「医者によって言うことが全然違う」ということが、よくあると思う。
例えば、糖質制限について、
「糖質制限は徹底的にやればよろしい。ゼロでも良い」
と言うベストセラーの本を沢山書いている医者もいれば、
「極端な糖質制限は非常に危険」
と訴える医者もいる。
そして、こんな場合、これらの医者は、両者で話し合って解決せず、自分の考えを主張し続けるだけである。
こんな場合、どちらかが正しいかは、自ずと分かる。
まずは、自然に考えれば、「糖分は適切な量、摂れば良い」が正しいとしか思えない。
次に、人間的なことを考慮する。
すると、その主張で儲けている方が、大抵、嘘を言っていることが分かる。
そして、話し合いに応じない方が、確実に、嘘を言っている。
これらもまた、普通に考えれば分かることである。

では、新型コロナワクチンについてはどうか?
大抵の医者は、ワクチンを絶賛しないまでも、打つことを推奨する。
それは立場上、仕方がない。
しかし、ワクチンは危険だから打ってはならないと言う医者もいる。
この問題に関しても、両者が直接話し合うことはない。
よって、素人にはさっぱり分からないということになるが、実際は、これも普通に考えれば分かることだ。
まず、医者(あるいは医学研究者)としての実績があること、そして、損なことをしている方が大抵正しい。
そして、正しいことを言っている医者の話は、ちゃんと分かる。ただし、「分かり易過ぎる」ことはない。
一方、間違ったことを言っている医者の話は、「分かり易過ぎる」が「納得出来ない」。
間違ったことをする医者は、ちゃんとした説明をすることを嫌い、通り一遍のことしか言わない。
また、どんな世界でも、素人相手に専門用語を並べるような者は、嘘つきというより頭が悪い。
そんな頭が足りない専門家を相手にしてはならないが、聞く方も、最低限の知識は必要である。
「俺は知識ゼロだ。その俺に分かるように言え」と言うのもまた、馬鹿&傲慢である。

つまり、自分がまともな思考をすれば、分からないことなんて、そんなにはないのである。
だが、自分が偏見を持っていたり、洗脳されている場合は、間違った方を選んでしまうのである。
もちろん、全く偏見のない人間はいないかもしれないが、偏見が多いほど、騙されるし、間違うのは確かだ。

パソコンのセキュリティ問題も嘘が多い。
サポートが切れたWindows7やWindowsXpを使うのは凄く危険だと言われるが、実際のところ、7やXpをいまだ使っている人は多いが、セキュリティ被害に遭ったという話はほぼない。
むしろ、セキュリティ被害に遭った者は、数そのものが多いからだろうが、大抵、Windows10を使っている者だ。
結局は、OSの問題ではなく、使い方の問題で、正しく使うためには、さほどのITの知識は必要ない。
ただし、最低限の知識や理解は必要だし、正しい使い方が出来ない者が多いので、一応は、過剰なカバーをしてくれるWindows10と、専門メーカーのセキュリティソフトを使った方が無難である。
とはいえ、あまりに使い方が悪いと、何を使っても危険である。

正しい判断をするためには、文系バカでは駄目で、理系思考が必要だと言う者もいるが、そのように、誰かを見下している時点で、そう言っている者が間違っているのである。
理系、文系以前に、まともに考えることが出来ることが必要だし、そのためには、偏見がないこと、傲慢でないこと、その他にも、利己的でない、素直である、責任感があるなども必要なのだが、そんなに難しいことではない。
そもそも、理系、文系なんてものは、それほど明確でないというのが、まともな考え方である。

これらに関しても、真言を唱えると良い。
その原理に関しては、発明家で能力開発のスペシャリストだった中山正和さんがうまく説明してくれていたが、ごく簡単に言えば、良い真言のリズムが、正しく考える状態にしてくれることが多いのである。
例えば、中山正和さんは、般若心経をよく勧めておられた。
そして、脳が正しく考える状態になれば、運も良くなるし、超能力も発揮されるのである。
最高の真言は、神仏の名なのであるが、これらはレベルが高過ぎ、世間的な問題は超えてしまっているので、世間的な問題に関して、間違うというのではないが、「どうでもいい」になってしまうことが多い。
ただ、ワクチンのように、生命や尊厳に関わることでは、直観的にノーとなるし、実際は、細かいことに役立たないわけではない。
しかし、人間は、ある程度は人間らしい欠点もないと、いわゆる、人間味がなく、可愛くないかもしれない。
神仏の名を唱えると、そこらも、いい感じに落ち着く。
一方、呪文的真言は、あくまで傾向であるが、卓効優先であると感じる。
神仏の名にしろ、真言にしろ、長く唱えていると、良い状況に導かれ、必要な勉強なら進んで行うようになり、必要な経験に導かれると思う。