ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

引き寄せ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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書けばいいんでしょ!書けば

願いを実現する引き寄せの方法には、真逆のものがある。
願ったら忘れる方法と、ずっと願い続ける方法だ。
願ったら忘れる方法は、精神が鍛え上げられ磨き抜かれていたり、あるいは、天才である者の方法だ。
こちらを達人型と言おう。
一方、願い続けるのは、凡人の方法だ。
こちらを凡人型と言おう。

なぜ、そんな違いがあるのかと言うと、達人は目標が明確だが、凡人はそうではないからだ。
ではなぜ、そうなるのかというと、達人は心が(比較的)静かで、凡人は揺れ動いているからだ。

たとえば、達人型のベルベル・モーアは、宇宙に一度願い事を伝えたら(たとえば「私にぴったりの彼氏を頂戴」「お城を頂戴」)、2度と同じ願いを伝えてはならないと言う。それは、アマゾンに注文したら、後は届くのを待てばよいのと同じと言う。
しかし、凡人は、何度も願ってしまう。
作詞家だった阿久悠さんは「息を吸って曲がヒットしている様子をイメージし、息を吐いたら全て忘れる。これで叶う」と言う。これも、ベルベル・モーアと同じ達人型だが、やはり、凡人は、同じ願いについて、何度も同じことをやってしまう。

願いが叶うことを疑う限り凡人なのだから、そんな凡人が達人の真似をしても仕方がない。
アメリカの大漫画家で作家のスコット・アダムスは凡人なのだと思う。
それで彼は「断言法」という方法を使って漫画家になったのだろう。
つまり、願望を紙に1日15回書くという方法だ。
彼が何と書いたのかは知らないが、たとえば、「私は人気漫画家だ」といった感じで良いと思う。
達成を疑っていようが全く構わない。
ジェームス・スキナーの『100%』という本に書かれているように、「書けばいいんでしょ!書けば」という感じで、とにかく毎日15回書けば良いのである。
一千万円必要なら「私は1000万円持っている」とか「1000万円入ってきた」あたりで良いだろう。
なるべく、自分がぴったりだと感じる言葉を選ぶと良いが、まあ、普通の言葉で良い。
だが、「1000万円欲しい」では駄目だろう。「1000万円欲しい」という気持ちはもう実現しているのだから。それは、日本人が「私は日本人だ」と書くようなものだ。

書いているうちに飽きてきたり、ストレスを感じる(書くのが嫌だと感じるだろう)なら、それは自分に相応しくない願望なのだろう。
だが、「叶いそうにない」と思っても、叶えたいなら、「書けばいいんでしょ!」書けば」で淡々と書き続ければ良い。

だいたい、面白いじゃないか。願いを毎日書くのって。
達人なら、1回書いた紙を机の引き出しにでもしまって忘れてしまい、しばらく経ってから引き出しを開けて、その紙を見たら、叶っていることが分かって驚く・・・みたいなことになるのだろうが、やはりそれは、ブレない心を持った達人のやり方だろう。

しかし、大抵の人は、書くのをやめてしまう。
やはり、心が乱れていて、自分に本当に必要なものが何か分かっていないからだ。
それで、必要性も分からないのに、1億円だの、女優になるだのといったことを願う。
書き続けるためには、自分にとってまともな目標を見つけないといけない。
その方法としても、書くことは良いことと思う。
何度も書く目標内容を変更することになるかもしれないが、それで成長するのだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)The Dilbert Future(スコット・アダムス) ※翻訳書『ディルバートの未来予測』は入手困難
(2)100% (ジェームス・スキナー)
(3)星からの宅配便(ベルベル・モーア)

夢想
AIアート1428
「夢想」
Kay

スコット・アダムスの書いて願いを叶える方法

「願いを紙に書けば叶う」ということは、昔からよく言われ、引き寄せの秘儀のように考えられていることもある。
昔のアメリカでの調査で、高齢者の経済的状況について、

・経済的に余裕がある数パーセントは目標を紙に書いていた。
・経済的に自立している十数パーセントは目標を持っていたが書いてはいなかった。
・その他の目標を持たなかった人達は、経済的援助を必要としている。

