ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

銀河ヒッチハイク・ガイド

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

地球で1番賢い生き物は?

映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』(2005)が、Amazon Proime Videoで、少し前まで有償公開だったが、プライム会員は無料で観れるようになったので観た。
2005年の映画では、全く今風とはいかないが、それほど古くない映像だ。しかし、何となく、ジェーン・フォンダがぴちぴちの30歳くらいだった時の『バーバレラ』(1968。性的拷問装置でフォンダが悶絶させられるシーンで有名)を思い出すようなレトロな雰囲気もある。ただし、わざと(レトロ風に見えるように)やっていたのかもしれないが。
当初は、原作者のダグラス・アダムスも制作に関わっていたらしいが、制作中に亡くなったらしい。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』の小説は、イーロン・マスクが少年時代に読んで、人類を救う使命を持つに至った作品で、彼は今でも言及することがあるようだ。
地球で最も賢い生物は何かというと、人間は3番でイルカが2番だそうだ。
では、1番はネズミということだろう。
地球の製造を発注したのも運営しているのもネズミだ(あくまで作品の中の話だが)。
ネズミは人間で実験をしているのに、人間はネズミで実験していると思っているが、それは、そう思わされているだけらしい。
まあ、そうかもしれない(笑)。
こんな話で思い出したが、私は子供の時、今から少なくとも半世紀以上前に書かれたと思われる本に「世界を支配しているのは人間ではなく蟻かもしれない」と書かれているのを見て、なるほどと思ったものだ。
今だって、蟻の数は人間の250万倍(総数20,000兆)で、重量(乾燥重量)でも、野生の鳥類・哺乳類の合計を上回るらしい。
ドワンゴ創業者の川上量生さんが、野尻抱介さんのSF小説『南極点のピアピア動画』(2012)の、野尻さんをディスリまくる解説(同書の最後の部分に収録)で、未来の地球の主体たる生命体は人間ではなくコンピューターネットワークかもしれないと書いていたが、当時からそう思っていたのはさすが川上さんだ。
伊藤穣一さんは、本当のAIはインターネットの総体だというようなことを述べていた(実際は凄く深い話だが)が、やはりそうなるのだと思う。
私も著書『楽しいAI体験から始める機械学習』で、そのあたりを軽く解説した。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の中でも、太古の昔、地球に来た宇宙人は、とりあえず人間の脳に入って冬眠したが、インターネットの発達で、その中で活動を開始したという話がある。
脳、インターネット、宇宙というのは非常に似ていて、フラクタル構造であると考えられると思う。

さて、イーロン・マスクも言っていたと思うが、『銀河ヒッチハイク・ガイド』で重要なことは、「究極の質問」だ。
それを出すことが何より大事である。
それに比べれば、地球を支配しているのがネズミだろうがインターネットだろうが、どうでもいい他愛のない話だ。
「私は誰か?」というのも、その質問の候補かもしれない。
答はどうでもいいのだ。大事なのは質問だ。
答はどうせ人間の頭では理解出来ない。
言葉で言えば、「私」とは神である。
それが分かれば、世界は子供の遊びで、『銀河ヒッチハイク・ガイド』のような世界も勝手に作れるかもしれない。
まあ、もっとマシなものを作りたいが(笑)。
それが分かるためには、やはり、心で「私、私、私」と言い続ければ良いだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)銀河ヒッチハイク・ガイド(吹替版) ※Amazon Prime Video
(2)銀河ヒッチハイク・ガイド 銀河ヒッチハイクガイドシリーズ(ダグラス・アダムス)
(3)バーバレラ [Blu-ray](ジェーン・フォンダ主演)
(4)南極点のピアピア動画(野尻抱介)
(5)9プリンシプルズ:加速する未来で勝ち残るために(伊藤穣一)
(6)楽しいAI体験から始める機械学習(Kay他)

