ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

脳内チップ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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脳内チップを埋め込むとこうなる

私は、深呼吸を薦めておきながら、おそらく、毎日数分しかやっていないが、30秒でも毎日やれば効果がある。
それで、少し良くなった頭で、レイ・カーツワイル(「シンギュラリティ」を提唱した天才科学者、発明家)と堀江貴文(通称ホリエモン)さんの間違いを簡単に正す。

分かり易い単純な言い方として、カーツワイルと堀江さんは、「脳に電極を刺す」と言ったらしいが、これは、脳機能を拡張する特殊なチップを脳に手術で取り付けることである。
それにより、脳が直接インターネットに接続したり、他人と脳内チップを通じて思考通話が出来るし、また、インターネットに接続された機器(いわゆるIoT機器)を思考で操作出来るようになる。
それだけでなく、脳の能力を向上させることが出来、簡単な言い方をすれば、IQが低い人でも、IQ500とか1000、あるいは、それ以上にアップすることが出来る。
カーツワイルや堀江さんは、こんないいものを脳に埋め込まないなんて馬鹿だと言っているわけだ。

堀江さんは、新型コロナワクチンを打たない人間は、科学の進歩を理解出来ない馬鹿で、そんな人間とは縁を切ることを宣言しているらしいが、それと同じ理屈で脳内チップも埋め込むぞと言うわけであろう。

ややこしい話などしなくても、彼らの間違いは指摘出来る。

たとえば、最近、つければ頭髪が生える育毛剤や、飲めば痩せるダイエット薬の宣伝をよく見る。
名のある企業の宣伝もあり、とりあえず、本当に効果があるとする。
では、そんないいもの、使わないのは馬鹿だろうか?
いや、使う方が馬鹿である。
遺伝子や年齢などから考え、毛髪がなくなるはずがないのになくなったとしたら、それは、生活習慣が間違っているのである。
同じく、肥満しているなら、やはり生活習慣が間違っている。
それを正さないまま、毛が生えたり、痩せたりしたら、悪い生活習慣を正さないし、さらに生活習慣が悪くなる可能性が高い。
そうなれば、やがては、毛が薄くなるとか肥満する程度で済まない悪いことになるのは確実と思う。

それと同じである。
人間の能力が、普通に考えられているよりはるかに高いというのは昔から言われているが、その通りと考えて間違いないと思う。
本来人間に与えられている、そんな高い能力を発揮していないのは、やっぱり何かが間違っているのである。
それを正さないまま、強制的に能力をアップさせたら、その悪いところを正さないまま放置することになり、上の薄毛や肥満と同じで、さらに悪くなる可能性が高い。
肥満の場合は、せいぜい、100kgの体重を50kgにといった具体に、50%の効果だが、能力の場合は、それどころではない伸びしろがあるかもしれない。
そうであれば、間違いを正さないまま痩せることで起こる弊害どころではない悪い作用が起こる可能性が高い。
こんな簡単なことに気が付かないカーツワイルや堀江さんは、少しも賢いとは思えない。
まあ、彼らは、かつてはそれなりに賢かったとは思うが、何かの理由で賢くなくなったのだと推測する。

それに、脳内チップを意図的に悪用されたら、これほど恐ろしいことはない。
日本の政府も、今の日本人政治家では十分あり得るが、脳内チップで国民の支配を行うようになる。
たとえば、ある方面では国民が能力を発揮しないようにしたり、脳内チップを通して簡単に洗脳したり、厄介な人間に対しては思考能力を低減させたり(場合によっては完全消去)、ことによっては、可能なことだが、脳内チップを通して病気にしたり、身障者にしたり、さらには、死刑を実施したりである。
それらは確実に可能であり、マーフィー(エド・マーフィー)の法則通り、「要因があれば悪いことは確実に起こる」のである。

永遠の一瞬
AIアート530
「永遠の一瞬」
Kay


1960年代前半の、一般庶民がコンピューターのことをほとんど知らない時代の漫画『8(エイト)マン』で、カーツワイルが脳のアップロードと呼んだように、人間の東八郎の記憶を、ロボットのエイトマンの電子頭脳に移した。
そして、やはり、カーツワイルのシンギュラリティの一般理解のように、人間の知的能力を凌駕する「超人サイバー」と名付けられたAI(当時はAIという言葉が普及しておらず単に「電子頭脳」と呼んだ)が、人間の脳に機械を取り付けて、人間をコントロールすることを始めた。
当時は、脳内チップという概念がなかったので、機械を人間の脳に取り付けるとしたが、やっていることは脳内チップと同じだ。
そして、『8マン』の続編である2000年代前半の『8マン インフィニティ』では、超人サイバーが再び登場し、今度は、全ての人間の脳に脳内チップを埋め込んで人間を支配しようとする。
カーツワイル、堀江さん、そして、ひょっとしたらイーロン・マスクも、いわば超人サイバーの手先のようなことを言ったりしたりしているのであるかもしれない。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき
(2)8マン(1) Kindle版
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(6)神さまの周波数とシンクロする方法
(7)人生を思うように変える呼吸法

脳内チップ埋め込みは必要か?

