ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

安倍総理

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

安倍総理はやっぱり偉かった

私は、割と最近まで、「にっちもさっちも」は漢字で「二進も三進も」と書くのだとは知らなかった。
「にっちもさっちも」の意味は、
「物事が行き詰まり、身動きのとれないさま。どうにもこうにも。」
のようだ。

今、新型コロナウイルスに感染しないまでも、「にっちもさっちも」の状態に追い込まれている人が沢山いるはずだ。
私は全くそうではないのだが、考えてみれば、そもそも、私は、「にっちもさっちも」の状態になった経験がない。
変化、波風、失敗、苦境は、普通の人と比べ、決して少なくないに関わらずである。
無茶も沢山やったが、好きでやっただけで、別に何かに追い立てられた訳ではない。

そういえば、ご存知かもしれないが、先ごろ、安倍総理が、首相官邸だろうか、素晴らしいお部屋の中の、作りの良さそうなソファの上で、可愛い愛犬とくつろいでいる様子の動画を公開していた。
それに対する批判は多く、私もついついTwitterで「トランプがトランプタワーで犬と戯れていたらいくら何でも罷免だろう。そうならない日本は凄い」と書いた覚えがある。
しかし、本当に日本は凄かった!

今、日本、世界、そして、各国政府、医療関係者は、まさに、「にっちもさっちもいかない」状態である。
その中で、安倍総理は、「俺は金あるから優雅だよーん」と言ってると誤解されかねない動画をわざわざ公開し、実際、誤解された。
私も誤解した。
しかし、言うまでもなく、安倍総理だって、「にっちもさっちもいかない」状態なのだ。

だが、私は、今やっと、安倍総理の偉さが解った。
さすが、在位期間日本歴代1位の首相だ。

『レイアース』という、全3話135分のアニメ作品がある。1997年の制作らしい。
CLAMPの人気漫画『魔法騎士レイアース』がアニメ化されてるが、その概要の設定を借りてはいるが、『魔法騎士レイアース』とは関係のないオリジナル作品だ。
音楽も凝っていて面白く、私はこのDVDを大事にしている。
このお話の最初のあたりで、主人公の3人の中学3年生の少女達以外の、地球上の全ての人間が消えてしまう。
いきなり、「にっちもさっちもいかない」状態だ。
3人の中で、一番幼い雰囲気の少女、光(ひかる)が、不安を口にしようとした時、最も大人っぽく、頭の良い少女、風(ふう)が、その言葉を制して言う。
「こんな時は、何も考えない方が良いです。どうしても恐い考えになりますから」
さらに言えば、最低限必要なことをし、余計なことはしない方が良い。
自滅するからである。
未体験の危機の中では、どれほど頭の良い人でも、良い案が浮かばず、ロクなことをしないものだからだ。

さっき私は、「自分は、にっちもさっちもいかない状態になったことはない」と書いた。
嘘だ(自分が騙されていた)。
本当はあったが、そんなふうに覚えていないだけだ。
幸い、私は『荘子』を読んでいたので、その教えに従ったのだ。
それは、「なにゆきにまかせる」である。
考えてみれば、私のシステム開発の仕事なんて、先が見えないことが大半である。
何をどうすれば良いか解っているような平和な仕事はまずない。
当然、行き詰る。
そんな時は、ジタバタしても仕方がない。なりゆきにまかせるのである。
すると、不思議とどうにかなるのである。

安倍総理も、ほんの少しの間に過ぎないが、全てを手放してなりゆきにまかせ、国民にも、少しでもそうするようと伝えたかったのだろう。
まあ、このあたりは、いくら言葉を尽くしても、表現し難い。
だから、安倍総理は、それをイメージで伝えたのだろう。
誤解した人は多かったが、必要な人には伝わったはずである。

尚、『レイアース』のDVDは国内版は廃版で中古品も高い。
フランス版、ドイツ版のDVDは、日本と同じリージョン2だが、再生出来るかどうかは分からない。












KayのAI書(数学講師Mt.Φとの共著)です。

面白いテーマを選んだ易しい本ですが、あくまで実際にAIを自分で作れるようになることを目指した実用書です。
でも、数学も、プログラミングも不要です。
Windows PCとExcelがあれば、本書以外、お金はかかりません。ソニーの超優秀な無料AIアプリ、NNCを使います。

トップの政治家がいつもまずいことをしでかすのはなぜか?

