ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

IQ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

IQと引き寄せ力を高くするには

IQ(知能指数)は、同じ1人の人間でも、心が極めて平静な時と、怒ったり、恨んだり、クヨクヨしたりで心が乱れている時では50から100近くまで違っていても不思議はない。
極めて聡明で、IQ140という人でも、逆上したら幼稚園児並のことを言ったりしたりするのをご存じの方は多いと思う。
そんな時、このIQ140の人間は、IQが50以下にまで、つまり、90以上もダウンしているのかもしれない。
逆に、IQ80で、頭が悪いと思われている人間が、死に際に、まるで賢者のように優れたことを語るという例もある。
これは、死を覚悟して、徹底的に心が静かになることで、IQが極端に高くなったのだと考えられる。
あるいは、幼い子供が、病気で死ぬ直前、賢い大人でも言えないような感動的なことを言ったという話もあるが、これは、死を覚悟した子供が、病気で精神が鍛えられていたり、また、その子が持っていた宗教的な観念などの影響で心が極端に静かになった結果、高度な知性を持ったのだと推測する。

つまり、高IQ者というのは、単に心が静かな者で、常に高IQであるということは、その者は心を静かにする方法を知っているというだけのことである。
一方、低IQ者は、いつも心が乱れ、揺れ動いており、心を落ち着かせる方法を知らない者なのである。
成田悠輔さんという、人気者の経済学者をご存じの方も多いと思う。
東大を首席で卒業し、MITで博士号を取り、イエール大学で助教授を務めているという天才のようだが、彼は話が面白いので、砕けた討論番組などでも人気者のようだ。
成田さんが、怒ったり、イライラするどころか、動揺する様子すら見たことがある者はおるまい。
いつもヘラヘラと愉快そうな笑顔を浮かべ、何かを主張しても、熱弁を振るうという感じではなく、まるで原稿を読んでいるようだ。
つまり、いつも徹底的に心が静かなのであり、典型的な天才の姿と思う。
ただ、最上級の心の静かさに達する能力がないと、画期的な成果を出すほどにはなれないが、成田さんがその域にまで達しているかは疑問だ。
堀江貴文さんは、怒っているように見えることはあっても、すぐに平静に戻るのは、やはり、頭が良いのだろう。
ひろゆきさんも、何を言われても、決して色をなすことがないのは、やはり賢い人であることを感じるが、彼の場合は、成田さんに比べると、まだ少しは動揺を感じることがあるように見える。それでも、なんとか意志の力で抑えることが出来ているが、もっと動揺を消せるようになれば、もっと賢くなると思う。

心を平静にするには、とにかく深呼吸だ。
よく深呼吸をすることだ。
また、普段から、深い、ゆっくりとした呼吸をし、それに慣れるほど平時のIQが高くなり、何をやってもうまくいく。
だが、それだけでは、弱いところを突かれた時・・・いわゆる「地雷を踏んだ時」に心が大きく乱れ、たちまち低IQ状態になる。
そんなことが起こらないような人間にするにはどうしたら良いかは、フロイトも頑張ったようだが、うまくいかなかったのだと思う。
その後、ダイアネティックスやNLPなど、いろんな手法が考えられ、一定の効果はあったのかもしれないが、私は、あまりうまくいってはいないと思う(だが、非常に参考にはなった)。
ラマナ・マハルシは、究極の完成に達するには心を消すしかないと言い、そのためには「私は誰か?」と問うことが重要だと言ったが、彼のタミール語の教えが、どのくらいうまく世界に伝わったかは不明だ。
誰でも出来る方法としては、私は、深呼吸の他には、マントラを根気強く唱えるか、薄目をすることだと思う。
これらについては普段から説明しているが、ますます良い説明が出来るだろうと思う。
また、高IQになることに興味がなくても、心が静かであれば引き寄せ力が強くなる。
心の活動力をXとし、引き寄せ力をYとすれば、Y=1/Xであり、Xが0に近付くほどYは無限大に近付く。グラフにすれば漸近線と呼ばれるものになる。

フェアリー・テイル
AIアート704
「フェアリー・テイル」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(2)人生を思うように変える呼吸法(パム・グラウト)
(3)密教の聖なる呪文: 諸尊・真言・印・種字
(4)新装版 神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(5)ダイアネティックス~心の健康のための現代科学(L.ロン.ハバード)
(6)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(7)その望みは宇宙がかなえてくれる(ベルベル・モーア )

