合氣道家の藤平光一は『氣の威力』の中で、「重みは下にある」と言えば氣が出ると言い、それは実験で確かめることが出来、その実験方法も書いていた。
なぜ「重みは下にある」と言えば氣が出るのかと言うと、それが当たり前の言葉だからだ。
つまり、当たり前のことをあえて口にすると氣が出て心身の力が増すのである。
藤平さんも、「宇宙空間ではそうではない」ことは認めつつ、地上では重みが下にあるのは人類共通の真理で、やはり、「重みは下にある」と言うと氣が出ると言う。
しかし、飛行機に乗ると思うが、離陸の際の加速時は、重みはむしろ後ろにあると感じてしまい、私はそれを思い出してしまう。
そこで、究極の真理の言葉として、インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジが示した言葉を取り上げれば、それは「私は在る」で、マハラジが言うには、人が確信出来る唯一のことは「私は在る」だけだと言う。
それで、マハラジは「私は在る」こそ最高の真言だと言う。
しかし、私は、在るのが、身体なのか、心なのかが全く分からず悩んだ。
「想定の法則」で知られるネヴィル・ゴダードも、「私は在る」の自覚が神だと言ったが、日本語の問題かもしれないが、これも非常に曖昧で困ると思う。
心では完全には納得出来なくても、純粋な真理であるのは「私はなるようになる」だ。
「全ては必然」という言い方が好きならそれでも良いと思うが「私はなるようになるだろう」と言えば、幸運に恵まれた引き寄せ状態になる。
そして、究極の言葉は「私は常に生成する」だ。
これは「私は神である」と叡智を持って宣言する言葉だ。
「私は常に生成する者である」と唱えれば、世界の真理が分かり全知全能になる。
ただ、ニサルガダッタ・マハラジやネヴィル・ゴダードも、惜しいとは言える。
「私は在る(I AM)」ではなく、「私は常に在る(I AM THE EVER-BEING)」と言ってくれれば良かった。
この言葉の力も素晴らしく、お好きなら唱えると良い。
いわば、
<魂側>
私は常に生成する者である
私は常に在る
私はなるようになるだろう
<心側>
で、上の方が力があるが、心としては、下の方が納得し易い。
ネヴィル・ゴダードもエックハルト・トールも、非常に曖昧で抽象的で分かり難いことを言って人々を混乱させた。
だが、ニサルガダッタ・マハラジの弟子のラメッシ・バルセカールによれば、人々を混乱させることもまた使命なのだそうだ。
上の3つの言葉は、覚醒が進めば、上の方が馴染むようになる。
だが、いつでも、好きなものを唱えると良いし、全部唱えても良い。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)誰がかまうもんか?! ~ラメッシ・バルセカールとの対話~
(2)氣の威力(藤平光一)
(3)アイ・アム・ザット 私は在る ~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~
(4)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(5)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)

AIアート1470
「軽やか」
Kay
なぜ「重みは下にある」と言えば氣が出るのかと言うと、それが当たり前の言葉だからだ。
つまり、当たり前のことをあえて口にすると氣が出て心身の力が増すのである。
藤平さんも、「宇宙空間ではそうではない」ことは認めつつ、地上では重みが下にあるのは人類共通の真理で、やはり、「重みは下にある」と言うと氣が出ると言う。
しかし、飛行機に乗ると思うが、離陸の際の加速時は、重みはむしろ後ろにあると感じてしまい、私はそれを思い出してしまう。
そこで、究極の真理の言葉として、インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジが示した言葉を取り上げれば、それは「私は在る」で、マハラジが言うには、人が確信出来る唯一のことは「私は在る」だけだと言う。
それで、マハラジは「私は在る」こそ最高の真言だと言う。
しかし、私は、在るのが、身体なのか、心なのかが全く分からず悩んだ。
「想定の法則」で知られるネヴィル・ゴダードも、「私は在る」の自覚が神だと言ったが、日本語の問題かもしれないが、これも非常に曖昧で困ると思う。
心では完全には納得出来なくても、純粋な真理であるのは「私はなるようになる」だ。
「全ては必然」という言い方が好きならそれでも良いと思うが「私はなるようになるだろう」と言えば、幸運に恵まれた引き寄せ状態になる。
そして、究極の言葉は「私は常に生成する」だ。
これは「私は神である」と叡智を持って宣言する言葉だ。
「私は常に生成する者である」と唱えれば、世界の真理が分かり全知全能になる。
ただ、ニサルガダッタ・マハラジやネヴィル・ゴダードも、惜しいとは言える。
「私は在る(I AM)」ではなく、「私は常に在る(I AM THE EVER-BEING)」と言ってくれれば良かった。
この言葉の力も素晴らしく、お好きなら唱えると良い。
いわば、
<魂側>
私は常に生成する者である
私は常に在る
私はなるようになるだろう
<心側>
で、上の方が力があるが、心としては、下の方が納得し易い。
ネヴィル・ゴダードもエックハルト・トールも、非常に曖昧で抽象的で分かり難いことを言って人々を混乱させた。
だが、ニサルガダッタ・マハラジの弟子のラメッシ・バルセカールによれば、人々を混乱させることもまた使命なのだそうだ。
上の3つの言葉は、覚醒が進めば、上の方が馴染むようになる。
だが、いつでも、好きなものを唱えると良いし、全部唱えても良い。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)誰がかまうもんか?! ~ラメッシ・バルセカールとの対話~
(2)氣の威力(藤平光一)
(3)アイ・アム・ザット 私は在る ~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~
(4)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)
(5)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)

AIアート1470
「軽やか」
Kay