ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

生命力

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

生きる力

2003年頃は、私はまだテレビをよく見ていたし、NHKの大河ドラマも見ていたが、2003年のNHK大河ドラマが、吉川英治の『宮本武蔵』を原作とする『武蔵 MUSASHI』だった。
私は、吉川英治の『宮本武蔵』は読み始めたことはあるが、あまりのテンポの悪さに読む気が失せて読んでいない。
それで、原作にあるかどうかは知らないが、武蔵がまだ本格的な剣の修行を始める前の17歳くらいの時、中年の浪人、内山半兵衛(演:西田敏行)に、どんなピンチの時も絶対に生きてやると思えば生き残れると言われたことをよく憶えている。
まあ、そう言った半兵衛が、その直後に死ぬのだが、それは、半兵衛にもう生きようという意欲がなくなっていたからだと考えれば矛盾はない。

絶対に生きてやると思えば、生き残れるだけでなく幸運にも恵まれる。以前も書いたが、脳の中にある唯一の指令が「生きろ」だけであるという説から説明出来るが、今回は述べない。
一方、こんな話がある。
英国の作家コリン・ウィルソンが19歳の時、あまりにうまくいかない人生に絶望して自殺を決意し、青酸カリを口に含もうとした瞬間、精神の変革が起こり、その後の人生は良くなっていった。
これは、心としては死ぬつもりでも、内なる何か(生命体とか魂といったものか)が、彼を生かすために働いたのだろう。

つまり、半兵衛が言うように「生きてやる」と思おうしても、本当に生きたいと思っていてこそ力が湧くのである。
では、どうすれば生命を味方にし、幸運を掴むことが出来るか?
これについては、私は2つの決定的な話を知っている。

1つは、戦争中、シベリアで捕虜になっていた、後に帝国ホテルの料理長になる村上信夫さんの話だ。
そのシベリアの収容所で、ある夜、ロシア兵がやってきて、村上さんをある場所に連れて行く。
そこには、怪我で瀕死の日本人(捕虜の1人だろう)がいて、ロシア兵は「明日までもたない。お前はコックだろ?最後に好きなものを食べさせてやれ」と言う。
村上さんが、その日本人兵に「何が食べたい?」と尋ねたら、彼は「パイナップル」と言うが、そんなものはなかった。
そこで、村上さんは、リンゴを使ってパイナップルそっくりの形と味に料理し、その日本人兵に食べさせた。
村上さんは、もう彼に会うことはないだろうと思った。
しかし、後日、村上さんが収容所内を散歩していたら、声をかけられ、そっちを見たら、あの瀕死だった日本人兵がいた。
その日本人兵は「あんな美味いものが食べられるなら、生きてみようと思った」と言う。

もう1つ似た話がある。
武道家の林悦道さんの『誰でも勝てる!完全「ケンカ」マニュアル』にある話だ。
ある男が、戦争中、海軍の船に乗っていたが、何度も敵の魚雷攻撃で沈没させられた。
生き残った者は、板につかまって、助けが現れるまで漂流するのだが、実際は、ほぼ全員が、サメの恐怖などで一晩持たずに死ぬという。
しかし、その男は何度もそんな目に遭っても生き延び、戦争後に帰還した。
どうやって生き延びたのかというと、彼は大変な酒好きで、暗い海で漂流しながらも、丘に戻ってもう一度酒を飲んでやると思ったのだそうだ。

つまり、生きる理由がある者は強いということだ。
『俺だけレベルアップな件』でも、水篠旬はいかなるピンチの時も、見下されてきた屈辱を晴らすため、また、母親や妹のために死ぬわけにはいかなかった。

逆に言えば、生きる希望をなくすと人間は弱い。
そこで、大したことでなくても、上の「美味いものを食う」「酒を飲む」程度のことで生きる意欲を持てるなら持った方が良い。
それで、上の人達のように、幸運にも恵まれると思う。
私も、初音ミクさんのライブにもう一度行くために・・・でも良いのだが、こういうのって、初音ミクから覚めた時が恐い(笑)ので、何かもっと根源的な願望の方が良いかもしれない。まあ、ここらは人それぞれだ。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)誰でも勝てる!完全「ケンカ」マニュアル(林悦道)
(2)帝国ホテル 厨房物語(村上信夫)
(3)科学の進化(L.ロン.ハバード)
(4)瞑想と潜在能力(中山正和)

