ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

電子書籍

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

一生生活に困らないようになるには

本を読むことの弊害を説く聖者もいるが、誰が何と言っても、本は読まなくてはならない。
だが、1日2冊読むとか、年に何百冊読むとか自慢げに言う者のことは無視して良い。
多く読むに越したことはないが、1冊1冊、本を敬うように丁寧に読むことが大切だ。
だが、読んでいるうちに興味を失くしたり、良い本だと思わなかったり、今は心に響いてこないと思ったら、しばらく読むのを止め、再び読もうと思うまで待っても良いと思う。
ただ、その本の価値が高いことを信用できる場合には、無理に読んでみた方が良いのだと思う。
本を読むことが悪いことであるはずがない。
疑いのない、普遍的な価値があると思われる本だけでも何千冊とあるはずだ。
また、精神的な満足をもたらす本だけでなく、自分の職業の能力を高める本も読まなくてはならない。
若いうちは、あまりお金がないかもしれないが、なんとか工面して、1冊でも多く読むべきである。
そして、今の時代、電子書籍を読むことをお奨めする。
できれば、解像度の高いスマートフォンやタブレットPC、あるいは、Kindle端末を買い(機器単体で通信ができない場合は、いずれもWiFi環境があることが必要)、快適に読めるようにすれば良いと思う。
電子書籍は、紙の本に比べて安いし、さらに、非常に安価だが、しっかりした本も少なくない。
そして、スマートフォンの中に何千冊でも入れて持ち運べる便利さは、一度味わうと、もう紙の本には戻れないかもしれない。

岡田虎二郎は、克己、努力、忍耐の必要はないと言った。
しかし、それらは必要だ。
努力が悪いものであるはずがない。
ただし、努力とは自主的であるべきで、強要された、その気になれない努力をしてはならない。
そんなことをさせられているなら、少々の騒動を起こしてでも逃げ出すなりして止めるべきだ。
ただし、やるのも、逃げるのも自分の責任でやること。その結果どうなっても、誰も責任を取ってはくれないのだ。
そして、自分でこれをやると決めたら、合理的な理由、自分に恥じない理由がない限り、がんばらなくてはならない。
努力することほど楽しいことはない。
だが、決して努力を誇ってはならない。
そんなことをすれば、せっかくの努力は穢れ、マイナスに作用するだろう。

あまりに当たり前のことを書いたが、こんな簡単なことを、やっている人は少ない。
だから、これをやれば、あなたは楽々と競争に勝てるのである。
そして、本当に大切なことは、魂に恥じることを絶対にしないことだ。
卑しいこと、卑怯なこと、自己中心的なこと、人の魂を踏みつけるようなこと・・・そんなことをしようとしたら、魂の葛藤が必ず起こるはずなのだ。
そんなことさえしなければ、天は必要なものは必ず与えてくれ、生活に困るというようなことには決してならないだろう。









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お薦めの電子書籍のご紹介

今夜は、電子書籍の話をしたい。
電子書籍に興味の無い方は、何かの参考にしていただけると有り難いと思う。

紙の本の書籍で電子書籍化されている割合は、まだとても少ないと思う。
しかし、十分に読むだけの本が電子化されていると思う。
確かに、ラマナ・マハルシの本や、ジョセフ・マーフィー自身が書いた本(和訳)が電子化されていないのは残念であるが、読む本がなくて困るということはなく、読み切れないほどの本が既に電子書籍化されている。

