引き寄せの法則は、昔は、ニューソート(新思考)と呼ばれ、日本では光明思想と呼ばれていた。
その後、ノーマン・ヴィンセント・ピールの教えが「積極的思考(ポジティブ・シンキング)」、ジョセフ・マーフィーの教えが「潜在意識の法則」、ナポレオン・ヒルの教えが「成功哲学」あるいは「思考は現実化する」と言われたが、現在は、その他のものも含め、全部まとめて「引き寄せの法則」と言われている。
引き寄せの法則は、複雑なものだと思われているが、実は一言で言い表すことが出来、それは、「信じていることが実現する」である。
よく、引き寄せとは何かについて、「思考は現実化する」とか「感情が実現する」とか言われることがあるが、それらは本質ではなく、引き寄せの法則の属性とか性質であり、引き寄せの法則とは、「信じていることが実現する」であると言って間違いない。
人間は、本当に信じていることが現実になる。
本当に金メダルが取れると信じれば金メダルが取れるし、特定の芸能人やスポーツ選手と結婚出来ると信じればそうなる。
ところで、一応言っておくと、なぜそうなるのかの原理は、今のところ、はっきりと分かっているわけではないし、そう簡単ではない。
だが、原理については知らなくても、引き寄せの効力とは関係がない。そもそも、どれほど凄い引き寄せを行った人でも、引き寄せの原理を理解している人は、今のところ、ほとんどおらず、昔は全くいなかった。しかし、昔の人の方がうまく引き寄せを行っていた。ただ、昔は、引き寄せを知っている人が少なかった。
信じたこことが実現するということから、当然のように、こんなことを考える人がいた。
「催眠術を使って信じれば良い」
つまり、金持ちになりたければ、催眠術で自分はお金持ちだと信じればお金持ちになる。
正確には催眠術ではないが、エミール・クーエの暗示法は、実質、それと同じで、確かに驚異的成果を上げることがあり、一時期ブームになったが、あまり知っている人はいない。
催眠術に関しては、こんな話がある。
旧ソ連で、公式な研究所で行われたものらしいが、肉体労働者の中年男に、催眠術をかけ「お前は偉大な画家だ」という暗示を与えた。
すると、その男は猛然と絵を描きはじめ、初めは下手だったが、みるみる上達して大画家になり、作品がクレムリン宮殿の中に飾られるほどになった。
ただ、これについては、「その男は、元々画家の才能があったのだ」と考えることも出来る。
しかし、重要なことは、その男が、絵を描くことが好きかどうかであり、絵を描くことが好きでない者に対して同じことをやっても、さっきの男のようにはいかない。
才能とは、所詮、内的衝動であり、それを起こすのは、好き嫌いでしかない。
だから、突出したことで成功を収めるには、引き寄せを使うにしても、本当に好きなことをしないといけない。
子供や、精神が未熟な人間が、「女優になりたい」「サッカー選手になりたい」と言っても、それは単に、ちやほやされて楽しそうとか、格好良いからといった理由でそう言うだけであり、そういうのを「子供の夢」とか「幼い夢」と言う。
子供の夢は、催眠術を使ったところで、本当に信じることは出来ないので実現しない。
だが、好き嫌いに影響されないことや、好きに決まっていることなら、割合簡単に信じることが出来、簡単に実現出来る。
例えば、お金は皆好きなので、金持ちになれると信じれば間違いなく金持ちになれる。
ただ、実はお金が嫌いとか、お金に抵抗があるという人間は多く、そんな者は自分が金持ちになれると信じることが難しい。それで、金持ちになれない。
とはいえ、お金が嫌いというのは誤解によるものがほとんどなので、その誤解を解けば金持ちになれるし、そこそこの生活が出来る程度のお金も嫌いという場合はさすがに少ないので、引き寄せを使えば、誰でも悠々とした暮らしは簡単に出来る。
ところで、昔から、権力者は、自分に都合の良い信念を国民に叩き込み、支配し易いようにした。
ある意味、権力者は、昔から、引き寄せのことを知っていたのである。
そして、こういったことは、今でも、昔とほとんど変わらず行われている。いわゆる思想統制であり、言い方を変えれば洗脳である。
