アニメ『俺だけレベルアップな件』で、主人公の水篠旬(みずしのしゅん。24歳)が、妹の葵(あおい。高校2年生)と一緒にジョギングをしている時、旬が葵に、
「30億(円)手に入ったら何に使う?」
と尋ねる。
葵は戸惑いながらも、母親の治療費(重病で入院中)、自分の大学の学費(医学部志望)、貯金・・・を上げるが、「大き過ぎて実感が湧かないから分からない」と答える。
葵の答え方から分かることは、別に30億円は欲しくないというか、余計な金に興味がないことだ。
高校生ということもあるが、経済的苦労を知らないからだろう。
それまでは、旬が命と引き換えに得ていた豊かとは言えない収入がこの一家を支えていたが(父親は失踪)、旬が葵に経済的な心配をさせないよう配慮していたことが感じられる。
その旬も、30億円なんて、さして欲しくはない・・・と言うより、今や、得ようと思ったら得られる状況だったが、旬は30億円をはした金と感じていた。
さて、あなたは30億円あったらどうするだろうか?
ジョセフ・マーフィーは100万ドル(当時は数億円の価値があったと思われる)得たければ、100万ドルを使うことを想像しろと著書で述べている。
私もやってみたが、ロクな使い方が浮かばない。むしろ、葵以下だった(笑)。
無理に考えようと思ったら、それなりのことは思いつくが、空虚な空想で楽しくなかった。
そもそも、そんな金を本気で欲しがっていないのだろう。
これも、葵同様、金の苦労をしたことがないからだろう。
川上量生さんがまだ成功する前、退職金目当てに父親を勤務していた大企業から退職させたが、その退職金は自分が経営する会社(ドワンゴ)の数か月の運転資金として消えてしまった。ロクなやつではないが(笑)、このくらいでないと億の器ではない。
巨額の借金を抱えていたり、川上量生さんのように事業のお金が必要といった切羽詰まった状況にある人には、金の使い道なんて考える必要がない。
そんな人は、ちゃんとやれば大きなお金を引き寄せることが出来る。
なぜなら、お金の使い道なんてことを考える必要がないからだ。
矢追純一さんは、高校生の時に中学生の妹2人を養っていたが、別に苦労とは思っておらず、深夜まで働いた後、毎日飲みに行っていたらしい(笑)。矢追さんは、子供の時に考えることを放棄した(頭も悪いからと言う)らしいが、自分と妹達の生活を支えれば良いことだけ分かっていれば、何も考える必要はないし、考えなかったからうまくいったのだろう。
私だって、欲しいものを買って安楽に暮らせれば良いのであり、それ以外考えなくていいから、そんなお金はどうやっても入って来る。
私は昔、TM(超越瞑想)を毎日熱心にやっていた。
個人的には、TMは、詐欺とまでは言わないが、あまり良くないスピリチュアルビジネスだと思っている。
だが、一定の効果はあり、だからビジネスとして成功したのだろう。
どんな効果かと言うと、1日2回、20分TMをやっている間は、思考がかなり少なくなるということで、起こった思考も雑念として認識することが出来ることだ。
考えてみたら、なかなかのものだ。
ただ、TM教師の指導は酷いものだったと私は思う。あくまで個人の感想だが、もっと頭の良い人が行うべきと思う。
だから、続かない人が多いのではないかと思う。
まあ、TMの文句を言っても仕方がない。思考を消す方法なら、もっと良いものがいくらでもある。
たとえば、呼吸に集中するだけでも思考することは出来ない。雑念が起こるのは、意識が呼吸から離れた時だ。
エイブラハムの引き寄せの法則で有名なヒックス夫妻がやったのがこれで、別にエイブラハムがなくても、それだけで良いような気がする。
中村天風が言ったように、肛門を引き締めることでも思考は消える。
ただ、中村天風はそれを常時やれと言ったが、それは不可能だ。毎日10分でもやれば良いし、5分でもやらないよりはるかにマシだ。
トータルで1日30分もやれば、そこそこの引き寄せ(ニーズの9割以上をカバー出来るだろう)が出来ると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ヤオイズム(矢追純一)
(2)現代の肖像 川上量生 eAERA
(3)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(4)超越瞑想(マハリシ・マへーシュ・ヨーギー)
(5)引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(ヒックス夫妻)
(6)俺だけレベルアップな件 ※Amazon Prime Video

AIアート1526
「くつろぐ」
Kay
「30億(円)手に入ったら何に使う?」
と尋ねる。
葵は戸惑いながらも、母親の治療費(重病で入院中)、自分の大学の学費(医学部志望)、貯金・・・を上げるが、「大き過ぎて実感が湧かないから分からない」と答える。
葵の答え方から分かることは、別に30億円は欲しくないというか、余計な金に興味がないことだ。
高校生ということもあるが、経済的苦労を知らないからだろう。
それまでは、旬が命と引き換えに得ていた豊かとは言えない収入がこの一家を支えていたが(父親は失踪)、旬が葵に経済的な心配をさせないよう配慮していたことが感じられる。
その旬も、30億円なんて、さして欲しくはない・・・と言うより、今や、得ようと思ったら得られる状況だったが、旬は30億円をはした金と感じていた。
さて、あなたは30億円あったらどうするだろうか?
