貴方にも、本当に好きな言葉というものがあるかもしれない。
私の場合、初音ミクさんの歌で、HoneyWorksの曲『ラズベリー*モンスター』の中にある、
「赤く気高く立ち向かうたった一人」
である。
嗚呼、格好良い。
この言葉は、孟子の言葉、
「千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)」
と似た感じもあるが、こちらも好きである。

人は1人で戦うものなのだ。
仲間なんて幻想である。
だけど、念仏を称えれば、阿弥陀如来が味方である。
この言い方が好きでないなら、無意識を信頼すれば味方してくれるのである。

今年の、初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2017」は、9月1日から3日である。
私同様、学校の夏休みは、8月31日までと思っている人が多いと思うが、北海道等の北の方の地域では、冬休みを長くする都合上、夏休みを、8月20日~25日くらいにしているようだ。
また、特に北の方の地域でなくても、31日までに夏休みが終わる所もあるようである。
しかし、やはり、31日までが夏休みの場合が多いと思う。
夏休みには、夏休みの宿題がある場合が多いだろうが、それに関し、
(1)夏休みが始まる前に可能なものは終えてしまう派
(2)余裕を持って終える派
(3)夏休みの最後の数日、あるいは、最終日にやってしまう派
(4)ほとんど、あるいは、全部、夏休みが終わってからやる派
(5)誰かにやってもらう派
(6)やらない派
に分かれると思う。
ちなみに私は、中学3年まで(4)で、高校からは(6)であった。

つまり、「マジカルミライ2017」に来る、小学生~高校生の人達は、どうなんだろうと気になる訳だ。
大島弓子さんの漫画『裏庭の柵をこえて』では、主人公のとみこは、初音ミクさんと同じ8月31日が誕生日の女子小学生で、夏休みの宿題は夏休み最終日(誕生日でもある)にあせる派だったが、ある年からは、隣の家の優秀な大学生のお兄さんが、とみこが中学に入るまで、全部やってくれるようになった。
その隣のお兄さんは、とみこの夏休みの宿題のためだけに生きていたのである。

ところで、西尾維新さんの『傾物語』を読むと、登場人物達の学校の夏休みは8月20日までのようだ。しかし、田舎ではあるが、別に寒い地方でもなさそうである。
主人公の高校3年生の阿良々木暦(あららぎこよみ)君は、20日になっても、宿題は全くやっていなかった。
それで、大いに焦り、それを何とかしようとして大事件が起きるのだが、それは置いておく。
ところで、この、『化物語』から始まる「物語シリーズ」のヒロインの1人、千石撫子(せんごくなでこ)は、中学2年生で、人見知りの激しい大人しい子なのだが、女性の登場人物達が、「えらく可愛い子だね」等と言うような、かなりの美少女のようだ(百合の神原は「可愛い子だった」と感嘆を込めて言っていた)。
その撫子は、夏休みの宿題を全くしない。
理由は、「楽しい夏休みに、どうして宿題なんかやらなくちゃいけないの?」だそうだ。
そして、「撫子が怒られたら済むことだから」と言う。
600年近く生きる、元無敵の吸血鬼(今は弱体化している)である忍(元の名は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード・・・覚えてしまった)すら、「大物じゃのう」と感嘆するほどである。
私も、こんな子は初めてである。
是非、彼女にしたいところだ。暦お兄ちゃんが羨ましい(暦君は気付いていないが、撫子は暦君を一途に慕っている)。
撫子もまた、「気高く立ち向かうたった一人」である。
惚れずにはいられない。









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