを買っているうちに、じゃらじゃらと溜まってしまって、あまり増やしたくないなあと思う。
そして、31日は、幕張メッセのマジカルミライ2019に行くため、千葉県に向かう。
昨日、やっと宿泊プランのチケット(9月1日)が到着し、11列目という良い席であった。
31日も、ワンモアチャンス抽選で、まさかのS席ゲットで、今年も、インテックス大阪に1回、幕張メッセに2回入場することが出来る。
大阪では分からなかった曲も、しっかり聴き込んだが、素晴らしい曲ばかりだ。
WOWAKAさんの曲は、『ワールズエンド・ダンスホール』と『アンノウン・マザーグース』はあると予想するが、『ローリンガール』が新たに・・・なんてことはないだろうか?見たいなあ・・・









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失われた記憶

起きて活動していながら、その時の記憶がないという話がある。
夢遊病でも、酔っぱらっているのでもないのにである。

筒井康隆さんの『悪夢の真相』では、人が何かを不自然に恐怖する場合、その恐怖の原因になる記憶は消えていることが描かれている。
L.ロン.ハバートの『フィアー』では、8時間の記憶の消失が実に恐ろしい傑作だ。
尚、ハバートとは、トム・クルーズやジョン・トラボルタらが信仰する新興宗教サイエントロジーの教祖として知られている。

前田日明さんが若い時に書いた自伝『パワー・オブ・ドリーム』では、名勝負と言われるドン・中矢・ニールセンとの試合で、序盤にニールセンのパンチを顔面に受けた後から前田さんは記憶がないのだそうだ。
その本を読んだ少し後、誰かから、激しいスポーツをやっている者は、一度くらいはそんな経験があるという話をしてくれた。

そして、あろうことか、私は、今月(9月)の2日、3日に行った、私の人生最大のイベントである初音ミクさんのコンサート『マジカルミライ2017』の記憶がかなり飛んでいるのである。
完全に覚えていない訳ではないが、まるで夢の中の出来事だったように、思い出せない部分があるのだ。
少し書いたことがあるが、そのコンサートの前から、いろいろ悪いことがあり、ちょっと悪い精神状態のまま、しかも、ほとんど眠らずに行ったのだが、かなり薄れていた意識が、普段聴くことのないようなライブの大きな音や興奮の中で消えてしまったのかもしれない。
『ツギハギスタッカート』を割と覚えていたのは、静かな曲であったからかもしれないが、ミクさんの美しい踊りが目を覚まさせてくれたのかもしれない。

しかし、人間は意識を保たなければならない。
なぜなら、人間は意識を失くした時に悪いことをするのだからだ。
凶悪犯罪を起こした者の中のかなり多くは、その時の記憶がなく、本人は裁判ではかなり違和感を感じているのだと思う。そして、記憶にないことを言っているのだから、話す度に犯行の時の内容が変わるのである。
特に、普段はまともな人が殺人をやったような場合は、ほとんど覚えていないのではと思う。
上にも挙げたハバートの『フィアー』もそうである。
意識を保っていれば、犯行を止めることが出来たかもしれない。
意識を保つことも訓練や修行で出来るのだと思う。
絶えることなく何かを意識することが、そんな訓練になるはずである。
私も、心して修行しよう。









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マジカルな治癒

最近、腰痛に苦しむ人の多くが、骨や筋に異常がなく、ストレスなどの精神的なことが腰痛の原因になるのではないかという話を、よく目にする。
別に、腰痛に限らず、あらゆる痛みや病気も、本当は、原因ははっきりしていないのだと思う。

「心身医学の父」と呼ばれるドイツ人医師、ゲオルグ・グロデックは、全ての病気は心因性(心が原因で起こる)と断言していた。
ジクムント・フロイトの有名なエスの概念は、グロデックがフロイトに伝えたらしいのだが、グロデックのエスは、フロイトのものより、ずっとダイナミックだ。
グロデックによれば、あらゆる病気は、このエスという、人間の内に潜む不可思議な存在が作り出しており、転んで脚を折ることですら、エスの仕業なのであると言う。
「魔法を使って治している」とまで言われた、驚異的な治療能力を持っていたという精神科医のミルトン・エリクソンも、心がいかに肉体に影響を与えるかということを述べていたと思う。

最近、このブログでよく取り上げているダイアネティックスという精神療法を開発した、L.ロン.ハバートは、ダイアネティックスにより、いかなる病気も例外なく治ると保証していたように思う。
ただ、ハバートに関しては、彼の正しさを主張するのは少々難しく、『ダイアネティック』を読んで上で、自己判断するしかない。
私は、ダイアネティックスの原理は8割方は信じているが、ダイアネティクス療法に関しては、全く何の確信も持っていない。

