多くの現代人の夢は、働かずに快適な生活を送ることだ。
もちろん、定年まで働いて3千万円ほど貯金すれば、それが可能だが、そういうのではなく、若い間に、貯金なしの状態で、そうあればというのだろう。
だが、ベーシック・インカム(全国民に国から毎月平等な金額が支給される)が実施されたところで、せいぜいが月10万円程度だというから、良い生活は出来そうにない。
陰謀論やスピリチュアル系の人々の間では、NESARA/GESARA (ネサラ/ゲサラ)という経済システム構想が本当に実現し、全員が経済的に豊かになるという話があるが、そのポイントは、富の再分配の実現・・・つまり、富裕層が富を手放す必要がある。
これについては、陰謀論のようなものとは違うが、 長谷敏司氏のSF小説、あるいは、それを原作とするアニメである『 BEATLESS(ビートレス)』で、超高度AIである美少女型アンドロイド、レイシアが目指し、保留の形で終わっているが、私は、案外に実現出来るのではないかと思った。

ところで、願望を実現する秘訣は、「願望が実現した時の準備をする」ことである。
例えば、ミュージシャンになりたいなら、ミュージシャンになった時の準備をしないといけないのに、ほとんどのミュージシャン志望者が、それをしていない。
天使になりたいなら、天使になった時の準備をすれば良いのだが、天使志望者のほとんど誰もそれをしないので、ほとんど誰も天使になれないのである。
では、働かずに快適な生活をしたければ、そうなった時の準備をしなければならない。
しかし、例えば、大企業で真面目に働いて、それなりに貯金し、退職金もたっぷり貰い、年金もあったりで、十分悠々自適出来るのに、そうなったらなったで退屈してしまい、精神的に安らかでないのは、やっぱり、そんな夢の生活に対する準備をしなかったからだ。

働かずに生活すると言ったところで、本人は働いているつもりはなくても、社会に貢献している場合もある・・・というより、ほとんどの場合、そうなる。
本当の仕事というものは、やってる本人にとっては、従来の意味での仕事とは思わないものなのだ。
そもそも、誰かが仕事をしないと、衣食住といった人間の生活に必要な基本的なものすら供給されなくなる。
それに、人類には、テクノロジーや産業も必要だ。
だが、あらゆる生産活動に関し、報酬を得るためではなくても、それをやりたくて仕方がない人が沢山いるのであり、それを効率良く行える社会システムになれば、仕事は、質も時間も含め、実に高度で、なおかつ、楽しいものになる。

しかし、社会が変わるのを待つ必要もない。
実のところ、もう、そういったことが出来るほど、社会は変化しているし、少なくとも、その一歩手前であり、その気になれば、各自においては、今すぐ実現可能である。
それにはやはり、そうなった時の準備をしなければならない。
既に申し上げている通り、働かないと言っても、それは、怠惰になることや、ロクでもないことをすることを全く意味しておらず、これまでと比較にならないほど創造的になるのである。ただし、そんな活動を仕事とは感じないのだ。
だから、準備も創造的なものになる。
とは言っても、難しいことではなく、単に、人間本来の能力を目覚めさせれば良いだけのことである。
そのためには、学校やマスコミに刷り込まれた洗脳を持っていては話にならないので、ある意味、「目覚めなければならない」。
こう言ったら、何やら苦しい修行をしなければならないように思うなら、バッチリ洗脳されているということだし、甘い間抜けなことを考えているなら、洗脳を通り越して歪んだり腐ったりしてしまっているのだ。
実際、準備が出来ている人というのは、ブラックに近い会社に入っても、なんとかやっていけるものなのだ。
そのために、決して、「とほかみえみため」と唱えさえすれば良い式のことを私は言わないが、そのようなものを自分で調べて根気よく試せば、道は開けてくる。
そう、「神様の奇跡が起こる」と唱えれば良いのである。

尚、大野靖志氏の『とほかみえみため』の書籍のPDFが、このYouTube動画の概要欄のリンクからダウンロード出来る(今のところだが)。
【初音ミク】銀河を祓う『とほかみえみため』40回
メールアドレスの登録は必要だが、別に何も要求されないし、毎日DMが来ることもない(今のところ、登録時の確認・案内メール以外には来ていない)。
無料だし、参考になり、面白いと思うので、興味があれば読んでみると良いと思う。
※追記
メール、昨日まで来てなかったと思うが、急に3通来ていた。今後も来ると思われる。そういうのが嫌な方はご注意を。