人間も動物であり、脳に組み込まれた本能は、生存と種族の存続を第一に目指していることは間違いない。
そして、そういった目的を達成するために、脳は快感を求めることも、大分前から分かっている。
ところで、快感は、実際には脳内で感じるのだが、脳は、そのために五感から神経を通じて来る信号を必要とする。
五感は肉体のもので、結局のところ、身体が健康でないと快感に必要な信号を送ってこなくなる。
もちろん、覚醒剤などの薬物を使えば、強制的に、脳に快感を感じさせる脳内物質を発生させることが出来るが、弊害が大きく、結果、効果は期間限定であると共に、身体にも脳にも深刻なダメージを残す。
そこで、デジタル技術で、脳に快感を発生させる信号を送ることが考えられ、今でも、やろうと思えば出来ると思うが、やったら、その弊害は覚醒剤どころではない。
この目的に使える技術として、有名なところでは、イーロン・マスクのニューラリンカ社が、脳内に埋め込むチップや、それを埋め込む自動手術の技術を開発し、もうほとんど完成している。
この脳内チップにより、脳に快感物質を発生させることが出来る。
すると、本人に断りなく、快感物質発生信号をチップを通して脳に送り、凄い快感を発生させた後、「政府の命令を聞かないと、快感発生信号を送ってやらない」と言われたら、逆らえる人間はいない。
こんな危険に気付かず、「俺は進歩的だから脳内チップを埋め込む」なんて言っている者は、真っ先に政府の奴隷かもしれない(笑)。

しかし、たとえば、学校で、他の生徒達が、教師に絶対に気付かれず、脳内チップを通して会話しているのに、自分だけチップを埋め込まずにそれが出来ないことに耐えられず、積極的にチップを埋め込む手術を受けるようになるという話もある。
そして、実は、生徒間の会話は、教師に筒抜けという可能性がある・・・というより、そんなふうに作られるだろう。

テレビにしろ、SNSにしろ、日本人だけの特徴ではないが、人間は、何かの思想に流される傾向がはっきりしている。
イーロン・マスクが、ツイッターにつまらない投稿をしても、いいねやリツイートが何十万、何百万、何千万と行われる。
しかし、極めて良い投稿が、なぜか拡散しないという話がある(私はインターネットテレビのデイリーウィルで見たが)。
こんな流され易い人達を誘導し、とにかく、脳にチップを埋め込む手術を受けさせれば、支配者の完全勝利である。
手術費用は極めて安価、あるいは、タダで、無痛・短時間(数分)で手術を終わらせる技術も開発済みというから、あちらさん、準備万端、抜かりなしである(笑)。

我々は健康的にいきたい。
健康的で適切な脳内快感物質発生のためには、まず、身体を健康な状態にしなければならない。
そのためにも、腕振り運動や、佐川幸義流四股である。
いずれも、微妙な点を含めれば、やり方はいろいろであるが、ここは、各自、自分で工夫して、自分に相応しいやり方を見つけるしかない。
自分に分からないことは何でも先生に教わり、先生の言う通りにしか出来ない人間が多く、そんな人間は、「自分で工夫しろ」と言われたら困惑すると思う。
しかし、自分で工夫する人間だけが、今後の世界で生き残ることが出来る。
言われた通りにやる、自分がやることを誰かに言って欲しい、自分はスイッチを押すだけでいたい・・・こんな人間に価値はない。

四股に関しては、たとえば、腰を左右に動かすだけでも、四股に近い効果がある。
ただ、巷で言われる腰振り運動のようにセカセカやるのではなく、両足間の体重移動をスムーズに行うのである。
まあ、これだって、やっぱり自分で工夫することが必要だ。
座ったままでだって、片足ずつ上げたり(あるいは踵を浮かしたり)、ゆっくり床に降ろすことで四股になる。
佐川幸義だって、晩年、内耳機関の病気で立って四股が出来なくなると、椅子に座ったまま四股をしていたらしい。
(腕振り運動も椅子に座ったまま出来る)
腰回し運動で一世を風靡したあるインストラクターも、腰振り運動の腰回し運動以上の効果に気付いていたような気もする。
いろいろ研究すると面白いと思う。

脳内チップは、麻薬同様、短時間で極端な効果があるが、弊害の大きさは麻薬すら比較にならないほど大きいかもしれない。
それよりも、腕振りや四股でしっかり身体を鍛え調整し、脳を良いコンディションにすれば、個性を磨き易くなり、自ずと引き寄せも上手くなる。
宇宙意識、宇宙の活力、潜在意識の力の前では、脳内チップなどお呼びではないと私は思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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