ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

微かな呼吸

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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能力を高めるのに金も信仰も必要ない

私は昔、一般能力の開発、引き寄せ能力の向上、超能力開発にのめり込んでいたことがある。
その中で、アメリカの作家L.ロン.ハバードが開発した「ダイアネティックス」という手法に強く興味を持った。
「ダイアネティックス」は非常に有名で、これについて書かれた本『ダイアネティックス』は世界中で2000万部も売れているようだ。
ただ、ハバードが作ったと言われるサイエントロジーという宗教には、私は全く興味がなく、入信しようと思ったことは一度もなかった。
そもそも、私は、人間が本来持っている能力を取り戻すために、何かの団体に入る必要があるなどとは全く思わない。

ダイアネティックス自体は、それなりに納得出来るものだった。
ダイアネティックスに対する批判者は多いが、批判者の論や主張は、ほとんどどれも、ひどくお粗末だった。
ダイアネティックスの原理は、ごく簡単に言えば、次のようである。
人間の脳は、エングラムと呼ばれる有害な記憶が定着し易く、その有害な記憶(エングラム)は意識には上らないが、それが人間の能力を著しく低下させる。
そこで、この有害な記憶であるエングラムを消去すれば、能力が飛躍的に向上する。例えば、IQは打ち上げ花火のごとく上がる。
ただ、ダイアネティックスは1人では行えず、誰かにやってもらう必要がある。
ダイアネティックスを他人に施術する者をオーディタ―と呼ぶ。
ところが、オーディタ―は『ダイアネティックス』を読めば誰でも出来ると書かれているが、なかなかそうはいきそうにない。
そこで、私は、パンフレットか何かで、優秀とされるオーディタ―の写真を見たが、これが何というか(笑)、一目で駄目なやつだと感じ、オーディタ―の世話になることは絶対に避けようと思った(笑)。

結論から言って、ダイアネティックスは、多くの頭が悪い者達が批判するようなデタラメなものではなく、少なくとも、参考になることは多い。
稲盛和夫や安藤忠雄といった凄い人物らが、ダイアネティックス、あるいは、ハバードを評価し、何らかの方法で採用していたようだった。
ところで、上でも述べたが、ダイアネティックスを基本にしていると思われるサイエントロジーという宗教は、著名人の信者も多く、よく知られているのは、ハリウッドスターのトム・クルーズやジョン・トラボルタだ。
ところが、トラボルタは、飛行機を何台も所有する大富豪だが、SPAMというひき肉を材料にした缶詰の熱狂的なファンで、娘にSPAMという名を付けようとしたという(ちなみに、飛行機マニアでもある彼は長男に実際にジェットという名を付けた)。
特定の食物への過度の偏愛は、ダイアネティックスが消去を目指す有害な記憶(エングラム)によるものと考えて良いと思う。
これほどの熱心な、そして金持ちのサイエントロジー信者が、これほどあからさまなエングラムを残しているのはおかしい。
そこで、私は、ダイアネティックスには欠陥もあるのではないかと考えたのだ。
実際、ダイアネティックスのDVDなどを購入し研究すると、やはり矛盾点も少なくないと思えた。
とはいえ、ダイアネティックスはいろいろと参考にはなったと思う。

記憶の肖像
AIアート226
「記憶の肖像」
Kay


人間は、本来持つ能力を解放出来れば、全知全能であり、神のようなものであると思う。
その(全知全能の)能力を持つことは当然の自然な権利であり、そのために金を払う必要も、何かの、あるいは、誰かの信者になる必要もない。
そして、そのために必要なことは思考を消すことだけである。
ただ、そうはっきり言っているのは、私が知る範囲では、私の他には荘子だけである。
(示唆しているだけなら沢山いるように思える)
さらに、思考を消すためには、単に、微かな呼吸をする、あるいは、呼吸の数を十分に少なくすれば良いだけである。
呼吸の数を少なくすることの価値については、多くの優れた人が語っているが、やたらややこしいことを言う人が多いように思う。
ダイアネティックスの効果も、微かな呼吸により達成出来ることを個人的には確認している。
少なくとも、トラボルタのSPAMのようなものは、私は残していない。
実を言うと、初音ミクに関しても、私は今でも非常に好きではあるが、以前のように、熱狂的、盲目的ではなくなった。
これも、エングラムが消えたおかげと思う。








動物を観察する重要性

本当のことかどうか分からないが、合気道の超人的な達人であった塩田剛三は、7年の間、部屋の中で金魚を観察し続け、合気道の極意を得たという話がある。
また、先日も書いたが、仙道研究家の高藤総一郎氏の本で、塔の中に閉じ込められた少女が、傍らにいた亀の呼吸を真似ることで、数年の間、飲まず食わずで生き抜いたらしい。

