ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

笑顔

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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人間は顔が全ての本当の意味

人間性は顔に現れる。
若い間は皮膚や筋肉に弾力があるので、少々内面が悪くても誤魔化すことが出来るが、歳を取れば内面を隠せなくなる。
顔写真で犯罪者かどうか高確率で推測するAIや、やはり顔写真で将来、犯罪を犯す可能性を予測するAIなんてものもあり、AIの特徴として、学習が進むと・・・つまり、データを得るごとに、正しく判断する可能性が高くなっていく。
引き寄せがうまい人間も、顔を見れば分かるし、もしかしたら、将来はAIが判定出来るようになるかもしれない(やろうと思えば出来る)。

ところで、最も人間性が現れるのは、寝顔や失神した時の顔といった、意識がない状態の時だ。
強欲な人間、残忍な人間は、眠っている時の顔が醜く、あまりの醜悪さに見ていると気分が悪くなることもあるだろう。
人前で寝顔をさらすのは、うたた寝をしてしまったような時だが、人間というのは、醜い寝顔からは視線を逸らすものだ。だから、悪い寝顔の印象は、あまり残らない。つまり、何らかの理由で、「見てはならないもの」であるのだろう。

意識がない時は、普通は、人間は起きている時より良い顔になる。
しかし、現代人は、醜悪とまでは言わないまでも、かなり悪い顔になる場合が多い。
エゴ(自我)が強過ぎて、眠っていたり、失神した時でも、エゴが残ってしまうのだ。
意識がない時は、意識して表情が作れない分、エゴの性質がそのまま顔に出てしまう。
寝ている時に、強くエゴが残っていて、不満気だったり、恨みがましいような顔の者に引き寄せは出来ない。
引き寄せは、眠っていようが起きていようが、エゴが消えた時にうまくいくのだからだ。

心の状態が、表情を含む顔の造形を決めるのだが、逆も言えることはご存じかもしれない。
つまり、無理にでも笑うと、心が明るくなったり、肯定的な気分になる。
この人間特有の表情の魔力はもっと活用すべきなのだ。
引き寄せをうまくやりたければ、穏やかな顔で、静かに微笑みを浮かべれば、引き寄せの可能性がぐっと高まる。
だが、深い人間性が現れるのは、意識を失った時だ。
そこで、眠ったフリ、失神したフリをしながら、穏やかな、優しい顔をする練習をすれば良い。
うたた寝をしてしまったフリをし、周囲の人に「良い寝顔だ」と思ってもらえるような顔をするのだ。
そうすれば、潜在意識との通路のゴミが消えていき、引き寄せの力が高まっていく。
意識を失ったフリで良い顔をする練習をすると共に、いつも出来るだけ、穏やかで落ち着いた優しい顔で微笑むと良い。
すると、願わずとも幸運に恵まれるだろう。








やはり笑顔は最強である

昔、日産自動車に、奥城良治さんというセールスマンがいて、16年連続で世界一のセールス成績を上げたらしい。
奥城良治 さんは、1983年に『強豪セールスの秘密』という本を出しているが、今でも、ビジネスマンや経営者に愛読者は少なくない。
その本の中に、「鬼のセールス十則」というのがあり、 その中で私が1つ覚えているのが、「働け、働け、鬼のよいに働け」というものだ。
奥城さんの方針は、今のブラック企業もぶっ飛ぶという凄まじいものであったと思う。
もちろん、今の世の中で、同じことをやれと言っても無理で、そもそも、昔ですら、本当は、社会で通用するようなものではなかったと思う。
私は昔、ある熱血女性社長に、この『強豪セールスの秘密』を紹介したら・・・社員の方々に大いに恨まれた(笑)。
元々、「燃える女」であった、この女社長に、さらにガソリンを注いだようなものだったからだ。

奥城良治さんの、セールスの基本方針は、有無を言わない1日100件訪問だった。
100件訪問しないうちは、たとえ深夜になっても、飛び込み訪問を続けた(今なら訪問販売法違反)。
そうは言っても、他の仕事が沢山あったり(彼ほど売れば事務作業も半端でない)、天候その他の理由で、どうしても50件しか訪問出来なければ、残りの50件は、翌日に回すという徹底振りであった。