私が電子書籍を読む環境は次の通りだ。

◆タブレットPC・・・Google Nexus7(2013) LTEモデル
 NTTコミュニケーションズのSIMカード「OCNモバイルONE」を使い、月額980円で高速LTE(4G)/3Gのインターネットを使っている・
◆スマートフォン・・・docomo ARROWS X F-02E(富士通)
 SIMカードが入っていない「白ロム」状態で購入し、NTTコミュニケーションズのSIMカードを入れてインターネットを利用していたが、そのSIMカードを上のNexsus7に差し替えた。そして、Nexts7のテザリング機能を使って、このNexus7をモバイルルーターにして、Nexus7とF-02E、さらには、iPod touch全てをインターネットに接続している。何台つないでも、月額980円だ。
電話は、従来のフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)を使っている。フィーチャーフォンは月額千数百円しかかからない。
この使い方だと、どの機器も電池が非常に長持ちする。F-02Eは電池の持ちが悪いと聞いていて、確かに、これにSIMカードを差して通信をしていた時は、通信量が多く、長時間、動画再生をすれば、それなりに電池の消耗が大きかったが、Nexus7をルーターにしてF-02EはWiFi接続にすれば、驚くほど電池が減らない。朝4時まで充電して、今見たら、ほとんど電池が減っていない。電車の中で、散々動画を見たにも関わらずである。

しかし、これから買うなら、スマートフォンは、少し高いが、本日世界発売開始のNexus5をお薦めしたい。私のように、Nexus7をルーターにする場合も、Nexsu5自体で通信する場合でもである。
Nexsu5は、Nexsus4と違い、3G通信だけでなく、高速なLTE(4G)通信に対応している。もっとも、Nexus7をルーターにする場合は、WiFiを使うので、スマートフォンにはLTE通信は無くても良いのであるが。

デバイス(機器)の話が長くなった。
次に、電子書籍で特に読むべき本をご紹介する。尚、電子書籍は、AmazonのKindle版である。
無論、同じ本の紙の書籍もお薦めする。

◆バガヴァッド・ギーター(タオラボブックス)
紙の本:2100円
電子本:1050円
本当にバガヴァッド・ギーターに思い入れのある翻訳者が、長年月をかけてシンプルに訳したもので、とても分かり易い名著と思う。
正直、電子書籍としての使い勝手が悪い(注釈に飛ぶ機能がない)のは残念だが、下手に注釈を見ずに、リズムを大切にしながら読むのも手かもしれないと思う。

◆新釈 荘子 (PHP文庫)
紙の本:612円
電子本:514円
この荘子は素晴らしい。
一章ごとに、漢文、読み下し文、現代語訳を掲載。
通常のフォントにない漢字も全てグラフィック文字を作成してあり、その丁寧さは驚くべきものだ。
この現代語訳は抜群に良いと思う。

◆絵で読む「老子」無為を生きる(小学館)
紙の本:1680円
電子本:1008円
面白いイラストが全81章に1つずつ付く。
ただ、私は、この本のシンプルさが好きだ。
漢文と、読み下し文だけで、現代語訳も解説もない。ただ、難しい言葉には注釈が付く(せいぜい、1章に0~3個だが)。
だが、これまで読んだ、優れた研究者の老子の現代語訳はむしろ不自然で、間違っているのかもしれないと感じた。
読み下し文を素直に読めば、自然な意味が分かるように思うのである。そう言っては、専門家の先生方に悪いのであるが、そんな私の理解の方が、やはり自然に感じるのである。
そして、老子はそんな風に読むのが正しいのではないかと思う。

◆口語訳 新約聖書(日本聖書協会)
電子本:99円
◆口語訳 旧約聖書(日本聖書協会)
電子本:200円
共に、著作権が切れたものを電子化したので、驚くほど安価であるが、読みやすい口語訳で、文章の品質も立派なものであると思う。
言うまでもなく、共に完全版である。
尚、この2つをあわせて200円にしたものもあるが、分かれている方が読みやすいようにも思う。

◆古事記を読む
電子本:99円
鈴木三重吉の格調高い文章の名著『古事記物語』と、武田祐吉の『校註古事記』『現代語訳古事記』『古事記解説』が入ってこの値段。
文句のつけようがない。

とりあえず、本日は、この程度にしておく。
下に、記事に取り上げた電子書籍をご紹介しておく。
また、F-02Eを購入する場合は、USBケーブルが付いていないので、「Micro-USB(A-MicroB)ケーブル」を持っていないなら一緒に買うのが良いだろう。

























