流れ星が消える前に3度祈れば願いが叶う・・・という話を聞いたことがあると思う。
そして、チャレンジした経験がある人もいるだろう。だが、その場合、成功しなかっただろう。
1989年のアイドル映画『君は僕をスキになる』で、イケメンプレイボーイの太宰享輔が、
「ほんの一瞬だぜ。何が願えるって言うんだ。つまり願い事は叶わないんだ」
みたいなことを言ったと思うが、実際にやろうとしたら実感することだろう。
そもそも、流れ星自体、そう見れるものではない。
ところが、私は、消えるまでにかなり時間がある流れ星を見た人を知っている。
その人によれば、その流れ星は、現れたと思ったら、なんと、上にゆっくり上って行ったと言う。そんな流星があるのかどうか分からないが、UFOだろうか?
あるいは、ちょっと昔、かなり大きな光がゆっくり空を過(よぎ)るのを見た人が世界中に沢山いたが、それは旧ソ連の人工衛星が落下したものらしかった。
UFOや人工衛星でも、祈りは有効なのだろうか?

この流れ星への祈りの由来が何か、おそらくはっきりしていないと思うが、私は、その意味が分かるような気がする。
これは宗教的なルーツがあるものかもしれず、そうであるなら、「流れ星」というのは、何等かの隠語だろう。
旧約聖書や古事記の意味不明な文章は、隠語が使われているから意味不明なのだと言われることがある。エマニュエル・スウェーデンボルグもそんなことを述べていたと思う。
それで言えば、この「流れ星」は、変性意識とか超意識のようなもので、特別なことをしなくても一瞬現れることがある特別な意識状態だ。
つまり、目覚めてはいるのだが思考が消えた状態だ。
目覚めていながら思考が消えているということは、魂が輝き現れている状態だから、いつも言う通り、全知全能であり、当然、どんな願いも叶う。
普通の言い方をすれば、脳波がスローアルファー波の状態で、右脳が優位な状態である。
政木和三さんによれば、脳波がスローアルファー波よりさらにゆっくりとしたシータ波の状態では、時間は1万分の1に圧縮されると言うから、スローアルファー波がそれに近いとすれば、一瞬で3度祈るなど容易い。

天使の想像
AIアート342
「天使の想像」
Kay


結論を言えばこうだ。
息を吸い、一瞬止めた瞬間、願い事を言葉ではなく、そして、本当はイメージでもなく「設定」するのだ。
こう言うとわけが分からないと思うかもしれないが、何のことはない。「祈った気」になれば良い。
「祈った気」とはいえ、願いがはっきりしていれば、なんとなく出来るだろうし、なんとなくで良いのである。
このやり方を本当に実践していたのは、作詞家の阿久悠さんで、「息を吸って止め、曲がヒットしている様子をイメージし、息を吐いて全て忘れる」で、曲がヒットするらしい。
この「曲がヒットしている様子をイメージする」で、普通の人は間違えるが、普通の意味でイメージするのではなく、一瞬で、言語や思考によらず「設定」することで、早い話が「祈った気になる」ことだ。
そして、普段から、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸で、脳波をスローアルファー波にしておけば、より明確になるだろう。
「よかった・ありがとう」呼吸とは、「よかった」と思いながら息を吸い、「ありがとう」と思いながら息を吐くだけである。