おそらくだが、彼の本を読んで感動して真似をしたり、部下に読ませて見習わせようとしても、ほぼ失敗したはずだ。
ちなみに、上で述べた、私がこの本を紹介した「熱血女性社長」は、やがて、彼女の会社は買収され(業績不振の身売り)、彼女は専務に降格となり、さらに、しばらくして、会社は倒産、彼女は親会社に迎え入れられずクビになった。
つまり、その女性社長ほどの人でも、そんなやり方ではうまくいかないのである。
ではなぜ、奥城さんはうまくいったのか?
答は1つで、奥城さんにとっては、このやり方で気分が良かったのだ。
だが、その女性社長を含む、ほとんどの人にとっては、それは気分の良いやり方ではないのである。
奥城さんがなぜ、そのやり方で気分が良いのかというと、それは、彼の特殊な育ちや経歴から来るものだ。
奥城さんにとって、日産自動車という立派な会社で、セールスで売り上げを上げると、評価され、高い給料をもらえる仕組みというのは、彼が育った厳しい環境や、日産入社以前の、現代のブラック企業など真っ青という仕事内容からすれば、愉快なものだったのだと思う。

ただ、奥城さんがやったことの中で、我々も大いに見習うべきことがある。
奥城さんが若い頃、自動車業界で有名な一流セールスマンがいて、奥城さんは、カバン持ちをさせてもらって、その一流セールスマンのセールスを実地で勉強したようだ。
そのセールスマンの特徴の中に、最高の「えびす顔」、つまり、素晴らしい笑顔があった。
奥城さんは、さっそく、鏡を使って笑顔の特訓をし、最高の笑顔になる筋肉の配置をしっかり覚えて、客先で、その笑顔になれるようにしたという。
いやはや、なんともである。
笑顔に関しては、アメリカの自己開発プログラム大手のSMIで6年連続セールス世界チャンピオンになったという夏目志郎さんも、著書の中で、鏡を使って笑顔をチェックすることの重要性を説いていた。
我々は、彼らほどでなくても、やはり、時々、鏡を見て、自分がどんな表情をしているか、確かめると良いと思う。
それをやると、多くの人は、普段、しょぼくれた顔、しかめっ面、けわしい顔・・・その他、何というか、キモい(気持ちの悪い)顔をしていることに気付くと思う。
顔の表情は、気分を作る上で非常に重要であり、笑顔であればあるほど良い。
なぜなら、いつも言うが、人間には神に匹敵する力があり、気分が良ければさらに気分が良くなる状況を、気分が悪ければさらに気分が悪くなる状況を作り出すのである。
奥城さんも夏目さんも、はからずも、笑顔という光線銃にも匹敵する武器(※私は光線銃に喩えるのが好きだ)を、存分に使いこなしていたのである。
鬼の十則などなくても(上で述べた通り、むしろない方が良い)、あなたも笑顔でうまくいくのである。








売れるセールスマンとヒット曲を作るミュージシャンの共通点

私が昔、セールスマンをしていた時に、優秀なセールスマンがこう言うのをよく聞いた。
それは、見込み客にセールスに行く時、行く前から、契約が取れるかどうか分かるということだ。
ところが、それは、本人よりも、そのセールスマンをよく知っている近くの人の方が、もっと分かるように、私には思えた。
これは、予知能力であるのかというと、もっと単純なことだ。
つまり、こういうことだ。
そのセールスマンの気分が良ければ契約は取れるし、そうでないなら、うまくいかない可能性が高いということだ。

どんな仕事も、本質はセールスだという話がある。
いかに努力し、凄い製品を作っても、売れなければ無いも同じだ。
米津玄師さんが、いかに天才で素晴らしいアーチストだとしても、売れる曲を作らなかったら、誰も見向きもしないただの音楽オタクである。
とはいえ、売れるように宣伝をすれば良いのではないし、人々を洗脳する宣伝の時代は終わろうとしている。
(米津玄師さんもだが)良い芸術家は、確かに、売れるものを作ろうとはしないが、無意識にかもしれないが、共感を得られるものを作ろうとしているのである。
自分が良い気分でないと、売れるもの、つまり、共感を得られるものは作れないし、気分の良いセールスマンでなければ売れない、つまり、見込み客の共感を得られないのである。
昨夜、ビートルズのヒストリー映画『EIGHT DAYS A WEEK』を見たが、ジョン・レノンとポール・マッカートニーが、実に気分良く、楽しそうに曲を作っているのが印象的だった。
まさにご機嫌そうだった。そんな気分でないと、共感を得られる曲は作れないのだと感じた。

