マイクロソフト日本法人の社長だった成毛眞さんの『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』(PHP研究所)という著書がある。
この本はタイトルの印象と違い、定年近くになってから読んでも手遅れではないかと思う。
30代か、せめて40代で読まないと意味がないと思う。
一方、10代とか20代で読むのも良いと思う。
2018年出版だから、今(2024年)と社会状況は近いが、実際はかなり違い、今読まないと、そろそろ間に合わないかもしれない。
終身雇用とか年功序列が時代遅れと言われるようになったのは、おそらく30年以上前と思うが、実際は今でも日本では終身雇用、年功序列が標準だ。
しかし、いよいよ、全員とは言わないが、終身雇用をしてもらえないと言うより、終身雇用で働くのが本当に苦痛で、勤め続けたら精神を病んだり、その影響で身体を壊したり病気になって死ぬことが多くなってきた。
それに、言うまでもなく、若い時から、自由に生きたいと思うだろうし、そのためには自由に働きたいだろう。
この本の主張は簡単で、一人で稼げるスキルを身に付けよというもので、それには、何かを10年たゆまず継続して磨けば良い。
ところで、何をすれば将来も稼げるかは、正直、分からないと思う。
また、プログラミングのように、地頭が重要な仕事もあり、10年やっても駄目と言うより、地頭が悪いと10年続かない。それに、向いてないことを5年やるのは損失で、向いてないことを早く判断することも必要だ。
ただし、私が2年セールスマンをやったように、向いてないこともやる価値はある。しかし、やはり、ある時点ですっぱりやめないといけない。
この本では、そんな御大層なスキルを身に付けろと言っているのではなく、一見しょぼくてもいいから、ユニークであることにメリットがある。たとえば、一部の人が愛好するようなことでも、べらぼうにスキルが高ければ、案外に稼げるものである。
ただし、あくまで合法的であることだ。
岡田斗司夫さんや西村博之(ひろゆき)さんが、「上手いエロ画を描ける者は一生食える」とYouTubeで言っている動画を見たことがあるが、それは生成AIが流行する前のことで、今後は全く無理だろう。
要は、そういった短絡的に稼げる技能ではなく、自分が人生をかけるに足る、どこかロマンを感じるものが良いと思う。
ある人が、コーヒーが大好きで、あくまで趣味でだが、コーヒーについて徹底的に研究し、豆の選択や淹れ方など、長く実践を重ねるうちに高度なスキルを得ていった。この人について、ベテランの経営コンサルタントが「仕事にすれば成功する」と太鼓判を押していた。
他にも、クリスマス用の飾りつけを、毎年本気でやっていた人に対しても、そのスキルの需要は十分にあると言う。
エロ画でも、本当に真摯にやっているなら成功した人もいる。
池田満寿夫さんは町の似顔絵屋にも馬鹿にされるくらいの絵の腕前だったが、版画(銅版画)にのめり込み、成功する見込みがあるかどうかは分からなかったが、エロチシズムを主題に、とにかく好きで続けるうちに世界的な版画家になった。
あのピカソだって、晩年は銅版画でエロ画を一心に作っていて、その作品は「エロチカシリーズ」と呼ばれ、究極の芸術と言う人もいる。
しょぼいと思えることでも、プロになれる人は、本当に広く深い。
そうなるためには、やはり長い時間が必要で、好きでないと続かない。
そのためには、若い時に始めるのが良いのである。
とはいえ、アメリカを代表する現代画家の1人であるグランマ・モーゼスのように、75歳で本格的に描き始め、80歳を過ぎてから成功し、100歳を過ぎるまで描き続け、多作な画家としても有名という人だっている。
一方、絶対にモノになりそうにないことを未練がましく続けている者を見るのは辛いものがある。そんな人は、自我(=思考=心)に騙されているのだ。瞑想や念仏で心を消すことも必要である。そして、心が消えれば、案外に自分に合ったものが見つかるのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略(成毛眞)
(2)私のピカソ私のゴッホ(池田満寿夫)
(3)私の調書(池田満寿夫)
(4)池田満寿夫 絵画を語る
