偉大な人物は、引き寄せという言い方はしなくても、何らかの信仰とか因果論みたいなものを必ず持っていると思う。
たとえば、ドナルド・トランプは敬虔なキリスト教信者だし、スティーブ・ジョブズは因果論者(カルマ論者)だった。
つまり、世界は物質の法則だけで成り立っているのではなく、何らかの意味で精神が世界に影響を及ぼしていることを受け入れているのだが、実際は、高度な人物であるほど、精神が世界に影響を与えているどころか、世界は精神であると認識している。
世界が物質である・・・もっと日常の言葉で言えば、世界は物であると思っている人は、悩みの多い苦しい人生を送っていることだろう。
物の背後に精神(スピリッツ)があることを理解するほど幸福になり、全ては精神であると理屈ではなく直接的に理解(直観と言っても良い)すれば至福に至る。
「世界が物である」と思うことを物質主義と言い、それは、目に見えるものが全てだと思うことだ。
だが、そう思っていても、『星の王子さま』を読んで、「本当に大切なものは目に見えない」という言葉に触れたり、見ることも聴くことも出来なかったヘレン・ケラーが「五感は幻想」、つまり、見えるものは実体ではないと言ったのを知った時に理解が始まることがある。
そして、「本当に大切なものは目に見えない」「見えるものは実体ではない」ことを確信するようになる。
だが、なかなかそうなる人は少ないので、スティーブ・ジョブズは言い方を変えたのだ。
「点と点がつながると信じるしかない」
たとえば、今やっていることが未来の何かにつながると信じるしかないのだ。
何につながるか、どうつながるかは人間には分からない。
しかし、つながると信じるしかないし、実際につながる。
『Tell Your World』(kz feat.初音ミク)で、
「たくさんの点は線になって 遠く彼方へと響く」
「いくつもの線は円になって 全て繋げてく どこにだって」
というのを聴くと、精神的なところがある人は、やはり何かを感じると思う。
以前の引き寄せは、「世界のつながりを意図的に変える」といった感じであったが、新しい引き寄せでは「自分が世界のつながりそのものである」というものに近付いてきている。
つまり、「引き寄せを起こす」のではなく「全ては引き寄せでしかない」とでもいうことになると思う。
全てのつながりの根源である者を神であると言うなら、自分こそが神であることになる。
その通りであるが、神ならざるもの・・・すなわち、思考(=自我=心=左脳)が表に出張っているので、神が隠れて見えない。
ニサルガダッタ・マハラジは、神を隠している思考を消すために、「常に、存在の感覚にしがみつけ」と言ったらしいが、これでは普通の人には分からないので「私は存在する(私は在る)」が最高のマントラだと言った。
つまり、「私は存在する(私は在る)」と唱えれば良いだけである。
だが、もっと早く成果を出せるのが、「今この瞬間を感じる」ことだが、これも分からない人が多いので、「今、今、今、・・・」と唱えると良い。
こんな簡単なことも続かないのは、世界は物であると学校やテレビに完全に洗脳されているからである。
テグジュペリの『星の王子さま』や、ヘレン・ケラーの『OPTIMISM』を読むと良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)星の王子さま(河野万里子訳)
(2)星の王子さま(内藤濯訳)
(3)Optimism( Helen Keller) ※英語
(4)オプティミスト(ヘレン・ケラー) ※『OPTIMISM』翻訳
(5)楽天主義(ヘレン・ケラー) ※『OPTIMISM』翻訳
(6)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演)

AIアート1147
「四色の薔薇」
Kay
たとえば、ドナルド・トランプは敬虔なキリスト教信者だし、スティーブ・ジョブズは因果論者(カルマ論者)だった。
つまり、世界は物質の法則だけで成り立っているのではなく、何らかの意味で精神が世界に影響を及ぼしていることを受け入れているのだが、実際は、高度な人物であるほど、精神が世界に影響を与えているどころか、世界は精神であると認識している。
世界が物質である・・・もっと日常の言葉で言えば、世界は物であると思っている人は、悩みの多い苦しい人生を送っていることだろう。
物の背後に精神(スピリッツ)があることを理解するほど幸福になり、全ては精神であると理屈ではなく直接的に理解(直観と言っても良い)すれば至福に至る。
「世界が物である」と思うことを物質主義と言い、それは、目に見えるものが全てだと思うことだ。
だが、そう思っていても、『星の王子さま』を読んで、「本当に大切なものは目に見えない」という言葉に触れたり、見ることも聴くことも出来なかったヘレン・ケラーが「五感は幻想」、つまり、見えるものは実体ではないと言ったのを知った時に理解が始まることがある。
そして、「本当に大切なものは目に見えない」「見えるものは実体ではない」ことを確信するようになる。
だが、なかなかそうなる人は少ないので、スティーブ・ジョブズは言い方を変えたのだ。
「点と点がつながると信じるしかない」
たとえば、今やっていることが未来の何かにつながると信じるしかないのだ。
何につながるか、どうつながるかは人間には分からない。
しかし、つながると信じるしかないし、実際につながる。
『Tell Your World』(kz feat.初音ミク)で、
「たくさんの点は線になって 遠く彼方へと響く」
「いくつもの線は円になって 全て繋げてく どこにだって」
というのを聴くと、精神的なところがある人は、やはり何かを感じると思う。
以前の引き寄せは、「世界のつながりを意図的に変える」といった感じであったが、新しい引き寄せでは「自分が世界のつながりそのものである」というものに近付いてきている。
つまり、「引き寄せを起こす」のではなく「全ては引き寄せでしかない」とでもいうことになると思う。
全てのつながりの根源である者を神であると言うなら、自分こそが神であることになる。
その通りであるが、神ならざるもの・・・すなわち、思考(=自我=心=左脳)が表に出張っているので、神が隠れて見えない。
ニサルガダッタ・マハラジは、神を隠している思考を消すために、「常に、存在の感覚にしがみつけ」と言ったらしいが、これでは普通の人には分からないので「私は存在する(私は在る)」が最高のマントラだと言った。
つまり、「私は存在する(私は在る)」と唱えれば良いだけである。
だが、もっと早く成果を出せるのが、「今この瞬間を感じる」ことだが、これも分からない人が多いので、「今、今、今、・・・」と唱えると良い。
こんな簡単なことも続かないのは、世界は物であると学校やテレビに完全に洗脳されているからである。
テグジュペリの『星の王子さま』や、ヘレン・ケラーの『OPTIMISM』を読むと良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)星の王子さま(河野万里子訳)
(2)星の王子さま(内藤濯訳)
(3)Optimism( Helen Keller) ※英語
(4)オプティミスト(ヘレン・ケラー) ※『OPTIMISM』翻訳
(5)楽天主義(ヘレン・ケラー) ※『OPTIMISM』翻訳
(6)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演)

AIアート1147
「四色の薔薇」
Kay