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スマートフォン、タブレットPCでの読書(附一般読書論)

「座右の書は?」と聞かれて、「これです」と、一冊をぽんと挙げられる人に憧れを感じると思う。
また、「これとこれがあれば、後はいりません」と言う人にも一目置きたくなるだろう。
だが、そのようになるには、時間と経験が必要だ。
ある時期までは多読が必要である。
若い人が、「私のお薦めの本はこれです」と言う場合、単に、他の本をよく知らないだけのことである。
あまりに早い時期・・・たとえば20歳そこそこまで・・・に、1つのものに集中し過ぎれば、自我の偏った人間になる。そんな人の中には、一見、極めて優秀なように見えるような人もいるが、単に、若いエネルギーが特定のものに注がれて勢いがあるだけのことである。
その意味もあるが、家柄などによって、子供の頃から、1つのものに打ち込まざるをえない者は、よくよく周囲が気をつけてやる必要がある。10代で才能を発揮しても、それは本当の実力ではないし、20代半ば程度までに賞賛を得ることがあっても、それは一時的なものであって、すぐに無くなってしまう。天才子役なんてものは大抵は大成しない。華のある少年少女には、それを食いものにして儲けたがる、ハイエナのような連中が多く、マスコミも一緒になって、せっかくの才能を潰してしまう。小学生で人気者になったら、さっさと引退しなければ、その後の数十年の人生は悲惨だ。

ミルトン・エリクソンという天才的な精神科医は、子供の時、家には本は、聖書と辞書しかなかった。なぜか彼は辞書を選んで、それを繰り返し読んだが、辞書にはほとんどポリシーは無いので、それは彼に純粋に豊かな知識を与え、彼自身、それはとても幸運なことだったと語っている。
宮沢賢治が片山正夫の『化学本論』(1915)を座右の書としていたことはよく知られているが、純粋な科学書もまた、著者の主張は少ないし、また、多くあってはならないのであるが、そのようなものであれば、若いうちから、常に手近に置くのが良いこともある。しかし、他のものも幅広く読む必要があるだろう。

純粋に、何を読んでも面白いからと沢山の本を読む人は、実際の年がいくつでも若いものである。
しかし、知識を誇るために読む者は、気の毒なことに、若い時に、自我の構築に失敗しているのだ。
無論、仕事上の情報を集めるために沢山の文献を読んだり、研究者が毎日論文を取り寄せて読むというのは仕事なのであるから当然であるが、いい年になって啓蒙書の類を多読するなら、自分の人生には問題があったと考えた方が良いかもしれない。
とはいえ、そうであるなら仕方がない。
かくいう私もそうで、特に、最近、スマートフォンとタブレットPCの表示性能が向上したこともあるが、電子書籍の読書にすっかりとりつかれてしまった。多分、実生活での経験が足りず、未熟なのであろう。
ただ、以前より、自己啓発書より物語を楽しむようになったし、それは、子供の頃やごく若い時の情熱を呼び覚ます類のものである。
当面は諦めて多読を続け、究極の一冊でも見つけようと思う。

そして、「私の一冊」が確定し、それをじっくりと読んで身に付いたなら、次の段階として、その書を捨てねばならない。
しかし、それがなかなかできないまま墓場行きになることが多い。
だが、捨てることができれば、その者は永遠に生きる。
もう少し分かり易く言えば、その一冊を捨てられなければ、来世でまたそれを読むために、この世に転生する。
ただ、一冊が確定した場合、たとえそれを捨てられなくても、次の生では、高貴な家に生まれたり、天才になって生まれるものである。