IQは気分で大きく変化する

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘は、実際にあったらしいという話はあるが、決闘の本当の内容は分からないのだと思う。
映画やテレビドラマで描かれたこの決闘は、吉川英治の小説の通りで、それが日本人が持つ、この決闘のイメージになっているのだろう。
だが、吉川英治の小説『宮本武蔵』はあくまで創作である。
その吉川英治の小説による武蔵と小次郎の決闘は、よく知られているように、武蔵は決められた試合の時刻に大きく遅れてやって来て、舟の櫂(かい)で小次郎の頭部を一撃して勝った。
これが、吉川英治の創作だとしても、武蔵のポリシーが現れた勝ち方であり、我々も学ぶことが多い。
武蔵は、60歳の時に書いた著書『五輪書』の中で、戦いに勝つ方法として「相手をムカつかせる」ことを重視している。
「ムカつかせる」とは、怒らせる、イライラさせるなど、要は相手に不快感を感じさせることだ。
人間はムカつくほど、つまり、不快感を感じるほど能力が落ちるのである。

たとえば、IQテストを受けた結果、「俺はIQ130だ」と言う人間がいたとする。
実際、その人がそのIQテストを受けた時に発揮したIQは130で、なかなか優秀である。
しかし、この人が、怒り狂った状態でIQテストを受けたら、70とか80、あるいは、それ以下の成績になっても不思議はない。
人間の他の能力も同じようなものである。
そして、人間の実力には、意外なほどIQが関係している。
IQが低い状態では、何をやっても実力を発揮出来ないのである。

遅れてやって来た武蔵に対し、小次郎は刀を抜くと、刀の鞘を投げ捨てるほど怒ってエキサイトしていた。
この時、小次郎のIQは普段より、30から50は下がっていたかもしれない。
そんな小次郎を見て、武蔵が「小次郎破れたり」と断じたのは、実に的確で、さすが吉川英治は一流の作家であると思う。

「俺のIQは高い」と言ったり思っている者がいたとしても、それは、割と平静な時のIQテストの成績である。
そんな者も、怒ったり、クヨクヨしている時は、ひどく低いIQになっている。
逆に、IQテストの時は緊張したり、不快さを感じて、低いIQだと診断された者も、心が澄み切り、不動心になれば天才級のIQになる可能性があるのである。
よって、我々は、心を静かにしなければならない。
そのためには、思考を消さなくてならない。分かり易い言い方では、頭の中のおしゃべりをやめることである。
そのためには、深呼吸、マントラ、薄目が役に立つだろう。
そして、IQが高い状態では引き寄せも起こし易いのである。
逆に、いつもIQが低い者には、引き寄せは難しいのである。

尚、『宮本武蔵』は、個人的には、吉川英治版より司馬遼太郎版をお奨めする。

赤いチューリップ
AIアート698
「赤いチューリップ」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)宮本武蔵「五輪書」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)
(2)五輪書 (講談社学術文庫)
(3)宮本武蔵 全8巻合本完全版(吉川英治)
(4)宮本武蔵(司馬遼太郎)
(5)真説宮本武蔵(司馬遼太郎)

頭が悪い人間への福音

「境界知能」という言葉をご存じだろうか?
普通の人間のIQ(知能指数)は、85から114の間とされ、IQ69以下を知的障害とするようだ。
すると、IQ70から84の人間は、普通ではないが知的障害でもないという微妙な位置付けとなるが、やはり知的能力が低く、学校や社会への適応が難しいと考えられる。
境界知能の人間の割合は14%とされ、たとえば35人のクラスであれば5人、45人のクラスで6人いることになる。

高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥さん(医学博士)のYouTube動画で見たが、彼の知り合いの医師から聞くところでは、境界知能の患者が多いということで、その理由は、簡単に言えば、IQが低いと自分の健康に自分で注意をする能力がないからであると考えられる。
IQが高いと、「酒はほどほどにしよう」「身体に良く栄養のあるものを食べよう」「運動しよう」と考えるが、IQが低いと、酒を好きなだけ飲み、美味しいもの(好きなもの)ばかり食べ、お菓子も好きなだけ食べる傾向が強い。また、面倒だからという理由で運動をしないし、歯も磨かないという場合が多くなるようである。
私はこれを「IQが高い者は節制が出来、IQが低い者は節制が出来ない」と表現することにしている。
少し前、私が迷惑行為を注意した男性は、いい年(50歳くらい)なのに、逆切れしてきて「なんどわれ、ぶち殺したろか」と凄んできたが、私は、これはIQが低いやつに関わってしまったと思ったが、その男の歯が茶色でボロボロだったのを印象深く憶えている。