ジョセフ・マーフィーは100万ドル(当時は数億円の価値があったと思われる)得たければ、100万ドルを使うことを想像しろと著書で述べている。
私もやってみたが、ロクな使い方が浮かばない。むしろ、葵以下だった(笑)。
無理に考えようと思ったら、それなりのことは思いつくが、空虚な空想で楽しくなかった。
そもそも、そんな金を本気で欲しがっていないのだろう。
これも、葵同様、金の苦労をしたことがないからだろう。
川上量生さんがまだ成功する前、退職金目当てに父親を勤務していた大企業から退職させたが、その退職金は自分が経営する会社(ドワンゴ)の数か月の運転資金として消えてしまった。ロクなやつではないが(笑)、このくらいでないと億の器ではない。
巨額の借金を抱えていたり、川上量生さんのように事業のお金が必要といった切羽詰まった状況にある人には、金の使い道なんて考える必要がない。
そんな人は、ちゃんとやれば大きなお金を引き寄せることが出来る。
なぜなら、お金の使い道なんてことを考える必要がないからだ。
矢追純一さんは、高校生の時に中学生の妹2人を養っていたが、別に苦労とは思っておらず、深夜まで働いた後、毎日飲みに行っていたらしい(笑)。矢追さんは、子供の時に考えることを放棄した(頭も悪いからと言う)らしいが、自分と妹達の生活を支えれば良いことだけ分かっていれば、何も考える必要はないし、考えなかったからうまくいったのだろう。
私だって、欲しいものを買って安楽に暮らせれば良いのであり、それ以外考えなくていいから、そんなお金はどうやっても入って来る。
私は昔、TM(超越瞑想)を毎日熱心にやっていた。
個人的には、TMは、詐欺とまでは言わないが、あまり良くないスピリチュアルビジネスだと思っている。
だが、一定の効果はあり、だからビジネスとして成功したのだろう。
どんな効果かと言うと、1日2回、20分TMをやっている間は、思考がかなり少なくなるということで、起こった思考も雑念として認識することが出来ることだ。
考えてみたら、なかなかのものだ。
ただ、TM教師の指導は酷いものだったと私は思う。あくまで個人の感想だが、もっと頭の良い人が行うべきと思う。
だから、続かない人が多いのではないかと思う。
まあ、TMの文句を言っても仕方がない。思考を消す方法なら、もっと良いものがいくらでもある。
たとえば、呼吸に集中するだけでも思考することは出来ない。雑念が起こるのは、意識が呼吸から離れた時だ。
エイブラハムの引き寄せの法則で有名なヒックス夫妻がやったのがこれで、別にエイブラハムがなくても、それだけで良いような気がする。
中村天風が言ったように、肛門を引き締めることでも思考は消える。
ただ、中村天風はそれを常時やれと言ったが、それは不可能だ。毎日10分でもやれば良いし、5分でもやらないよりはるかにマシだ。
トータルで1日30分もやれば、そこそこの引き寄せ(ニーズの9割以上をカバー出来るだろう)が出来ると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ヤオイズム(矢追純一)
(2)現代の肖像 川上量生 eAERA
(3)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(4)超越瞑想(マハリシ・マへーシュ・ヨーギー)
(5)引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(ヒックス夫妻)
(6)俺だけレベルアップな件 ※Amazon Prime Video

AIアート1526
「くつろぐ」
Kay