人生で成功するためには、好きなことを見つけないといけないとよく言われる。
しかし、好きなものと言ったら、美味しいものとか、酒とか、美少女(美少年)などのようなものしかないという人が多い。
とはいえ、美少女しか好きなものがないとしても、それに徹して成功した画家や作家などもいる
要は、それが真に好きか、単に好きかだが、その見極めはどうすればいいだろう?
好きなことのために全てを捨てられるかどうかというと、野球選手として大成功した人でも、野球のために全てを捨てられる人は、まずいない。
それで思い出すのが、ある成功したミュージシャンが言ったことだ。それは、
「街角でハーモニカを吹いているだけで満足出来るやつじゃないとミュージシャンになんかになれないんだ」
である。
つまり、それ以外は全て捨てられるというほどはないが、それがあれば、他はそれほどには望まないということだ。
たとえば、家族についても、健康でさえあれば良いと思わず、子供の成績に物凄くこだわっているなら、その者は、本当に好きなことをしていないのだ。
食べ物が美味しくないと気に入らないと言う者も同じである。
本当に好きなことをしていたら、お金はそこそこあれば満足するものだ。
本当に好きなものがない人は欲張りになる。
そんな人は付き合い難く、人が離れていくが、人が集まらないと成功しない。
だが、変わった人がいる。
『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメで、碇シンジ(14歳)が意外にチェロが上手いことにアスカが驚くが、シンジは、小さい時からチェロを習っていて、ずっと練習を継続していた。しかし、別にチェロが好きなわけではなかった。
アスカが「じゃ、何で続けてるの?」と尋ねると、シンジは「誰もやめろと言わなかったから」と答え、さらにアスカを驚かせる。
シンジは本当はチェロが好きなのではないかと思うが、それは違う。
シンジはどこか壊れているのだ。
そして、こんな、外部から止められない限り進み続けるという者は、時々いる。
心理学者の岸田秀さんが、「歩き始めたら、よほどの決意をしないと止まることが出来ない」と本に書いていたが、同じような壊れ方である。
岸田さんによれば、母親に支配されて育ったので、自分の意思で何かを出来ないのだそうだ。
イタリア映画『愛のほほえみ』で、8歳の可愛い少女オルガがこう言う。
「あたし、しちゃいけないってことは全部したいの」
これは、正解でもあり、不正解でもある。
それで言えば、盗みとか、暴力とか、痴漢みたいなことしか出来ない者が多いのだ。
そうではなく、伝統や権威に挑戦しなければならない。
それは、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の最後にある、
「皆にデクノボーと言われ、誉められもせず、苦にもされず。そういうものに私はなりたい」
のようである。
これは、岡本太郎の、
「嫌われたっていいじゃないか?いや、嫌われないといけない」
と同じようなものと思う。
この心構えがあれば、好きなものを見つけられたかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーハトーヴ交響曲(冨田勲制作。初音ミク主演)
(2)銀河鉄道の夜 (280円文庫) (宮沢賢治)
(3)強く生きる言葉(岡本太郎語録)
(4)ものぐさ精神分析 増補新版(岸田秀)
(5)新世紀エヴァンゲリオン ※Amazon dアニメストア

AIアート2285
「これから」
Kay
しかし、好きなものと言ったら、美味しいものとか、酒とか、美少女(美少年)などのようなものしかないという人が多い。
とはいえ、美少女しか好きなものがないとしても、それに徹して成功した画家や作家などもいる
要は、それが真に好きか、単に好きかだが、その見極めはどうすればいいだろう?
好きなことのために全てを捨てられるかどうかというと、野球選手として大成功した人でも、野球のために全てを捨てられる人は、まずいない。
それで思い出すのが、ある成功したミュージシャンが言ったことだ。それは、
「街角でハーモニカを吹いているだけで満足出来るやつじゃないとミュージシャンになんかになれないんだ」
である。
つまり、それ以外は全て捨てられるというほどはないが、それがあれば、他はそれほどには望まないということだ。
たとえば、家族についても、健康でさえあれば良いと思わず、子供の成績に物凄くこだわっているなら、その者は、本当に好きなことをしていないのだ。
食べ物が美味しくないと気に入らないと言う者も同じである。
本当に好きなことをしていたら、お金はそこそこあれば満足するものだ。
本当に好きなものがない人は欲張りになる。
そんな人は付き合い難く、人が離れていくが、人が集まらないと成功しない。
だが、変わった人がいる。
『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメで、碇シンジ(14歳)が意外にチェロが上手いことにアスカが驚くが、シンジは、小さい時からチェロを習っていて、ずっと練習を継続していた。しかし、別にチェロが好きなわけではなかった。
アスカが「じゃ、何で続けてるの?」と尋ねると、シンジは「誰もやめろと言わなかったから」と答え、さらにアスカを驚かせる。
シンジは本当はチェロが好きなのではないかと思うが、それは違う。
シンジはどこか壊れているのだ。
そして、こんな、外部から止められない限り進み続けるという者は、時々いる。
心理学者の岸田秀さんが、「歩き始めたら、よほどの決意をしないと止まることが出来ない」と本に書いていたが、同じような壊れ方である。
岸田さんによれば、母親に支配されて育ったので、自分の意思で何かを出来ないのだそうだ。
イタリア映画『愛のほほえみ』で、8歳の可愛い少女オルガがこう言う。
「あたし、しちゃいけないってことは全部したいの」
これは、正解でもあり、不正解でもある。
それで言えば、盗みとか、暴力とか、痴漢みたいなことしか出来ない者が多いのだ。
そうではなく、伝統や権威に挑戦しなければならない。
それは、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の最後にある、
「皆にデクノボーと言われ、誉められもせず、苦にもされず。そういうものに私はなりたい」
のようである。
これは、岡本太郎の、
「嫌われたっていいじゃないか?いや、嫌われないといけない」
と同じようなものと思う。
この心構えがあれば、好きなものを見つけられたかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーハトーヴ交響曲(冨田勲制作。初音ミク主演)
(2)銀河鉄道の夜 (280円文庫) (宮沢賢治)
(3)強く生きる言葉(岡本太郎語録)
(4)ものぐさ精神分析 増補新版(岸田秀)
(5)新世紀エヴァンゲリオン ※Amazon dアニメストア

AIアート2285
「これから」
Kay




