ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

腕振り運動

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

引く運動の知られざる価値

腕振り運動は、インド発祥という話があるが、インドで腕振り運動が行われているという話は聞かない。
腕振り運動はもっぱら、中国や台湾で行われていて、気功、仙道、易筋経(健康法の1つ)等の中に含まれている。
そして、昔から、中国医学では肩甲骨が重視され、腕振り運動の驚異的な効果の秘密は、肩甲骨を動かすことであるように思われるのである。
特に健康面で腕振り運動の最大の効果を得るには、腕を後ろに振った時、両腕をやや近付け、肩甲骨が持ち上がるようにすれば良いという、何人かの中国医学の専門家の発言を書籍や動画で見たことがある。

よって、腕振り運動をする時は、両腕を後ろに振った時に、両腕がやや内側に行くように心掛ければ良いと思う。
ただ、腕を後ろに振っただけでも、肩甲骨はある程度持ち上がるので、どんなやり方でも腕振り運動は効果があるし、脚が悪くて立てなくても、座ってやっても良いと思う。

ところで、運動の中で肩甲骨をよく動かすものと言えばローイング、つまり、ボート漕ぎである。
ローイングは、1900年の第2回パリオリンピックからあり(2023年までは「ボート」競技と呼ばれていた)、ローイングが優れた身体を作る運動であることが認識されていたのだと思う。そして、ローイングが身体を強くする秘密は、単に筋肉を鍛えることではなく、肩甲骨を動かすことであると思う。
何度も映画化された『ベン・ハー』の2016年の映画で、『ベン・ハー』で鉄板(テッパン。確実であること)のクライマックスである戦車競技で、ユダがメッサラに勝ったのは、ユダが奴隷としてガレー船を漕いでいたからであると表現されていたのが興味深かった。
この映画では、ガレー船漕ぎで鍛えたユダの「引っ張る筋力」にスポットを当てていたように思うが、実は、ユダの肩甲骨の機能が上がっていたからであると思うのである。

昨日、少し取り上げた、足を静かに下ろす正しい四股をやる貴重な人物であるナイフ術の使い手(田村忠嗣氏)が、四股を毎日1~2時間やるのと共に、ボート漕ぎの動作を毎日15分やると言っていたのには驚いたものである。
静かに足を下ろす四股とボート漕ぎの動き・・・もう完璧な身体強健法である。
そのボート漕ぎは、全くのエアボート漕ぎ(エア・ローイング)で、肘を後ろに引くのであるが、何と素晴らしいことに、肘を後ろに引いた時に、両肘を近付けるようにし、さらに肩甲骨を動かすようにするらしい。このナイフ術使いも、肩甲骨の重要性を説いていた。この人物のことは、これから調べようと思う。
そんなわけで、私も、さっそく、エア・ボート漕ぎを取り入れた。もちろん、後ろに肘を引いた時、意識的に両肘が近付くようにやるのである。
ひょっとしたら、腕振り運動を超える運動かもしれない。

ジャイアント馬場(馬場正平。1938~1999)さんという世界的に有名なプロレスラーがいたが、彼は非常に興味深いことをよく言っている。
プロレスが本当の格闘競技ではないことはご存じの方も多いだろうが、プロレスラーが恐ろしく強いことは確かで、世界中の格闘技大会でプロレスラーが目覚ましい成績を上げることも多い。
馬場さんも、特に若い頃は本当に強かったようだが、彼の場合は、元プロ野球選手という本物のアスリートだったということもあるが、若い時に、アメリカでフレッド・アトキンスという名レスラーの弟子になったことが大きかったと思う。
当時、アトキンスは50歳を過ぎていて、馬場に比べると小柄だったが、若い馬場が力で全く敵わなかったと言う。
それだけでなく、アトキンスはレスリングが本当に強く、馬場はしごかれまくったようだ。
その中で、馬場は、アトキンスに「引く」運動を徹底的にやらされたと語っていた。
リングの四隅のロープを両手で掴んで引く運動をしっかりやらされ、また、2人で綱引きをやることも重視されるなど、徹底的に「引く」運動をやらされたらしいが、馬場は、こんな「引く」運動が強い身体を作ってくれたと言う。
やはり、これらの「引く」運動が、肩甲骨を動かしたことが良かったのだと思う。

