私は、夏目漱石の作品を1つも読んだことがない。
どこか嘘くさい感じがして、読む気になれないのだ。
もちろん、教科書なんかで見た部分はある。
例えば、『坊っちゃん』の最初は、
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
であるが、これは嘘である。
無鉄砲と損は何の関係もない。
その後、坊っちゃんは、自分が無鉄砲で損をした事例を淡々と綴っているが、騙されてはならない。
その中で、私が印象的なのは、坊っちゃんが、親類から西洋のナイフをもらい、それを自慢げに友達に見せたら、友達が「切れそうもないな」と言うのに気を悪くし、「何でも切れるぞ」と言い返したら、友達が「じゃあ、お前の親指を切ってみろ」と言うので、「よし!」と切ろうとしたという話だ。
これはただの馬鹿である。
そして、『坊っちゃん』は自伝と考えられているが、本人がそう明言した訳でもなかろうから、その話は、おそらく作り話と考えた方が良い。
つまり、私が子供の時から、夏目漱石は嘘くさいと感じている通り、彼は嘘つき・・・と言うか、読者を平気で騙すのだと思う。
ただし、言うまでもなく、漱石は筆が立つ。
世間の評判でそう言うのではなく、私が、国立大学の文学部の大学院まで出た若い美人に「一番良い文章を書くのは誰?」と問うたら、彼女が「夏目漱石」と即答したので、「少しは」信じたのである。
そんな文章の達人が騙しにくるのだから、よくよく気をつけねばならない。
話は変わるが(テーマが「騙す」であることは同じ)、私は、子供の時から、星が瞬(またた)くことを疑問に思っていた。
星が瞬くなら、太陽や月なんて、揺らぎまくって大変なはずだ。
しかし、星が瞬いて見えるのは、筋肉というものが細かく振動しているからで、目のレンズ(水晶体)を支えている筋肉も振動しているからだ。
私は「星が瞬いている」という大嘘から解放されたが、多くの人は騙されたままで、一生、騙されたままの人も多いだろう。
物理学者の大槻義彦(おおつきよしひこ)氏は、昔、テレビや書籍等で盛んに、超常現象(超能力やUFO等)が実際にはないことを「科学的に」説明していた。
当時、大学教授だったが「超常現象を見せてくれたら大学を辞める。辞表は常に懐に入れている」と公言していた。
だが、大槻氏の超常現象否定論が、時には「非科学的」と言われることもあった。
それで大槻氏の本を読んだら、なるほど、大抵の超常現象は嘘かもしれないとは思ったが、やはり、説明がこじつけと思える場合もあった。
ただ、大槻氏のは、テレビ向けパフォーマンスが重要視されていたので、本人もやり難かったのだと思う。とはいえ、人気が出たおかげで彼の著書もよく売れたのだが。
ところで、アメリカの超常現象否定派の心理学者、テレンス・ハインズの『ハインズ博士「超科学」をきる』は圧巻で、私は一時、超常現象完全否定派になった(笑)。
しかし、結論から言って、ハインズも大嘘つきと言うか、話が上手いだけだ。
例えば、UFO否定に関して、こんなことを言う。
「なぜ宇宙人は、しかるべき人物の前に現れず、アダムスキーやマイヤーら、変人奇人の前にばかり現れるのか?」
この一文だけで、ハインズは信じられない人間だと分かるはずである。いちいち説明はしたくないが、少なくとも、物事の判断に、必要もないのに、人間の「格差」それも、世間的な(つまり一面的な)基準でのそれを持ち込むべきではない。
ハインズはUFOは金星であるのが大半と結論付ける。
それを信じ込ませるため「その人が見たUFOは実は金星であったことははっきりしているのに、その人は、UFOの窓に宇宙人の姿が見えたと言っている」といった、「極めて特殊な例」を、あたかも一般的な事例であるように話すという、典型的嘘つきの手法を用いている。