人間の脳の中には、魚類の脳、爬虫類の脳、下等哺乳類の脳があり、それを人間の脳とも言える大脳皮質が覆っている。
アーサー・ケストラーは、そんな人間の脳の構造が、あまりに出来損ないと感じたようだが、そうではなく、あらゆる種類の脳が見事に同調して働くよう、見事に進化したのだ。
ただ、脳を最高に働かせるためには、大脳皮質が暴走しないようにしなければならない。
塩田剛三は、金魚を観察することで魚類の脳を活性化させ、大脳皮質の暴走を抑えたのだろうと思う。
確かに、より低い脳を活性化させることが効果があるが、やはり難しいのである。それで塩田剛三は7年もかかったのだろう。

我々も、魚類でも爬虫類でも良いが、下等動物の美しさをもっと観察した方が良い。
私は昔、ある邸宅に通っていたのだが、そこの客間にミドリガメが飼われていた。
ミドリガメは非常にリラックスしてのんびりしていたが、それをいつまで見ていても飽きないのである。
鯉が好きな人は、1日中でも眺めていられるらしく、そんな人には、芸術家や大事業家が多いらしいが、彼らも、鯉を観察することで魚類脳を活性化させているのである。
私の場合、ミドリガメという爬虫類を観察することで爬虫類の脳を活性化させたが、そんな時は、引き寄せの力とか、いろいろな超能力が磨かれた感じがし、確かに不思議なことがよく起こったのである。
おそらく、犬や猫(あるいは、その他の哺乳類)を観察しても、下等哺乳類の脳を活性化させ、生命エネルギーを高めることが出来る。

天女
AIアート212
「天女」
Kay


人間は、もっと動物と接しなければならない。
そして、虫や小動物を、意味もなくいじめたり、必要もなく危害を加えると、脳が健全に活動せず、能力も生命力も引き寄せの力も落ちると思う。
実際に動物と接する機会がない場合、空想の中で動物と接しても、かなり効果があるものである。
そして、人間以外の動物は、平時は非常にゆったとした呼吸をする。
そこで、特に呼吸に留意して動物を観察すると、静かな呼吸、微かな呼吸をするコツを自然に得られる。
いつも言う通り、人間は、呼吸を微かにすることで思考を消すごとに全知全能に近付く。
動物を観察することで、それを容易く成し遂げることが出来るのである。








微かな呼吸が願いを叶える原理

呼吸を微かにするだけで、IQが打ち上げ花火のごとく上がり、神仙のような身体になり、願いが叶うと言うと馬鹿げているようであるが、誤解してはならないのは、呼吸を微かにするのはあくまで間接要因であり、直接要因は思考が消えることだ。
そして、呼吸を微かにすることは思考を消すための本当に確かな間接要因なのである。
思考が消えるということも、伝統に倣い「無になる」と言えば、少しは有難味が増して信じられるかもしれない。
しかし、別に無理に信じる必要もない。
思考が消えれば、頭が信じるとか信じないとかはどうでも良いことであるからだ。

ところで、頭が良くなったり、身体が若く強く美しくなったり、願いが叶ったりするためには、本を読んだり、運動をしたり、冒険的行動をすることが必要ではないかと思っている人が多いだろうが、そりゃ、人生には潤いというものも必要で、それらは単に人生の潤いである。
スイーツを食べたり、可愛い猫とじゃれたりがそうで、合理的には必要なくても、潤いがいかに大切かということに異論はないであろう。
本を読んだり、運動したりも、本来はそういうものである。
呼吸を微かにして思考が消えていけば、余計なことはどんどんしなくなるが、思考しなくて良いほど集中し夢中になるほど楽しいこととして、自動的にいろいろな行動などが起こるのである。それはそれで好きに付き合えば良い。

永遠の一瞬
AIアート208
「永遠の一瞬」
Kay


もし、呼吸法だけをやって怠惰であるように見えるなら、実は呼吸が荒い時間がまだまだ多く、思考が消えておらず、下らないことを沢山考えているのである。
それはまるで、不眠症になって楽しい夢が見れなくなっているような感じである。
夢で豪華な宮殿で暮らすことがシンドイとか不安だと思う者などいない。
呼吸を微かにし、思考が消えれば、現実がそうなるのである。
よって、唯一の仕事として呼吸を微かにすることに励むのは悪くはなく非常に良いことである。








英雄になる方法

憧れている人物を真似れば、そのような人物に近付けるという話がある。
それは本当だが、多くの人は勘違いする。
まるで、物真似芸人のように、その人物の真似をしても、何にもならない。
それで本物になれるなら、一流の物真似芸人は、彼らが真似しているスポーツ選手や歌手のような大スポーツ選手、大歌手になるはずだが、そんなことはあり得ない。
普通の人なら、いくら大人物の真似が上手くなっても、せいぜいが、宴会やかくし芸大会の人気者になれれば合格だろう。

