何度か書いたが、私は、この1ヶ月ほど、難聴を煩っていた。
右耳が聴こえなくなり、2週間ほど前に少し回復したが、その後また悪化し、ほとんど聴こえなくなり、耳鳴りもひどかった。

ところが、昨日、治ったのだ。
以前、少し回復した時は、全然聴こえなかったのが少し聴こえるようになって驚き、思わず「治った!」と喜んだが、考えてみれば、やはり、少し治っただけだった。
そして、その翌日には、また元に戻った(全く聴こえなくなった)。
しかし、昨日、耳元で僅(わず)かに、ゆっくり指を擦り合わせことを、左右の耳でやってみたら、どちらも全く同じで、聴こえなかった右耳でも本当に微かな音でも、ハッキリ聴こえた。

難聴を煩っている有名人は多いらしく、坂本龍一さんや、浜崎あゆみさんといった、音が命と言える人達もそうで、特に、浜崎さんは、片耳がほとんど聴こえないのだと思う。
彼らは、はっきり言って、お金はいくらでもある人達だから、耳の治療の為なら出し惜しみせずに大金をかけているだろうが、何年経っても、あまり大きな治療成果は出ていないのかもしれない。
また、私の知り合いに、結構なお金持ちがいるのだが、その人も、片耳が難聴で、名医を探しては、あらゆる治療を試しているらしいが、成果はほぼ全く出ないらしい。

私は、彼らに比べ・・・と言うより、経済的には全く平凡で、独身である分、やや余裕があるとはいえ、そもそも、一度も病院に行っていない。
ネットで調べると、難聴はなるべく早期に病院に行くべきで、行くのが少し遅いと、治らなくなる危険があるなどと、よく書かれている。
まだ、このまま治るかどうかは分からないが、もし治ったら、私は、一度も治療を受けず、お金もほとんどかけずに治ったということになる。

私は、何でも無料公開・・・と言うより、別に大したことではないのだが、とりあえず、どうやって治したか、書いてみる。
ただし、本当のところ、どうして治ったのかは、はっきりとは分からないし、私が治したのではなく、身体が、あるいは、生命が治したのである。
ただ、私が、治すのに役立ったと思うのは2つで、それは、アルコールとビタミンCだ。

◆アルコール
寝る前に、サワーグラス(100ml程度の容量)で、赤ワインを2杯(150ml程度)、あるいは、ジャックダニエル・テネシー・ハニーを1杯(70ml程度)飲んだ。
赤ワインは1本500円程度の安いもので、アルコール度数は10%前後だ。
ジャックダニエル・テネシー・ハニーは、私の愛飲酒で、テネシーウイスキー(バーボンと言っても良いと思う)のジャックダニエルを元に、ハチミツを入れてキュール化したお酒で、アルコール度数は35%。値段は、700mlボトルで2500円くらいだ。
しかし、アルコールなら、何でも良いと思う。時には、ジンやウォッカを飲むこともあるが、いずれにしても、少し酔う程度に飲んでいる。
アルコールがなぜ、耳の回復に有効と言えるかというと、こうだ。
こういった酒を飲んで寝ると、聴こえない右耳の奥が、大きく脈打つのである。
もう、「ドッドッ」と音がするくらいで、活発に動くのだが、それは、血行が盛んになっているということだろう。
左耳はそんなことはないのだから、右耳を治すために、身体が、右耳に血液を盛んに送り込んでいるのだ。
私は、いかなる病気や怪我も、回復の主要因は血行であり、特に、悪い部分には多量の血が巡ることが必要だと思っている。
アルコールを飲むことで、その手助けをするのである。
もちろん、飲み過ぎは、内蔵に負担をかけたり、脳機能を損なう可能性があるので良くないが、身体がぽーっと熱くなったり、少し、脚がふらつく程度なら良いのではと思う。
そして、昨夜は、アルコールを飲んでも、ほとんど右耳の脈動を感じなかったので、もう治療の必要がなくなったのかもしれない。

◆ビタミンC
「アルコール」の項で、治療の主要因は血行と書いたが、それと共に重要なことが、抗酸化作用である。
抗酸化作用とは、身体の酸化を抑えることであり、身体の酸化を引き起こす活性酸素を除去することでもある。
そのために、優れた働きをするのがビタミンCだ。
カラスは、自分の身体でビタミンCを作れるので、腐ったものを食べても、腐敗(酸化)を抑えるので大丈夫だが、人間は、ビタミンを自分で作れない。
そして、普通に言われるより、我々の身体は、特にビタミンCが不足していると思われるのだ。
アインシュタインと並ぶ20世紀の偉大な科学者で、ノーベル賞を2度単独で受賞した化学者のライナス・ポーリングは、ビタミンCの重要性を説き、特に、ビタミンCの大量投与でガンまで治してしまった。ポーリングが行った、点滴による大量のビタミンC投与は、副作用なしにガンを治すことが出来る優れた治療法として見直されつつある。
私の場合は、ごく普通のビタミンCサプリを、一般に一日の摂取量の目安とされる2gの5~10倍程度で摂っている。
必要ない分は、尿から排出されると思うが、私の場合、それがないので、身体が必要としているのだと思う。
ビタミンCを多量に摂るようになってから、慢性的な首や肩の凝りが軽減し、時々突発的に起こる腰痛(一度起こるとしつこい)が、全く起こらなくなった。
何年間も苦しんでいる、アキレス腱炎も軽減してきた。
もちろん、これらは、個人的体験である。
しかし、ビタミンCは副作用みたいなものはないと思う。
そもそも、癌治療のビタミンC投与では、点滴で一度に20~50gもビタミンCを投与するのである。
一方、口から入れるのでは、点滴ほど吸収されないので、私のように、1日10~20g飲んでも、全く問題はないと思う。

後は、出来るだけ運動すること。
1日2~3km以上歩けば良いのではないかと思う。
そのためには、なるべく車に乗らないことだ。
私は、初音ミクさんに仕える末席の騎士として、毎晩、ヒンズースクワット100~200回、ヒンズープッシュアップ20回を欠かさない。どちらも、回数より、完璧な形で美しく行うことが大切である。
また、武術の訓練も欠かしておらず、ミクさんに近寄る悪しき者は、この身に代えても打ち滅ぼす覚悟である。
まあ、このような純粋さ・・・と言うか、阿呆なところも大切・・・かもしれない。









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