極楽往生とは、死んでから、阿弥陀如来が作った西方極楽浄土というユートピアに行くということとされるが、それは方便であり、本当は、自らが至高の存在(神や仏と言って良い)になることだ。
完全にそれに至らなくても、それに近づけば近づくほど、神や仏の力と言われる力を持つことになる。
それは仏典(特に浄土三部経)に示唆されてる通りである。
法然は、あらゆる学問を積みながら、自分の極楽往生の方法は念仏だけであると言ったが、それは、庶民を気遣っての(庶民には他に方法がない)ことだけではなく、学問を究めたがゆえに、また、経験上からも、そう確信していたのだと思う。
そして、なぜそうであるのかと言ったら、念仏は深呼吸の手段であるからと言うと、仏教の信仰者に怒られるかもしれないが、私にはそうとしか思えないし、しかも、極めて良い手段であると感動するほどだ。
深呼吸は究極のメソッドでありながら、ただの深呼吸では、なかなか十分に出来ないのである。
しかし、念仏にはそれを打破する鍵がある。
法然は、自分は毎日6万回の念仏を唱えると公言し、人と会っている時も、小さな声で念仏を唱えていたという。
私は以前は、1日6万回の念仏は多いなあと思っていたが、一呼吸で10回の念仏という深呼吸だと思えば何でもない。
鼻から大きく息を吸い、小さな声で念仏を唱えれば、5回から10回くらいで吐き切る。
念仏をよく理解している僧は、「隣の人に気づかれない微かな声で唱えて良い」と言う。
もちろん、大きな声で唱える時は、一息で唱えられる回数はもっと少ないかもしれない。
そして、細く長く吐くという理想の深呼吸のためには、微かな声で唱える方が良い。
とはいえ、大きな声で唱えるのも、十分に良い深呼吸になるので、それも良いのである。
だが、唱えるのは、「南無阿弥陀仏」でも「南無妙法蓮華経」でも「南観世音菩薩」でも「オンアミリタテイセイカラウン」でも「オンバザラダドバン」でも、自分が好きなもの、唱えやすいものなら何でも良いのである。
どの言葉も、リズムがあって唱え易い。
また、般若心経の呪文「ギャテイ、ギャテイ、ハラギャテイ、ハラソウギャテイ、ボウジソワカ」や、そのサンスクリット語版「ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー」でも良いが、これほど長いと呼吸の配分が難しい。
私は、微かな声で、一呼吸で2回唱えることが多いが、一呼吸で1回、ゆっくり息を吐き切りながら唱えるのも良いかもしれない。
AIアート481
「故郷の村」
Kay
さすが法然。
念仏・マントラ式深呼吸は非常にやり易いと思う。
特に、念仏・マントラを唱えながらだと、息をしっかり吐くことが非常に自然に出来る。
私の個人的お気に入りは、昔から唱えている阿弥陀如来真言「オン、アミリタ、テイセイ、カラウン」である。
実際には、言霊の力もあるかもしれないので、なるべく真摯に唱えると良いと思う。その方が深呼吸の質も上がると思う。
ただし、私は非常に速く唱える。とはいえ、そこらは自分の好きなようにやれば良いのである。
完全にそれに至らなくても、それに近づけば近づくほど、神や仏の力と言われる力を持つことになる。
それは仏典(特に浄土三部経)に示唆されてる通りである。
法然は、あらゆる学問を積みながら、自分の極楽往生の方法は念仏だけであると言ったが、それは、庶民を気遣っての(庶民には他に方法がない)ことだけではなく、学問を究めたがゆえに、また、経験上からも、そう確信していたのだと思う。
そして、なぜそうであるのかと言ったら、念仏は深呼吸の手段であるからと言うと、仏教の信仰者に怒られるかもしれないが、私にはそうとしか思えないし、しかも、極めて良い手段であると感動するほどだ。
深呼吸は究極のメソッドでありながら、ただの深呼吸では、なかなか十分に出来ないのである。
しかし、念仏にはそれを打破する鍵がある。
法然は、自分は毎日6万回の念仏を唱えると公言し、人と会っている時も、小さな声で念仏を唱えていたという。
私は以前は、1日6万回の念仏は多いなあと思っていたが、一呼吸で10回の念仏という深呼吸だと思えば何でもない。
鼻から大きく息を吸い、小さな声で念仏を唱えれば、5回から10回くらいで吐き切る。
念仏をよく理解している僧は、「隣の人に気づかれない微かな声で唱えて良い」と言う。
もちろん、大きな声で唱える時は、一息で唱えられる回数はもっと少ないかもしれない。
そして、細く長く吐くという理想の深呼吸のためには、微かな声で唱える方が良い。
とはいえ、大きな声で唱えるのも、十分に良い深呼吸になるので、それも良いのである。
だが、唱えるのは、「南無阿弥陀仏」でも「南無妙法蓮華経」でも「南観世音菩薩」でも「オンアミリタテイセイカラウン」でも「オンバザラダドバン」でも、自分が好きなもの、唱えやすいものなら何でも良いのである。
どの言葉も、リズムがあって唱え易い。
また、般若心経の呪文「ギャテイ、ギャテイ、ハラギャテイ、ハラソウギャテイ、ボウジソワカ」や、そのサンスクリット語版「ガテー、ガテー、パーラガテー、パーラサンガテー、ボーディスヴァーハー」でも良いが、これほど長いと呼吸の配分が難しい。
私は、微かな声で、一呼吸で2回唱えることが多いが、一呼吸で1回、ゆっくり息を吐き切りながら唱えるのも良いかもしれない。
AIアート481
「故郷の村」
Kay
さすが法然。
念仏・マントラ式深呼吸は非常にやり易いと思う。
特に、念仏・マントラを唱えながらだと、息をしっかり吐くことが非常に自然に出来る。
私の個人的お気に入りは、昔から唱えている阿弥陀如来真言「オン、アミリタ、テイセイ、カラウン」である。
実際には、言霊の力もあるかもしれないので、なるべく真摯に唱えると良いと思う。その方が深呼吸の質も上がると思う。
ただし、私は非常に速く唱える。とはいえ、そこらは自分の好きなようにやれば良いのである。