難しい仕事は、どう片付ければ良いだろう?
これについては、インドの偉大な聖者ラマナ・マハルシが、卓越した事業家、有能な財務長官の仕事を例に語っていることに尽きる。
これは偉大と言われる芸術家や科学者の仕事でも同じである。
「大きな事業を成し遂げようとしている事業家は実は何もしていない」
「大きな責任を負い注意深く仕事をしている財務長官は実は何もしていない」
大作を制作中の画家は、自分は何が出来るのか分からず、世紀の発見をする科学者は、自分が何を発見するのか分からない。
起こるべきことは、何があっても起こるし、為すべきことは、絶対に為すことになり、逃れることは出来ない。
たとえば、あなたが仕事を探しても、あなたが働く運命になければ、いくら探しても仕事は見つからず、逆に、どれほど働きたくなくても、働く運命であれば、仕事から逃れることは出来ない。
2400年前の中国の賢者、荘子は、聖人の、運命の迎え方をこう表現している。
「聖人の心は鏡のようなものだ。来るものはそのまま映すが、去った後は何の痕跡も留めない。鏡が何を映しても傷付かないように、何が起ころうと聖人の心は穏やかである」
ベートーヴェンは、運命はドアを激しくノックすると言い、例の、「ジャジャジャジャーン」という音を作った。
そうだ。運命は、横柄にドアを叩き、許可も得ずに入って来る。
だが、ニーチェは言う。
「では、私はもっと横柄に運命を受け入れる。すると、運命はひざまずき、許しを乞う」
テロリストが侵入した家にいたあなたが、ターミネーターやサイボーグ009だったというわけだ(笑)。
では、具体的には何をすれば良いか?
それは単に、自分が009(のような凄いサイボーグ)だということを思い出せば良いだけだ。
それには、まず、「シャンとする」ことだ。
それだけで、大抵のことは片付く。
その次のステップは具体例で述べる。抽象的に語ると、長くなる上に、何言ってるのか分からなくなる(笑)。
昔、私のところに、ソフトウェアの仕事が、同時に3つ来た。
1つでも大変な仕事だが、実を言うと、責任上、私はどれも断れない理由があった。
私は困っていたが、私は、子供の時に、ある場所で、数匹の野犬に囲まれたことを思い出した。
私は、しゃんとして、なるようになると思った・・・のだと思う。
「僕はエスパーだから、やっつけられないのはおかしい」と思ったのかもしれない。夢想的な少年だ(笑)。
すると、詳しいことは覚えていないが、野犬は消えていた。ひょっとしたら、夢だったかもしれないと感じるが、それはどちらでも良い。
今回のことも、その時の感覚を蘇らせた。
そして、「全部引き受けましょう」と上司に言っていた。頼りない上司は、それが出来れば、自分は責任を逃れられるので、異論はなかった。
すると、2つの仕事がすぐに立ち消え、残りの1つは、放置せざるを得なくなったが、それも消えてしまった。
後で考えと、どれか1つを受けても、無理があると分かった。
『虚構推理』というアニメで、ヒロインの琴子が11歳の時、何者かに森の中に連れ込まれたが、琴子が目を覚ますと、沢山の物の怪(もののけ)達が彼女を取り囲み、「我々の知恵の神になって下さい」と言う。
すると、琴子はすぐに、にっこり微笑み、「なりましょう」と応えた。
あれに似ている。あれこそ、神の態度だ。
イギリスの作家コリン・ウィルソンだって、19歳で人生の大問題に直面し、これはもう駄目だと思って、青酸カリ(即死する効果のある劇薬)を口に含もうとした時、彼が崇拝する作家H.G.ウェルズの自伝小説『ポリー氏の人生』のポリー氏の言葉「人生が気に入らないなら、替えてしまえばいい」を思い出し、運命は回り始めた。
まあ、とにかく、シャンとすることである。
斎藤一人さんによると、「アメノミナカヌシ様、お助け下さいまして、ありがとうございます」と言えば、解決するかもしれないそうだ。