そんなわけで、私は、佐川流四股とエア・ローイングをしっかりやろうと思う。

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(1)四股鍛錬で作る達人
(2)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
(4)ベン・ハー(2016) [Blu-ray]
(5)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)

夕暮れ時
AIアート1262
「夕暮れ時」
Kay

抑圧すれば増大する

大雑把に言えば、健康であるとは血流が良いことだ。
また、頭が良いとは、脳に多量の酸素が送られることだが、酸素は血液に乗って流れるので、結局は脳への血流が良いことで頭が良くなる。
大昔から、頭が良いことを頭の血の巡りが良いなどと言うが、まさに感覚的に正しいことを言ってきたわけだ。
ただし、怒ることを「頭に血が上る」とも言うが、怒ったら間違いなく馬鹿になるのだから、急激に脳に血が送られるのは良くないようだ。
要は、適度な活発さでスムーズに血が流れれば良いのである。
気功では、気が巡るなどと言い、身体を気が巡れば健康になると言うが、実際は、気の巡りとは血液の巡りのことなのだと思う。

多少の個人差はあるが、十代とか二十歳そこそこまでは、何をいくら食べても太らず、何の努力もせずにほっそりとした体形でいられる人が多いが、これを「若い人は代謝が良いから」だと言う。この代謝も、つまるところ、全部ではないが、血流によって決まると思う。

以上のことは、割と一般的かもしれないが、では、どうすれば血流を良くし、健康で頭も良く出来るかというと、不思議なほど知られていない。
腕振り運動は、発祥がインドで、中国で発展したと言われるが、医学が発達していないがゆえに、身体の自然な機能を探っていたインドや中国の賢い人達が、肩甲骨の間を刺激すれば血流が良くなることに気付き、そのために有益なこの運動を考案・発展させたと考えられている。
実際、腕振り運動で様々な体調不良や病気が回復したという報告が沢山ある。
腕振り運動は、他にも良い効果が沢山あるのだから、是非実行すれば良いと思う。

ところで、西洋でも、特に医学というわけではないが、血流を良くするための身体の機能に気付き、身体を丈夫にしたり、頭を良くする方法が考えられてきた。結果、若返るし、代謝も良くなって若い時のような身体に近付く。
その原理を一言で言えば「抑圧すれば増大する」だ。もっと一般的には「押さえれば反発する」で、身体に限らず、精神的にも人間の本質的な性質だ。
簡単な例で言えば、腕や脚を何かで縛って血流を抑えれば、血管の圧力が上がり、多量の血が流れるようにしようとする。
だから、少しの間、腕や脚を縛り、それから解放すれば、感覚で分かるほど血流が多くなる。
一頃ブームになった加圧シャツは、身体を締め付ける下着を着用すれば、身体がそれに反発して血流を多くしようとするが、長時間、そんな下着を着用することで、常時、血流が良くなるようにしようとするもので、原理的には正しいと思う。ただし、加圧の強さや加圧する時間などの配慮なく、ただ締め上げても、必ずしも効果が上がらず、むしろ弊害が多い。つまり、あまりに乱暴なのである。しかし、一部では、たまたま加圧の強さやタイミングが合い効果があった人もいたので、それら効果があった人のことを表に出して宣伝したのでブームになったのであると思う。
1時間に一度程度、加圧シャツを数分着用する・・・といったふうにやれば、ある程度の効果はあると思うが、そんなことはなかなか出来ないだろう。
しかし、「抑圧すれば増大する」という性質は能力開発の素晴らしいヒントである。

アメリカで優秀な研究者が「マスキング」という頭脳を強化するメソッドを開発し、ブームになったことがあった。
これは、ビニール袋を口につけて呼吸することで酸素摂取量を減らせば、脳は多量の酸素を必要とするため、大動脈を中心に、脳への血流量が増える。これを、適度な間隔で適度な時間行うことで、脳への血流量(結果として酸素供給量)を高め、脳機能を高めることが出来る。
確かに、多くの検証により成果は認められたようだが、これも、「適度な間隔」「適度な時間」がなかなか難しい。やるとすれば、ほんの少しやるようにすれば、危険は少なく、ある程度の効果はあると思う。

