ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

相対性理論

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

超加速の技法

世界の中で自分だけが加速し、世界の時間の流れ(客観時間)に対し、自分の時間の流れ(主観時間)が速く、周囲がスローに見え、あまりに時間の流れの差が大きいと、周囲が止まっているように見える・・・という空想は昔からある。
主観時間が遅くなるものもあり、たとえば浦島太郎では、竜宮城での時間は、外の世界の時間の百分の一になる。

科学的にそんなことがあることを説明したのがアインシュタインの相対性理論だが、時間の流れを実感するほど変えるには、超高速で動いたり、巨大な引力が必要になる。
だが、人間にはそんなことを起こす力があることを、イツァク・ベントフが『ベントフ氏の超意識の物理学入門』で、図を使って詳しく説明してくれている。
ベントフ氏の学歴は幼稚園中退で、ほとんどの人は彼より良い学歴を持っているが、このベントフ氏の時空間の説明は、ちょっと難しいかもしれない。ただし、数式や特殊な概念が必要なわけではない。

SFで時間加速する概念を取り入れた作品の元祖は、H.G.ウェルズの『新加速剤』だと思う。
石ノ森章太郎の代表作の1つ『サイボーグ009』や、アニメ『コレクター・ユイ』(漫画は2作品ある)、割と最近ではライトノベル(アニメ化されている)の『アクセル・ワールド』などが、時間加速を非常に面白く取り入れている。
きっと、他にも沢山あると思う。

止まった時間
AIアート544
「止まった時間」
Kay


加速を自分でやりたければ、上の『ベントフ氏の超意識の物理学入門』には、やり方も書かれていて、私は講師を務めたセミナーで、沢山の受講生にやらせたことがある(受講者は若手経営者が多かった)。
ただ、私は(例の)天使やタイムリーパー(宇宙人の疑いもある)から、別のやり方を教わっていた。
その方法はこうだ。
呼吸を意識すると、自分と外界の間に、ちょっとした分離が生じる。
本当は、自分の精神が拡大するのだが、心からすれば、そんなふう(自分が外界と分離)に感じるのだ。
そこで、呼吸の速さを変えれば、外界の時間の流れが呼吸に同調してくる。
例えば、呼吸の速さを十分の一にすれば(1分10呼吸の人が1分1呼吸にする)、外界の時間の流れの速さも十分の一になっていく。
もちろん、そう簡単にはいかないが、落ち着いてやれば割とうまくいく。
加速状態では、超能力状態であり、引き寄せ状態であるから、いろいろ試すと良いだろう。
慣れると「いつもの3000倍の速さで息を吐く」と意識すれば3000倍加速する。

◆当記事と関連すると思われる書籍・メディアのご案内◆
(1)ベントフ氏の超意識の物理学入門
(2)タイム・マシン 他九篇 (H.G.ウェルズ)
(3)サイボーグ009(1)
(4)コレクター・ユイ(1)
(5)コレクター・ユイ DVD-BOX 1
(6)アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還―
(7)「相対性理論」を楽しむ本
(8)浦島太郎(無料)

美女は「ロマンスが大きい」のではなく「起こりうるロマンスの幅が大きい」のである

J.F.ケネディが大統領就任演説で、「軍事力が十分であってこそ、それは行使されない」と言ったのは、その前後を見ないと、ケネディの真意は分からないのだが、この言葉自体も興味深い。
しかし、あくまで、この前後を見ずに、ケネディの考え方を勝手に解釈してはならないことはよくよく申し上げておく。
「軍事力が十分と確信できてこそ、それは使われない」というのは、正しいのかもしれない。
しかし問題は、どれほど軍事力を拡大しても、十分だと確信するに至らないということだ。
当たり前のことだが、軍事力が十分かどうかは、他国の軍事力との比較の問題であり、他国も軍事力が十分と思えるまで拡大するのだから、お互い、どこまでも果てなく増強し合うのである。