しかし、何か困難な問題にぶつかった時、「あの人ならどうするだろうか?」と考えることには意味があるかもしれない。
ただし、もちろん、そのためには、あの人(憧れる大人物)のことを、ある程度理解していることが必要だ。
しかし、別に、その大人物が書いた本を読んだり、鞄持ちをして四六時中接していなくても、人間の感覚というのは大したもので、澄んだ心で、その人物の雰囲気を感じていれば、かなり、その人物のことを、心の奥では理解出来るものなのである。
また、遠い過去の人で、映像すら見ることが出来ず、声の録音がない場合でも、その人が書いたものや、インタビュー記事があれば、直感的にその人のことが分かる。心静かに見ればね。
釈迦のことが知りたければ『スッタニパータ』を読めば、イエスのことが知りたければ『新約聖書』の福音書を読めば、彼らのことがかなり分かるだろう。
それらの書物は真実を伝えていないという話もあるが、そう思うのであれば、初めから、釈迦やイエスへの憧れは出てこないだろう。
そして、これらの書物は、完全ではないにしろ、十分に、釈迦やイエスの真実を伝えている。
ラルフ・ウォルドー・エマーソンは、「英雄の話を読む時は、自分のことが書かれていると思え」と、目の醒めるような教えを残している。
『スッタニパータ』や『新約聖書・福音書』を読む時、それは、自分のことを書いていると認識しなければならない。
ただし、呼吸を微かにして読むなら。
呼吸が微かであれば、おかしな妄想を起こすことはない。
無論、他の大人物について書かれたものを読む時も同じである。









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苦しかった運動が楽になる呼吸法

私が、なるべく呼吸をしないことで得られる威力をあからさまに感じるのは、毎日の日課になってるヒンズースクワットだ。
ヒンズースクワットは、スクワットの一種で、自分の体重だけを負荷とするもので、私のやり方は次のリンク動画のものと同じである。
●三澤威の【プロレス式】脚編1ヒンズースクワット
ヒンズースクワットは、効果は高いが、欠点は、単調で辛く、長続きしないことだと思う。
そこで、無理せず、毎日、たとえ10回でもやれば、やらないのとは偉い違いになるし、30回なら効果を実感出来ると思う。
私も、少し前は、150回までなら継続は難しくなかったが、200回となると、毎日やるのが億劫で、一番重要と思う継続のために、ある時期までは100回、それ以降も150回までとしていた。
しかし、鼻で少しの呼吸をするよう心掛けてやると、300回でも楽にやれることが分かった。
口は堅く閉じて、口で決して呼吸せず、軽く浅く息を吸い、ややゆっくり息を吐く・・・これだけで、非常に楽で、身体を軽く感じるのである。
その科学的根拠は、呼吸を少なくすることで、血液中の赤血球(もっと正しくはその中のヘモグロビン)が持つ酸素が、身体の必要な箇所(脳、臓器、筋肉)に十分に送られるからである。
一方、口で呼吸して、結果的に大量の空気を吸うと、酸素が必要なところに十分に送られないのである。
また、口で呼吸すると、冷たく、汚れた空気を気管に入れてしまい、喉や気管を痛めてしまうと思う。
私は、平日は、毎晩ヒンズースクワットを200回、休日は300回を、よほどのことがない限り、1年365日、1日も欠かさず行っているが、特に、根気も克己心も必要としない。
やがて、平日300回、休日500回くらいにはなるかもしれない。

私は、他にも、腕振り運動(後ろに振る時に力を入れるやり方と、前に振る時に力を入れるやり方の2種類)、腕立て伏せ、ストレッチ、そして、武術のトレーニングを行っている。
私の武術は、素人がやっても威力がある、とことん合理的なもので、様々な武道や護身術を参考に作り上げたものだが、やばくてスパーリングなどは出来ないと思うし、格闘技の試合では、明確なルール違反、あるいは、暗黙にやってはならないことになっているもので、試合で使えば、たとえ反則負けにならなくても、試合をさせてもらえないという危険なものだ。
あくまで、いざという時のためのもので、一生使わずに済めば何よりというものである。
有名な空手家の大山倍達さんが、著書に「空手が地上最強であるのは、目潰しと金的攻撃があるから」と書かれていて、私は、その率直さ、正直さに感動し、大山さんは信頼出来る人だと思ったものである。
ただ、目潰しと言っても、人差し指と中指を立てて相手の目を突くなんて、当らないし、外れたらこっちが指を怪我する以前に、いかに緊急時でも、理性が残っている限り出来ないと思う。だから、全く違うやり方を考えた。
金的攻撃も、そうそうは当らないし、素人のキック自体、よほどうまくやらないと有効でない。私は、その「よほどうまく」キックする方法を考えたのである。
武術の訓練は、戦闘力を高めると共に、やはり、身体機能の向上や美容のために良いし、何より爽快なので、これも、毎日欠かさず行っている。
そして、これも、口で呼吸する癖があった時は、やっているうちに、はーはーぜいぜいとうるさい呼吸をし、トレーニングしているという実感は得られるかもしれないが、すぐに疲れて、また、トレーニングの効果も少なかった。
しかし、やはり、微かな呼吸と共にやることで、毎日、楽々とやれ、素晴らしい身体に変化していっているのが分かる。
全て、狭い部屋の中で出来るもので、これが私のプリズナー(囚人)トレーニングである。

そして、微かな呼吸は、身体の運動だけでなく、あらゆることで万能の力を発揮するが、微かな呼吸を会得するには、運動でやるのが非常に簡単で効果的と思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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