この原理(抑圧すれば増大する)をうまく使ったのが、生物学者の石井直方さん(理学博士)が開発した「いのちのスクワット」だ。
石井さんはこれのおかげで2度の癌から生還出来たと言う。
「いのちのスクワット」は一般的にスロースクワットとも言うが、スロースクワットという言い方は別の人も別のやり方で教えているので紛らわしいので、ここでは「いのちのスクワット」と書く。
ところが、YouTubeで、この「いのちのスクワット」のやり方を紹介している人がいたが、全くデタラメで肝心なポイントが抜けていた。特に、馬鹿っぽい人の動画は信用してはならないと思った。
とはいえ、やることは簡単で、肝心要のポイントを2つ上げれば「ゆっくり動く」「動きを止めない」である。
一般に、スクワットでも腕立て伏せでも、曲げた時や伸ばした時に、動きを止める場合が多い。
その動きを止めることをしないでやるのだが、動きが速いと膝関節(腕立てでは肘関節)を痛めるので、ゆっくり動くことが大切だ。
また、脚を伸ばし切らないことが大切である。
これにより、運動中、筋肉は常に適度な加圧状態になり血管が圧迫される。
筋肉の大部分は脚にあるので、これを適度にやることで、運動後はもちろんだが、常時の全身の血流も向上していくのである。
やれば実感出来ると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)いのちのスクワット(石井直方)
(2)頭には、この刺激がズバリ効く! (ウィン・ウェンガー)
(3)頭脳がよくなる! (ウィン・ウェンガー)
(4)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(5)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)

静かに咲く花
AIアート1007
「静かに咲く花」
Kay

自分で数を数えることの大切さ

数息観(すうそくかん)という「自動思考停止」「集中力養成」に有効な禅の素晴らしい修行法がある。
これは単に、ゆっくりした腹式呼吸を行いながら「ひとーつ」「ふたーつ」と呼吸を数えていくというもので、「とおー」と十まで数えたら一に戻るというふうに繰り返す。
私が昔見た数息観の本に、「最初は十まで数えて一に戻れる人はまずいない。知らないうちに17、18まで数えたり、下手したら百まで数えてしまうこともある」と書かれていた。
やってみたら、確かに十を超えて数えてしまうことはよくあったが、それほど多くはなかった。
十を超えて数えるのは、頭が勝手に思考を起こしてしまい(自動思考が起こるということ)、「十まで数える」という意図が消えてしまうからだ。
つまり、自動思考を起こさせなければ十まで数えて一に戻ることが容易に出来る。
十まで数えて一に戻ることがなかなか出来ないということは、自動思考が起こり易いということで、自動思考が起こり易いということは、集中力がなく、結果、頭が悪いと言うか、頭をちゃんと使えないということだ。
私が読んだ本のように、「十まで数えて一に戻ることがまず出来ない」という人はIQが低いと思う。
しかし、修行を重ね、楽々と出来るようになったら、確実にIQも上がっていると思う。
数息観だけでも悟りを開けると言われているし、私もそうだと思う。

私は、昨夜から、夕食後、腕振り運動千回、佐川幸義流四股千回、深呼吸十回を行うことにした。
腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えて行うのはかなり難しいかもしれない。
1から百まで数えることを繰り返すのだが、今、何百回までやっているのか、すぐに分からなくなる。
よそ事を考えてしまう・・・つまり、自動思考が起こるからだ。
それで、自分で数を数えることを嫌がり、何らかの方法で10分とか20分とかが分かるようにして、その時間やったり、指を折って数を数えながらやる人も多い。
頭が悪い人(自動思考が起こり易い人)は、そんなふうにやりたがる。自分で数を数えながらやろうとしない。
腕振り運動や佐川流四股は運動としても優れているので、それでも成果は得られるが、最も優れた成果を得ようと思ったら、自分で数を数えながらやるのが良い。

腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えてやれるようになったら、かなり頭が良くなっている(IQが高くなっている)と思う。おそらく、下手なIQテストよりよほど頭の良さを示すと思う。
関英男博士は、毎朝、腕振り運動を二千回行っていたらしいが、おそらく、楽々と自分で数を数えていたと思う。
仙道研究家の高藤総一郎さんも、数百回、あるいは、それ以上繰り返す運動を沢山行っていたようだが、高藤さんは「頭の中のおしゃべり(自動思考)が消えたら高い速読能力が得られた」といったことも書いていたように、そういった運動で根本的な能力を高めていたのだと思うし、それが仙道の神髄ではないかと思う。

