ワクワクするテーマを思いついた。
まずは、こんな話から始める。
年配の人などが「どうしたらスマートフォンに強くなれるのか?」と言うことがある。
それに対し、スマートフォンをバリバリに使いこなしている若者に聞いても、聞かれた方は困るだろう。
だが、答は「長時間使う」に決まっている。
しかし、何か足りない。
長時間使ってはいるが、下手な若者は多い。
私は、以前はよく、企業の幹部などから、「どうしたらパソコンに強くなれますか?」と尋ねられ、戸惑うことがあった。
これも、「長時間使う」で間違ってはいないが、やはり足りないと感じるのだ。

ところが、親しい優秀な国際ITコンサルテントが、経営者らとの親睦パーティーでこう言ったのをよく憶えている。
これこそが宇宙最大の秘儀と気付く。
「パソコンに強くなるコツは、キーボードを速く打てるようになることです」
確かに、あるスマートフォンに強い若い女性の文字入力速度の速さに驚いたことがある。
私は、社会人になったばかりの頃は、セールスマンや総務社員などをやり、パソコンを始めるのは遅かったが、やがて、大量の文書をワープロで作るようになり、そして、プログラミングを始めた頃には、私のタイピングスピードに皆驚いた。
ソフト開発会社に入ってから、プログラマーの実力はキーボードを打つ速さに比例することが分かった。

餃子職人の中には恐ろしい速さで餃子を作る人がいるし、お餅職人の中には、やはり恐ろしい速さでお餅を丸める人がいる。
また、職人とはいえない単純作業をする人の中にも、神業としか思えないような速さで作業をこなす人がいる。
そんな能力を持つ人達は、剣の達人と同様の境地に達しているし、剣の達人もまた、剣を光のように速く振ることが出来る。
落合博満さんが、教えを乞いに来た若いバッターに、素振りを5時間やらせたという話があるが、バッターの実力もまたバットを振る速さだ。
毎日長時間素振りをすることでしか、バットスピードは上げられない。
そして、バットスピードは筋力ではない。筋力だけに頼らずに速く触れてこそ、超人バッターになれるのだと思う。
イラストレーターだって、優れたイラストレーターは間違いなく早描きなのだそうだ。
画家でも、ゴッホ、ピカソ、モディリアーニらの多作、早描き振りは、知っている人は知っているだろう。

夢幻
AIアート421
「夢幻」
Kay


超人化し、IQも200以上に上げる秘法がある。
それは、頭の中で数をなるべく速く100まで数えることを繰り返すだけだ。
訓練すると、軽く、初めの頃の5倍以上の速さで数えられるようになる。その時、あなたの時間は他の人の数倍以上になっており、加速状態にあるが、自覚はない。
だが、頭の回転が他の人の数倍以上なので、議論をしても楽々勝てる。
尚、深呼吸もまた、精神を加速させる効果がある。
精神が加速すれば、この世はイージーである。