ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

既にある

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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「既にある」を誤魔化さずに述べると

引き寄せでは、「既にある」が本当に分かるということが、成就の鍵だと言われるが、まあ、そうだと思う。
「既にある」とは、願望は、それを持った瞬間に叶っているということだ。
YouTubeでは、「既にあるが分かった」という動画が沢山ある。
ところが、「既にある」が分かったのに、願望が実際には叶っていないことの説明となると、皆、逃げの一手・・・言い訳ばかりなのである。
例えば、「ジャガー(イギリスの高級車)が欲しいと思った時には、もう叶っている。私のガレージにはまだないが、そんなことは気にならない」とか言う。
だが、それは叶っていないということである。
「既にある」を言いだしたのは108さんだと思うが、彼の動画を見ると、彼も、そのことを説明する時の様子は、どうしてもオドオドしているように見えてしまう。そして、「目を向ける方向を変えればいいのです」と意味不明なことを言う。

有名な『ザ・シークレット』では、「願うことと叶うことにはタイムラグ(時間差)がある。願った瞬間に叶ったら困るでしょう?」と、露骨に誤魔化す。
『ザ・シークレット』のDVDでは、テレビで象を見て、象がいいなと思った瞬間に部屋の中に像がいたら困るでしょうという誤魔化し方だったが、たとえ10年後でも部屋の中に象はいらない。象はしかるべき場所とセットで欲しいのが当たり前で、しかるべき場所とセットなら、今すぐいても良い。
豪邸が欲しいと思っても、部屋の中に豪邸があって欲しいと思っていないのと同じである。

そのような誤魔化しが氾濫する中で、良い動画があった。
短い話で端的に「既にある」を示していた。
内容は今一つアレだが、なるべくそのまま言うと、こんな感じだ。
「おまえら、あの子とエッチしたいだろ?だが、別のパラレルワールド(並行宇宙)のお前がちゃんと彼女とエッチしてるから安心しろ」
これ以上でも以下でもない。
これで安心することが「既にある」が分かるということだ。
前にも話したが、時代劇で、日本一の剣の達人が、自分の名を騙ってどこかの姫様を騙し、その姫様と一緒に温泉に入っている者を見て、
「あいつ(自分の偽物)は俺だ。俺も本当はあんなことがしたいのだ。あいつは俺の代わりにやってくれているのだ」
と思って、その偽物を放置したような心の広さがなければならない。
その達人は、そうは思っても、今一つ納得していなかったので、結局、悪いことになったが。

別のパラレルワールドの自分がいい思いをしているから安心することが出来たら、それが叶うのかというと、そんなことが分かるはずがない。
なるようにしかならない。
だが、なるようにはなる。
願い事の多くは、願ったのとは違うように叶うものだ。
神様と呼ぶかどうかは分からないが、宇宙を動かす存在は自分よりずっと賢い。
まかせておけば、自分の思いとは別の、もっと良い形で実現する。
だいたい、あの子とエッチしたら、ほぼ間違いなく失望する(かもしれない)。
その点では、パラレルワールドの自分は気の毒だ。
もっといい子とエッチ出来るようになるので、それに相応しくなるまで我慢だ(笑)。

まとめて言えば、結局は、究極の真言の通りなのだ。
「私はなるようになるだろう」
「私は常に生成する者である」

1分間に8回以下の呼吸にすれば分かるが、そうでないと分からない。
前にも書いたが、
IQ = 100 + (15 - 1分間の呼吸数) × 3
で、1分間の呼吸数が8回なら、IQは121である。
そんな者も、怒りで1分に30回呼吸すればIQは55まで落ちる。
そんな時も、身体を動かして酸素を消費すれば、ある程度IQを戻すことが出来る。
よって、怒った時は運動に限る。
とりあえず、朝晩30秒ずつくらいは深呼吸することをお薦めする。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)新釈 荘子(西野広祥訳)
(2)李陵・山月記 弟子・名人伝(中島敦)
(3)天狗芸術論・猫の妙術(佚斎樗山)
(4)量子力学の奥深くに隠されたもの ~コペンハーゲン解釈から多世界理論へ~
(5)量子力学の多世界解釈 ~なぜあなたは無数に存在するのか~

若い人
AIアート1382
「若い人」
Kay

「既にある」を簡単に「感じる」方法

日本では、「既にある」が引き寄せの究極だと言われているように思う。
「既にある」が分かれば、引き寄せが自在になるようである。
「既にある」とは、簡単に言えば、

願望は願った瞬間に叶っている。
既に叶っているのだから、願いを叶えるために何もする必要はない。
既に叶っているのだから、叶えようとも思わない。

ということである。
だが、そう言われても、
「叶ってないじゃん。俺の願望はポルシェだけど、家の車庫にポルシェないじゃん」
というのが現実である。
この当たり前の反論に対し、「既にある」が分かっている人は、
「車庫にポルシェがなくても、あるのと同じなんです」
と、わけのわからないことを言う。
そして、「既にある」が「腑に落ちた」と言う人が、自分はなぜ腑に落ちたのか、どうすれば腑に落ちるのかをいろいろ語るが、どれも個人の感覚で語った曖昧なものばかりで、とても納得出来るようなシロモノではない。
また、これが一番厄介なのだと思うが、そんなふうに「私は『既にある』が腑に落ちた」と言う人のかなり多くが、本当はそれほど腑に落ちておらず、浅い思い込みや目立ちたがり精神といったもので「腑に落ちた」と言っていることで、そんな人の言うことは支離滅裂だ。

