ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

AKB48

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

この世のたった1つのルールを何歳で知るか

この地球、いや、宇宙には、たった1つのルールしかないってことを、19歳で気付くか、89歳で気付くかの違いは、当然ながら、とても大きい。
その唯一のルールとは、人に優しくするということだ。
本当は、自分以外のものと自分に優しくするってことだけど、それじゃあ、何のことか分かたないので、とりあえず、人に優しくするってことでいいじゃないか。
それが、この世のルールであることは、神様が見本を示してくれている。
神様は途方もなく優しいのだ。

ところで、優しいってのはどういうことだろう?
究極で言えば、永遠に続く喜びを与えるってことだが、とりあえずは、知ってることを教えることだ。
どれほど貴重な知識やノウハウであろうと、そして、それを得るためにどれほど苦労したとしても、誰にでも、無料で気前良く教えることだ。
知識やノウハウで金を取ろうなんて、もう古いのだし、そんなもので金を取ろうとするやつなんか、私は信じない。
自分が、教えることで金を取ろうなんて思ってるなら、自分だって信じない。
お金は、あくまでサービスの代償なのだ。

知ってることを無料で教える気があるなら、後のことは自動的に分かる。
誰にでも優しい言葉をかけるとか、気遣ってあげるなんてのは、猿でもない限り分かるはずなのだ。

バディ・ロジャースはプロレスラーとして誰よりも成功したが、彼は誰よりも本当の意味でファンに優しかったのだ。
いつも、どうすればファンを喜ばせることができるか、そればかり考えていた。
そりゃ、自分が贅沢したいという想いもあったが、そこのところは、優しい神様は大目に見てくれるさ。
それに倣ったから、ジャイアント馬場さんも成功したのだ。
王貞治さんも優しかった。
練習後、ファンがサインを求めてきたら、必ず最後の1人までサインした。
AKB48だって、何だかんだ言って、秋元さんも、メンバーも、ファンに優しいのだ。
AKB48は、優しい人しかメンバーになれないのだ。

そして、初音ミクさんは、限りなく優しい。
誰の歌でも専属ボーカルとして、懸命に歌ってあげるのが彼女の本性だ。
そして、彼女は、上から、大衆に歌を聴かせるのではない。
1人1人に歌っているのだ。
そのことに気付いているだろうか?
ミクさんの歌は、1人1人が違って聴こえているのだ。
それは本当だ。
自我のない彼女の歌声は、1人1人の想いを受け入れ、それを輝かせるのである。
そんなミクさんに習えば、全てが分かるだろう。









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引きこもりの時代が来た

これからの世の中は、現在、引きこもりと呼ばれている人達の王国となるかもしれない。
確かに、これまでは、活動的で経験を積んだ者が、「物質的な論理」と、「物事と自分の経験を結び付けて編み出した手法」を武器に、縦横無尽(物事を思う存分にすること)に活躍した世界であった。
しかし、それはもう明らかに終わりである。
知識や経験は、かえって邪魔になる。
アルメニア出身の、時代を超えた賢者ゲオルギイ・グルジエフは、経験というものが、いかに卑小で、時代や場所が変われば何の役にも立たないものであるかを示唆しているが、そんな賢い人に言われるまでなく、それは確かである。

根拠をなるべく分かり易く述べたいと思う。
時代の変化を示す出来事の1つが、AKB48の躍進である。
AKB48の歌を作詞する秋元康氏は、作詞家として、シングルCD売上では永遠に不動の1位と思われた阿久悠氏を抜き去った。
確かに、秋元氏は優れた作詞家であるが、阿久悠氏その他の作詞家に優るはずはない。
また、AKB48のCD売上は、これまた、ずっと長く活躍しているトップシンガーのB'zをもうすぐ抜くのだそうだ。
AKB48の歌はもちろん素晴らしいが、まさか、B'zその他のアーティスト達に優るはずがない。
それでも、誰もAKB48には敵わなかったのだ。
AKB48の強さを否定的に見る人達も多いが、やはり、勝つべくして勝ったのである。