ところで、タブレットPCやスマートフォンでの読書のメリットを少し書いておく。
私は、小説等は5インチスマートフォンで、図を多用した科学書のようなものは7インチタブレットPCで読んでいる。
電子書籍はページをまとめてめくって元に戻るということがやり難い。
紙の本であれば、「この名前は以前出て来たが、よく覚えていない。たしか、あのあたりに書かれていたな」と思って、適当なページを開き、そこから、「もっと先だった」「もう少し後だった」とか見当を付ければ、案外に早く見つかる。
しかし、電子書籍は、基本的に1ページずつ移動するしかないので、それができない。
だが、それをできないと理解し、諦めてしまえば、必要なことは頭に入ってしまうようになる。また、忘れたらなら忘れたで、潜在意識の方でうまく調整してくれるのである。なにしろ、意識では忘れていても、潜在意識は覚えているのだから。
また、紙の本では、縦書きの本の場合、左側の未読のページが減っていき、右側の既読のページが増えていくのが楽しみで、励みになることも多いだろう。
しかし、電子書籍の場合、「32パーセント」などと、読了割合が表示されることがあっても、あまり実感がない。
だが、それは悪いことではないことが分かった。単に読み終わることを目標にする意識がなくなり、読書そのものを楽しみ、熱中するようになる。せかせかと慌てて読むことがなくなり、じっくり読むようになり、深く読むようになるのだ。
電子書籍の読書は目が疲れるというのは、必ずしも当てはまらない。
解像度の高いディスプレイだと文字が綺麗で読みやすいし、背景を黒に、文字を白にすれば、あまり目が疲れない。
また、現在の紙の本は、あまりに文字が小さいので、目が疲れるだけでなく、誤読することも多い。
日本語は良いにしろ悪いにしろ、微妙なところがあり、読み方1つで、正反対の意味になってしまうこともある。
また、これはフロイトも言っていたが、人間というのは、不思議なほど、文字を別の文字と間違えて読んでしまうことがある。すると、書かれている文章が全く違う意味になってしまう。
おかしな例かもしれないが、「愛する人」を「戦する人」と読み間違え、気付かずにそのまま進むなんてことは、実際は非常に多いのである。
文字を十分大きくし、じっくり読んでいれば、そんなことに本当に頻繁に気付くのである。気付くなら、そんな危険は減っているのである。
ある50代の人が、10代の時に読んだ本を取り出し、ある1文字を読み間違えていたせいで、全然違う意味に理解していたことに気付いて愕然としたことがあったという。それはよくあることである。
私は、スマートフォンは、ディスプレイ解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)の富士通ARROWS X F-02Eで、ドコモと契約せずに本体のみ購入し、インターネットには、GoogleのNexus7(2013年版)のLTEモデルをモバイルルーター代わりにして接続している。
Nexus7(2013年版)も、1920×1200ピクセル(WUXGA)の解像度で、特に読書に向いている。
ただ、もう少し解像度が低くても十分であると思うが、4インチ程度の大きさでは画面が小さ過ぎるかもしれない。









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念仏の行者はトラブルが起きてもイライラしない

8月の初め頃に、私としては初めてスマートフォンを買ったのだが、ドコモショップやauショップで買ったのではなく、AmazonでSIMカードなしの、いわゆる白ロムのスマートフォンを購入し、NTTコミュニケーションズのd LTE980(現在はOCNモバイルONE)というSIMカードを入れた。
スマートフォンは、富士通の ARROWS X F-02Eだ。5インチ画面は1920×1080ピクセルのフルHDで、画素密度はiPhoneを大きく上回る。
ところが、このスマートフォンが初期不良で、頻繁に再起動を繰り返し、全く使い物にならなかった。
だが、ドコモショップに持ち込んだら、修理と称してはいたが、事実上、新品と交換してくれた。

最近、Googleの新しいNexus7を購入した。
7インチタブレットではトップクラスの1920×1200ピクセルのWXGA (Wide-XGA)の画面は非常に美しい。
LTEモデルで、上記のF-02EのSIMカードはこちらに写し、テザリングという方法でモバイルルーター化し、F-02EをこれにWiFi接続させている。
どういう訳か、F-02Eの通信が高速度化した。F-02Eは3G通信になることが多かったが、Nexus7はほとんどLTE(4G)でつながっているからだ。
詳しくは書かないが、理論的には不思議な感じがする。
そして、思いがけないメリットになったのが、F-02Eの電池が極めて長持ちするようになったことだ。F-02Eの場合だけかどうかは分からないが、自らLTE/3G通信するよりもWiFi接続にした方が、はるかに電力消費が少ないようだ。