尚、私が行う佐川流四股はかなりテンポが速く、千回を十分以内で終える。
両足を肩幅より少し広いくらいに足を平行にして開き、手は太ももにつけて踵の上下運動(つま先もやや床を離れるが、つま先を床につけたまま行うやり方もある)を軽快に行う。
ただし、相撲の四股のコンパクト版のように行う人もいる。
やり方は各自、自由で良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)※佐川流四股解説あり
(2)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌] ※佐川流四股解説あり
(3)四股鍛錬で作る達人 ※佐川流四股解説あり
(4)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(5)超能力(関英男)
(6)心霊力(関英男)
(7)心は宇宙の鏡(関英男)
(8)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(9)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)

仙女
AIアート1001
「仙女」
Kay

やるのが楽しみでならない鍛錬法

解剖学者の養老孟司さんの何かの本で見たが、昔の日本人は、毎日長時間正座することで腹筋や背筋が鍛えられ、特に運動をしなくても身体が強かったらしい。
私は、これが優れた身体の鍛え方であると思う。
西洋の運動は、強い負荷で短時間行うものが多く、それが日本でも普及しているが、本来は、日本人は、正座のように、特に運動を意識しなくても自然に鍛えられる生活をしていたのだと思う。
そして、昔の日本人の鍛え方なら、身体を痛めず長持ちするのだと思う。
いかに日本人でも、今は正座はしないが、腕振り運動であれば、正座より優れた効果を、正座に比べれば短時間で得られると思う。
ただ、この腕振り運動も、YouTube動画でよく見られるように、大きな動きで力んでやっていたら、肩の運動にはなっても、長時間出来ないし、また、しんどいので長期間継続してやれない。また、肩を痛めることになる場合が多いと思う。
だが、リラックスし、力を抜いて、なるべく小さな動作でやれば、肩の筋肉ではなく、全身の筋肉を使って腕を振るような感じになり、腹筋、背筋、さらに、脚の筋肉が鍛えられ、さらに身体全体が調整され、身体を痛めないどころか悪い部分が回復すると思う。
また、最近の運動科学の研究によれば、強い負荷で短時間運動するのと、弱い負荷で長時間運動するのでは、筋肉の発達に関しても効果は変わらないらしい。
それなら、身体を痛めず、苦しくないのでストレスをためずに長く続けられる、弱い負荷の運動が好ましいと思う。

大東流合気柔術の達人、佐川幸義が開発した佐川流四股は、ほとんど足踏みであるが、長時間行えば驚異的な効果があるのだと思う。
それで佐川幸義もこの四股を重視し、自らも毎日何千回と行っていたようだ。
実際、この四股に寝食を忘れるほど打ち込んでいた弟子が、新参であったに関わらず、他の弟子の技が通用しなくなったという話もある。
私も、やや我流ではあるが、この数年、この四股を毎日2千回以上欠かさず行っており、大きな効果を実感している。
分かり易い効果としては、腰の状態が非常に良くなり、あらゆる動作が軽快になると思う。

ただ、この佐川流四股のやり方は、佐川の弟子や孫弟子の間でもかなり異なっているようで、やるなら自分で工夫するしかない。
YouTubeで「四股1000」で検索すれば、完全な佐川流四股ではないかもしれないが、だいたいこれで良いと思う四股の動画がある。
私の場合、両足を肩幅よりやや広く開き、足を平行にして立ち、片足ずつ、踵から上げる感じで、つま先が少し浮く程度まで上げ、静かに足を下ろすようにしながら、軽やかにテンポよく行っている。
尚、手は太ももを軽く押さえる感じで、決して振らない。
西洋式の足踏みの欠点は腕を足と反対に振ることである。
私の場合、千回で7分程度である。
だが、基本、足をやや開いて立ち、腕を振らずに足踏みをすれば、それで良いのだと思う。
自分では気づかないかもしれないが、この四股をすると、上体がやや左右に揺れるが、それが、この四股の効果の秘密であると思う。
ただ、無理に上体を左右に揺らす必要はなく、あくまで自然な動きにまかせる。