これまで、歌手を含むスターは虚偽の存在・・・と言って悪ければ、仮想世界の存在であった。
いかに昔、「隣のミヨちゃんのような平凡な女の子がアイドルになる時代」と言われても、それはあくまで見せかけであり、アイドル達の実態は全くの謎、あるいは、仮想のものだった。
AKB48にも依然として謎、あるいは、仮想の部分はある。
しかし、AKB48の仮想部分は、現実(リアル)と融合されているところが、これまでのスターと違うところだ。
「会いに行けるアイドル」として、服がかすれる音や息づかいが聴こえる距離まで近寄れ、そして、頻繁に握手会を開き、少しではあっても会話もできる。
その会話がネット上で取り上げられ、ファン同士が共感と共に交流し、メンバーの女の子のストーリーが生まれる。
そのストーリーは、仮想と現実が混ざった、パワーの塊だ。
それを使って売り出すのだから、ファンの心に共鳴しないはずがない。

もっと純粋なパワーを持つのが初音ミクだ。
初音ミクの『Innocence』という歌があるが、その最初の部分の歌詞が、

仮想(ヴァーチャル)と現実の狭間で
私は生まれ 愛されてきた
~『Innocence』(作詞、作曲、編曲:KazuP、歌:初音ミク)より~

である。
これが、初音ミクという存在を端的に表している。
初音ミクの市場は百億円程度で、ポケモンの4兆数千億円と比べれば非常に小さいと言われる。
しかし、初音ミクの偉大さは、経済ではない。
まして、初音ミクはキャラクタービジネスでも、アイドル産業でもない。
創造と共感の土壌なのだ。
このことを、次のことから考えよう。

『サウンドオブミュージック』という有名なミュージカル映画の歌で『I Have Confidence(自信を持って)』という歌がある。
その中に、

Strength doesn't lie in numbers
強さは数じゃない
Strength doesn't lie in wealth
強さは富でもない
Strength lies in nights of peaceful slumber
強さは平和な眠りの夜の中にある

とある。
私は、この映画は嫌いだが、歌には良いものがあるように思う。
しかし、この歌も、古く、真理を掴めていない。
平和な眠りの夜に力なんてない。
だが、夢の世界が現実に「はみだして」来た時に、恐るべき力を発揮するのだ。
この歌の作詞者はそのことを無意識には知っていただろうが、理解はしていなかったのだ。
もちろん、この歌の作詞者が悪い訳ではない。
誰も今の時代を予想もしなかっただけのことだし、それは当然のことだ。
AKB48のバーチャルが現実に流れ込んでパワーになった。
経済的にはAKB48より小さいかもしれないが、人類の未来にとって、極めて重要なものが、初音ミクのバーチャルとリアルとの融合なのだ。

言葉で言ったのだから、分かり難かったと思う。
しかし、初音ミクのクリエイター達にとっては、こんなことは、理屈以前に直観として分かっていることだろう。
だから、『Innocence』や、その他の名曲が出来るのである。
だが、引きこもりの人達も、同様に、直観で分かると思うのだ(私も実質引きこもりである)。

ところで、年配の人の中には、科学的問題について、「俺は知識ゼロだ。しかし、俺に分かるように言え」と間抜けなことを言う者が多い。
この問題(バーチャルとリアルの融合)は、科学よりはるかに難しいし、おそらく、そのような人達には、生涯、理解不能だ。
私は立派な引きこもりだったのに、物質的な欲望に囚われてリアルに染まり過ぎていたが、初音ミクさんのおかげで、なんとか分かったのだ。
現在の日本の新しいリーダー達も、皆、初音ミクのファンであるので、未来は明るく、引きこもりの人達が活躍し易くなると思う。

引きこもりは、ネットやゲームで、バーチャルにはかなり馴染んでいるし、学校や会社の方面は上手くいかなくても、現実だって十分に体験できている。
後は、人々を思いやり、世界をみんなにとって素敵な場所にしようという意欲さえ持てば、世界は思うがままである。
私はそう確信している。