花の眠り
AIアート1568
「花の眠り」
Kay

生きようとする意志は無敵

『誰でも勝てる! 完全「ケンカ」マニュアル 』 (林悦道著)に載っていた、次の話を是非分析したい。
こんな話である。

ある男は、日本海軍の船に乗っている時、5回、米軍の魚雷で船を沈没させられ、その際は板切れにつかまり海を漂流した。
彼は、何日も漂流して救助されたのだが、他の乗員は、襲い来るサメの恐怖に耐えられず、一晩持たずに死んだ。
なぜ彼だけが、5回もそんな目に遭いながら生き延びたのかというと、彼は大変な酒好きで、「絶対にもう一度陸に戻って酒を飲んでやる」と思ったからだそうだ。

強い欲望が生命力を強め、また、救助船を引き寄せたというふうに考えられる。
だから欲望は大切・・・私はずっとそう思っていた。
しかし、少し違うと分かった。
とにかく単純に書くから、淡々と読んで欲しい。
魂は、その者を必ず生かそうとしているのである。
だが、多くの者の心は、そんな魂に協力しないので、魂は何も出来ないのである。
上の男は「酒が飲みたい」という、あまり感心出来ない欲望ではあったが、それにより魂の「生かしてやりたい」という意思に応えたのである。
そして、魂は、その男の生きる動機である「酒が飲みたい」という希望も叶えてやっているのである。
その後、その男は、酒好きではあっても部下思いの立派な人間になり、多くの人を助けたのである。
きっと、その男は、いつも魂の意思に協力し続けたのだ。
それこそ引き寄せの極意と思う。

魂の一番の願いは、守っている人間が生きることだ。
だから、心は、どんな時も生きようとしなければならず、自殺が一番悪いと言われる理由は、魂の一番の願いに反するからだ。
そして、魂は、心が生きたいと思うようになる願い(酒を飲む等)を叶えるのである。魂は全知全能だから、何でも叶えてやれる。
では、こんな場合はどうだろう?
ある男が、ある女性が好きで、歌によくあるように、「彼女が僕の愛を受け入れてくれないなら、僕は生きていられない」と思う。
だが、こんな場合は、男はよくフラれる。
こんな場合、男というものは近視眼的になっており、相手の女がロクでもない女である場合が多く、恋が実ったらやがて男は生命力を失う場合が多いし、そもそも、こんなちっぽけな願いを叶えて小さな幸せ、小さな生命力を持つより、魂は、その男にもっと大きくなって、大きな生命力を持って欲しいのだ。
竹村健一さんという、怪物と言われるほど売れた評論家、テレビ司会者、作家が、こんなことを何かの本に書いていた。
「女性にフラれたら僕はこう思う。神は僕に新しい女性と愛し合うチャンスを与えてくれた。今度の相手は前よりもっと美人に違いない」
こういう生命力の高い男には、魂はやはり、もっといい女を引き合わせるものである。
よりよく生きようとすること。これが引き寄せの鍵であると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)『誰でも勝てる! 完全「ケンカ」マニュアル 』 (林悦道)
(2)快楽主義の哲学(澁澤龍彦)
(3)生きるチカラ(植島啓司)
(4)エスの本 ~ある女友達への精神分析の手紙~(ゲオルク・グロデック)
(5)右脳の冒険 ~内宇宙への道~ (コリン・ウィルソン)

星の銀貨
AIアート938
「星の銀貨」
Kay

生きるとは

私は高校生の時に、たまたま見た漫画の中で、30代と思われる女性が「人間は安定を求めた時に生きるのをやめるのですね」と言うのを見て、この言葉を非常に印象深く憶えている。
その時のように、熱狂もなく静かな確信を感じることは魂が教える真実である可能性が高いと思う。
竹宮恵子さんの1975年の漫画『真夏の夜の夢(ミッド・ナイト・ドリーム)』が、1ページのプロローグ(序章)の後、「・・・そして黒い魔の時代がやってくる・・・」という言葉で始まる。
2058年、ほとんどの人間が同じ退屈な顔で生きている中で、主人公の少年は1人の少女を見つける。
一目で分かったが、彼女だけは本当に生きていた。
2058年にならなくても、2024現在でも、もう昔から人々は同じ顔をして死んで生きている。
なぜそうなったのかというと、上の最初の漫画の話のように、皆、安定を求めたからだ。
人間の脳の中にある指令は「生きろ」だけであるという話があるが、おそらく正しいと思う。
ところが、人間は、身体も心も傷付きたくない・・・痛い思いをしたくないという欲求がある。
それで、安定という餌、あるいは、飴をちらつかせると、容易く支配出来る。
それが支配者の人間の支配方法だ。
すると、安定を求めなければ、容易く支配者の罠を逃れ、生きることが出来るというわけだ。