私は、今は、この足踏み四股や腕振り運動をするのが楽しみでならず、隙間時間でもいいから、なるべく時間を作って1分でもやるようにしている。

チューリップが咲く庭で
AIアート824
「チューリップが咲く庭で」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
【佐川流四股関連】
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
【腕振り運動関連】
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(2)気功革命(盛鶴延)

ついに分かった(引き寄せの力 2/2)

理屈や前提は前回詳しく(とは言っても全体のごく一部だが)書いたので繰り返さないが、引き寄せを行うためのパワーを得るため、GTP(気、プラーナと同じ)を増大させる方法について述べる。
(GTPは至高体験を引き起こす力でもあるが、これについては煩雑になるので今回は述べない)
尚、GTPは複数の重力子(グラヴィトン粒子)から構成されたもので、その詳細は複雑なので省くが、気功や仙道の「気」、あるいは、ヨガの「プラーナ」と同じものと考えて良いと思う。
合氣道家の藤平光一氏は「氣」という字にこだわったが、やはりこれ(氣)もGTPと考えて差し支えないと思う。よって、藤平氏も、これを増大させる良いヒントは与えてくれている。
個人的には、GTPを生命エネルギーと呼ぶのが好きだが、主流ではないので控える。

GTPを取り入れる基本的な方法は、何と言っても深呼吸である。
これは、健康やダイエットのための深呼吸とだいたい同じだが、顕著に異なるのは、息を極めてゆっくり吐くところだ。
このあたりの理屈も関英男博士は書籍に書かれているが、やはり複雑なので省く。理屈は分からなくても、実践そのものに差し支えはない。
やり方も、決して1種類ではないが、やり易いと思われるものを述べる。

(1)息を十分に吸う。極端でなければ勢いよく吸っても良い。
(2)腹に力を込めてしばらく息を止める(苦しくない範囲で出来るだけ長く)。喉の気管を閉じて息を止めることは好ましくないが、それしか出来ないならそれでも良い。
(3)なるべくゆっくり息を吐く。ただし、極端に無理をしてゆっくり吐いてはならない。

これを、いつでもどこでもやる。
息をゆっくり吐くことを心がけるだけでも効果がある。
要は、息を吸うと空気中のGTPを取り入れるが、普通の呼吸では息を吐けばGTPも一緒に出ていく。
しかし、息をゆっくり吐くと、理屈はやはり複雑なのだが、GTPが体内に留まる率が高くなるようである。

他の、GTPを取り入れる効果的な方法が腕振り運動(スワイショウ)である。
これは、伸ばした両腕を同時に後ろに振るだけの簡単な運動だが、力を抜いて楽に行うことが大切で、私は振幅(腕を振る大きさ)をなるべく小さくして行うようにしている。
実を言うと、関博士も、この運動でGTPが取り込まれる理屈は分からないと正直に述べているが、効果自体はデータ的に確実と言っているし、私も経験上確かと思う。

上記の2つとは別の簡単な方法を述べる。
関博士は、両手の平を合わせるだけで効果があると言う。
気功では、両手の平をやや話して向かい合わせることで「気を練る」ということをするが、私としては、手の平を合わせても離しても効果はあると思う。
そういえば、お祈りの形で手の平を合わせるポーズ(乙女のポーズとも言われる)をよく取る人がいつまでも若いのと関係があるのかもしれない。
また、手の平を胸に当てるだけでもGTPが増える。これは、GTPが波動化したGTWが集まり、心臓でGTP化するという説もあるが、本当のところは分からない。
しかし、手を胸に当てると生命力が高まることは感じると思う。
片手の手のひらを胸に当てるのでも良いが、両手を重ねて当てるとさらに良いかもしれない。
また、当てた手を胸の上で滑らせるように回すと効果が増す。
これについては、アレクサンダー・ロイド博士の『「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく』に「エネルギー療法」として詳しく書かれているので、興味があれば参照されたい。この本には別のやり方も書かれている。

湖に吹く風
AIアート736
「湖に吹く風」
Kay


とりあえず、上に挙げたものだけでもやれば、GTPが増え、生命エネルギーが高まり、引き寄せ力が高まるだけでなく、若返り、美化などにも効果があると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(2)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド博士)
(3)氣の威力(藤平光一)
(4)超能力(関英男)
(5)心霊力: 潜在する不思議な力を解明する(関英男)
(6)宇宙学序章グラビトニックス(関英男)
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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