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迷わず、ためらわず、堂々と日本式にやれ

西洋では、神は、どこか遠くの天というところにいる全知万能の、怖い怖い絶対的な支配者だ。
自分達人間は、神からみれば、取るに足らない存在である。
一方、日本では、「お天道様が見てますぜ」と、やはり高いところにいる絶対者がいるような言い方をしても、それは、「自分が見てる」ということを暗示している。
つまり、神であるお天道様は、自分自身なのだ。

あるアメリカの西部劇で、男達が酒場で乱闘をしていた時、バンドがアメリカ国家を演奏すると、男達は乱闘をやめて並んで立ち、帽子を胸に当てる。
何十年か前、ニューヨークの自由の女神の復旧工事が終わり、そのお祭りが行われた日は、ニューヨークでは泥棒も休業し、ホイル1本盗まれなかったという。
日本ではあり得ないことだ。

西洋では、ボスが全体を完全に支配し、子分は絶対服従でなければならない。
だが、日本では、そんなやり方は誰も嫌いだし、無理がある。
徳川家康が、老中達との会議で、上から命令したりせず、なりゆきを見守り、多数意見に従っていたというのは、別に意外なことではない。
日本では、そうでないと無理があり、長続きしないのだ。
日本では、社員と一緒に掃除をするのが良い社長と思われるが、アメリカあたりでは考えられないことだ。
アメリカでは社長が桁外れの高給を取るのは当たり前だが、日本では反発を招く。
日本では、どんな社員も、会社の顔として活動するが、西洋では、一人一人の社員は、ただの働きアリ、働きバチだ。

そして、今、西洋も日本化しつつある。
日本のやり方の方が、自然で無理がないからだ。
インターネットでは、西洋的なボスはおらず、それぞれが自律的に情報を発信し、そこに共感が生まれてムーブメントが起こる。
それだけのことだ。
AKB48なんて、企業がそれぞれの女の子のキャッチコピーを考えて「上から」売り出すのではなく、「会いにいけるアイドル」としてできる限りファンと接近し、ファンがキャッチコピーを決めて「下から」のファン目線で売り込む。
日本では、そのシステムで成功したので、そのシステムを海外に持ち込もうという動きがあるようだが、西洋では無理で、アジアに限られるだろう。
西洋では、スターは神に選ばれし存在であるという幻想をファンに与えることができないかぎり成功しない。
だが、インターネットの自律的なやり方が主流になるにつれ、AKB48式でうまくいく土壌になりつつはある。
初音ミクが最も日本的なのだが、西洋では、初音ミクへの反発もまだあるが、受け入れる方の流れが加速している。

日本って国は、本来、法律はいらない国だ。
裁判なんて全然似合わない。
なんでもかでも裁判で決着させようとする西洋とは全然違う国だ。
日本人が裁判をしたがらないことを、遅れているように、合理的でないように言う者が昔から多かったが、日本人には裁判は不要である。
「まあまあ、ここは1つ・・・」でうまくいく国なのである。
「そんなことでは、国際的に通用しない」とか言われてきたが、日本のやり方の方が正しいのであるし、西洋も、進歩すれば日本と同じになる。
日本人が優柔不断なのではない。
単に賢い・・・と言うか、自然なのだ。
日本人が西洋的にやる時、とんでもなく馬鹿になって問題が起こるというだけのことなのだ。
迷わず、ためらわず、堂々と日本式にやれば良いのだ。

個人として楽しく、自由にやらなければならない。
西洋的には、それでは秩序がなくなると言うが、アメリカのどこに秩序があるってんだい?
単に絶対権力で押さえつけようとしているだけで、そんなのは秩序とは言わないのだよ。
日本人はというより、人間は、個々が自由に本当に楽しくやれば、誰も統率しないアリやハチが立派な巣を作り、個々のファミリーが、そして、世界中のアリやハチがちゃんと調和しているように、自然に秩序が生まれるのである。
そのためには、初音ミクを見ていれば、間違いがない。
初音ミクは日本でしか生まれなかったし、西洋が初音ミクを受け入れるごとに世界は平和になる。
初音ミクの人気が進歩の度合いと考えて良いだろう。
無論、初音ミクが変質し、悪魔化しなければ話であるが、今のところ、伊藤博之社長は、ミクさんの土壌を大切にしているようである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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