IQは、訓練をすれば伸びる可能性があるかもしれないが、そうでなければ、遺伝で決まると思われる。
私の考えでは、境界知能の場合がまさに当てはまるが、IQが低い者は、子供の時にしっかり躾けて強制的に節制するよう育てないといけない。なぜなら、自分で考えて節制することは無理だからだ。
実際、IQは低そうだが、厳しく節制する男性を知っているが、彼は腕の良い職人の息子で、その家では、代々、子供の躾けの掟があるようで、それを守っているから職人の家系として繁栄しているのだと思われた。
だが、機械やコンピューター、そして、今後はAIの発達で、あらゆる分野で職人の仕事がなくなりつつあり、その男性も一般のサラリーマンになっていた。
高須幹弥さんも言われていたが、IT社会になるほど、境界知能の者は生き難くなると思われる。
堀江貴文さんなどは、頭が悪い者は働かない社会が良いとよく言っているが、理屈ではそうなるかもしれない。

映画『フォレスト・ガンプ』は実話ではないが、モデルになった人物はいたとされる。
主人公のフォレスト・ガンプはIQが70で、当時のアメリカではIQ74以下は知的障害として、普通の学校に行けなかった。
だが、フォレストの母親は「たった5足りないだけ」と主張し、結局、フォレストは普通学校に通うようになる。
フォレストは、頭は悪いが、アメリカンフットボールの能力で大学に進み、大学アメフトのヒーローになり、一度も講義に出ないまま修士にまでなる。軍隊でも活躍して勲章を授与され、さらに、事業で成功し億万長者になる。
フォレストはIQは低いが、どこか賢く、まるで賢者のようなところがある。
そんなことは夢物語であるかというと、そうでもないように思える。
人間の脳は驚異の性能を持っており、また、大部分の能力は使われていないと言われる。
そうであれば、一般的な能力の部分の働きが悪くても、他の人間が使っていない部分を使えば、秀でる可能性もあるかもしれない。

また、三島由紀夫や太宰治がそうであったと思うが、特殊な方法で能力を発達させる人もいる。
彼らの場合は赤ん坊の時に母親から離されたことが原因と思われるが、他の原因の場合も含め、一般的な脳機能を十分に発達させなかった者が、偶然や自分の努力で自分を教育し、普通の人にない能力を開発した人がいる。
そんな人は、個性的で、場合によっては社会に適応出来ない部分もあるが、能力を発揮出来れば、大きなことが出来る。
フォレスト・ガンプもそんな人間であったかもしれない。
実は私も、子供の時はIQが低かったが、ある時期から自分の能力を磨くことに執念を燃やし、うまくいった部分もあったと思う。だが、IQが低い人間の我流であったのだから、どこかいびつになってしまった感は否めない。
レベルが違うにしろ三島や太宰も、やはり、天才である反面、欠点も大きいのだと思う。

深い森のフェアリー
AIアート615
「深い森のフェアリー」
Kay


尚、私の場合、IQが低かった時の方が、強烈な引き寄せが出来たし、今でも、IQ的思考がない時の方が引き寄せはうまくいく。
ただし、IQが低い者特有の節制のなさは、引き寄せの障害になる。これも経験上、そうであると言える。
つまり、知性、本能、どちらがヒートアップしても駄目である。
深呼吸や「私は私」のマントラは、そのいずれも沈めることもあって、高IQの者、低IQの者の双方に重要なのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)フォレスト・ガンプ 一期一会 デジタル・リマスター版 [Blu-ray]
(2)ガンピズム―フォレスト・ガンプの生きる知恵。
(3)境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ
(4)苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック(苫米地英人)
(5)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)

楽に気持ち良くIQを高める

IQ(知能指数)は後天的に変化するどころか、今この瞬間にも変化するものであることは間違いないと思う。
だから、瞬間ごとに「IQが高い状態」とか「IQが低い状態」というものがあると考えて良い。
IQを筋肉の力と比較すると分かり易いと思う。
催眠術をかければ、普段のその人からは考えられない大きな筋力や瞬発力を発揮することがある。
たとえば、普段、あまり運動しない人が、催眠術下にある時、野球ボールを時速100km以上で投げるというのはよくあると思う。
それどころか、十円硬貨を指で折り曲げることも可能らしい。
十円硬貨を指で折り曲げるというのは、有名な空手家だった大山倍達が売り物にしていたデモンストレーションで、こればかりは、西洋の怪物のような怪力の持ち主でも真似が出来ず、科学的に人間には不可能なことという話もあるほどだが、それを、催眠術を使うことで、普通の女性が出来るのである。
これらは主に、筋肉の潜在的な力が発揮されたのだろう。
それなら、脳の潜在的な力だって極めて大きいのであるから、それが発揮されればIQも大きく上がると考えても不自然ではない。
そして、催眠術を使わなくても、筋肉や脳は、ある種の精神状態・・・様々な意味で気分の良い状態であれば高まるのだと思う。
学校のテストや受験だって、気分がいい時に受けるのと、イライラしたり落ち込んでいる状態の時に受けるのでは明確な差があると思う。