ところで、アメリカには、銃やナイフを使った戦い方を教える教室があるらしい。
護身のためだということなのだろうが、そんなものを習えば安全度が高まるだろうか?
あるいは、護身具を持てば安心だろうか?
何かの映画で、ある家の主人に、「この家に銃はあるのか?」と尋ねると、その主人が、「ない。父が、銃は持っていないより、持っている方が危険だと言っていたからだ」と答えるが、彼の父は、経験上なのかもしれないが、良い洞察を持っていた。
銃を持っていると、不思議なことに、それを必要とするような出来事が起こるのだ。
例えば、強盗が押し入ってきたり、暴力的な人間との争い事が起こったりである。
銃やナイフの戦闘術を身につけると、なぜか、それを行使せざると得ないような事態に巻き込まれる。
それは、未熟であるほどそうだ。
軍事力だって、十分と確信できることはあり得ないのだが、そうであれば、やはり争乱が起こってしまうのである。

この世界は2つのものの関係性で成り立っている。
それは、極微な世界、目に見える世界、そして、極大な世界のいずれでも同じなのであるが、人間の頭脳は、その3つの世界の関係が分からない。
だが、理屈では分からなくても直感では分かっているのである。
確かに、軍事力が十分であれば争いは起こらない。
しかし、軍事力がゼロと無限の間であれば、争いもそれに応じて起こる。
そして、軍事力は、持つ限りはゼロと無限の間なのであるから、争いが起こることは避けられない。
銃やナイフの腕が無限であれば・・・つまり、無敵の達人であれば争いは起こらない。しかし、実際上は、いかに強者と言えども、人間である限り、そこまで強くはなれない。
だが、銃やナイフを捨ててしまえば、争いは起こらないのだ。

たまたま、戦いや争いについて述べたが、何事も同じだ。
無限の美を持つ女性には、ロマンスは起こらないし、美の無い女性にもロマンスは起こらない。
女性の美とロマンスの関係には、ある一定の法則がある。
これは決して、美が大きな女性のロマンスが小さいとか大きいというのではない。
大きな美を持つ女性のロマンスは、小さいものから大きなものまで起こりうる可能性があるということなのだ。
そして、多くの場合、美女には大きなロマンスが起こる。
戦いも同じである。
大きな軍事力、大きな戦闘能力を持つと、起こりうる争いの規模の幅は広くなるが、それはやはり、大きなものになり勝ちだ。
中国に古くからあった易というものは、本当は、そんな関係性について語るものだ。
近代の物理学もそのようなことを、ある程度は解明してきた。
だが、量子力学(極微の世界)のことはかなり分かったし、相対性理論(極大の世界)のことも同じだが、その両者を結びつけることがどうしてもできない。それを理屈でやろうとして、M理論やスーパーストリング理論(超弦理論)といいう複雑怪奇なものを考える始末だ。
量子脳理論を提唱するイギリスの数理物理学者ロジャー・ペンローズは、脳がその両者を統合するのではないかと思うといったことを著書に書いていたように思うが、脳は制限されたものである。それを超えた時にゼロと無限は統合される。
だからあなたも、思考を超えて直感的に考えてみると、運命を動かせるかもしれない。

ゼロとすべての二項対立(バイナリ)
どちらかだけでは
ふたりのねじれた運命、絶対もう動くことない
~『イニシエーション』(詩:東浩紀、音楽:渋谷慶一郎、歌:初音ミク)より~

この『イニシエーション』の作詞者の東浩紀氏は、Wikipediaによれば、形而上学、認識論、存在論、言語哲学、コミュニケーション論、科学史、科学哲学、表象文化論、大衆文化、文学理論、文芸評論、倫理学、社会哲学、社会思想、情報社会論を研究し、東大で博士号(学術学)を取得したらしい。そして、作家になれるような彼の感性が、それらを統合したのかもしれない。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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