教養がなければ、どんな分野でも一目置かれる存在になれないし、成功することもない。よほどの天才の場合は分からないが。
教科書を学校のテストのために読んで得た知識が一番教養にならず、役に立たない。そもそも、教科書やテレビのニュースに出てくる情報は古くて狭く、偏向しているものが多く、むしろ、蓄えると馬鹿になる可能性もある。
科学の教科書にしたって、わざと面白くないように書いてあるのではと思うほどだ。
教養があれば、どんな分野でも成功を収めやすく、引き寄せだって、実際は教養があった方がずっとうまくいく。
そして、教養を得ることは、そう難しくはないし、お金もあまりかからない。
ある有名な政治家は、生まれた家が貧しく、家にある本は聖書だけだったが、それを繰り返し読んで深い教養を得た。
一方、「魔法を使って治している」とまで言われた精神科医のミルトン・エリクソンは、家に聖書と辞書があったが、辞書の方を選んで繰り返し読み、それが教養になったと本人が述べていたらしい。ちなみに、エリクソンが称賛される催眠療法を、彼は大学では学んでいないという。
そういえば、映画『シン・ウルトラマン』で、ウルトラマンである神永が、広辞苑を黙々と読む場面があるが、この宇宙人はなかなか優秀である(笑)。やることが当を得ているからだ。
岡田斗司夫さんは大変に教養がある人だが、彼が「僕の教養はこれだけですよ」と言うのは、「世界の歴史」みたいなタイトルの1冊300円くらいの薄い本を、古本屋で集めて読んだものであるらしい。岡田さんは、それが面白くて仕方がなかったと言う。
そんなふうに、「面白くて仕方がない」「好奇心でワクワクしながら読んだ」というものが良いのだろう。逆に、全くそうでないような読み方(学校の教科書がそうだ)なら、読まない方が良いかもしれない。
本当に面白いと思って読むと、必要な知識が不思議なほど勝手に集まってくるが、これは「アポーツ」と呼ばれる超能力のようなもので、アポーツは情報と物品の引き寄せの意味があるが、ここにも引き寄せの原理が見られるように思う。
教養と引き寄せは深い相関関係があると思えるのである。
私の十八番(おはこ)の超能力もアポーツで、たとえば、子供の時、学校の図書館でシーラカンスの本を見て、シーラカンスに興味を持つと、家に帰ってテレビをつけるとシーラカンスの特集をやっている。
そんなことが何度もあったのである。
スティーブ・ジョブズは、大学をやめてからも、その大学の好きな講義を勝手に受けていたが(違法であるが)、カリグラフィーという文字装飾技法に深い興味を持って、本物の学生以上に熱心に勉強した。それが、後にマッキントッシュコンピューターを開発する時に役に立ったという。これもまた、一種のアポーツだと思う。
私は、念仏に興味を持って『歎異抄』を読むと、周囲が仏だらけになって助けが得られたし、ギリシャ神話に興味を持ってヘシオドスの『神統記』を読むと、やはり神様だらけになって敵を倒してくれた。
岡田斗司夫さんは、教養を得る方法は「好きなことには手を抜かない」ことだと言っていたが、なかなか良いことを言う。
ただし、主観だが、岡田さんの話は半分位はくっだらないと思うし(笑)、彼は、あまり知らないことに関しては本当に適当なことを言うので、そのあたりは気をつけることをお薦めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演録)
(3)歎異抄(梅原猛)
(4)神統記(ヘシオドス)

AIアート1132
「晩夏」
Kay
教科書を学校のテストのために読んで得た知識が一番教養にならず、役に立たない。そもそも、教科書やテレビのニュースに出てくる情報は古くて狭く、偏向しているものが多く、むしろ、蓄えると馬鹿になる可能性もある。
科学の教科書にしたって、わざと面白くないように書いてあるのではと思うほどだ。
教養があれば、どんな分野でも成功を収めやすく、引き寄せだって、実際は教養があった方がずっとうまくいく。
そして、教養を得ることは、そう難しくはないし、お金もあまりかからない。
ある有名な政治家は、生まれた家が貧しく、家にある本は聖書だけだったが、それを繰り返し読んで深い教養を得た。
一方、「魔法を使って治している」とまで言われた精神科医のミルトン・エリクソンは、家に聖書と辞書があったが、辞書の方を選んで繰り返し読み、それが教養になったと本人が述べていたらしい。ちなみに、エリクソンが称賛される催眠療法を、彼は大学では学んでいないという。
そういえば、映画『シン・ウルトラマン』で、ウルトラマンである神永が、広辞苑を黙々と読む場面があるが、この宇宙人はなかなか優秀である(笑)。やることが当を得ているからだ。
岡田斗司夫さんは大変に教養がある人だが、彼が「僕の教養はこれだけですよ」と言うのは、「世界の歴史」みたいなタイトルの1冊300円くらいの薄い本を、古本屋で集めて読んだものであるらしい。岡田さんは、それが面白くて仕方がなかったと言う。
そんなふうに、「面白くて仕方がない」「好奇心でワクワクしながら読んだ」というものが良いのだろう。逆に、全くそうでないような読み方(学校の教科書がそうだ)なら、読まない方が良いかもしれない。
本当に面白いと思って読むと、必要な知識が不思議なほど勝手に集まってくるが、これは「アポーツ」と呼ばれる超能力のようなもので、アポーツは情報と物品の引き寄せの意味があるが、ここにも引き寄せの原理が見られるように思う。
教養と引き寄せは深い相関関係があると思えるのである。
私の十八番(おはこ)の超能力もアポーツで、たとえば、子供の時、学校の図書館でシーラカンスの本を見て、シーラカンスに興味を持つと、家に帰ってテレビをつけるとシーラカンスの特集をやっている。
そんなことが何度もあったのである。
スティーブ・ジョブズは、大学をやめてからも、その大学の好きな講義を勝手に受けていたが(違法であるが)、カリグラフィーという文字装飾技法に深い興味を持って、本物の学生以上に熱心に勉強した。それが、後にマッキントッシュコンピューターを開発する時に役に立ったという。これもまた、一種のアポーツだと思う。
私は、念仏に興味を持って『歎異抄』を読むと、周囲が仏だらけになって助けが得られたし、ギリシャ神話に興味を持ってヘシオドスの『神統記』を読むと、やはり神様だらけになって敵を倒してくれた。
岡田斗司夫さんは、教養を得る方法は「好きなことには手を抜かない」ことだと言っていたが、なかなか良いことを言う。
ただし、主観だが、岡田さんの話は半分位はくっだらないと思うし(笑)、彼は、あまり知らないことに関しては本当に適当なことを言うので、そのあたりは気をつけることをお薦めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演録)
(3)歎異抄(梅原猛)
(4)神統記(ヘシオドス)

AIアート1132
「晩夏」
Kay