という結果だったらしい。

そして、叶えたい願望の書き方として密かに支持されているのが、アメリカの漫画家スコット・アダムスによる方法だ。
彼は、この方法で人気漫画家になれたようである。
その方法はアダムスの『ディルバートの未来予測』(1998)という本に補足的に書かれているらしいが、この本は絶版な上、今確認したら、Amazonで古書も販売されていない(英語版ならKindle電子書籍もある)。
だが、YouTubeなどで見る限り、それほど特別な方法ではなく、だいたい、こんな感じと思われる。

・どんな紙に、どんな筆記具で書いても良い。
・願望を1日15回、断定的に書く(10回から20回とも言われる)。

この「断定的に」というのが鍵のようで、金持ちになりたいなら、
「金持ちになりたい」
ではなく、
「私は金持ちだ」
と、過去完了形でなければならない。
また、こんな注意があるらしい。
「私は宝くじで大金を当てた」
というのは良くない。
なぜ良くないかというと、目的は大金であるはずだから、大金が入る手段が宝くじである必要はないからだ。

また、こういう話の場合、「紙ではなく、パソコンやスマホで書いてはいけないのか?」と言う人がいるが、それは自分で試せば良いだけのことだ。
パソコンやタイプライターで書いてうまくいったという話もあるが、ペンで書くことに使われる脳の領域が願望実現に関与しているという説もある。
私はデジタル派ながら、直観的に紙に書いた方が良いと思うし、その方が楽しいと思う。ただし、あくまで主観だ。

こういう話を聞いた時、「面白そうだ、やってみよう」と思って、実際にやる者が何かを得るのだと思う。
一方で、「馬鹿馬鹿しい」と思ったり、少しは何かを感じても「どうせ駄目だろう」と決めつけて行動しなかったり、そもそもが全く関心を持たない者というのは、世間の教義や信念に従うだけの者、いわゆる凡人だ。
凡人が悪いわけでは決してないが、凡人だということである。
また、人に「やろうよ」と言われている間はやるという者、「お前がうまくいったらやるよ」と言う者は見込みはない。
何より大切なことは自主性である。
もちろん「私はやらない」と信念を持ってやらない選択をすることも自主性である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)The Dilbert Future ※『ディルバートの未来予測』の原書
(2)「90日で願いが叶う」魔法の本(水口 清一)
(3)【願望実現】書くだけで叶う 不思議な夢ノート(LEO RUUKU)
(4)書けば叶う(羽賀 ヒカル)

幻影
AIアート1426
「幻影」
Kay

レベルアップしチート能力を得る方法

政木和三さんは、小学生の時、腹式呼吸を熱心にやることで超人化した。
だが、政木さんは、彼が発明したパラメモリを使えば、即座に同じ効果があると言って、「腹式呼吸をする必要はない」と言ったが、パラメモリはもう存在しないし、やはり根本的な効果があるのは呼吸法なのだと思われる。
ただ、呼吸法というのは継続が難しいと思う。
しかし、政木さんのように、毎日1時間もやらなくても、朝晩1分でも効果があるし、毎日続ければ効果が積み重なる。
何をやっても駄目だった人は、最後に呼吸法に懸けてみても良いと思う。

政木さんのやり方は、古いというのではないが、続き難いやり方だ。
「7つ(数えながら)吸って、7つ止め、7つで吐く」から始め、「20吸って、20止めて、20吐く」に達した時に、今で言う「急激にレベルアップした」のである。

呼吸法にはいろいろある。
・志賀一雅博士の「よかった、ありがとう呼吸」
心で「よかった」と唱えながら吸い、「ありがとう」と唱えながら吐く。
・「ナ・ダーム」呼吸
心で「ナ」と唱えながら短く吸い、「ダーム」と唱えながらゆっくり吐く。
・アンドルー・ワイル博士の「478呼吸」
心で4つ数えながら吸い、7つ止め、8つ吐く

その他、沢山あるが、複雑なものをやる必要はないと思う。
上の3つは、科学的検証がかなりなされている。
私は『弓と禅』の呼吸法が好きだが、おそらく原文の記述が複雑で、翻訳はもっと複雑で分かり難いと思う。参考にしたければ、福村出版のもの(紙の本のみ)が、まだ分かり易いと思う。だが、その呼吸法は「478呼吸」と根本的には同じと思う。

上の3つのどれかを、毎日少しずつでもやれば、いろいろなことで効果が上がると思う。
ただ、他のやり方でも、実は同じなのだと思う。大切なことは、たとえ1分でも、1年365日、欠かさずやることだ。
熱心にやる度合いに応じて、驚くべき効果もあると思うが、やり過ぎて続かないとか、ストレスになるのは良くない。