ここで、1つの結論が導かれる。
人生がうまくいくかどうかは、簡単に分かるということだ。
1日の中で、気分が良い時間が多ければうまくいくし、逆に、気分が悪い時間が多いなら悪い方に向かっているだろう。
気分が良い時間が多ければ多いほど、より良いことが、より沢山起こるのである。
自分の気分をよく監視し、気分が悪いなら、是非とも改善しなくてはならない。
「そうは言っても、上司は馬鹿で横暴だ。気分が悪いよ」
「夫は自分勝手で私の苦労を全然分かっていない。いい気分になれるはずがないわ」
と言う人も多いかもしれないが、それで不幸になるのは、あなたの勝手としか言いようがない。
とにかく、気分が良いなら、うまくいくのであるし、大人になったら、自分の気分は自分で責任を持たなければならない。
最初のセールスマンの話のように、身近な人の方が、あなたの気分が良いかどうか簡単に分かるのかもしれないが、自分で自分の気分に意識を向ければ、やはり簡単に分かるのである。
いや、鏡を見ればすぐ分かる。
良い気分なら良い表情、悪い気分なら悪い表情・・・人間というのは、つくづく正直である。
良い表情とは、笑顔である。
そして、面白いことに、人間は、無理にでも笑うと、気分が良くなるのである。
そうすれば、セールスをすれば売れるし、曲を書けばヒットする。
ついでにガッツポーズをすれば、笑顔を作り易くなる。
どーんと気分が重い場合は、ヨガのライオンのポーズの顔のところをやると良い。
つまり、舌を思い切り出すのだ。すると、不思議なことに憂鬱な気分が消える。
そして笑うことだ。
アメリカの心理学の父、ウイリアム・ジェイムズが言ったように、「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになる」のである。








惚れさせる笑顔

困難な問題に出会った時、それに打ち勝つ力を与えてくれるのは、経験から言えば笑うことだ。
笑えば、DNAのスイッチが入り、全身に電気か霊気のようなものが走り、闇夜を照らす流れ星のように道が開ける。
ガッツポーズを取るか、それが無理な状況なら、心の中でガッツポーズを取りながら少しでも微笑めば、たちまち魔法の効果が現れる・・・はずだ(笑)。
はずだ・・・と言うのは、それでもどうしても駄目なやつがいるからだ。
「それは私か?」と心配する必要は・・・ある(笑)。
だから、そうならないよう、コツを教えておかなくてはならない。
世の中、何事もコツだからね。

ある漫画で、主人公の17歳くらいの若い男が、ちょっと微笑んだ時、近くにいた大変な美少女が言う。
「いい笑顔するのね」
それで、彼女は彼に参ってしまったという訳だ。
つまり、我々も「いい笑顔」をすれば良い。
どんなのがいい笑顔で、どんなのが悪い笑顔かは、想像で分かると思うが、分からなければ、注意して見れば分かるだろう。
プロ格闘家に転向した柔道選手が、オリンピックの決勝で勝った直後、相手選手の前で下品で派手なガッツポーズを何度もしたが、その時のあの選手の笑顔は最悪だった。
もちろん、彼はプロ格闘家になった後は、全く駄目だった。
一方、厳しい状況でルパン三世が見せる笑顔は最高だ。

うつむいて笑っても、卑屈な笑いとか、恨みのこもった、何やら不気味な笑顔にしかならない。
1:顔を上げることだ。
2:あるいは、空を見上げることだ。
3:そう学校で習った・・・ことはないだろうけど(笑)。
ちなみに、
1:Freely Tomorrow(初音ミク)
2:Shooting Star(IA)
3:四角い地球を丸くする(雪ミク)
から思いついたことだが・・・
まあ、天使は空にいるものだ。
だから、顔を上げて笑うと、無意識に天使に見せられる笑顔をするものなのだよ。

