何かで見たが、「褒めるところがなければネクタイを褒めろ」という言葉があるらしい。
実際は、褒めるところがない人間などいないが、美点がすぐには見当たらない場合は多いだろう。
逆に、いかに偉大な人物であろうが、欠点がない人間もいない。まあ、欠点の方は、割と簡単に見つかるが。
そして、美点にしろ欠点にしろ、それが、偽物の美点、偽物の欠点である場合が非常に多い。
私見であるが、梶原一騎氏という漫画原作者の作品が、まさに、美点は偽物で、全体では欠点だらけであったと思う。
彼の代表作と言えば、『巨人の星』や『あしたのジョー』、『タイガーマスク』といった昭和のスポ根ものだ。
ところで、梶原一騎氏のこれらのメジャーな作品と違い、彼のマイナーな作品では、さらに欠点が多く、美点の偽物振りも半端ない。
そんなマイナー作品に『カラテ地獄変 牙』という、読むと憂鬱になるような精神レベルが低い作品があるが、その中に超美点がある。
それは、有名な空手家の言葉として引用されていた、
「空手に王道なし。あるのは数千数万回の繰り返しのみ」
だった(正確な文言は憶えていない)。
どんな美点だらけの良書にだって、この真理は書かれていない。
そして、『カラテ地獄変 牙』の主人公である、牙という変わった名の空手修行者の青年が、それを実践して見せていたのである。
その言葉は空手に限らず、いかなることでも例外なく真理であろう。
王道というものはなく、繰り返した数で実力は決まる。
分かり易い例でいえば、一流のイラストレーターは子供の時から暇があれば絵を描いていたのだし、テッド・ウィリアムズというメジャー最後の4割バッターは、子供の時から起きている時間の全てでバットを振りたがった。
私の場合は、ごく一時期であったのが残念であるが、プログラミングの修行時代、毎日、午前2時とか3時までプログラミングをし、ドライブをしている時でも頭の中でプログラミングのことを考えていたので、一流というほどではないが名人級のプログラマーにはなれたのである。
ローレンス・スペンサーという作家が書いた『エイリアン・インタビュー』の中にある、太古の昔に宇宙人が地球に仕掛けたマインドコントロール装置によって、人間が低い存在に落とされているという話が、何らかの意味で真実であると確信出来るほど、人間の精神を低い位置に引っ張り下ろそうとする強力な力が働いている。
その邪悪な力から解放される方法は思考を消すことであることは分かっている。とはいえ、いまだ、人類の大半はこれを理解出来ない。
そして、思考を消す方法が、数千数万・・・いや、果てのない繰り返しである。
その中でも、例外的に効果が高いのが深呼吸である。これを一定以上に繰り返すことが、あなたを人間本来の神のようなものにする。
AIアート424
「寝間着」
Kay
ところが、何か1つのことで永遠の反復を行いつつ、深呼吸をやることが良いやり方である。
反復行為というのは深呼吸を伴うようになるので、反復行為そのものが深呼吸になる。
だから一流の人物は、直観的に「何でもいいから好きになれ」と言うのである。好きになったら繰り返すし、繰り返せば、自ずと深呼吸が身に付くからだ。
だが、先に深呼吸を繰り返す変な連中が魔法使いになったのである。
実際は、褒めるところがない人間などいないが、美点がすぐには見当たらない場合は多いだろう。
逆に、いかに偉大な人物であろうが、欠点がない人間もいない。まあ、欠点の方は、割と簡単に見つかるが。
そして、美点にしろ欠点にしろ、それが、偽物の美点、偽物の欠点である場合が非常に多い。
私見であるが、梶原一騎氏という漫画原作者の作品が、まさに、美点は偽物で、全体では欠点だらけであったと思う。
彼の代表作と言えば、『巨人の星』や『あしたのジョー』、『タイガーマスク』といった昭和のスポ根ものだ。
ところで、梶原一騎氏のこれらのメジャーな作品と違い、彼のマイナーな作品では、さらに欠点が多く、美点の偽物振りも半端ない。
そんなマイナー作品に『カラテ地獄変 牙』という、読むと憂鬱になるような精神レベルが低い作品があるが、その中に超美点がある。
それは、有名な空手家の言葉として引用されていた、
「空手に王道なし。あるのは数千数万回の繰り返しのみ」
だった(正確な文言は憶えていない)。
どんな美点だらけの良書にだって、この真理は書かれていない。
そして、『カラテ地獄変 牙』の主人公である、牙という変わった名の空手修行者の青年が、それを実践して見せていたのである。
その言葉は空手に限らず、いかなることでも例外なく真理であろう。
王道というものはなく、繰り返した数で実力は決まる。
分かり易い例でいえば、一流のイラストレーターは子供の時から暇があれば絵を描いていたのだし、テッド・ウィリアムズというメジャー最後の4割バッターは、子供の時から起きている時間の全てでバットを振りたがった。
私の場合は、ごく一時期であったのが残念であるが、プログラミングの修行時代、毎日、午前2時とか3時までプログラミングをし、ドライブをしている時でも頭の中でプログラミングのことを考えていたので、一流というほどではないが名人級のプログラマーにはなれたのである。
ローレンス・スペンサーという作家が書いた『エイリアン・インタビュー』の中にある、太古の昔に宇宙人が地球に仕掛けたマインドコントロール装置によって、人間が低い存在に落とされているという話が、何らかの意味で真実であると確信出来るほど、人間の精神を低い位置に引っ張り下ろそうとする強力な力が働いている。
その邪悪な力から解放される方法は思考を消すことであることは分かっている。とはいえ、いまだ、人類の大半はこれを理解出来ない。
そして、思考を消す方法が、数千数万・・・いや、果てのない繰り返しである。
その中でも、例外的に効果が高いのが深呼吸である。これを一定以上に繰り返すことが、あなたを人間本来の神のようなものにする。
AIアート424
「寝間着」
Kay
ところが、何か1つのことで永遠の反復を行いつつ、深呼吸をやることが良いやり方である。
反復行為というのは深呼吸を伴うようになるので、反復行為そのものが深呼吸になる。
だから一流の人物は、直観的に「何でもいいから好きになれ」と言うのである。好きになったら繰り返すし、繰り返せば、自ずと深呼吸が身に付くからだ。
だが、先に深呼吸を繰り返す変な連中が魔法使いになったのである。