どれも簡単であるが、ただ、「478呼吸」のように、息を止める場合の、息の止め方は、あまり注意する人はいないが重要だと思う。
「息を止める」と言えば、ほとんどの人が、水に顔をつける時のように、気道を周囲の筋肉の力で塞いでしまうと思うが、これは良くない。
過度の緊張が起こるからだ。
だが、正しい息の止め方を伝えるのは難しい。
肋骨を上げた位置で保持するとか、横隔膜を止めるなどと言われても困ると思う。
呼吸を正しく止めることは、息を吸いも吐きもしない・・・ただそれだけの状態なのである。
それで、私はよく言うのだが、たとえば、息を吸ってから止める場合なら、息を吸った後、通常の1/1000の速さで息を吐くのである。これは、実質、呼吸が止まっている。実際は、少しくらいは息が漏れて吐いていても構わない。
とにかく、気道を塞がずに息を止めることが大切である。

呼吸法を熱心にやるだけで、いずれは悟りも開けると思うが、それ以前に、引き寄せの力が格段に上がり、直観が冴え、超能力に目覚めることもあると思う。
今流行りのチート能力が得られるほどレベルアップすることも不可能でないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(2)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(3)1分でグッスリ眠れるハーバード式4-7-8呼吸 完全マスターガイド

光化の途中
AIアート1425
「光化の途中」
Kay

ゆったり呼吸すると願いが叶う理由

私も影響されたのだが、ラマナ・マハルシや、その他いくらかのインドの聖者達は、自我というものを、完全に滅ぼさないといけない悪と見なしているように思う。
そして、こういった自我極悪論、あるいは、自我不要論に影響されたスピリチュアルな人達も多く、引き寄せでも「元祖一式」では、自我を全く不要なものとし、自我の願望を価値のないものとしている。

細かく言えば違うかもしれないが、自我は心、顕在意識と同じで、

自我 VS 真我
心 VS 魂
顕在意識 VS 潜在意識
人間 VS 神

といった対応関係、あるいは、対立関係があり、自我極悪論者、自我不要論者は、自我、心、顕在意識を徹底的に否定する。
しかし、そうではなく、自我と真我、心と魂は仲良くすべきという考え方があり、そちらの方が良いと思う。
ただし、あくまで、真我、魂が上で、自我、心が下である。
下とは言っても、親に対する子のようなもので、子に価値がないわけではないし、親は子を可愛がるものだ。ましてや、人間の親と違い、真我、魂は、自我、心を真に可愛がるものである。
イエスが神のことを父と呼ぶのも分かり易いのである(なぜ母と呼ばないのかは、ここでは置いておく)。

心が、自分は魂より上であると自惚れなければ良いのである。
宗教によっては、神は絶対的な暴君のようなものであるように言うこともあるが、人間の親だって、本当に子供のために暴君のように振る舞うことがあり、それが必要なこともあるのだから、神が暴君のように見えることがあっても不思議ではない。
神は、人間のような利己的な想いを持つことはない。
それなのに、人間が、神を暴君のように誤解するのは、人間の子供が、親をそう誤解することがあるのと同じようなものだろう。

イエスは、「願いは叶ったと思えば叶う」と言うが、一方で、「私の想いではなく、あなた(神)の想いが実現しますように」とも言っている。
心が叶えたいと思っても、魂は叶えない方が良いと分かっている場合には叶えない。それに文句を言うべきではない。
例えば、男が「あの女を妻にしたい」と、どれほど思っても、魂がそれを叶えないことがある。
男は、その女が誠実で素晴らしい人だと誤解しているが、実は、不純で強欲であるのかもしれない。
だが、欲望に目が眩んだ男が、どうしてでも彼女を望めば、いろいろな困難が生じ、男は痛い目を見ることになる。
確かに「諦めが悪い」ことが良い場合もある。
魂だって、心の願望が悪くないとしても、そう簡単には叶えない場合もある。
そんな時は、心は粘り強さを見せ、魂が願望を叶えるに相応しいことを示す必要がある。
だが、願望が間違っている時には、心はそれに気付かないといけない。
それには、普段から、心は魂と仲良くしないといけない。
聖書にも、「神と和し(親しみ)平和でいなさい。そうすれば幸福になる」と書かれている。