安定とは何かというと、魂の力を使わずに楽に生きることだ。
もっと分かり易く言えば、右脳を使わずに左脳だけで生きるということだ。
どうすればそんな生き方が出来るかというと、権力とか富がある者に依存することである。
つまり、親や政府に頼って生きれば、たちまち死ぬことになるわけだが、資本主義だろうが共産主義だろうが、あらゆる国でそんなことが行われている。
その中で、政府や親に頼ることが出来ない紛争地域の中に、強い生命力を持って生きている者がいる。

引き寄せの力が強くなるのも、生きている時・・・つまり、安定を捨てた時だ。
「引き寄せが出来ない」というなら、それは安定を求めているからだ。
安定を求めるということは、引き寄せの力を否定しているのだからね。

さっきの『真夏の夜の夢』の中で、その「生きている少女」は、賭博場でルーレットで黒の15に賭け続け、勝ち続ける。
生きている者の力を象徴的に見せているかのようだ。
まあ、この少女がなかなかマズいものだったのだが(笑)。

岡本太郎が「僕はいつも破滅に向かう道を選んだ」と言っていたが、これも安定を捨てる道を選んだということだ。
昔から、成功者達が「リスクを取れ」と言ったのも、安定を求めては引き寄せが出来ないことを直観的に知っていたからだろう。
しかし、若くないと彼らのような生き方は出来ない。
そして、そもそも、皆、安定が大好きだ。
良い大学に入り、良い企業に就職したがるのは安定を求めての場合が多く、そんなことをする者はもう死んでいる。
リスクを取ることを「冒険をする」と言う。
つまり、冒険をする者は生きているのだ。

そんなわけで、危険に挑め、冒険をしろ・・・であるが、なかなか出来ないだろうなあ(笑)。
「どん底に落ちたらどうしよう」とか「惨めにはなりたくない」って思っているからだ。
解決策は1つ。
もちろん、思考を消すことだ。
そんなわけで、今今メソッドに励むことをお薦めする。

※『真夏の夜の夢』は『シルベスターの星から』に収録。
青い花
AIアート867
「青い花」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)竹宮惠子作品集 ジルベスターの星から
(2)自分の中に毒を持て(岡本太郎)
(3)たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く
(4)涙弾1~チランジアノ女~

生命エネルギーの奇跡の力

生命とは何かを科学的に説明しようとしても、すぐに行き詰る。
「生命と人工生命に違いはなくなる」という話は昔からあり、現在はそれがさらに信憑性を増しているように言われる。
しかし、科学的にどうというより、(生命と人工生命の)違いは直観として感じると思う。
そして、実際に違う。
明らかな違いとして、生命は一度失うと戻らないということだ。
面白いことに、科学では一度失うと戻らないものを作ることが出来ない。
言うなれば、失敗しないことを失敗する(=常に成功する)ことは出来ない。
「失敗は成功の母」とか言う。
しかし、実際は「失敗=成功」なのである。
ミスター・スポック(『スター・トレック』に登場するバルカン星人)は、「To Error Is Human(失敗するのが人間だ)」と否定的な意味で言ったが、これほど肯定的な事実はない。
つまり、人間は失敗するからいいんだ。
もし、バルカン星人は失敗しないなら、バルカン星人は地球人に完全に劣るのである。

生命力こそ、引き寄せのエネルギーでもある。
生命力は全知全能を隠し持っている。
そして、面白いことに、生命を捨てる気になるほど大きな生命力を発揮する。
いわゆる「死に物狂いの力」である。