その本にも良いところはあり、勉強にはなったが、やはり、基本、ハインズは信用ならないと私は思う。
最後に変な話をする。
私の家の居間には、長針、短針、秒針のついたアナログ時計がある。
これが、毎朝4時30分に居間にやって来ると、いつも秒針が止まっていて、数秒見ていると、秒針が不意に高速で動き出す。
私が部屋に入ってくる時間は、いつもほとんど、ぴったり4時30分で、その時計は電波時計なので、その時刻に時刻合わせをするようになっていて、秒針は正しい位置までは高速で移動すると考えれば不思議ではない。
しかし、正確に4時30分と言っても、稀に、最大2分のずれはある(28分から32分程度)。
だが、必ず、私が見てから数秒で秒針が動き、部屋に入って一番に見るのを忘れた時は、時計を見たら、もう普通に動いている。
私が見るという行為が秒針を動かすように思える。
ある時、少し遅れて4時40分に居間に入って、一番に時計を見たら、やはり秒針は止まっていて、私が見て数秒で動き出す。
そして、それは、3時頃だろうが、12時頃だろうが同じなのだ。
もう、これは、量子論では説明出来るかもしれないが、不思議現象に違いないと思って嬉しくなっていた(笑)。
しかし、それは単に、この時計が、暗いところでは秒針が止まる仕組みになっていただけで、秒針が動き出したのは、私が部屋の電燈をつけたからだったのだ。
試しに、時計の6の数字の下に直径1~2ミリくらいの受光窓らしきものがあったので、それを被ってみたら、確かに秒針は12の位置まで進んで止まった。
私は、かなりの間、騙されていたのである(笑)。
どこか嘘くさい感じがして、読む気になれないのだ。
もちろん、教科書なんかで見た部分はある。
例えば、『坊っちゃん』の最初は、
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
であるが、これは嘘である。
無鉄砲と損は何の関係もない。
その後、坊っちゃんは、自分が無鉄砲で損をした事例を淡々と綴っているが、騙されてはならない。
その中で、私が印象的なのは、坊っちゃんが、親類から西洋のナイフをもらい、それを自慢げに友達に見せたら、友達が「切れそうもないな」と言うのに気を悪くし、「何でも切れるぞ」と言い返したら、友達が「じゃあ、お前の親指を切ってみろ」と言うので、「よし!」と切ろうとしたという話だ。
これはただの馬鹿である。
そして、『坊っちゃん』は自伝と考えられているが、本人がそう明言した訳でもなかろうから、その話は、おそらく作り話と考えた方が良い。
つまり、私が子供の時から、夏目漱石は嘘くさいと感じている通り、彼は嘘つき・・・と言うか、読者を平気で騙すのだと思う。
ただし、言うまでもなく、漱石は筆が立つ。
世間の評判でそう言うのではなく、私が、国立大学の文学部の大学院まで出た若い美人に「一番良い文章を書くのは誰?」と問うたら、彼女が「夏目漱石」と即答したので、「少しは」信じたのである。
そんな文章の達人が騙しにくるのだから、よくよく気をつけねばならない。
話は変わるが(テーマが「騙す」であることは同じ)、私は、子供の時から、星が瞬(またた)くことを疑問に思っていた。
星が瞬くなら、太陽や月なんて、揺らぎまくって大変なはずだ。
しかし、星が瞬いて見えるのは、筋肉というものが細かく振動しているからで、目のレンズ(水晶体)を支えている筋肉も振動しているからだ。
私は「星が瞬いている」という大嘘から解放されたが、多くの人は騙されたままで、一生、騙されたままの人も多いだろう。
物理学者の大槻義彦(おおつきよしひこ)氏は、昔、テレビや書籍等で盛んに、超常現象(超能力やUFO等)が実際にはないことを「科学的に」説明していた。
当時、大学教授だったが「超常現象を見せてくれたら大学を辞める。辞表は常に懐に入れている」と公言していた。