では、どうすれば、魂とか神といった存在と仲良くなれるのかというと、それらが、大自然と似た存在であることに気付けば良い。
大自然とか大宇宙という言い方は不思議なものだと感じている人もいると思う。これも、人間・心である「自然」「宇宙」に対し、魂・神である「大自然」「大宇宙」という対比からきたものである。
よって、人間は自然のリズムに合わせれば良く、それも、大自然に少しでも近い雄大なリズムであれば良い。
まずは、ゆったりと呼吸すべきだろう。なるべく大自然のリズムに近い、雄大さのある自然なリズムで。
それだけでも、魂、神と調和し、親しくなり、大抵の願いは叶うようになるだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)老子 (岩波文庫)
(2)新釈 荘子 (PHP文庫)
(3)癒す心、治る力(アンドルー・ワイル)
(4)アルケミスト 夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ)
(5)ヒマラヤ聖者の生活探究 第1巻(ベアード T.スポールディング)
(6)積極的考え方の力(ノーマン V ピール)

瞬間
AIアート1424
「瞬間」
Kay

神様への頼み方

失敗続きで、詐欺にも遭って莫大な借金を背負った35歳の男が、人生の転機になった話である。
ついでに彼は交通事故に遭って脚も折っていたという、何とも超運の悪い男だった。
彼は、数年前にクリスチャン(キリスト教信者)になったので、神様に祈ったのだが、その祈りが変わっていた。
「これまでの失敗は私の責任です。しかし、今後の私の人生は、あなたに責任を取って欲しい」
そうしたら、神様は責任を取ってくれ、その後は彼は成功道を突き進んだ。
※実話である

ここで注目すべきは、彼は、これまでの失敗人生は、自分のせいであったと認めたことだ。
では、なぜ、自分の責任なのだろう?
それは、今までの人生の責任を、神様に取らせず、自分で取ろうとしたことだ。
イエスは「重荷を私にゆだねよ」と言った。
ラマナ・マハルシは、「神はいかなる重荷にも耐える」と言った。
神様にとって、人の人生の責任など、お茶の子さいさいなのである。

何かの漫画で、名門私立大学の医学部を出て医者になった若い男に父親が言う。
「お前はなぜ医者になれたと思う」
「私のたぐいまれな才能と並々ならぬ努力のおかげ」
「馬鹿者!親の金の力だ」
そうだ。彼も頑張ったかもしれないが、第一の要因は親が金持ちであったことだ。
この場合、親は、自分より神に近い。

手塚治虫さんの『マグマ大使』という漫画で、ロケット人間のマグマは、敵にボロボロに壊された息子のガムを、地球の創造神アースのところに運び、
「アース様、治して下さい」
と頼むと、アースは、ガムを抱いて部屋に入るが、すぐに出てきた。
マグマが戸惑って、
「何かお忘れ物ですか?」
と尋ねると、アースは、
「馬鹿者!もう治ったのじゃよ」
と言い、元気なガムが出てきた。
神のように見えることもあるマグマでも、アースは圧倒的な存在なのである。

馬鹿は自分を高く評価すると言う。
そのため、馬鹿は自分をはるかに超える存在があると考えないのかもしれない。
自分が一番偉い、自分が一番強いと思うのが馬鹿だ。
いや、確かに、自分も、十分に偉いし、十分に強いかもしれない。
だが、自分など比較にならない存在はいるし、どのくらい差があるかは想像も出来ない。
最初の35歳の男は、賢くなって、それが少しかもしれないが分かったのだ。
そうすれば、その高い存在(ここでは神と呼んでいた)に任せ切る気持ちになるだろう。
「任せますので、あの可愛い娘を私の彼女にして下さい」
と願っても、どうなるかも含め、神様にまかせないといけない。
それでもし駄目だったら、
「え?もっと可愛い娘をいただけるのですか?」
とポジティブに考えると良い(笑)。
そもそも、憧れのあの娘は、実は性悪かもしれない。
いずれにしても、がっかりはさせられないと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)新約聖書(日本聖書協会)
(2)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(3)黒住宗忠 (人物叢書 新装版)(原敬吾)
(4)マグマ大使(1)(手塚治虫)
(5)誰がかまうもんか?!(ラメッシ・バルセカール)
(6)誰でも小さなことで大切な願いがかなえられる(チン・ニンチュウ)

花に包まれる
AIアート1423
「花に包まれる」
Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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