引き寄せの法則では、いかなる願いも叶えられると言われている。
その理由は、パラレルワールド(並行宇宙)が無限にあり、想像出来るいかなる世界も存在する(なければ生まれる)のだからで、引き寄せがパラレルワールド移行であるなら、いかなる願いも叶う可能性があることになる。
たとえば、トランプとバイデンの大統領選挙で、トランプに勝って欲しければ、トランプが勝ったパラレルワールドに移行すれば良いのである。
しかし、私は憶えている範囲では、そのような勝手気ままなパラレルワールド移行はやったことがない。
引き寄せの原理が何であれ、その効力には何等かの制限があるように思われる。つまり、どんな願いでも叶うわけではない。
私は、特に子供の時は、風邪でもひいて熱がある時、半分眠っている状態になると、無限のパラレルワールドが一度に見え、何とも言えない気分になることがあったが、その時、好きな世界を選べば、その世界に行けるわけである。しかし、意外に、特定の世界しか選ばないものである。
つまり、自分の思考を自分でコントロール出来るわけではないということだ。
『法華経』という有名な仏典では、釈迦が瞑想していると、その頭上に沢山の世界が現れるが、それがパラレルワールドで、そのいずれの世界にも釈迦のようなブッダ(仏陀。仏。如来)が存在すると言うが、ブッダがそれぞれの世界の支配者なのだろう。
そして、今から釈迦が、いよいよ世界の秘密を明かすとして話を始めるが、話が長過ぎて、読者はさっぱり意味が分からない。
A4一枚にまとめて話せよである(笑)。
では、まとめて言えばこうである。
沢山の世界があり、好きな世界に行けば良いが、自ずと何らかによって(たとえば仏によって)行く先(というより選択先)がコントロールされているのである。
とはいえ、それなり以上のラッキーでハッピーな世界には行ける。
そのやり方については『法華経』の『信解品』の中の『長者窮子(ちょうじゃぐうじ)』に書かれている。
10分もあれば読めるような話なので、良ければ読んでいただきたい。
だいたいでこんな話である。
世界一の大金持ちの息子が子供の時に父親の家から離れ、長年、貧乏暮らしをしているうちに、性根まで貧乏になり、今は、とてもではないが、父親の財産を受け継ぐことが出来るような人物ではない。
そこで、父親は長年月をかけ、息子を導き、ようやく、自分の膨大な財産を譲る。
我々はこの息子であり、父親はこの世界を支配する仏なのであるが、我々が仏の財産である世界をまるごと1つ受け継ぐに足るほどに成長すれば、それをもらえるということの喩えである。
仏の教えとは、日常起こる出来事であるから、それをどう対処するかで成長が決まる。
必要なことは、別に道徳的に振る舞うとか、合理的に振る舞うことではない。
まあ、自ずと道徳的、合理的に振る舞うようになる可能性が高いが、最も重要なことは、単に、目の前のことを今として意識することだけである。
言ってみれば、今今メソッドをやれば十分である。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳
(2)日本語の法華経(江南 文三)
(3)パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ(ミチオ・カク)
(4)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
AIアート921
「日本人形」
Kay
その理由は、パラレルワールド(並行宇宙)が無限にあり、想像出来るいかなる世界も存在する(なければ生まれる)のだからで、引き寄せがパラレルワールド移行であるなら、いかなる願いも叶う可能性があることになる。
たとえば、トランプとバイデンの大統領選挙で、トランプに勝って欲しければ、トランプが勝ったパラレルワールドに移行すれば良いのである。
しかし、私は憶えている範囲では、そのような勝手気ままなパラレルワールド移行はやったことがない。
引き寄せの原理が何であれ、その効力には何等かの制限があるように思われる。つまり、どんな願いでも叶うわけではない。
私は、特に子供の時は、風邪でもひいて熱がある時、半分眠っている状態になると、無限のパラレルワールドが一度に見え、何とも言えない気分になることがあったが、その時、好きな世界を選べば、その世界に行けるわけである。しかし、意外に、特定の世界しか選ばないものである。
つまり、自分の思考を自分でコントロール出来るわけではないということだ。
『法華経』という有名な仏典では、釈迦が瞑想していると、その頭上に沢山の世界が現れるが、それがパラレルワールドで、そのいずれの世界にも釈迦のようなブッダ(仏陀。仏。如来)が存在すると言うが、ブッダがそれぞれの世界の支配者なのだろう。
そして、今から釈迦が、いよいよ世界の秘密を明かすとして話を始めるが、話が長過ぎて、読者はさっぱり意味が分からない。
A4一枚にまとめて話せよである(笑)。
では、まとめて言えばこうである。
沢山の世界があり、好きな世界に行けば良いが、自ずと何らかによって(たとえば仏によって)行く先(というより選択先)がコントロールされているのである。
とはいえ、それなり以上のラッキーでハッピーな世界には行ける。
そのやり方については『法華経』の『信解品』の中の『長者窮子(ちょうじゃぐうじ)』に書かれている。
10分もあれば読めるような話なので、良ければ読んでいただきたい。
だいたいでこんな話である。
世界一の大金持ちの息子が子供の時に父親の家から離れ、長年、貧乏暮らしをしているうちに、性根まで貧乏になり、今は、とてもではないが、父親の財産を受け継ぐことが出来るような人物ではない。
そこで、父親は長年月をかけ、息子を導き、ようやく、自分の膨大な財産を譲る。
我々はこの息子であり、父親はこの世界を支配する仏なのであるが、我々が仏の財産である世界をまるごと1つ受け継ぐに足るほどに成長すれば、それをもらえるということの喩えである。
仏の教えとは、日常起こる出来事であるから、それをどう対処するかで成長が決まる。
必要なことは、別に道徳的に振る舞うとか、合理的に振る舞うことではない。
まあ、自ずと道徳的、合理的に振る舞うようになる可能性が高いが、最も重要なことは、単に、目の前のことを今として意識することだけである。
言ってみれば、今今メソッドをやれば十分である。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳
(2)日本語の法華経(江南 文三)
(3)パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ(ミチオ・カク)
(4)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
AIアート921
「日本人形」
Kay