私が、神秘数3について意識したのは中学1年生の時で、当時、私が書いた、ダンテの『神曲』の感想文の中で、『神曲』が神秘数3で構成されていると書いたことを憶えている。
『神曲』はイタリア最大の文学と言われる詩作(叙事詩)で、本当に徹底的に3にこだわって作られている。
全て3行を1まとまりとする形で、『地獄編』33歌、『煉獄編』33歌、『天国編』33歌で構成されている。
最初に序詩の1歌があるので、全部で100歌となるが、「三位一体」という言葉の通り、1は完全数とみなされ重要視されている(『神曲』はキリストを最重要視している)。
なぜ3を神秘数とするかは、キリスト教に始まったことではなく、それよりずっと前に、アリストテレスは3を完全数と捉えていた。
アリストテレスは、神に祈る時、ゼウス、ヘラ、アポロンの3神に祈ることや、「2は両方と言うが全部とは言わない。3で初めて全部と言う」と言い、3が特別であることを述べている。
日本でも、この世の最初に現れた神は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)の3神で、これを造化三神と呼ぶように、やはり3を重要視していた。
どこで始まったのかは分からないが369はエンジェルナンバーと呼ばれ、現代でも特別視されている場合がある。
また、これもソースがはっきりしなのだが、二コラ・テスラの「369の法則」というものがあるらしく、テスラ自身、3、あるいは、その倍数である6、9を重要視し、あらゆることに3と6と9を取り入れようとしたらしい。
私の場合は、引き寄せ同様、世間の情報ではなく、幼い時から3と6と9に縁が深いと言うより、あらゆるものが3と6と9で構成されていることには気付いていた。
たとえば、私は子供の時から、どこで憶えてきたのか、「南無三(ナムサン)」を呪文にしていて、これを唱えると不思議な力の援助が得られた。「南無三」は、「南無三宝」の略で、3つの宝にすがるという意味だが、仏教では、三宝は、仏、仏法、僧と言われている。
『老子』でも、老子は「私は3つの宝を持つ」と言い、それは、「慈愛、倹約、そして、人の前に立たないこと」と述べている。
ジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』で、3つの言葉を唱えて成功した女優の話が紹介されていたが、その言葉は「成功、富、歓喜」だった。
アメリカではある有名な人が作ったアファーメーションがよく使われていたらしく、それが「私は豊かだ、私は健康だ、私は素晴らしい」という3パートで構成されていたことを思い出した。
これも、いろいろなところで言われるが、金持ちになるために、まず、1年で3万ドルを作り、それを毎年(あるいは3年ごと)に6万ドル、12万ドル、24万ドル、48万ドル、96万ドルと増やす方法が知られている。
日本では、300万円、600万円、1200万円、2400万円、4800万円、そして、9600万円で一応のゴールとする。
始まりは、3万ドル、あるいは、300万円なのである。
こういったいろいろな話から、人は昔から、3という数字の不思議な威力を感じていたのだと思われる。
そんなことからも考え、昨日も紹介したように、目標を3回、6回、9回のまとまりで紙に書くことに威力があるかもしれないと思う。
ただ目標を紙に書いても十分に効果があることは確かと思うが、それがさらに強化されると思われる。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)神曲 地獄篇 (ダンテ。河出文庫)
(2)老子 (岩波文庫)
(3)魂について(アリストテレス)
(4)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(5)成功の掟(マーク・フィッシャー)

AIアート1458
「生まれたての笑顔」
Kay
『神曲』はイタリア最大の文学と言われる詩作(叙事詩)で、本当に徹底的に3にこだわって作られている。
全て3行を1まとまりとする形で、『地獄編』33歌、『煉獄編』33歌、『天国編』33歌で構成されている。
最初に序詩の1歌があるので、全部で100歌となるが、「三位一体」という言葉の通り、1は完全数とみなされ重要視されている(『神曲』はキリストを最重要視している)。
なぜ3を神秘数とするかは、キリスト教に始まったことではなく、それよりずっと前に、アリストテレスは3を完全数と捉えていた。
アリストテレスは、神に祈る時、ゼウス、ヘラ、アポロンの3神に祈ることや、「2は両方と言うが全部とは言わない。3で初めて全部と言う」と言い、3が特別であることを述べている。
日本でも、この世の最初に現れた神は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)の3神で、これを造化三神と呼ぶように、やはり3を重要視していた。
どこで始まったのかは分からないが369はエンジェルナンバーと呼ばれ、現代でも特別視されている場合がある。
また、これもソースがはっきりしなのだが、二コラ・テスラの「369の法則」というものがあるらしく、テスラ自身、3、あるいは、その倍数である6、9を重要視し、あらゆることに3と6と9を取り入れようとしたらしい。
私の場合は、引き寄せ同様、世間の情報ではなく、幼い時から3と6と9に縁が深いと言うより、あらゆるものが3と6と9で構成されていることには気付いていた。
たとえば、私は子供の時から、どこで憶えてきたのか、「南無三(ナムサン)」を呪文にしていて、これを唱えると不思議な力の援助が得られた。「南無三」は、「南無三宝」の略で、3つの宝にすがるという意味だが、仏教では、三宝は、仏、仏法、僧と言われている。
『老子』でも、老子は「私は3つの宝を持つ」と言い、それは、「慈愛、倹約、そして、人の前に立たないこと」と述べている。
ジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』で、3つの言葉を唱えて成功した女優の話が紹介されていたが、その言葉は「成功、富、歓喜」だった。
アメリカではある有名な人が作ったアファーメーションがよく使われていたらしく、それが「私は豊かだ、私は健康だ、私は素晴らしい」という3パートで構成されていたことを思い出した。
これも、いろいろなところで言われるが、金持ちになるために、まず、1年で3万ドルを作り、それを毎年(あるいは3年ごと)に6万ドル、12万ドル、24万ドル、48万ドル、96万ドルと増やす方法が知られている。
日本では、300万円、600万円、1200万円、2400万円、4800万円、そして、9600万円で一応のゴールとする。
始まりは、3万ドル、あるいは、300万円なのである。
こういったいろいろな話から、人は昔から、3という数字の不思議な威力を感じていたのだと思われる。
そんなことからも考え、昨日も紹介したように、目標を3回、6回、9回のまとまりで紙に書くことに威力があるかもしれないと思う。
ただ目標を紙に書いても十分に効果があることは確かと思うが、それがさらに強化されると思われる。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)神曲 地獄篇 (ダンテ。河出文庫)
(2)老子 (岩波文庫)
(3)魂について(アリストテレス)
(4)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(5)成功の掟(マーク・フィッシャー)

AIアート1458
「生まれたての笑顔」
Kay