共産主義国家だけでなく、アメリカ、日本といった民主主義国家でも、学校やマスコミ(特にテレビ)を使って、国民を洗脳しており、少なくとも8割以上の国民は権力者の狙い通りに洗脳されている。
本当に信じた通りのことが起こるし、もっと言えば、自分の世界は、自分が本当に信じている通りの世界なのである。
人間の本当の能力はただ1つで、好きなことを信じる能力だ。
それが高いか低いかで運命は決まる。
合氣道家の藤平光一は、毎朝、鏡に向かい、「お前はますます信念が強くなる」と念じたそうであるが、これも一種の自己暗示である。
ただ、これは、かなり心を鍛えた者のやり方ではないかと思う。
普通は、もっと穏やかな方法を使うべきだが、そのための方法が沢山あって迷うかもしれない、
しかし、大切なことは、自分に合った方法を使うことで、別の人に向いた方法が自分にも向いているとは限らない。
私は、非常に悪い状況にあった19歳の時、ジョセフ・マーフィーの『あなたも幸せになれる』(文庫版では『努力嫌いの成功法』)を読み、世界は想い通りになることを知り、一切の不安がなくなった。
いざとなれば引き寄せを行えば良いだけだと分かったからである。
確かに、親や学校やテレビに植え付けられたおかしな信念や偏見のせいで、なかなか信じることが出来ないことも多かったが、出来る範囲で信じても、快適な状況を作ることは出来た。
心の中のおかしな信念や偏見を、引き寄せに関しては「ブロック」と呼ぶことが多い。
だが、ブロックは、真面目に引き寄せを行えば、容易く壊すことが出来る。私の場合は、熱心さが足りなかったのだが、それでも、一般的には何でもうまくいった。
つまり、ちょっと真面目にやりさえすれば、引き寄せは素晴らしい効果がある。
これを使わない手はない。
だが、「引き寄せは胡散臭い、デタラメだ、頭の中お花畑の愚か者の考えだ」というのが、権力者による洗脳である。
それを外せない者が9割で、今のところ、権力者の勝ちである。
しかし、その洗脳を外すのは簡単で、例えば、いつも言う「今今メソッド」をやるという方法があり、その他にも沢山書いており、今後も書くので、読んでいただきたい。
その後、ノーマン・ヴィンセント・ピールの教えが「積極的思考(ポジティブ・シンキング)」、ジョセフ・マーフィーの教えが「潜在意識の法則」、ナポレオン・ヒルの教えが「成功哲学」あるいは「思考は現実化する」と言われたが、現在は、その他のものも含め、全部まとめて「引き寄せの法則」と言われている。
引き寄せの法則は、複雑なものだと思われているが、実は一言で言い表すことが出来、それは、「信じていることが実現する」である。
よく、引き寄せとは何かについて、「思考は現実化する」とか「感情が実現する」とか言われることがあるが、それらは本質ではなく、引き寄せの法則の属性とか性質であり、引き寄せの法則とは、「信じていることが実現する」であると言って間違いない。
人間は、本当に信じていることが現実になる。
本当に金メダルが取れると信じれば金メダルが取れるし、特定の芸能人やスポーツ選手と結婚出来ると信じればそうなる。
ところで、一応言っておくと、なぜそうなるのかの原理は、今のところ、はっきりと分かっているわけではないし、そう簡単ではない。
だが、原理については知らなくても、引き寄せの効力とは関係がない。そもそも、どれほど凄い引き寄せを行った人でも、引き寄せの原理を理解している人は、今のところ、ほとんどおらず、昔は全くいなかった。しかし、昔の人の方がうまく引き寄せを行っていた。ただ、昔は、引き寄せを知っている人が少なかった。
信じたこことが実現するということから、当然のように、こんなことを考える人がいた。
「催眠術を使って信じれば良い」
つまり、金持ちになりたければ、催眠術で自分はお金持ちだと信じればお金持ちになる。
正確には催眠術ではないが、エミール・クーエの暗示法は、実質、それと同じで、確かに驚異的成果を上げることがあり、一時期ブームになったが、あまり知っている人はいない。
催眠術に関しては、こんな話がある。
旧ソ連で、公式な研究所で行われたものらしいが、肉体労働者の中年男に、催眠術をかけ「お前は偉大な画家だ」という暗示を与えた。
