引き寄せの究極の公式は、
「XだからYである」
だ。
例文として、
「俺はいい男だからモテる」
としよう。
X:俺はいい男
Y:モテる
Xは何でも良いし、客観的真偽もどうでも良い。ただ抵抗がなければ良いのである。
たとえば、この場合なら、Xは、「秋田県出身だから」「身長160cmだから」「青山学院大卒だから」「唇が格好良いから」、その他無限に考えられる。

普通の引き寄せがうまくいかないのは、Yを信じる必要があるからだ。
この場合であれば「俺はモテる」を信じる必要がある。
そこで、「俺はモテる」と繰り返し唱えたり、自分がモテている場面をイメージする。
しかし、そんなこと、信じられるはずがない。
なぜなら、モテないからこそ「モテる」を引き寄せたい、実現したいのだから、現時点で「モテる」は嘘だと知っているからだ。
だが、Xを信じるのは容易い。
「俺はいい男だから」「私はいい女だから」と言うのは、別に抵抗ない。簡単に思い込める。
もし抵抗があったら、純然たる事実「俺は月給20万円だから」「俺はナイキのスニーカーを履いてるから」等にすれば良い。
ただし、Xは肯定的であることが必要だ。実際は、肯定的であることが「必要」と言うよりは「望ましい」程度だが、あえてマイナスなことを設定する必要はない。
「XだからY」という形にすれば、無理にYを信じようとしなくても、Yを受け入れることが出来る。
ここで、斎藤一人さんが講演で言われていたように、
「こんなにいい女なんだから彼氏がいないのはおかしい」
という言い方にすれば、さらに良いだろう。
これを、脳、あるいは、潜在意識に向かって言うのである。
脳、あるいは、潜在意識は無限の力を持っているので、受け入れたYは自動的に現実になる。

世の中に「腰回しダイエット」というものがあることをご存じだろうか?
まあ、立って、フラフープでもやるように腰を回すのである。ただし、実際にフラフープをやるよりはゆっくり回す場合が多い。
YouTube動画などで「1日3分で腰がくびれます」なんてことを言っているが、それは科学的に言って難しいし、実際、うまくいった人はほぼ皆無だ。
ただし、極めて弱い効果ならある。つまり、全くの嘘ではない。1日3分で、ちょっとはくびれる。0.01mmくらいは(笑)。
だが、
「私は毎日腰回し運動をやっているのだから、ウエストがぎゅっと細くならないとおかしい」
と脳(あるいは潜在意識)に言えば、脳(あるいは潜在意識)は、嫌でも、あなたの理想通りの腰にしてくれる。
この原理があるから、腰回しダイエットで大儲けした人もいるのである。