昔読んだ、臨済宗の僧侶、尾関宗園(おぜきそうえん)さんの本の中に、「小銭を貯めれば、確実に金持ちになれる」と書いてあったのを、印象深く覚えている。
もちろん、理屈の上では、小銭を貯めても、いつまで経っても金持ちにはなれない。
尾関さんは、なぜ小銭を貯めれば金持ちになるのかの理由を、少しは書いていたように思うが、それは覚えていないし、どの本に書いてあったのかも忘れてしまった。
ところが、「カモの法則」でよくご紹介するメンタルトレーナーの西田文郎さんの『面白いほど成功するツキの大原則』という本に、西田さんは20代の頃、タバコはもらいタバコですませて自分では買わず、飲みに行く時はサイフを持たずに行き、上司や先輩にゴマをすっておごってもらっていたと書いている。
30代でそんなことをすれば、ちょっとみっともないが、20代なら許されるので、若い時はお金を貯め易いと言う。
そして、西田さんは、お金持ちになっても、倹約は続けているのだろう。
西田さんは、「お金を貯める最大の秘訣は使わないこと」と言う。
また、2ちゃんねる掲示板を作ったひろゆきさん(西村博之さん。「ひろゆき」で通っている)は、お金持ち(多分、超お金持ち)だが、月に3万円も使わず、外食をせず、服も買わないので、預金は増える一方と言う。
110円の缶ジュースを買うのがもったいなく、喉が渇いても、ちょっと我慢したら、飲み物は家にもあるし、出先でも出るので買わないと言う。
私も出費は少ない方だと思うが、西田さんやひろゆきさんには負ける。つまり、それが私が、彼らのように金持ちでない理由だ。
お金は単なる物質ではなく、むしろ、エネルギーと言った方が正しいと思う。
倹約する、ケチに徹するということは、お金を大事にするということであり、その「大事にする」という意思が、お金のエネルギーを集め、そして、お金として実体化するのだと思う。
そう考えれば、尾関さんの言われることが納得出来る。
ところで、私は24歳で初めてサラリーマンになったのだが、勤務先は、従業員十数名の小さな小さな零細企業だった。
ある朝、出勤の時、10歳以上年長の2人の先輩に出会った。
私は早い時間に出勤していたが、その人達は、そんなに早い時間には出勤していないはずだった。
すると、彼らは、裏通りにある、若くてきれいな女性がやっている喫茶店に連れて行ってくれた。
そこで彼らは毎朝、ゆったりと座って、モーニングサービスを食べているのだった。
その会社は、小さい上に儲かっておらず、はっきり言って給料は非常に安い。
この2人の先輩達は、30代後半になっても、そんな会社で役職にすら就いていない。
何かの折に、その片方の人から、年収が300万円もないと聞いたことがあった(私もなかったが)。
それでありながら、毎朝300円も払ってモーニングサービスを平気で食べるところが、彼らが失敗人生を歩んでいる理由に違いない。
私は6年ほど前に、1日1食の粗食を始めてから、かなり倹約するようになり、それで確かに預金額が増えてきた。
だが、最近、ちょっとサイフの紐が緩んでいる。
再びケチに徹するというか、お金を大切にしようと思う。
それに気付かせてくれたのは、天の計らいだろう。ありがたいし、ツイている。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
もちろん、理屈の上では、小銭を貯めても、いつまで経っても金持ちにはなれない。
尾関さんは、なぜ小銭を貯めれば金持ちになるのかの理由を、少しは書いていたように思うが、それは覚えていないし、どの本に書いてあったのかも忘れてしまった。
ところが、「カモの法則」でよくご紹介するメンタルトレーナーの西田文郎さんの『面白いほど成功するツキの大原則』という本に、西田さんは20代の頃、タバコはもらいタバコですませて自分では買わず、飲みに行く時はサイフを持たずに行き、上司や先輩にゴマをすっておごってもらっていたと書いている。
30代でそんなことをすれば、ちょっとみっともないが、20代なら許されるので、若い時はお金を貯め易いと言う。
そして、西田さんは、お金持ちになっても、倹約は続けているのだろう。
西田さんは、「お金を貯める最大の秘訣は使わないこと」と言う。
また、2ちゃんねる掲示板を作ったひろゆきさん(西村博之さん。「ひろゆき」で通っている)は、お金持ち(多分、超お金持ち)だが、月に3万円も使わず、外食をせず、服も買わないので、預金は増える一方と言う。
110円の缶ジュースを買うのがもったいなく、喉が渇いても、ちょっと我慢したら、飲み物は家にもあるし、出先でも出るので買わないと言う。
私も出費は少ない方だと思うが、西田さんやひろゆきさんには負ける。つまり、それが私が、彼らのように金持ちでない理由だ。
お金は単なる物質ではなく、むしろ、エネルギーと言った方が正しいと思う。
倹約する、ケチに徹するということは、お金を大事にするということであり、その「大事にする」という意思が、お金のエネルギーを集め、そして、お金として実体化するのだと思う。
そう考えれば、尾関さんの言われることが納得出来る。
ところで、私は24歳で初めてサラリーマンになったのだが、勤務先は、従業員十数名の小さな小さな零細企業だった。
ある朝、出勤の時、10歳以上年長の2人の先輩に出会った。
私は早い時間に出勤していたが、その人達は、そんなに早い時間には出勤していないはずだった。
すると、彼らは、裏通りにある、若くてきれいな女性がやっている喫茶店に連れて行ってくれた。
そこで彼らは毎朝、ゆったりと座って、モーニングサービスを食べているのだった。
その会社は、小さい上に儲かっておらず、はっきり言って給料は非常に安い。
この2人の先輩達は、30代後半になっても、そんな会社で役職にすら就いていない。
何かの折に、その片方の人から、年収が300万円もないと聞いたことがあった(私もなかったが)。
それでありながら、毎朝300円も払ってモーニングサービスを平気で食べるところが、彼らが失敗人生を歩んでいる理由に違いない。
私は6年ほど前に、1日1食の粗食を始めてから、かなり倹約するようになり、それで確かに預金額が増えてきた。
だが、最近、ちょっとサイフの紐が緩んでいる。
再びケチに徹するというか、お金を大切にしようと思う。
それに気付かせてくれたのは、天の計らいだろう。ありがたいし、ツイている。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。