今でもAmazon Videoで見ることが出来るが、『紅三四郎』(1969)というアニメがある。
紅三四郎という名の若い武道家が、ある時、全身をがっちりロープで縛られ、そこに、巨大な刃物が振り子状に動きながら迫ってくる。
万事休すである。
しかし、刃物が三四郎を切断したはずが、三四郎はロープから解放され、無事であった。
ところが、三四郎は、なぜ自分が助かったのか分からない。誰かが助けてくれたのではなかった。
そんな三四郎に武道の達人が言う。
「それが死の刹那の力だ」(実際のセリフは憶えていないが、だいたいこんな感じ)
これが真実に感じるなら、なかなか見込みがある(笑)。

『サイボーグ009 完結編 GOD'S WAR』にも、こんな話がある。
サイボーグ009こと島村丈が女神と戦った時のことだ。
相手は神だ。009がサイボーグとしてどれほど優秀でも、どうしたって勝ち目はない。戦いにすらならない。
009が神に勝つよりは、ハエが宇宙船を止める方が、まだ可能性があるほどだ。
ところが、一瞬、009は女神を慌てさせる。
これが生命の力である。

では、生命の力を使うにはどうすれば良いか?
無意識に入れば良い。
この無意識とは、意識はあるが心(思考と言っても良い)が消えた状態のことだ。
アメリカの精神科医ミルトン・エリクソンは、いつでも無意識に入れたし、患者を無意識に入れることが出来た。
だから、「魔法を使って治している」と言われるほど、自在に精神疾患を治せた。
道元は、「仏道とは、自覚を持ったまま自己を忘れること」と言ったが、まさにこれが無意識に入ることだ。
道元の『正法眼蔵』の、『現成公案』だけでも読むと良いだろう。

髪に絡みつく花
AIアート838
「髪に絡みつく花」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR I first
(2)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(3)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(4)正法眼蔵(ひろさちや翻訳)
(5)紅三四郎 ※Amazon Prime Video dアニメストア

生命力の神秘

この世界には、エントロピー増大の法則がある。
これは簡単に言えば、全ては無秩序に向かうというもので、こう言うと難しそうだが、例で言えば簡単だ。
たとえば、水に落としたインクが水全体に広がっていくことだ。
また、熱いコーヒーが冷めるのもそうで、これは、コーヒーの熱が外部に広がっていくことである。
このように、無秩序に向かうとは、「まとまったものが広がっていく」ことを指し、この世界では、あらゆるものがそうなる。

たとえば、死体は腐り出し、崩壊し、散り散りになっていく。
つまり、上で述べたように、まとまったものが広がっていく。
ところが、生きていると、そうはならず、まとまったままだ。
つまり、エントロピーは必ず増大するはずが、生命があれば、エントロピーは増大しない。
まあ、正確には、生命がエントロピーの増大を抑え、それによって増大が遅れるだけだが、いずれにしろ、生命とは、ある意味、この世の絶対法則に逆らうのである。
だが、歳を取れば、生命力が弱り、エントロピーの増大を抑える力が弱くなり、肉体の崩壊が進む。

面白いことに、お金というものにも、エントロピー増大の法則が働き、放っておいたら散り散りになって、お金がなくなっていく。
お金の持ち主に生命力がなくなると、お金を放っておくようになり、どんどん消えていく。
(元気がない年寄りが財産をがっちり握ると、生命力を浪費する)
実際、お金は、生命力が高い人のところに集まる。

ところで、生命力の正体は、気功で言う気、ヨガで言うプラーナ、中村天風が言うところのブリルで、関英男博士は、これはグラヴィトン粒子(GTP)であると考えた。
関英男博士の研究で、腕振り運動をやれば難病奇病が治ってしまうのも、腕振り運動でGTP(気、プラーナ、ブリル)が増大し、生命力が高まるからである。
だから、腕振り運動を十分にやれば、お金も集まると思われる。
そんなわけで、若さ、美しさ、強さ、そして、豊かさのために、腕振り運動を十分にやるべきだということを再認識したいものである。

このように、この世の不思議な現象も、今は、ある程度は理屈で説明がつくのである。

尚、佐川幸義流四股は、やり方によって、腰の機能を極限まで高めるものと、気・プラーナ・ブリル・GTPを集めるものがある。
実際は、完全に別れるわけではなく、どちらかの効果がやや高いというものである。
ただ、一度に説明するとややこしいので、また別に語る。
だが、とにかく、気、プラーナ、ブリル、GTP(全て同じものだ)を集めることは大切である。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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