ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

脳科学

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
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脳に組み込まれた唯一の指令

これまで何度も書いたし、これからも書くが、今の瞬間を生きている人間が超能力者で、引き寄せを自在に行える。
よって、どうやれば、今の瞬間を生きることが出来るか・・・つまり、記憶(過去)や空想(未来)の中に生きるのではなく、今に意識を引き戻すことが出来るかが重要なのだ。
これには、いろんな手があり、自分のやり易いものを選べば良いのである。
その中で、1つ簡単で効果的な方法があるが、それについて説明する。

出展は敢えて挙げないが、こんな話があったのを印象的に憶えている。
「脳の中にある唯一の指令は『生きろ』である」
私は、これに瞬間的に強く同意したが、確かにそれは本当ではなかろうか?
脳は、生存を最優先するのである。
正確には、自分の種のDNAの保存ということになるかもしれないが、それを含めたとしても、脳に与えられた指令は「生きろ」だけで、生きることが何より重要なのである。

そして、人間の能力を阻害するのは、生存に敵対する思考や感情なのである。
だから、「生きろ」という最重要コマンドに従うほど能力は高くなり、さらに、それに集中すれば、驚くべき力が発揮される。
その力の中には、超能力や、幸運や、引き寄せの力も含まれる。
しかし、大切なことは、あくまで「生きろ」という指令を感じることであり、「生きてやる」と考えることは、まるで、太陽に向かって「輝け」と言うようなものなのだ。
太陽が輝いていることを感じればいいだけであるように、自分が生きていると感じさえすれば良いのである。
だが、現代人の多くは、自分が生きていることの意識が希薄なのである。
自分の生を実感しさえすれば、あらゆる能力や幸運に恵まれ、全てがうまくいくのにである。
明石家さんまさんの大成功の要因は、彼が「生きてるだけで丸儲け」とよく言うように、生きていることを強く実感しているからかもしれない。
実際は、ただ、「生きている」と思うだけで良く、そのために、言葉で「生きている」と言ったり、心で唱えても良いのである。
そうすればそうするほど、能力が高まり、幸運に恵まれ、欲しいものや状況を引き寄せるようになるだろう。
なぜなら、生こそ今に存在するものだからである。
いかなる過去の記憶や未来の空想よりも、今のこの生命こそが最も輝いているのである。
それが生命エネルギーであり、全てを可能にする力である。








ゴシップほど頭を悪くするものはない

本当に頭が良ければ、判断は正確になり、失敗や、それに伴う損失を避けることが出来る。
では、本当に頭が良いとはどういうことだろう?
それは、「脳のイメージ記憶がきれいである」ことだ。
よく喩えられるのが、頭(あるいは心)は部屋のようなもので、部屋が整然と片付き機能的であれば快適であるが、ガラクタだらけで混乱していれば、つまづいたり、必要なことをするにも手間がかかったりトラブルが起こる。
頭の中のガラクタとは、「嘘の情報」のことだ。

自分で確かめた訳でもないのに、人の言うことを信じてしまうと、頭の中のガラクタが増える。
「A子とB男はデキてるらしい」
「C部長はDを嫌って冷遇しているようだ」
「Eは過去に悪いことをしているに違いない」
「ウチの会社はもうすぐ倒産する」
など、誰かが無責任に言ったことや噂話を信じると、それは、頭の中のガラクタになり、イメージ記憶を乱し、結果、思考はデタラメになる。
井戸端会議で、下らない噂話を、さも本当のように言い合う主婦が、恐ろしく馬鹿であることを思い出せば納得出来ると思うが、今は、多くの人が、同じようなことを日常的にやっている。

テレビのゴシップを好んで見る者は、どんどん頭が悪くなっていくのは当たり前である。
しかし、今は、ネット上(SNSやその他のWebサイト)には、デタラメな情報だらけである。
「これで簡単に痩せるかもしれません」「毛がフサフサに生えたという人多数」などと言う広告や、「AKB48の○○、お笑いタレントの××と熱愛か」「Jリーグの△△選手、プレミアリーグに移籍か」など、ロクな根拠もないことを、さも、何かの裏付けがあるかのように書くのは、もうありふれているが、これらを見て、「そうなのかもしれないぞ」と思えば、もう頭の中にガラクタを持ち込み、イメージ記憶は乱れ、どんどん馬鹿になっていく。

古代から中世の科学者は、星の動きを観察して賢くなった。
星の運行は、法則を純粋に示すからだ。
だが、もっと昔は、海の果てには怪物がいるとか、地上は巨大な亀に支えられているというデタラメを信じる者が多く、それがイメージ記憶を乱し、人々の頭を愚鈍にしていた。
天動説は、デタラメな情報をくっつけて成り立ったもので、それを頑なに信じる教会の者達は馬鹿で、人を救うことなど出来なかった。

簡単に言えば、賢くなりたければ、ゴシップ(噂話)を信じない・・・というか、可能な限り聞かないことだ。
また、それほど悪質な噂でない場合、聞いて楽しんだとしても「単なる噂」とちゃんと認識することだ。

そこで、困るのは宗教である。
イエス・キリストが水の上を歩いたり、数個のパンを数千個に増やしたとか、西の方に、西方極楽浄土というユートピアがあるなどというのは、事実ではない。
これらは、あくまで象徴的な話なのであり、一休は「極楽浄土は西にはない。南にある。つまり、皆身(みなみ)、すなわち、我々の中にあるのだ」と、親切に解説したが、キリスト教の偉い人達は、イエスの奇跡の説明が出来ないのである。イメージ記憶が乱れていて、思考力がないのだろう。

悪口、陰口というのは、最もデタラメな噂話であり、それをするほど、頭が悪くなる。
だから、陰口を叩く者は絶対に信用出来ないのである。
また、見栄を張ると、嘘を言わざるを得なくなり、しかも、その嘘を自分で信じてしまう。だから、自分を実際以上に大きく見せようなどと思わないことだ。
そして、下らない噂話には、絶対に関わってはならない。
しかし、このような「頭が悪くなる」ことを無節操にする者がいかに多いかは恐ろしいほどである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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