(5)モーゼスおばあさんの絵の世界: 田園生活100年の自伝(A.M.R. モーゼス)

AIアート1024
「咲きたての時代」
Kay
この本はタイトルの印象と違い、定年近くになってから読んでも手遅れではないかと思う。
30代か、せめて40代で読まないと意味がないと思う。
一方、10代とか20代で読むのも良いと思う。
2018年出版だから、今(2024年)と社会状況は近いが、実際はかなり違い、今読まないと、そろそろ間に合わないかもしれない。
終身雇用とか年功序列が時代遅れと言われるようになったのは、おそらく30年以上前と思うが、実際は今でも日本では終身雇用、年功序列が標準だ。
しかし、いよいよ、全員とは言わないが、終身雇用をしてもらえないと言うより、終身雇用で働くのが本当に苦痛で、勤め続けたら精神を病んだり、その影響で身体を壊したり病気になって死ぬことが多くなってきた。
それに、言うまでもなく、若い時から、自由に生きたいと思うだろうし、そのためには自由に働きたいだろう。
この本の主張は簡単で、一人で稼げるスキルを身に付けよというもので、それには、何かを10年たゆまず継続して磨けば良い。
ところで、何をすれば将来も稼げるかは、正直、分からないと思う。
また、プログラミングのように、地頭が重要な仕事もあり、10年やっても駄目と言うより、地頭が悪いと10年続かない。それに、向いてないことを5年やるのは損失で、向いてないことを早く判断することも必要だ。
ただし、私が2年セールスマンをやったように、向いてないこともやる価値はある。しかし、やはり、ある時点ですっぱりやめないといけない。
この本では、そんな御大層なスキルを身に付けろと言っているのではなく、一見しょぼくてもいいから、ユニークであることにメリットがある。たとえば、一部の人が愛好するようなことでも、べらぼうにスキルが高ければ、案外に稼げるものである。
ただし、あくまで合法的であることだ。
岡田斗司夫さんや西村博之(ひろゆき)さんが、「上手いエロ画を描ける者は一生食える」とYouTubeで言っている動画を見たことがあるが、それは生成AIが流行する前のことで、今後は全く無理だろう。
要は、そういった短絡的に稼げる技能ではなく、自分が人生をかけるに足る、どこかロマンを感じるものが良いと思う。
ある人が、コーヒーが大好きで、あくまで趣味でだが、コーヒーについて徹底的に研究し、豆の選択や淹れ方など、長く実践を重ねるうちに高度なスキルを得ていった。この人について、ベテランの経営コンサルタントが「仕事にすれば成功する」と太鼓判を押していた。
他にも、クリスマス用の飾りつけを、毎年本気でやっていた人に対しても、そのスキルの需要は十分にあると言う。
エロ画でも、本当に真摯にやっているなら成功した人もいる。
池田満寿夫さんは町の似顔絵屋にも馬鹿にされるくらいの絵の腕前だったが、版画(銅版画)にのめり込み、成功する見込みがあるかどうかは分からなかったが、エロチシズムを主題に、とにかく好きで続けるうちに世界的な版画家になった。
あのピカソだって、晩年は銅版画でエロ画を一心に作っていて、その作品は「エロチカシリーズ」と呼ばれ、究極の芸術と言う人もいる。
しょぼいと思えることでも、プロになれる人は、本当に広く深い。
そうなるためには、やはり長い時間が必要で、好きでないと続かない。
そのためには、若い時に始めるのが良いのである。
とはいえ、アメリカを代表する現代画家の1人であるグランマ・モーゼスのように、75歳で本格的に描き始め、80歳を過ぎてから成功し、100歳を過ぎるまで描き続け、多作な画家としても有名という人だっている。
一方、絶対にモノになりそうにないことを未練がましく続けている者を見るのは辛いものがある。そんな人は、自我(=思考=心)に騙されているのだ。瞑想や念仏で心を消すことも必要である。そして、心が消えれば、案外に自分に合ったものが見つかるのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略(成毛眞)
(2)私のピカソ私のゴッホ(池田満寿夫)
(3)私の調書(池田満寿夫)
(4)池田満寿夫 絵画を語る
(5)モーゼスおばあさんの絵の世界: 田園生活100年の自伝(A.M.R. モーゼス)

AIアート1024
「咲きたての時代」
Kay