だが、大槻氏の超常現象否定論が、時には「非科学的」と言われることもあった。
それで大槻氏の本を読んだら、なるほど、大抵の超常現象は嘘かもしれないとは思ったが、やはり、説明がこじつけと思える場合もあった。
ただ、大槻氏のは、テレビ向けパフォーマンスが重要視されていたので、本人もやり難かったのだと思う。とはいえ、人気が出たおかげで彼の著書もよく売れたのだが。
ところで、アメリカの超常現象否定派の心理学者、テレンス・ハインズの『ハインズ博士「超科学」をきる』は圧巻で、私は一時、超常現象完全否定派になった(笑)。
しかし、結論から言って、ハインズも大嘘つきと言うか、話が上手いだけだ。
例えば、UFO否定に関して、こんなことを言う。
「なぜ宇宙人は、しかるべき人物の前に現れず、アダムスキーやマイヤーら、変人奇人の前にばかり現れるのか?」
この一文だけで、ハインズは信じられない人間だと分かるはずである。いちいち説明はしたくないが、少なくとも、物事の判断に、必要もないのに、人間の「格差」それも、世間的な(つまり一面的な)基準でのそれを持ち込むべきではない。
ハインズはUFOは金星であるのが大半と結論付ける。
それを信じ込ませるため「その人が見たUFOは実は金星であったことははっきりしているのに、その人は、UFOの窓に宇宙人の姿が見えたと言っている」といった、「極めて特殊な例」を、あたかも一般的な事例であるように話すという、典型的嘘つきの手法を用いている。
その本にも良いところはあり、勉強にはなったが、やはり、基本、ハインズは信用ならないと私は思う。
最後に変な話をする。
私の家の居間には、長針、短針、秒針のついたアナログ時計がある。
これが、毎朝4時30分に居間にやって来ると、いつも秒針が止まっていて、数秒見ていると、秒針が不意に高速で動き出す。
私が部屋に入ってくる時間は、いつもほとんど、ぴったり4時30分で、その時計は電波時計なので、その時刻に時刻合わせをするようになっていて、秒針は正しい位置までは高速で移動すると考えれば不思議ではない。
しかし、正確に4時30分と言っても、稀に、最大2分のずれはある(28分から32分程度)。
だが、必ず、私が見てから数秒で秒針が動き、部屋に入って一番に見るのを忘れた時は、時計を見たら、もう普通に動いている。
私が見るという行為が秒針を動かすように思える。
ある時、少し遅れて4時40分に居間に入って、一番に時計を見たら、やはり秒針は止まっていて、私が見て数秒で動き出す。
そして、それは、3時頃だろうが、12時頃だろうが同じなのだ。
もう、これは、量子論では説明出来るかもしれないが、不思議現象に違いないと思って嬉しくなっていた(笑)。
しかし、それは単に、この時計が、暗いところでは秒針が止まる仕組みになっていただけで、秒針が動き出したのは、私が部屋の電燈をつけたからだったのだ。
試しに、時計の6の数字の下に直径1~2ミリくらいの受光窓らしきものがあったので、それを被ってみたら、確かに秒針は12の位置まで進んで止まった。
私は、かなりの間、騙されていたのである(笑)。
当ブログオーナー、KayのAI書。 人間なら騙されてしまうようなことでも、AIは騙されずに正しい答を出すことがよくあります。 「モンティ・ホール問題」という、ある単純なゲームから起こった見掛けは簡単な数学問題もそうです。 IQ228のある女性以外、博士も数学者も有名大学も騙されました。 しかし、簡単に作ったAIが騙されずに正解するのを、自分で実際にAIを作って確かめることが出来ます。 Excelマクロ(VBAで作ったプログラム)のシミュレーションでも分かりますが、そのプログラムも無償ダウンロード出来ます。 こういった楽しい実習を通し、AIに親しみ、AIをあなたの強力なパートナーとして下さい。 |