「既にある」がどうすれば腑に落ちるかをあれこれ語るのは無駄で、ただ腑に落ちれば良いだけである。
「腑に落ちる」というのは気持ちなのだが、気持ちは言葉で説明出来ない。
あの子が好きな気持ちを言葉で説明しても意味がないようなものだ。
そりゃ、「可愛いから好き」「優しいから好き」とか言うかもしれないが、可愛い人や優しい人は世の中に沢山いる。
本当は、「何か好き」「とにかく好き」であるはずで、説明不可能な「気持ち」なのである。

だが、「既にある」が「腑に落ちる」ことが重要であることが分かったことについては立派だと思う。
その通りであるからだ。
では、「既にある」が「腑に落ちる」方法を示せば良いだけで、それが、ネヴィル・ゴダードの「想定の法則」である。
ところが、想定の法則がまた、ややこしく語られている。
これは、誰が悪いというのではなく、左脳優先の物質主義、理屈主義のせいである。
想定の法則での引き寄せのやり方は、「願いが叶ったらどんな気持ちかを想像する」だけである。
ポルシェが欲しいなら、ポルシェが自分のものになったらどんな気持ちかを想像すれば良い。それだけである。
本当にポルシェが欲しいなら、それが手に入ったら、ワクワクしたり、幸せだと感じるはずである。
一方、実はそれほどポルシェが欲しいわけではなかったら、それが手に入った時にどんな気持ちかを想像しようとしても、大して何も感じないだろう。
つまり、想定の法則の実践によって、その願いが本当の願いでないことまで分かるし、さらには、自分の本当の願いを見つけることも出来るのだ。
バシャールが「ワクワクしろ」と言ったのが有名だが、いきなりワクワクなんて出来るはずがない。
本当の願いがかなった時の気持ちを想像して、初めてワクワクするのである。
そうやってワクワクしたら、自ずと、それが既にあるになる。
それが腑に落ちるということである。

トーク・ウィズ・エンジェル
AIアート783
「トーク・ウィズ・エンジェル」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(2)その思いはすでに実現している! (ネヴィル・ゴダード) ※『The Power of Awareness』翻訳書
(3)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)※『AT YOUR COMMAND』翻訳書
(4)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(5)アイ・アム・ザット 私は在る~ニサルガダッタ・マハラジとの対話~

最も自然な引き寄せ

「私はこれこれである」と宣言した瞬間、その通りになる。
いかなるロクデナシであろうが、「私は」で自己主張する時は、人間はそんな力を持つ。
どんな願いであろうが、それで必ず叶っている。
だが、成ったと同時に、エゴがそれを否定し、元の、願いが叶っていない状態に戻る。
なぜそうなるのかというと、別に、エゴに凄い力があるのではない。
単に、あなたがエゴの想いを受け入れるからだ。
そりゃ、エゴは、1分に300のつぶやき、1日で数万の思考をするのだが、現代人は、それらのつぶやきや思考は概ね否定的であると考えられる。
そして、普通の人は、エゴの想いに同調する習慣がある。
それで、あなたの願望は簡単に否定され、あなたはそれに従う。

だが、一瞬は願いが叶っていることを知らないといけない。
その願いがいかに大きなもの、奇跡的なものであろうが、実際に実現している。
だから、あなたは、イエスと同じように、
「汝敗れたり。わが後方に退けサタン(エゴのこと)」
と言わないといけない。

そのためにはどうすればいいかというと、まず、次のような事実に注目したい。
それは、否定的なエゴを黙らせることが出来る者は、精神の変容が起こっているということだ。
そのために、瞑想をしたり、マントラを唱えたりの修行をする者も確かにおり、長期間、毎日長時間念仏を唱えていたら、ある朝、精神が変容していることを感じたといった記録をいくつか見たことがある。
政木和三さんは、小学5年生の時、毎日、腹式呼吸の練習をして、それ(精神の変容)を起こし、確かに万能になった。
ところで、このような方法でうまくいった人にもまた特徴があり、それは、かなりの苦境にあったということだ。

それで、楽な・・・というか、自然な方法は、どうせ自己主張すれば、一瞬でも願いが叶うのだから、それを何度もやることだ。
そうすれば、願いが叶った感覚を少しずつでも覚えることが出来、その感覚が強くなれば、エゴが否定する力が弱くなっていくのだ。
そして、いずれは、願いが叶った状態が自然になる。
たとえば、「私は金持ちだ」と思えば、一瞬で、自分が思うような意味で実際に金持ちになる。
その一瞬の感覚を、少しでも掴むのである。
最初は、すぐに、元の状態に戻るかもしれない。
しかし、諦めずに何度もやるのだ。
無理に連続して行うより、思い出した時に、気楽に一度ずつやると良い。
その際、実際に金持ちになったかどうか、確認してはならない。
本当に金持ちなら、自分が金持ちであることの確認なんかしない。
確認なんかしなくても、確信が起こる。
中学生は、自分が中学生であることに確信があるので・・・つまり、それが自然であるので、決して「私は中学生か?」と確認しないようなものだ。
「自然(ナチュラル)な」ということほど、疑いを起こさせない、肯定的で間違いのないことはない。
そして、上のやり方が、最も自然な引き寄せの方法であると思うのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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