これについては、インドの偉大な聖者ラマナ・マハルシが、卓越した事業家、有能な財務長官の仕事を例に語っていることに尽きる。
これは偉大と言われる芸術家や科学者の仕事でも同じである。
「大きな事業を成し遂げようとしている事業家は実は何もしていない」
「大きな責任を負い注意深く仕事をしている財務長官は実は何もしていない」
大作を制作中の画家は、自分は何が出来るのか分からず、世紀の発見をする科学者は、自分が何を発見するのか分からない。
起こるべきことは、何があっても起こるし、為すべきことは、絶対に為すことになり、逃れることは出来ない。
たとえば、あなたが仕事を探しても、あなたが働く運命になければ、いくら探しても仕事は見つからず、逆に、どれほど働きたくなくても、働く運命であれば、仕事から逃れることは出来ない。
2400年前の中国の賢者、荘子は、聖人の、運命の迎え方をこう表現している。
「聖人の心は鏡のようなものだ。来るものはそのまま映すが、去った後は何の痕跡も留めない。鏡が何を映しても傷付かないように、何が起ころうと聖人の心は穏やかである」
ベートーヴェンは、運命はドアを激しくノックすると言い、例の、「ジャジャジャジャーン」という音を作った。
そうだ。運命は、横柄にドアを叩き、許可も得ずに入って来る。
だが、ニーチェは言う。
「では、私はもっと横柄に運命を受け入れる。すると、運命はひざまずき、許しを乞う」
テロリストが侵入した家にいたあなたが、ターミネーターやサイボーグ009だったというわけだ(笑)。
では、具体的には何をすれば良いか?
それは単に、自分が009(のような凄いサイボーグ)だということを思い出せば良いだけだ。
それには、まず、「シャンとする」ことだ。
それだけで、大抵のことは片付く。
その次のステップは具体例で述べる。抽象的に語ると、長くなる上に、何言ってるのか分からなくなる(笑)。
昔、私のところに、ソフトウェアの仕事が、同時に3つ来た。
1つでも大変な仕事だが、実を言うと、責任上、私はどれも断れない理由があった。
私は困っていたが、私は、子供の時に、ある場所で、数匹の野犬に囲まれたことを思い出した。
私は、しゃんとして、なるようになると思った・・・のだと思う。
「僕はエスパーだから、やっつけられないのはおかしい」と思ったのかもしれない。夢想的な少年だ(笑)。
すると、詳しいことは覚えていないが、野犬は消えていた。ひょっとしたら、夢だったかもしれないと感じるが、それはどちらでも良い。
今回のことも、その時の感覚を蘇らせた。
そして、「全部引き受けましょう」と上司に言っていた。頼りない上司は、それが出来れば、自分は責任を逃れられるので、異論はなかった。
すると、2つの仕事がすぐに立ち消え、残りの1つは、放置せざるを得なくなったが、それも消えてしまった。
後で考えと、どれか1つを受けても、無理があると分かった。
『虚構推理』というアニメで、ヒロインの琴子が11歳の時、何者かに森の中に連れ込まれたが、琴子が目を覚ますと、沢山の物の怪(もののけ)達が彼女を取り囲み、「我々の知恵の神になって下さい」と言う。
すると、琴子はすぐに、にっこり微笑み、「なりましょう」と応えた。
あれに似ている。あれこそ、神の態度だ。
イギリスの作家コリン・ウィルソンだって、19歳で人生の大問題に直面し、これはもう駄目だと思って、青酸カリ(即死する効果のある劇薬)を口に含もうとした時、彼が崇拝する作家H.G.ウェルズの自伝小説『ポリー氏の人生』のポリー氏の言葉「人生が気に入らないなら、替えてしまえばいい」を思い出し、運命は回り始めた。
まあ、とにかく、シャンとすることである。
斎藤一人さんによると、「アメノミナカヌシ様、お助け下さいまして、ありがとうございます」と言えば、解決するかもしれないそうだ。