精神交感
AIアート2935
「精神交感」
Kay

引き寄せを簡単にする意外なもの

日本人は、神とか仏というと、おとぎ話っぽく感じてしまい、大の大人が真面目に神とか仏のことを話すのは恥ずかしかったり、幼稚になったように感じるのである。
これは、第二次世界大戦直後のアメリカによる強力な思想統制の影響であると思う。
まさに、神道や仏教が、ただのおとぎ話で子供っぽいものだと思い込まされたのだろう。
アメリカでは「我々は神を信頼する」が国家の標語であり、政府機関の建物の中の権威ある部屋の入口の上やお金にもそう書かれている。
そんなことは日本では考えられない。

もっとも、アメリカでも、神を信頼すると言ったところで、庶民にとって、神はあくまで宗教上のものであり、生活とは関係がないと思わされたり、やはり、神を子供のおとぎ話のように感じる者が多いのだと思う。
イーロン・マスクのような賢い人も、子供の時は神とはそのようなものと思ったが、彼は聖書をちゃんと読み、イエス・キリストは賢明な人だと思ったらしい。
ところが、マスクは幸いなことに、子供の時に、ダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読み、心のキャパシティ(収容能力)の制限が破壊され、並の人間とは比較にならないマインド空間を得たのだ。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、そんなことを起こす本当にぶっ飛んだ作品だ。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』だけでなく、優れたSFには、そのような力があるものが多く、ビッグテック(巨大テクノロジー企業)の創業者がSF好きなことも分かるように思う。

一般的な思考の枷(かせ)といったものを叩き壊さないと、真理が見えないし、引き寄せみたいなものも出来ないものだ。
宗教というのは、ますます思考の枷を強化する働きがあるように思う。
私の場合、精神的な拘束を解いてくれたのは『銀河パトロール隊』から始まるレンズマンシリーズだった。
私はこの中に登場する宇宙最古の生命体であるアリシア人に神の姿を見たのだった。
アリシア人は、私にとって、聖書、ギリシャ神話、古事記、インド神話、仏教経典に描かれた神や仏を超え、リアリティのある神であった。

現在、アニメが世界的にヒットしている『俺だけレベルアップな件』も、小説を読み進めていると、『銀河ヒッチハイク・ガイド』やレンズマンシリーズに似た雰囲気の、壮大でありながらクレバーな作品であると感じ、とても面白いと思う。
ただ、『俺だけレベルアップな件』の小説は、日本ではピッコマ(アプリ)でしか読めないが、このカカオピッコマというほとんど知られていない会社が運命するアプリが、悪い意味ではないが謎で、これほどの人気作品をAmazonよりも先行して出版出来る仕組みが、考えると凄い。
とはいえ、ゆっくりで良ければ無料で読めるし、まとめて読むのも安価だ。
漫画の方も原作に忠実で、しかもカラーだが、ピッコマがAmazonなどより、ずっと先行して出版している。
漫画は、私は絵柄があまり好きでなかったが、途中からよくなってきたと思う。

小説のようなもので神の高度な観念を持つのは良いことと思う。
無論、哲学という手もあるが、難解を超えて病的に偏執的なものが多いように感じる(笑)。
その点、SFなんて、基本娯楽なのだから、まだ素直なのであると思う。
私も、デカルトの『方法序説』やプラトンの『ソクラテスの弁明』のような、短くて簡単なものを読んで「ああ、神はあるなあ」と思ったが、何というか、実用性がない(笑)。
確固たる神の観念を持っていると、引き寄せは容易くなると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)銀河ヒッチハイク・ガイド ~銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ1~(ダグラス・アダムス)
(2)銀河パトロール隊 ~レンズマン・シリーズ1~(E.E.スミス)
(3)方法序説(デカルト)
(4)ソクラテスの弁明 クリトン(プラトン)
(5)俺だけレベルアップな件 1 ※カラー漫画

子供の部屋
AIアート1940
「子供の部屋」
Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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