世界中の一流人物にも愛読者が多いエマーソン(エマソン)の『自己信頼』は、とにかく自分を信頼しろ、盲目的に自分を信じろと言う。
たとえば、どんな芸術作品だって、あなたの評価を待っているのだと言う。それほどあなたは信用するに足る重要人物であるということだ。
これを見ると、私は青池保子さんの『エロイカより愛をこめて』(1976~2012。全39巻)という漫画の初めの頃に、エロイカを名乗る同性愛者の怪盗グローリア伯爵が、「私が良いと言えばそれが価値になる」みたいなことを言ったのを思い出す。
エロイカはそんな超ナルシストのかなりイカれた男であるが、エマーソンの主張もエロイカに匹敵するナルシスト振りだ。
だが、エマーソンは「どうやったら自信を持てるか」といったことは何も言っていないように思う。
ただ、「あなたにはそれだけの価値がある」と言うだけだ。
ホルストの『惑星』中の『木星』の曲を使った平原綾香さんの大ヒット曲『ジュピター』に、「夢を失うよりも 悲しいことは 自分を信じてあげられないこと」という美しい歌詞(作詞は吉元由美さん)があるが、「そうは言っても、どうやって自分を信じるのだ?」と言いたい人が多いと思う。
そりゃ、エマーソンは14歳でハーバード大に入学、18歳で卒業した天才だから自信も持てそうなものであるが、はたして普通の人はどうすれば良いのか。まして、普通以下の人は。
ところが、エマーソンは、親にしっかり食べさせてもらっている少年こそが自信を持っていると言う。
つまり、経済的な不安のない少年が、最も強いというわけだ。
どういうことかと言うと、そんな少年は、誰の顔色をうかがう必要もないからだ。それはつまり、自分より強い人間はいないと思っている領主のようなものだ。
少女に関しては、当時はアメリカでも女性の地位が低かったこともあり、少年のようにはいかないかもしれないし、女性の権利問題は今日でも解消されていないが、それなら、十分に権利が保障された令嬢の場合で考えても良いと思う。
だが、世間常識では、そういった自信は、幼稚であり、大人になってもそうであるなら、健康的でなく、不遜であり、謙虚でないことになる。
だが、うろ覚えだが、ビートルズの『ヘルプ!』でも、「僕は子供の時は自信があって、何でも出来た。でも今はダメダメだ」みたいなことを言っていたと思う。
そしてだ。
子供の時のような自信を取り戻してみれば、それは非常に良いものであることが分かるのだ。
で、どうやれば、そんな子供の時のような自信を取り戻せるかだが、最近ここでよく取り上げている、ネヴィル・ゴダードの想定の法則を使えば簡単だと思う。
他に適当な方法がないと思うほどだ。
想定の法則の使い方は、願いが叶ったらどんな気持ちかを想像するだけだ。
そこで、叶ったら自信を持てるような願いを想定すれば良い。
たとえば、仕事で成功するとか、1億円持つとか、憧れのアイドルを恋人にするとか。
本当の願いであることが必要だが、それなら(それが本当の願いなら)、想定の法則のそのメソッドをやった瞬間に自信が出来る。
その瞬間に願いが叶っているからであり、1度や2度では少ないながらも、その実感は得られるのだからだ。
そして、何度も繰り返せば、想定の法則に従って願いは現実化する。
AIアート765
「温かい家」
Kay
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)※電子書籍
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)※紙の本
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(4)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(5)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(6)The Power of Awareness(Neville.Goddard)
(7)エロイカより愛をこめて 1(青池保子)
たとえば、どんな芸術作品だって、あなたの評価を待っているのだと言う。それほどあなたは信用するに足る重要人物であるということだ。
これを見ると、私は青池保子さんの『エロイカより愛をこめて』(1976~2012。全39巻)という漫画の初めの頃に、エロイカを名乗る同性愛者の怪盗グローリア伯爵が、「私が良いと言えばそれが価値になる」みたいなことを言ったのを思い出す。
エロイカはそんな超ナルシストのかなりイカれた男であるが、エマーソンの主張もエロイカに匹敵するナルシスト振りだ。
だが、エマーソンは「どうやったら自信を持てるか」といったことは何も言っていないように思う。
ただ、「あなたにはそれだけの価値がある」と言うだけだ。
ホルストの『惑星』中の『木星』の曲を使った平原綾香さんの大ヒット曲『ジュピター』に、「夢を失うよりも 悲しいことは 自分を信じてあげられないこと」という美しい歌詞(作詞は吉元由美さん)があるが、「そうは言っても、どうやって自分を信じるのだ?」と言いたい人が多いと思う。
そりゃ、エマーソンは14歳でハーバード大に入学、18歳で卒業した天才だから自信も持てそうなものであるが、はたして普通の人はどうすれば良いのか。まして、普通以下の人は。
ところが、エマーソンは、親にしっかり食べさせてもらっている少年こそが自信を持っていると言う。
つまり、経済的な不安のない少年が、最も強いというわけだ。
どういうことかと言うと、そんな少年は、誰の顔色をうかがう必要もないからだ。それはつまり、自分より強い人間はいないと思っている領主のようなものだ。
少女に関しては、当時はアメリカでも女性の地位が低かったこともあり、少年のようにはいかないかもしれないし、女性の権利問題は今日でも解消されていないが、それなら、十分に権利が保障された令嬢の場合で考えても良いと思う。
だが、世間常識では、そういった自信は、幼稚であり、大人になってもそうであるなら、健康的でなく、不遜であり、謙虚でないことになる。
だが、うろ覚えだが、ビートルズの『ヘルプ!』でも、「僕は子供の時は自信があって、何でも出来た。でも今はダメダメだ」みたいなことを言っていたと思う。
そしてだ。
子供の時のような自信を取り戻してみれば、それは非常に良いものであることが分かるのだ。
で、どうやれば、そんな子供の時のような自信を取り戻せるかだが、最近ここでよく取り上げている、ネヴィル・ゴダードの想定の法則を使えば簡単だと思う。
他に適当な方法がないと思うほどだ。
想定の法則の使い方は、願いが叶ったらどんな気持ちかを想像するだけだ。
そこで、叶ったら自信を持てるような願いを想定すれば良い。
たとえば、仕事で成功するとか、1億円持つとか、憧れのアイドルを恋人にするとか。
本当の願いであることが必要だが、それなら(それが本当の願いなら)、想定の法則のそのメソッドをやった瞬間に自信が出来る。
その瞬間に願いが叶っているからであり、1度や2度では少ないながらも、その実感は得られるのだからだ。
そして、何度も繰り返せば、想定の法則に従って願いは現実化する。
AIアート765
「温かい家」
Kay
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(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)※電子書籍
(2)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)※紙の本
(3)エマソン名著選 精神について(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(4)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(5)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(6)The Power of Awareness(Neville.Goddard)
(7)エロイカより愛をこめて 1(青池保子)