私は、20歳くらいの時に、自分が花粉症であることを認識し、毎年、春には非常に苦しむのであるが、今年は、ほとんど症状が出ない。
これも、精神的変化のためであると思う。
また、私は、幼い頃から、(アトピーか乾癬かは分からないが)ずっと皮膚病を抱えており、数年前は、乾癬で自殺する人の気持ちが分かるように思えたほどだった。
だが、今は、治ったとは言わないが、日常生活や仕事、あるいは、睡眠に、ほぼ何の支障もないほどになった。
これらは、単に少食の成果とも思えない。
1日1食の菜食にしたことで、メニエール病が完全に治ったことは、確かに大したことだと思うが、皮膚病や花粉症などのアレルギーは、あまり変化がなかった。

ところが、初音ミクさんへの愛慕が強くなるに従って、アレルギーが消えていきつつあるように思う。
ミクさんの歌声には神秘的な力があるということは、ほぼ間違いないと思っている。
ミクさんの、情感を込めた歌い方をしても、自我を全く感じさせない不思議な感じが、聴く者の精神に、非常に肯定的な影響を与えるのではないかと思う。
ミクさんの歌声は、本当にマジカル(魔術的)で、エリクソンの精神治療にも通じるものがあると感じるのである。









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願いを叶えるのは命である

いかなる天才も、内的な衝動の現われなのである。
つまり、強い内的な衝動があれば天才になれるし、それがなければ、決して並外れた人間にはなれない。

では、内的な衝動を起こすには、どうすれば良いだろう?
確実に言えることは、平凡な環境に身を置いたまま、激しい内的衝動が起こることは決してないということだ。
平凡な環境とは、普通にやっていれば食べていけるという環境である。
だが、普通にやっていては食べていけなければ、天才的なことをやって食べていけるようになるのである。

平凡な人間が、常識的には絶対に食べて行けないような場に身を置くと、生命は危機に陥る。
すると、生命は、生存の確率を上げるために、心の内部に何らかの衝動を起こし、その者を必要な行動に駆り立てるのである。
これが天才の行動なのだ。

安定したサラリーマン・・・もっと正確には、自分は安定したサラリーマンだと思っている人が天才になることは絶対にない。
だが、そんなサラリーマンでも、食べていけるあてもなしに会社をやめると、天才になることがある。
昔、天才発明家の中山正和氏が著書に書かれていたが、知恵を出したければ、給料を丸ごと誰かにやれば良い。
そんなことをしたら困ると思うだろうが、知恵が湧くから、少しも困らないのである。

中山正和さんは、このように、知恵が湧いたり、天才になる原理を、「生命はピンチに陥ると、自己防衛のために、知恵や力を発揮するからだ」と述べていた。
批判も多いが、SF作家で、トム・クルーズらが信仰する新興宗教であるサイエイントロジーを作ったL.ロン.ハバートは、『科学の進化』の中で、脳に与えられた唯一の指令は「生きろ」であると述べていたが、それに関しては本当であると思う。
それなら、生きることが出来る可能性が著しく低下すれば、脳は、持てる力を総動員して、生存出来る可能性を高めるのである。
だが、死の危険が迫る中で、「医者にまかせれば大丈夫」と思うと、脳は、自ら生きるための働きを十分に行わない。だから、不思議なことは何も起こらず、しかも、医者に出来ることは知れているので、ただ死んでしまうことになるのである。

では、天才になり、偉大な業績を上げるためには、生きるか死ぬかの大博打をしなくてはならないのだろうか?
ZARDの、『If you gimme smile』という歌に、「人生の地図にコイン投げて 賭けてみようよ 自分に」とあるが(作詞は坂井泉水さん)、ヘレン・ケラーも言ったように、やはり、人生とは、恐れ知らずの冒険でなければならないのかもしれない。

だが、こんなやり方もある。
「私の願いが叶わないなら、食事を摂らない」と決めて絶食していたら、やがて、命は、「こいつ、本気だ。願いを叶えないと死ぬ」と認識する。
そうしたら、命は、宇宙に働きかけて、願いを叶える流れを作るのである。
だが、あくまで、自主的な食断ちでなければ効果はない。
強制的に食を断たされた場合は、よほど強く「生きたい」と思わなければ、内面のパワーは発揮されない。
ところで、食よりも速やかに死に至る、自主的な呼吸の制限を行った場合は、もっと速く、(食を断った場合と)同等以上の力が働くことになる。
そこで、普段から、呼吸を微かにし、ほとんど呼吸をしていないといった状態であれば、そう遠くなく、神秘の力が顕現し、不思議なことが起こるだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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