精神科学の研究によれば、いかなる危機も乗り越える人間は、「大丈夫」などの肯定的な言葉を頭の中でつぶやく習性があるらしい。
では、自分もずっと、頭の中で「大丈夫」とつぶやけば良いかというと、そうであえるとも言えるが、それがなかなか続かないのも確かだ。
しかし、どんな時でも大丈夫だと思える根拠を持っておくと良い。
そうすれば、いかなるピンチでも「大丈夫」と思え、実際に大丈夫になる。
実は、私は、3つ、そんな根拠を持っている。
それらを紹介しよう。
1つは、江戸末期の偉大な神道家、黒住宗忠のエピソードだ。
黒住宗忠は、イエス・キリストと同等とも思える力を持っていた。
その宗忠は、ハンセン氏病(らい病)という恐ろしい感染症に罹った武士に、1日1万回、「ありがたい」と唱えるよう指示し、武士がそれを忠実に実行したところ、7日目に熱が出て嘔吐して倒れ、そのまま眠り込んだが、目が覚めたら治っていた。
※『いのちの教え』(山田敏雄著。テーミス)148ページ
次は、武道家、林悦道氏が、以前の仕事(土木工事)の親方から聞いた話である。
親方は、第二次世界大戦後期、海軍に入隊し、船に乗っていたが、5回、船を米軍に撃沈させられた。
まず、米軍戦闘機の銃撃や米軍艦の魚雷の爆発で、船員のかなりが死んでしまう。
船が沈みかけると、材木のロープを切って、漂流する時に掴まるための材木を海に投げ込む。
そして海に飛び込み、泳いで早く船から離れないと、沈む船の渦巻きに巻き込まれる。
無事、船から離れたら、材木に掴まるが、敵の戦闘機は容赦なく襲ってきて、ほとんどが撃ち殺される。
なんとか、材木の下に隠れてやり過ごしても、そこから、厳しい漂流が始まる。
死んだ船員の血の匂いで鮫が集まってくるので、鮫が近付いてきたら、材木の上に手足を引っ込めて食いつかれないようにしなければならない。
そして、一夜明けると、親方以外は皆、死んでいた。
精神的に耐えられなくなるのだ。
だが、親方は違ったし、しかも、救助されて生き延びた。
それも、5回も。
その秘訣は、親方が、ただ1つのことを考えたからだ。
酒が大好きな親方は、早く岡に上がって酒を飲むことだけを考えたのである。
喉の渇きが酷くなると、妄想が起こり、酒をあおる様子が現実のように見えることもあったそうだ。
そんな親方に、もうダメだという考えは全く浮かばなかった。
ピンチの時は、好きなことを考えるに限るということだろう。
※『誰でも勝てる!完全「ケンカ」マニュアル』(林悦道著。東邦出版)152ページ
最後は、よく取り上げる、ホームレスの男性の話だ。
そのホームレスの男は、朝から晩まで、「神様の奇跡が起こる」と唱えていた。
すると、1週間か2週間たつと、頭に数字が浮かんだので、それでロト6を買うと、1憶円が当たった。
それからも、「神様の奇跡が起こる」と唱えることを続けていたら、また1憶円が当たった。
世界的な教育学者(教育学博士)であある七田眞氏が「正真正銘の実話」という話である。
※『奇跡の超「右脳」開運術』(七田眞著。三笠書房)99ページ
この3つの話の1つでも知っていれば、何があっても大丈夫であることが分かると思う。
では、自分もずっと、頭の中で「大丈夫」とつぶやけば良いかというと、そうであえるとも言えるが、それがなかなか続かないのも確かだ。
しかし、どんな時でも大丈夫だと思える根拠を持っておくと良い。
そうすれば、いかなるピンチでも「大丈夫」と思え、実際に大丈夫になる。
実は、私は、3つ、そんな根拠を持っている。
それらを紹介しよう。
1つは、江戸末期の偉大な神道家、黒住宗忠のエピソードだ。
黒住宗忠は、イエス・キリストと同等とも思える力を持っていた。
その宗忠は、ハンセン氏病(らい病)という恐ろしい感染症に罹った武士に、1日1万回、「ありがたい」と唱えるよう指示し、武士がそれを忠実に実行したところ、7日目に熱が出て嘔吐して倒れ、そのまま眠り込んだが、目が覚めたら治っていた。
※『いのちの教え』(山田敏雄著。テーミス)148ページ
次は、武道家、林悦道氏が、以前の仕事(土木工事)の親方から聞いた話である。
親方は、第二次世界大戦後期、海軍に入隊し、船に乗っていたが、5回、船を米軍に撃沈させられた。
まず、米軍戦闘機の銃撃や米軍艦の魚雷の爆発で、船員のかなりが死んでしまう。
船が沈みかけると、材木のロープを切って、漂流する時に掴まるための材木を海に投げ込む。
そして海に飛び込み、泳いで早く船から離れないと、沈む船の渦巻きに巻き込まれる。
無事、船から離れたら、材木に掴まるが、敵の戦闘機は容赦なく襲ってきて、ほとんどが撃ち殺される。
なんとか、材木の下に隠れてやり過ごしても、そこから、厳しい漂流が始まる。
死んだ船員の血の匂いで鮫が集まってくるので、鮫が近付いてきたら、材木の上に手足を引っ込めて食いつかれないようにしなければならない。
そして、一夜明けると、親方以外は皆、死んでいた。
精神的に耐えられなくなるのだ。
だが、親方は違ったし、しかも、救助されて生き延びた。
それも、5回も。
その秘訣は、親方が、ただ1つのことを考えたからだ。
酒が大好きな親方は、早く岡に上がって酒を飲むことだけを考えたのである。
喉の渇きが酷くなると、妄想が起こり、酒をあおる様子が現実のように見えることもあったそうだ。
そんな親方に、もうダメだという考えは全く浮かばなかった。
ピンチの時は、好きなことを考えるに限るということだろう。
※『誰でも勝てる!完全「ケンカ」マニュアル』(林悦道著。東邦出版)152ページ
最後は、よく取り上げる、ホームレスの男性の話だ。
そのホームレスの男は、朝から晩まで、「神様の奇跡が起こる」と唱えていた。
すると、1週間か2週間たつと、頭に数字が浮かんだので、それでロト6を買うと、1憶円が当たった。
それからも、「神様の奇跡が起こる」と唱えることを続けていたら、また1憶円が当たった。
世界的な教育学者(教育学博士)であある七田眞氏が「正真正銘の実話」という話である。
※『奇跡の超「右脳」開運術』(七田眞著。三笠書房)99ページ
この3つの話の1つでも知っていれば、何があっても大丈夫であることが分かると思う。