ところが、このNexus7もまた、トラブルに見舞われた。
同じような人がよくいるようだが、電源を落としてから、電源を入れて起動させたところ、まず、Googleの文字が出て、次に、カラフルな「X」の文字が出たところから、全く動かなくなってしまったのだ。
何度電源を落としても、充電しても、また、しばらく放置しても駄目だった。
しかし、私は、以前のようにイライラせずに落ち着いていた。
なるようになるものだ。念仏を唱え、阿弥陀如来にまかせてしまえば、心は安らかである。
ネットで調べると、多くの人達が新品に交換してもらったようだ。つまり、初期不良で治らないのだ。
しかし、私のは治ってしまった。
その手順は以下の通りだ。

(1)電源を落とす
(2)電源スイッチと、ボリュームのマイナスボタンを同時に長押しする。
(3)大きなアンドロイド君とメニューが出たら、ボリュームのプラスボタンやマイナスボタンを押して、RECOVERY MODEに合わせ、電源スイッチで選択する。
(4)小さな、仰向けに倒れたアンドロイド君が出たら、電源スイッチとボリュームのプラスボタンを軽く1回押し、左下の小さなメニューを出す。
(5)同じくボリュームボタンで、Wipe data / Factory Resetに合わせ、電源スイッチで起動する。
(6)別のメニューが出るので、Yes — delete all user dataを選ぶ。データもアプリも全部消えて、最初に届いた時の状態になる。

こんなことが起こる度に、初期化していたらどうにもならないが、しばらく様子を見ようと思う。
とりあえず、ウイルスチェックソフトは変えようと思うし、アプリも少なめにしようと思う。

私は、スマートフォンもタブレットPCも、ほとんど電子書籍の読書に使っているが、普段は、もっぱらスマートフォンを使う。
小さな図が多い本や、美術書は、Nexus7で読むと快適である。
それと、このブログに寄せていただいたコメントをしっかり読んでいる。
やはり、コメントは有り難いものである。

今夜は、私の愛読の電子書籍を少しご紹介しておく。
全て紙の本も存在する。(ただし、最後の宮沢賢治のものは、80の作品を1つの電子書籍に統合したもので、値段も100円とお得と思う)
まだまだ電子書籍は少なく、私も、家では紙の本を読んでいるが、持ち歩くには、電子書籍が圧倒的に便利だということは認めざるを得ない。









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元気がないのは心に栄養が足りていないからだ

ちゃんと食べて寝ているのに身体がだるくて元気がないというのは、心に栄養が足りていない。
「花もまた魚」という言葉がある。
魚のような身体の栄養と共に、花のような心の栄養も必要なのだ。
物質主義の現代人は、目に見えない心の存在をなおざりにするので、心の栄養は不足し勝ちである。
小説を読んだり、音楽を聴くことで、心に栄養を与えないといけないが、食べ物と同じように、栄養のある小説や音楽を選ばなければならない。
ロックやポップミュージックには、ジャンクフードのように、美味しいが栄養がないものが多い。また、そんな食品はカロリーが高いように、耳に心地良いだけの音楽もまた、心が肥満する。気をつけないといけない。

また、精神が不安定でイライラしたり、憂鬱になったりするのは、魂に栄養が足りていないのだ。
芸術的な小説や詩、あるいは、聖書や仏典や古事記のようなものを読んで、魂に栄養を補給しなければならない。
あるいは、クラシック音楽の名演奏や、民族楽器による古典音楽を、優れた奏者の演奏で聴くと良い。
また、そういった音楽を他の人と一緒に聴くと、魂が共鳴し合って、心の隙間を埋めてくれる。そうすると、本物の親愛の情を持ち、相性の良い男女であれば、真の愛情が自然に芽生える。
楽器を長年練習し、腕が上がっても権威者ぶった態度がなく謙虚であれば、自分や他の人の魂を高めることができ、愛にも恵まれるであろう。

