最近、人間は、欠けているところがあると、自動でそれを補う働きが起こるという話をした。
例を上げると・・・
脳の言語中枢が発達せず、言葉が話せないことで、絵を描く能力が異常に発達した7歳の少女。
目が見えないことで、異常に聴覚が発達した人。
「僕は何か特別なものを持っているというより、何かが欠けている」と言ったロックのスーパースター。
当時、MITメディアラボ所長だった伊藤穣一さんが、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会談の中で、アインシュタインも二コラ・テスラも自閉症だったと述べている。
米津玄師さんも、世間的に見れば、いろいろ問題がある人らしい。
イチローは、毎日同じものを食べたがるなど、普通とは異なる面があるという話を聞いたことがある。
このように、およそ突出した人というのは、美点も大きいが、欠点もある・・・というより、欠点があるから美点が伸びたのだと思う。
おそらく脳科学者だったと思うが、やはり「天才とは強烈な欠陥により生まれる」と著書で述べていた。
しかし、欠陥のない人間はいない。
問題は、学校では、世間的に欠陥と見なされることを矯正しようとすることだ。
上で述べたが、アインシュタインは自閉症で、いつも夢想に耽っていたが、教師はそれを強引にやめさせようとした。それに従っていたら、アインシュタインが天才の能力を発揮することはなかったと思うが、アインシュタインは、教師や生徒達に馬鹿にされながらも抗って自分のやりたいようにやったようだ。
キリスト並の奇跡を起こすことが出来た私も、かなり変な子供だったのは確かだと思うが、学校では、どんどん居心地が悪くなってきた。学校では「普通の子供」でないと、教師が意地悪なことをしてきて、さらに、教師は、他の生徒達も、変な子に意地悪をするよう誘導する。
これがいじめにつながる。
それで私は、かなり学校に迎合してしまった。
会社もそんなところがあり、大きな会社ほど、変なやつだが超優秀という人材がいなくなるのだ。
我々は、欠陥を伸ばすという、世間的には悪いことだが、本当はワクワクすることをすべきなのだろう。
『愛のほほえみ』というイタリア映画の中で、8歳の少女オルガが、
「あたし、やっちゃいけないって言われることは全部したいの」
と言ったのを、私ははっきり憶えている。人間、そうでなくてはならない。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン涼宮ハルヒは、小学6年生までは普通の、おそらく優秀な美少女だったが、あることがきっかけで、変なやつになろうと決意し、強烈に変な人になったら、神様になってしまった。
大切なことは、彼女は世間に受け入れられようなどと思わなかったことだ。
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)である(釈迦が生まれてすぐに言ったとされる言葉)。
日本の引き寄せ界の第一人者だった無能唱元さんも、「天上天下唯我独尊」ほど良い言葉はないと本に書いていたように思う。
だが、天上天下唯我独尊を貫くことが出来る工夫は自分でしないといけない。
クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が講演で、
「好きなことを続けていたらセレンディピティ(幸運な偶然)が起こる。だが、好きなことをするシステムは自分で作らないといけない」
と述べていたのも、そんな意味だと思う。
ドナルド・トランプも、おそろしく変なやつだから良いのだ。
だが、トランプは「常識が何より大切」と言う。
アインシュラインもイチローも米津玄師さんも常識ある変なやつなのだと思う。
涼宮ハルヒは、もう少し常識を身に付けた方が良いだろう(笑)。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
(2)WIRED(ワイアード)VOL.26[雑誌] ※オバマ、伊藤穣一対談収録
(3)ニコラ・テスラ 秘密の告白(二コラ・テスラ)
(4)イーロン・マスク 上(ウォルター・アイザックソン)
(5)幼児化するヒト ~「永遠のコドモ」進化論~(クライブ・ブロムホール)
(6)心配するな、なんとかなる(無能唱元)
AIアート1358
「陽だまり」
Kay
例を上げると・・・
脳の言語中枢が発達せず、言葉が話せないことで、絵を描く能力が異常に発達した7歳の少女。
目が見えないことで、異常に聴覚が発達した人。
「僕は何か特別なものを持っているというより、何かが欠けている」と言ったロックのスーパースター。
当時、MITメディアラボ所長だった伊藤穣一さんが、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会談の中で、アインシュタインも二コラ・テスラも自閉症だったと述べている。
米津玄師さんも、世間的に見れば、いろいろ問題がある人らしい。
イチローは、毎日同じものを食べたがるなど、普通とは異なる面があるという話を聞いたことがある。
このように、およそ突出した人というのは、美点も大きいが、欠点もある・・・というより、欠点があるから美点が伸びたのだと思う。
おそらく脳科学者だったと思うが、やはり「天才とは強烈な欠陥により生まれる」と著書で述べていた。
しかし、欠陥のない人間はいない。
問題は、学校では、世間的に欠陥と見なされることを矯正しようとすることだ。
上で述べたが、アインシュタインは自閉症で、いつも夢想に耽っていたが、教師はそれを強引にやめさせようとした。それに従っていたら、アインシュタインが天才の能力を発揮することはなかったと思うが、アインシュタインは、教師や生徒達に馬鹿にされながらも抗って自分のやりたいようにやったようだ。
キリスト並の奇跡を起こすことが出来た私も、かなり変な子供だったのは確かだと思うが、学校では、どんどん居心地が悪くなってきた。学校では「普通の子供」でないと、教師が意地悪なことをしてきて、さらに、教師は、他の生徒達も、変な子に意地悪をするよう誘導する。
これがいじめにつながる。
それで私は、かなり学校に迎合してしまった。
会社もそんなところがあり、大きな会社ほど、変なやつだが超優秀という人材がいなくなるのだ。
我々は、欠陥を伸ばすという、世間的には悪いことだが、本当はワクワクすることをすべきなのだろう。
『愛のほほえみ』というイタリア映画の中で、8歳の少女オルガが、
「あたし、やっちゃいけないって言われることは全部したいの」
と言ったのを、私ははっきり憶えている。人間、そうでなくてはならない。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン涼宮ハルヒは、小学6年生までは普通の、おそらく優秀な美少女だったが、あることがきっかけで、変なやつになろうと決意し、強烈に変な人になったら、神様になってしまった。
大切なことは、彼女は世間に受け入れられようなどと思わなかったことだ。
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)である(釈迦が生まれてすぐに言ったとされる言葉)。
日本の引き寄せ界の第一人者だった無能唱元さんも、「天上天下唯我独尊」ほど良い言葉はないと本に書いていたように思う。
だが、天上天下唯我独尊を貫くことが出来る工夫は自分でしないといけない。
クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が講演で、
「好きなことを続けていたらセレンディピティ(幸運な偶然)が起こる。だが、好きなことをするシステムは自分で作らないといけない」
と述べていたのも、そんな意味だと思う。
ドナルド・トランプも、おそろしく変なやつだから良いのだ。
だが、トランプは「常識が何より大切」と言う。
アインシュラインもイチローも米津玄師さんも常識ある変なやつなのだと思う。
涼宮ハルヒは、もう少し常識を身に付けた方が良いだろう(笑)。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流)
(2)WIRED(ワイアード)VOL.26[雑誌] ※オバマ、伊藤穣一対談収録
(3)ニコラ・テスラ 秘密の告白(二コラ・テスラ)
(4)イーロン・マスク 上(ウォルター・アイザックソン)
(5)幼児化するヒト ~「永遠のコドモ」進化論~(クライブ・ブロムホール)
(6)心配するな、なんとかなる(無能唱元)
AIアート1358
「陽だまり」
Kay