安倍総理の靖国参拝については、まずいことをしたものだと思う。
物事を考える時、それについて、もっともっとよく見て、そして、自分の心の反応にはっきり気付いていることだ。
そして、他人に印象付けるようなことを言うのではなく、自由に導くものであれば、その答は正しい。

安倍総理は、英霊(戦死者の霊を敬って言う言葉)に感謝するというのは二の次で、本音は、「靖国参拝しなければ、中国、韓国の圧力に屈したとして日本がナメられる。いや、俺の面子が立たぬ」ということなのだろう。
でなければ、あれほどまずいことができるはずがない。

私は戦死者に対しては、感謝ではなく、気の毒だと思っている。
そう正しく考えれば、当時の国家や軍部の愚かさを、戦争犠牲者への感謝にすり替えさせられることはない。
ここが肝心なのである。

戦死者も、そして、現代の日本人も気の毒なのだ。
戦争の時の兵隊達は、国家や軍部によって、妄想でしかない馬鹿げた教義や信念を叩き込まれて、正しいと思って勇敢に戦ったのだ。
そして、現代の我々も、国家によって、豊かで幸福な国の国民は、ガンガン美食・大食し、自動車も10年20年と乗るのはみっともなくて、地位に見合った立派な車を短期間でどんどん買い替えるのが素晴らしいことだという、愚かな教義や信念を叩き込まれて、その通りにやっているのだ。
愚かな妄想を叩き込まれているということに関し、戦争中の兵隊も、現代の世間の人達も全く同じなのだ。

だが、今は私のように、ほんの少しの注意力を持っていれば、世間の教義や信念の欺瞞を見破り、世間の人達から見れば驚くべき少食、菜食によって完全に健康になれ、小さな自動車を大切に乗れば、お金も節約できる。実際は、私は母親が脚が悪いので自動車を所有しているだけで、普段、ほとんど車を使わずよく歩くので、強健な身体でいられるのだ。

総理が「日本の面子、俺の面子」と思えば、中国や韓国だって、「国の面子、主席の面子、大統領の面子」にかけて反発してくるのは当たり前だ。
そんなことは、いくらなんでも、小泉総理が参拝した時のことを考えれば、火を見るより明らかだ。
いまやもう、日中関係、日韓関係は、修復のしようがない。
面子や利益より、仲良くすることが一番大切なのに、安倍総理は、本当にまずいことをしてしまった。

安倍総理に同調する者は、国家の権威を自分の権威と錯覚しているのだ。
私は、日本も中国も韓国も、その他のいかなる国も同等に幸福であるべきと思う。
そして、私は、日本の権威も、中国の権威も、韓国の権威も、いかなる国の権威も、また、いかなる組織、いかなる個人の権威も決して認めない。
私は日本人ではない。
地球星人である。
その視点から見れば、日本の総理とやらも、そして、彼に同調する人達は、自分が面子を失うことの恐怖によって束縛された人達であることが分かるのである。
日本だけが良くなるということは絶対にない。
日本をよくしたいなら、中国も韓国も、あらゆる国がよくならなければならない。
その大前提を忘れてはならない。

せっかくSMAPが、中国や韓国の映画俳優やポップスター達が、そして、初音ミクが、相手国の人々に素晴らしいサービスをして、心を合わせようとしても、政治家がいつもまずいことをしてしまう。
それは、まずい政治家を選んだ我々の責任である。
知名度や宣伝や派手なパフォーマンスだけで政治家を選んできた我々が、もっと自分の心をよく観察し、間抜けなことをしないようにならなければならない。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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