すると、その男は猛然と絵を描きはじめ、初めは下手だったが、みるみる上達して大画家になり、作品がクレムリン宮殿の中に飾られるほどになった。
ただ、これについては、「その男は、元々画家の才能があったのだ」と考えることも出来る。
しかし、重要なことは、その男が、絵を描くことが好きかどうかであり、絵を描くことが好きでない者に対して同じことをやっても、さっきの男のようにはいかない。
才能とは、所詮、内的衝動であり、それを起こすのは、好き嫌いでしかない。
だから、突出したことで成功を収めるには、引き寄せを使うにしても、本当に好きなことをしないといけない。
子供や、精神が未熟な人間が、「女優になりたい」「サッカー選手になりたい」と言っても、それは単に、ちやほやされて楽しそうとか、格好良いからといった理由でそう言うだけであり、そういうのを「子供の夢」とか「幼い夢」と言う。
子供の夢は、催眠術を使ったところで、本当に信じることは出来ないので実現しない。
だが、好き嫌いに影響されないことや、好きに決まっていることなら、割合簡単に信じることが出来、簡単に実現出来る。
例えば、お金は皆好きなので、金持ちになれると信じれば間違いなく金持ちになれる。
ただ、実はお金が嫌いとか、お金に抵抗があるという人間は多く、そんな者は自分が金持ちになれると信じることが難しい。それで、金持ちになれない。
とはいえ、お金が嫌いというのは誤解によるものがほとんどなので、その誤解を解けば金持ちになれるし、そこそこの生活が出来る程度のお金も嫌いという場合はさすがに少ないので、引き寄せを使えば、誰でも悠々とした暮らしは簡単に出来る。
ところで、昔から、権力者は、自分に都合の良い信念を国民に叩き込み、支配し易いようにした。
ある意味、権力者は、昔から、引き寄せのことを知っていたのである。
そして、こういったことは、今でも、昔とほとんど変わらず行われている。いわゆる思想統制であり、言い方を変えれば洗脳である。
共産主義国家だけでなく、アメリカ、日本といった民主主義国家でも、学校やマスコミ(特にテレビ)を使って、国民を洗脳しており、少なくとも8割以上の国民は権力者の狙い通りに洗脳されている。
本当に信じた通りのことが起こるし、もっと言えば、自分の世界は、自分が本当に信じている通りの世界なのである。
人間の本当の能力はただ1つで、好きなことを信じる能力だ。
それが高いか低いかで運命は決まる。
合氣道家の藤平光一は、毎朝、鏡に向かい、「お前はますます信念が強くなる」と念じたそうであるが、これも一種の自己暗示である。
ただ、これは、かなり心を鍛えた者のやり方ではないかと思う。
普通は、もっと穏やかな方法を使うべきだが、そのための方法が沢山あって迷うかもしれない、
しかし、大切なことは、自分に合った方法を使うことで、別の人に向いた方法が自分にも向いているとは限らない。
私は、非常に悪い状況にあった19歳の時、ジョセフ・マーフィーの『あなたも幸せになれる』(文庫版では『努力嫌いの成功法』)を読み、世界は想い通りになることを知り、一切の不安がなくなった。
いざとなれば引き寄せを行えば良いだけだと分かったからである。
確かに、親や学校やテレビに植え付けられたおかしな信念や偏見のせいで、なかなか信じることが出来ないことも多かったが、出来る範囲で信じても、快適な状況を作ることは出来た。
心の中のおかしな信念や偏見を、引き寄せに関しては「ブロック」と呼ぶことが多い。
だが、ブロックは、真面目に引き寄せを行えば、容易く壊すことが出来る。私の場合は、熱心さが足りなかったのだが、それでも、一般的には何でもうまくいった。
つまり、ちょっと真面目にやりさえすれば、引き寄せは素晴らしい効果がある。
これを使わない手はない。
だが、「引き寄せは胡散臭い、デタラメだ、頭の中お花畑の愚か者の考えだ」というのが、権力者による洗脳である。
それを外せない者が9割で、今のところ、権力者の勝ちである。
しかし、その洗脳を外すのは簡単で、例えば、いつも言う「今今メソッド」をやるという方法があり、その他にも沢山書いており、今後も書くので、読んでいただきたい。