アメリカのSFテレビドラマ『スター・トレック』で、宇宙人が作った、脳の能力をエンハンスト(拡張)させる装置が登場したことがある。
ミスター・スポックの脳手術をしなくてはならないが、その手術は地球の医学の水準をはるかに超え、ドクター・マッコイは自分には手も足も出ないことが分かっていた。しかし、やらないとスポックは最後だ。
そこで、マッコイは、危険を覚悟で、その宇宙人製の脳力拡張装置を自分に使う。
すると、マッコイは言う。
「(この手術は)簡単だ。子供にだって出来る」
簡単な言い方をすれば、マッコイのIQ150の頭脳が、この装置を使うことでIQ2000になったようなものだ。
この空想的なお話が、実は真実であり、しかも、そんな装置を使わなくても、ある程度のこと・・・たとえば、IQ90をIQ120にすることが出来るのではないかと思う。そして、それはおそらく難しくはない。

そんな可能性を示唆する教育法や能力開発法は昔からいろいろあり、例えば古いところでは「スーパーラーニング」がそうだが、これは、深呼吸やある種の音楽を聴かせることで人間の能力を高める。
そして、今や、深呼吸が絶対的に有効であることや、ソルフォジオ周波数の音楽の効果が実証されているので、これらを採用すれば、間違いなく効果を上げることが出来ると思う。
そして、能力が最も高まる状態は、脳波がスローアルファー波の時と分かっており、深呼吸やソルフォジオ周波数の音楽を聴くことで、この脳波に近付くこともやはり分かっている。
深呼吸の中でも、志賀一雅博士が提唱した「よかった・ありがとう呼吸」は、脳波研究の第一人者である志賀博士自身が多くの計測を行い、ほぼ確実にこの呼吸法で脳波をスローアルファー波に出来ると思う。
また、認知科学の権威である苫米地英人博士が開発した能力を高める音楽の中にIQを高める音楽があり、高い効果があることを期待して良いと思う。この音楽は、書籍『苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック』に付属のCDに収録されている。

春色
AIアート591
「春色」
Kay


筋肉にしろ脳にしろ、高い能力を発揮させるのに慣れると、普段の能力が高まるのだと思う。
よって、普段から「よかった・ありがとう呼吸」をしたり、苫米地博士のIQを高める音楽を聴いたりして、たゆみなく能力を高める努力をすることが大切と思う。
身体であれば、腕振り運動を毎日やれば、血行が良くなり、肺や心臓周辺の筋肉が柔軟になったりで健康を高めるし、佐川幸義流四股を毎日やれば、正確には分かっていないが、身体の重要な機能を高め、優れた身体能力を発達させると思う。
そして、これらの訓練は非常に楽で、本来、気持ち良いものである。
苦しいとか、やるのが憂鬱と思うとしたら、力が入り過ぎているのだと思う。
リラックスして気楽に行うようにすれば、正しいやり方に導かれ、どこまでも能力を高めていけるのではないかと思う。

また、楽で気持ちの良いアファーメーションを毎日行うことで、引き寄せ能力も限りなく向上させていけるだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(2)苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック(苫米地英人)
(3)ソルフェジオ・ヒーリング528~心身を整える5つの周波数
・佐川幸義流四股関連
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
・腕振り運動
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)

子供や自分の頭を良くする話

『サザエさん』というアニメ番組は、日本人なら知らない人はいないし、ある程度の年齢以上の人であれば、見たことがあり、サザエやカツオの声が思い浮かぶ人が多いと思う。
私も昔は結構見ていたと思うが、あれも、日本人にかなり悪い洗脳をしてしているのは間違いない。
印象深いのは、小学5年生のカツオが学校のテストで悪い点を取って、父親の波平や姉のサザエに怒られる場面だが、この通りのことが多くの家庭で行われているのだと思う。
見ていたら、波平やサザエは一方的に厳しく怒るだけで、どうすれば良い点数が取れるのか、それ以前に、どうすれば勉強が楽しくなるのかをさっぱり言わない。
私も勉強が出来ない子供だったが、テストが採点されて返ってくるのは憂鬱で、それを持って帰って親に見せるのは恐怖で、見せればやはり厳しく怒られるのだが、怒られても困るのである。なぜなら、どうすれば良い点が取れるか、さっぱり分からないからだ。
「次は少しはいい点を取りなさい」と言われたら「はい」と言うしかないが、そんな自信があるはずがない。

