人類の魂の波動を下げ、精神性を低くする装置が、地球上に、いつから、どこに、どれくらいの数あるのかは分からない。
しかし、それが地球に設置されたと考えると、あまりにものごとのつじつまが合うように思う。
古代人類が叡智に満ちていたという伝承が世界中にある。
太古の人類は、直観が強く、大事なことを頭で考えないので、エゴに支配されることがなかった。
だから、区別や優劣を認識したとしても、それが差別を生むことはなかった。
直観で得られる知恵によって生まれた科学技術は現代のものに大きく優り、平和的で安全だった。

しかし、宇宙から来た悪意ある存在が地球に設置した装置により、地球人類は魂の波動を著しく低下させられ、精神の力を失った。
道徳性は低下し、直観力もあまり働かなくなった。

我々のやるべきことは、地球に設置されたそれらの装置の影響に打ち勝つことで魂の波動を上げ、精神の力を取り戻すことだ。
動物は本能が完全なので、本能に従って生きていれば平和に生きられる。
しかし、人間は本能が壊れているので、魂が穢れ、道徳性が低下すると残虐になる。
動物は、メスを取り合ってオスが争っても致命傷を与えることはないし、食べ過ぎることはないし、必要な性交しかしない。
しかし、人間は全くそうでないことから、本能が壊れていることが分かる。
だが、魂の波動が高く、精神の力が十分であれば、本能をコントロールし、暴走させることはない。
アーサー・ケストラーは、人間の脳は、構造上、理性が本能をコントロール出来ない欠陥品だと嘆いたが、魂の波動が高ければ、そうではないのである。

では、どうやって、装置によって強制的に低下させられている魂の波動を高めることが出来るのだろうか?
それは、古代から、あらゆる聖者、賢者が教えており、知らないはずがない。
だが、それらの教えは、欲深な人々によって宗教にされ、本来の教えからは逸脱してしまった。
だから、宗教に関わらずに、聖なる教えを実践すれば良いのである。
いずれも、完全な形で伝わっていないのかもしれないが、重要な部分も残っている。
例えば、『老子』『荘子』『バガヴァッド・ギーター』『聖書』その他で、装置の影響から免れたり、弱めるためであると自覚的に読めば、効果が高くなると思う。