イギリスの世界的作家コリン・ウィルソンは、自分の目標を、くたくたになった人間に活力を与えることだと言った。
彼が言うには、男性の場合であれば、好みのタイプの女性が全裸でやって来るようにという感じだ。
いや、自分で脱がせる方がいいとか(笑)、細かいことは言わなくても、趣旨は分かると思う。

しかし、本当に打ちひしがれ、立ち上がる気力がないような者は、実際どうすればいいのか?
あるいは、自分がそうなった時、何をすべきなのか?

1つの荒っぽい方法としては、戸塚ヨットスクール式がある。
ボートで沖に連れだして海に放り込めば、メソメソしている暇はなく、生きるために必死になる。
それはそれで理に適っていることを認める識者は多い。
手塚治虫の『月と狼たち』という漫画で、ひ弱でだらしない2人の若者を、気を抜くとすぐに死んでしまう状況で訓練して超一流の戦士に育てるというものがあったが、これも同じ原理による。
私が大好きなアニメ『俺だけレベルアップな件』も、かなりそんなところがある。

しかし、今の時代、そんな手法は現実的でない。
人権無視だし、本当に死んでしまう危険もある。
ダメなやつの人権などに構うなというのが、戸塚ヨットスクールの思想なのかもしれないが(違うかもしれないが)。

もっとまともな方法として、過度な厳しさを避け、「ちょっと無理そうなこと」をやるというものがある。
「やらされる」より自主的にやる方がずっと良いだろう。
たとえば、プランク1分というのは、普通の人にはなかなかきつい。
しかし、死ぬ気でやれば、出来ないことではない。
これを、必ず1日5回、一か月続ければ、それだけで精神がかなりしゃんとしているものである。
私は、筋トレや苦しいトレーニングというものは、あまり好きではないが、こういった用途ではなかなか良いと思う。
精神がしゃんとすると、引き寄せの威力も高くなる。
そんなわけで、みんな、プランクしよう(笑)。別に30秒でもいいから。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ライオンブックス 手塚治虫文庫全集(3) ※『月と狼たち』収録
(2)俺だけレベルアップな件 ※dアニメストア for Prime Video
(3)本能の力(戸塚宏)

お城と草原
AIアート1983
「お城と草原」
Kay