ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

護符

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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お守りは大抵効く

お守り、護符、タリスマン、アミュレット等と呼ばれる、災害から守ってくれたり、願いを叶えてくれると言われるグッズは効くのだろうか?
それなりに真面目に作られたものであれば、印刷されたものでも効く。
私など、小学4年生の時は、自分でお守りを作り、確実に効果があった。
別に、作り方を教わったとか、勉強したとかではなく、思いつきで作ったものだった。

要は、人間の意識が、霊験あるお守りであると設定すれば、間違いなく効果があると思う。
人間は、ものに意識を向け易い。
だから、偶像崇拝なんてのも流行ったが、お墓にしろ、そこに死者が本当にいるわけではないと思っても、お墓のように意識を向ける対象があった方が、精神エネルギーを好ましい状態に保てるのである。
ここらへんは、『新世紀エヴァンゲリオン』で碇ゲンドウが全く同じことを言っていたし、『千の風になって』という大ヒット曲で「ここ(お墓)に私はいない」と言ったところで、お墓が不要とまでは言っていないのである。

大切なことは、そのお守りなどを気分よく持てることで、「効いて欲しい」という執着を持つと、気持ちが重くなり、あまり気分が良くならないので、ソフトタッチな感じを忘れてはならない。
引き寄せ全般に言えるが、ソフトタッチということが本当に大切である。

ただ、神社や宗教団体などで、きわめて有難い護符とされていても、値段が高かったり、あまりに丁重に扱わなけれならないようなものは、私なら絶対に持たない。
円空という僧が作った木彫りの仏像は、現代の彫刻家でも高く評価する価値のあるものであるが、多くが、子供の遊び道具として使われ、子供が乗っかって地面を引きずっていたものである。それで良いのである。
もちろん、お守りは大切にすべきであるが、バッグに入れっぱなしで汚れてしまっても全く構わない。
重要なことは、自分の意識が、それは効果あるお守りであると設定することだ。
そして、いったん設定したら、忘れても構わないのである。

この設定を、心理学者の河合隼雄さんは「物語を作る」というふうに表現していた。
そして、自分の物語を持っている人間は強いのだと言う。たとえ子供でも。
その物語は、自分が気分良ければ何でも良いのである。
ある小学生の女の子は、祖母から教わった「人は死んだら月に行く」というのを、信じて・・・と言うより、そう設定していた。
それで幸せだったのである。
無論、いつかは、その設定を変更するかもしれないが、それなら、新しい設定を作れば良いのである。
ただ、設定は自分で作ることが大切だ。
この女の子の場合は、お婆さんに教わったことは確かだが、それを設定したのは自分である。
そして、成長すれば、自分の設定は完全に自分で設定しなくてはならない。

「気に入ったぞ!その設定」
~『天動のシンギュラリティ』より。自分が異世界のお姫様だという香々地アイリスの話を聞き、天童カイトが言った言葉~

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)こころの最終講義(河合隼雄)
(2)生きるとは、自分の物語をつくること(小川洋子、河合隼雄)
(3)星の巡礼(パウロ・コエーリョ)
(4)天動のシンギュラリティ(1) (大崎ミツル、長谷敏司他)

秋の草原にて
AIアート1236
「秋の草原にて」
Kay

お守り・呪文はこうすれば効く

覇気のない人と言えるかもしれないが、何かのお守り1つ持つだけで、あるいは、簡単な1つの呪文を唱えるだけで、不安がなく、しかもいい想いが出来るようになりたいと思う人はいるし、多くなっているようにも思う。
こんな人の現実的な対処法というか、はっきり言って矯正法みたいなものもあるが、それは今回の話題ではない。
で、上に挙げたような都合の良い話があるのかというと、ある。
お守りであれば、本当に肌身離さず身に付けているか、呪文であれば、本当に1日中、ある程度の頻度で唱えているかだけが問題である。
ちなみに、どのお守りが良いか、どの呪文が良いかは全く関係ない。
どれでも同じである。
私など、小学3~5年生の時は、自分でお守りを作っていたものであるが、霊験はあらたかであったと思う。
大人になってからも、ダビデの星のマークを描いた紙を持ち歩き、かなり威力があったと思う。
オモチャの指輪や安物のネックレスなんてものも、気に入りさえすれば大変に良いと思う。
小学生の時、あまり頭の良い子ではなかったが、お母さんにもらった指ぬき(指輪形状の裁縫道具の一種)を魔法の指輪に見立てていた子がいたが、この指輪の威力がまた神がかっていた。
『ベントフ氏の超意識の物理学入門』に書かれていたと思うが、木や岩などに人間が思念を込め続けると不思議な精神エネルギーを宿すことがあるという。お守りも、自分が良いお守りだと思えば、その思念を受けてお守りが成長するのであると思う。
しかし、特に大人の場合は、思念を向け易いという意味で、最初からそれなりのお守りの形を整えたものが良いと思う。

呪文にしたって、「アビラウンケン」(大日如来の真言)を「油売らんか」と憶えていたお婆さんのこの呪文がよく効いたという話にあるように、自分が有難い呪文だと思うことが肝心である。
まあ、呪文も、その気になり易いように、最初からまともなものを憶える方が良いとは思う。

再度言うが、あくまで、大切にすること、よく唱えることといった、ある種の真面目さ、ひたむきさが必要である。
また、お守りを持つことや、呪文を唱えることがおっくうであってはならないし、お守りであれば、いつも意識する必要はないが、時には心を向けることが大切である。
根性があるタイプの人がいて、本当に呪文を1日3千回とか、決めた数をきちんと唱える人が時々いるが、それ自体は無論、良い性質ながら、その行いにストレスを感じるようであれば効果はない。
感情を込めず、淡々と唱えるのだが、いい加減であってはならない。このあたりの感覚が難しいと言えば難しいかもしれないが、そこは自分で工夫しなければならない。
それには、単純で子供っぽい人の方がうまくいき易いかもしれない。
確かに、単純で子供っぽいことは、イエスも褒めたように、非常に優れた性質である。

陽射し
AIアート744
「陽射し」
Kay


戦争中、ある神社で「サムハラ」と読む難しい漢字で書かれたお札を出兵する人達に持たせたところ、高い確率で生還したらしい。
これも、お札に意識を向け、「これを持っていれば大丈夫」と思ってリラックスしたことが良い結果になったのだと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ベントフ氏の超意識の物理学入門(イツァク・ベントフ)
(2)密教の聖なる呪文
(3)信念の魔術(クラウド・ブリストル)
(4)人生の扉をひらく「万能の鍵」(ラルフ・ウォルドー・トライン)
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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