世界で一番高価な絵画は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたイエス・キリストの肖像画『サルバトール・ムンディ』で、2017年に4億5千万ドル(当時約510億円)で落札されたらしい。
こういった、世界中で称賛される絵画に対峙した時はどうすれば良いだろう?
好きなようにすれば良いし、好きなことを言えば良い。
大切なことは、その絵の価値を決めるのは自分であることだ。
その絵は、私(あるいは、あなた)の評価を待っているのだ。
そんな大切なことを教えてくれないのだから、学校とはつくづくつまらない・・・いや、概ねでは有害なところだ。
ただ、このことを、ラルフ・ウォルドー・エマーソンがエッセイ『自己信頼』の中でしっかりと述べている。
サルトルが、「本を読むことは、その本を書くことだ」と言ったように、絵を見るということは、その絵を描くことだ。
元々、絵なんて存在しなかったが、あなたが見ることによって絵が生成されたのだ。
このことは、今でもある程度、科学で認められていると思うが、未来には常識になるだろう。
いかなる絵画も、いかなる小説も、あなたが価値ありとするから価値があるのである。
世の中の評価を、あなたが受け入れるのではない。
あなたの評価を、世の中が受け入れるのだ。
かといって、「早く評価して下さい」とせかされる必要もない。
個人的な好き嫌いはあるかもしれないが、最も良い評価とは評価しないことだ。
荘子が、最も良い判断は判断しないことと言ったのと同じである。
ピカソが描いた絵も、ただの子供が描いた絵も、違いはない。
その子供の親にしてみれば、子供が描いた絵の方が、ピカソの絵より価値が高く感じるかもしれない。
しかし、出来れば評価しないことだ。
旧来の引き寄せを簡単に言うと、自分の給料が月に20万円なら、それは、自分が自分の価値を月に20万円と思っているからなので、自分には月に100万円の価値があると信じたら、給料が100万円になるというものだ。
それは、とても難しい。
それで、簡単なやり方は、自分の給料が20万円だとしても、自分の価値を月に20万円だと思わず、また、自分の価値がどれほどとも思わないことだ。
そうすれば、自分に相応しい、自分が嬉しいと感じる給料になるというのが、新しい引き寄せである。
自分の価値を判断しないためには、あらゆることの判断を差し控えることが良い。
A子は美人だがB子はブスだと判断してはならない。
単に、A子が好みであるだけで、優劣があるわけではない。
本当に判断しなくなると、どちらが好みであるかも分からなくなるだろう。
だが、こんな賢人が言いそうなことって、なかなか役に立たない。
そこで、1つの簡単なテクニックがあればありがたいだろう。
それは、悪いことがあったら、それはいいことだと言うことだ。
絵描きが絵が売れなかったら、「絵が売れないことは良いことだ」と言う。すると、絵が売れ出す。
脚が痛い時は、「脚が痛いのは良いことだ」と言う。すると、痛みがなくなる。
「あの子が彼女になってくれないのは良いことだ」と言えば、その子は自分の彼女になる。
「1億円ないことは良いことだ」と言えば、なぜか1億円出来る。
ただし、くれぐれもソフトタッチ(穏やかな態度)でやらないといけない。
そこでまずは、「心おだやかに!」と唱えるところから始めるのが良いが、それで万事解決するかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)新釈 荘子 (PHP文庫)
(3)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(4)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~
(5)李陵、山月記、弟子、名人伝(中島敦) ※『名人伝』を読め

AIアート1313
「忘却の園」
Kay
こういった、世界中で称賛される絵画に対峙した時はどうすれば良いだろう?
好きなようにすれば良いし、好きなことを言えば良い。
大切なことは、その絵の価値を決めるのは自分であることだ。
その絵は、私(あるいは、あなた)の評価を待っているのだ。
そんな大切なことを教えてくれないのだから、学校とはつくづくつまらない・・・いや、概ねでは有害なところだ。
ただ、このことを、ラルフ・ウォルドー・エマーソンがエッセイ『自己信頼』の中でしっかりと述べている。
サルトルが、「本を読むことは、その本を書くことだ」と言ったように、絵を見るということは、その絵を描くことだ。
元々、絵なんて存在しなかったが、あなたが見ることによって絵が生成されたのだ。
このことは、今でもある程度、科学で認められていると思うが、未来には常識になるだろう。
いかなる絵画も、いかなる小説も、あなたが価値ありとするから価値があるのである。
世の中の評価を、あなたが受け入れるのではない。
あなたの評価を、世の中が受け入れるのだ。
かといって、「早く評価して下さい」とせかされる必要もない。
個人的な好き嫌いはあるかもしれないが、最も良い評価とは評価しないことだ。
荘子が、最も良い判断は判断しないことと言ったのと同じである。
ピカソが描いた絵も、ただの子供が描いた絵も、違いはない。
その子供の親にしてみれば、子供が描いた絵の方が、ピカソの絵より価値が高く感じるかもしれない。
しかし、出来れば評価しないことだ。
旧来の引き寄せを簡単に言うと、自分の給料が月に20万円なら、それは、自分が自分の価値を月に20万円と思っているからなので、自分には月に100万円の価値があると信じたら、給料が100万円になるというものだ。
それは、とても難しい。
それで、簡単なやり方は、自分の給料が20万円だとしても、自分の価値を月に20万円だと思わず、また、自分の価値がどれほどとも思わないことだ。
そうすれば、自分に相応しい、自分が嬉しいと感じる給料になるというのが、新しい引き寄せである。
自分の価値を判断しないためには、あらゆることの判断を差し控えることが良い。
A子は美人だがB子はブスだと判断してはならない。
単に、A子が好みであるだけで、優劣があるわけではない。
本当に判断しなくなると、どちらが好みであるかも分からなくなるだろう。
だが、こんな賢人が言いそうなことって、なかなか役に立たない。
そこで、1つの簡単なテクニックがあればありがたいだろう。
それは、悪いことがあったら、それはいいことだと言うことだ。
絵描きが絵が売れなかったら、「絵が売れないことは良いことだ」と言う。すると、絵が売れ出す。
脚が痛い時は、「脚が痛いのは良いことだ」と言う。すると、痛みがなくなる。
「あの子が彼女になってくれないのは良いことだ」と言えば、その子は自分の彼女になる。
「1億円ないことは良いことだ」と言えば、なぜか1億円出来る。
ただし、くれぐれもソフトタッチ(穏やかな態度)でやらないといけない。
そこでまずは、「心おだやかに!」と唱えるところから始めるのが良いが、それで万事解決するかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)新釈 荘子 (PHP文庫)
(3)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(4)私は何も信じない ~クリシュナムルティ対談集~
(5)李陵、山月記、弟子、名人伝(中島敦) ※『名人伝』を読め

AIアート1313
「忘却の園」
Kay