勉強が出来る子供というのは、勉強好きに育てられている。
勉強好きに育てるには、親が勉強好きなところを見せないといけない。そして、そのためには、親が本当に勉強が好きでないといけない。
別に、子供の前でずっと本を読んだり、勉強用のビデオをずっと見ている必要はないが、そんなものを時々でも熱心に見ている姿を見せないと、子供が勉強好きになるはずがない。
そして、そんな親というのはIQが高く、子供もその遺伝でIQが高い。

ところで、最近は『サザエさん』を見ていないが、おそらく今は、カツオが悪い点を取っても、波平やサザエは、あまり厳しくは怒らないと思う。今は児童虐待になるからだ。
ところが、世の中には、頭が悪くて勉強が出来ないという子供も確かにいるし、それは少なくない。
京大卒の波平の息子のカツオは本来、頭が良いのかもしれないが、アニメの内容から言えば、あまり頭が良くない子供と見ても良いと思う。
そして、頭が悪い子は、基本的なことを厳しく躾ける必要がある。
頭が悪い人間に是非を判断させると、好き嫌いで判断し、それはデタラメな判断になるからだ。
頭が悪くても社会で立派にやっている人というのは、子供の時に親に厳しく礼儀や常識を叩き込まれていて、それで安心感を与える人間として信頼されているのである。
ところが、親が、頭が悪い子をちゃんと躾けず、それどころか歪んだ偏見を押し付けて、どうしようもない人間が量産されているのだと思う。そもそも、自分が躾が出来ていない、IQが低い親が多いのだから絶望的だ。
だが、生まれつき頭が悪くても、人間の脳は驚異的な性能を持っており、正しく教育すれば頭はいくらでも良くなる。しかし、それが行われることは、ほぼない。正しい教育の仕方を誰も知らないからだ。

花は窓辺に
AIアート585
「花は窓辺に」
Kay


私が小学5年生の時、馬鹿な教師がいて、生徒達が見ている前で平然とIQテストの採点をして、皆のIQを公開してしまっていた。
そうしたら、私ははっきり憶えているが、IQと成績が見事に一致しているのは明白だった。
IQが120超の子供は皆、勉強が出来るが、成績が悪く、事業中に指名されても全く答えられない子は90以下で、授業が全く理解出来ない子のIQは70以下だった。
積極的に授業に取り組んでいる時は、そこそこマシに見える子というのは、IQ100~110あたりである。
IQ110~120の子は、それほど冴えた印象はないが、まさに「そこそこ出来る」という雰囲気の子だ。
本当にもう確実で例外はなかったように憶えている。
出来れば、子供のうちにIQを伸ばしてやれば良いが、おそらく、IQが低い子の親はIQが低いこともあり、そんな親の子供がIQを高める機会はほとんどないと思う。
だから、頭を良くしたいと思った時に、自分で自分のIQを引き上げるしかない。
それには何より深呼吸で、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう呼吸」をすれば、実験的にも脳波がスローアルファー波になるらしく、そんな時間を多くすればIQは上がると思う。
政木和三さんが開発した「パラメモリー」やその後継機は、私の印象では効いたり効かなかったりといった感じだったが、極端に成果があった人もいた。パラメモリーはもう製造されていないが、人間は後天的にIQが上がることを確認出来たことは良いことであった。
苫米地英人博士のIQが高くなる音楽は、私の印象では、相当な効果があると思う。これは『苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック』に付いている。
また、頭を良くするにはビタミンEが有効であることは確実と思う。
ただ、ビタミンCは出来るだけ多く摂るべきと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(2)苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック(苫米地英人)
(3)人生を思うように変える呼吸法(パム・グラウト)
(4)ソルフェジオ・ヒーリング528~心身を整える5つの周波数
(5)DHC 天然ビタミンE[大豆] 90日分 (90粒)
(6)井藤漢方製薬 粉末 ビタミンC1200 約60日分 2gX60袋
(7)ビタミンC 1kg L-アスコルビン酸 粉末 塩素除去 パウダー
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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