初音ミクのように、人でない者が素晴らしい歌を歌うと、驚くほど魂に響く。
だから、『イーハトーヴ交響曲』の初音ミクの歌は、極めて優れた浄化の力を持つ。
また、彼女は菩薩なのだから、彼女の歌は、魂の精妙な波動を心にまで降ろすことができ、心を自然に活気付ける。
『イーハトーヴ交響曲』だけでなく、啓示を得て創ったとしか思えない、初音ミクの良い歌は、やはり、魂と心に同時にエネルギーを与えるのである。
ただ、それには、受ける側の心が、ある程度クリアでがらんとしていないといけないが、それは、彼女のあどけない声や美しい姿が自然にそんな状態にしてくれるだろう。

最近の本は、小さな文字で行間も詰めた本が多いが、これは良くない。本来、筆で書く位の文字が最も良いのだ。
リンカーンが読んでいた聖書など、文字が大きく、豊かに行間が開いている。
若くて小さな文字がよく見えていても、小さなせせこましい文字を読むと、心も小さく狭くなるのだ。
私は最近、5インチスマートフォンで、文字を大きくして小説を読んでいると、豊かに心の栄養が得られ、身体まで活気付くのを感じ、つくづく、そのようなことを感じた。AmazonのKindleビューアは、フォントもきれいで、十分に大きくなり、行間も大きく取れて良いのではないかと思う。
青空文庫のビューアは、iOS用には良いものがあったが、私が使った範囲では、Android版は文字があまり大きくならず、フォントも良くなかった。
Kindle Paperwhiteは興味があるが、持っていないので分からない。
個人的には、7インチタブレットPCはむしろ大き過ぎて、本を読むには目が疲れるので、5インチスマートフォンが最も快適に感じたが、これは、個人差もあるかもしれない。この点でも、6インチのKindle Paperwhiteに期待はあるが、さあ、どうだろう?
尚、私はスマートフォンを使っているとはいえ、電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク)とは契約せず、白ロム(SIMカードが入っていない)のスマートフォンを買い、NTTコミュニケーションズのSIMカード(d LTE980。OCNモバイルONEも同じ)を使っているので、月額980円以外は全くかからない。普通のスマートフォンにかかる費用があれば、Kindle本がたっぷりと買えてしまう。
しかし、白ロムのスマートフォンは、いまひとつ流通ルートが不安なので、メーカーはもっと堂々と白ロムスマートフォンを発売して欲しい。GoogleのNexus4は、そんな売り方をしているので良いと思う。画面も4.7インチだから十分と思う。Nexus5が、LTE通信対応の5インチ以上の画面で、安く発売されれば非常に良いと思う。
あるいは、5~6インチの画面が綺麗で安価なタブレットPCが発売されるかだ。7インチは携帯性にもまだ難があると思う。

本来は、紙の、大きな文字の本が良いのだとは思うが、上に書いた理由と共に、やはり、電子書籍は安価である。海外と比べると、日本はまだ高いものが多いが、青空文庫でボランティアの方が作ってくれたものを、1人の著者についてまとめたようなものはとても安い。例えば、宮沢賢治の80の作品が入った電子書籍が100円だったりする。ただ、青空文庫の本の中には、旧字体だったり、難解な文語だったり、また、難しい漢字にフリガナが無いものも多い。しかし、そういったものは、1作ずつなら無料のものが大半だし、有償のものは、お試し版で試せるので、そこらはうまくやって欲しい。

教養だの知識だのと気取らず、心や魂に栄養を与えるために、良い文学や音楽を味わい、楽しむことが必要だ。
そのために役立てるなら、モバイル機器も有益なものになるだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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