ポール・ニューマンは、いい笑顔をする俳優だった。
いい歳になっても、彼が笑った時のあの目尻のしわに、少女でさえ心を奪われたが、そんな彼は70歳を超えてもル・マンで走った。
笑うと、生命力が湧き上がるのである。
ゴールディ・ホーンもいい笑顔をする女優だった。
彼女も、いくつになっても不気味なほど若かった。
日本で言えば、田村正和さんの笑顔が良かったと思う。
まあ、初音ミクさんのライブを見て、彼女と同じ笑顔をすることだ。
カール・ルイスなんて、走りながら笑っていたのだ。
リラックス効果があるらしいが、やはり笑えば生命エネルギーが注入され、喜びを引き寄せるのである。

スーパーロボット、8(エイト)マンこと、東八郎探偵は言ってたものだ。
「年中暇な東探偵は子供のお守りでも喜んで引き受けますよ」
その時、彼が笑っていたかどうかは知らないが、言葉と心で素敵に笑っていたはずだ。
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本当の笑顔はいかなる状況も変える

いつも憂鬱な顔・・・つまり、渋ちんな顔をしている者は、運が悪いし、能力も発揮できず、引き立てもなく、何をやってもうまくいかない。
また、いつも寂しい顔をしている者は、美女や美男なら絵になるということもあるかもしれないが、いずれにしても、やっぱり残念な状況、結果にしかならない。
だが、いつもニコニコと笑顔でいる者は、少々阿呆でも、馬鹿でも、間抜けでも、要領が悪くても、あるいは、無責任な者や、根性のない者ですら、それなりに良い流れに乗るものである。

ところで、昔から、「日本人は、意味のない奇妙な笑顔をする」とよく言われていたし、現在でも、日本人にはやはりそんな人が多いと思う。
しかし、別に意味のない笑顔でも良いのだ。
ただし、相手が消えたら、すぐに憂鬱な顔や険悪な顔にならなければね。

無理にでも笑顔を作れば、元気が出て、健康にもなると言われることもあるが、それは絶対に本当だ。
ただし、いつもそうでなければならない。
そして、1つだけ注意するなら、冷笑とか、見下すような傲慢な笑顔を決してしないことだ。
それは、本当は笑顔ではないのだ。
似て非なるものである。
いや、似てもいない。
それは、復讐を遂げた時の鬼面が笑顔でないようなものだ。
笑顔とは無償の行為だ。
だから、宝くじが当った時の笑顔は、バターに対するマーガリンのようなもので、似てるし、美味しいが、身体に対する作用は全然違う。
マーガリンは、味付きのプラスチックなのだ。
身体に良いはずがない。
得をして「しめしめ」と思いながら作るいやらしい顔が、運命を良くするはずもない。

スポーツの試合で勝った時の笑顔も気をつけないといけない。
負けた相手のことを考え、静かに微笑むべきなのだ。
柔道の試合で勝ち、負けた選手の目の前で、ガッツポーズを取りながら喜色満面していたオリンピックチャンピオンがいたが、彼のその後は何も良いことはない。
笑顔を改めない限り、墓に入るまでそのままだ。

無理にでも笑顔を作れば、幸運もやってくる。
私は、車の運転に慣れない頃、仕事でほとんど知らない道を走り、あっという間に迷ってしまったことがある。
相手には、「必ず15時までに来てくれ」と言われていたのに、相手の会社にたどり着く手がかりが全くないまま、その時刻が近付く。
泣きたい気分であった。
呼吸法をやっても、全く落ち着かない。
しかし、無理に笑顔を作ったら、すっと落ち着き、何か予感が走り、気が付けば、目の前に目的の会社の看板があり、15時30秒前に部屋に入れた。

可愛い猫を見る時のような笑顔を作るのだ。
いつもね。
壮大な自然の風景を見て荘厳な気分になった後、静かに溢れてくる喜びの感情と共にある笑顔はさらに高級だ。

江戸末期の神道家、黒住宗忠は、難病に苦しむ者に、笑う練習をするよう指示したことがある。
その相手は、長い病気ですっかり陰気になってしまっていて、なかなか笑うことができない。
しかし、練習をしているうちに、ついに、心から笑えるようになると、病気は治ってしまったという。

失敗した時や、望む結果が出なかった時でも、笑えば楽しくなるものだ。
そして、笑うことで流れも変わってくる。
すると、結局は、失敗したことが良いことだったことも分かることになる。
笑うことを忘れなければ、不幸になることはないだろう。
ただし、上に述べた注意を忘れないように。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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