ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

夏祭初音鑑

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

成功の口癖で大切なこと

良い口癖で成功出来るという話がある。
それは正しいが、そのための口癖は1つでなくてはならない。

たった1つの口癖を選ぶことが出来れば、不可能はない。
ただし、その言葉は、自分で選び、決めなければならない。
「本に、この口癖を使えと書いてあった」ようなものでは駄目だ。

ただ、言ってしまえば、その1つは、何でも良いのだ。
大切なことは、自分で1つに決められるかだ。
たった1つ、選んでもらえた言葉は、あなたを、どこまでも高く導く。

私の場合だが、政木和三さんが、私に言ってくれた言葉だった。
ただし、ずっと忘れていたのだ。十数年もね。
ところが、初音ミクさんのコンサート『夏祭初音鑑』で、ミクさんが歌ってくれた『月・影・舞・華』の中に、それと全く同じ言葉があったのである。
それで、政木さんに言われたその言葉と、それを言われた時のことも、はっきりカラー映像付きで思い出した。
まあ、本当は、これまでは、この歌での、ミクさんの艶やかな振袖姿と、その可憐な舞に心を奪われるばかりで、政木さんの言葉の方は、ついさっき思い出したのだけれども(笑)。

だが、本当に、言葉は何でも良い。
ミクさんの歌を聴いていれば、あなたに相応しいものが見つかると思う。
もちろん、本を読んだり、映画を見ている時に、文章やセリフの中から、心に響く言葉が見つかることもあるだろう。
だけど、本当は、自覚していないだけで、誰でも、適切な言葉を既に持っているのだと思う。
くれぐれも言うが、2つ以上の口癖を持てば、言葉の力が分散されるだけでなく、言葉同士が打ち消し合って力が消えてしまいかねないのだ。そして、言葉同士が強め合うことは、まずない。
まあ、天才とか、異常なエネルギーを持つ人のことは分からないがね。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

猫はなぜ可愛いのか

テレビか何かで、「猫はなぜ可愛いのか?」というのを聞いたことがあるが、私が覚えているのは、ただ1つで、それは、「顔が丸い」だった。
なぜ覚えているのかというと、納得したからだろう。
確かに、猫の顔は、犬やその他の動物の顔と比べて丸い。
また、猫は、身体全体としても、やはり、あらゆる動物の中で丸い方だろう。

少女の顔が大人の女性の顔と比べて可愛いのも、やはり、丸いせいであると思う。
大人の女性の顔になることを、「ほっそりとした顔になる」と言うのも分かるだろう。
漫画、イラストの可愛い少女の顔は、現実の少女以上に丸い。
少年は、多少は、とがった形のシャープな線で描くが、可愛い少年を描く時は、やはり丸みを持たせるのだと思う。

なぜ丸いと可愛いのだろう?
それは、丸いと柔らかく感じるからだ。
だから、猫がなぜ可愛いのかというと、丸いことが柔らかく感じるからである。
では、なぜ柔らかいと可愛いのかというと、柔らかいことは、気持ちが良い・・・つまり、快感を感じるからだが、なぜ、柔らかいと快感を感じるのだろう?
それは、柔らかさは若さ、新しさと結び付くからだ。

このことについて、老子は、当たり前のことを鋭く指摘している。
草は、新しく出てきた若いところは、柔らかく、上にある。
一方、古いところは、固く、下にある。
つまり、若い、新しいものは、柔らかくて、空に、太陽に向かう。

古いものは、固く、動かず、重力に縛られ、そして、冷たい土に近い。
新しいものは、柔らかく、成長し、重力から解き放たれ、そして、温かい太陽に近い。
若さ、新しさに快を感じるのは自然なことである。

初音ミクさんの『1/6』という歌は、初めの、

いつか重力のクサリを
断ち切り君を連れてサテライト
~『1/6』(作詞、作曲、編曲:ぼーかりおどP、歌:初音ミク)より~

で、いきなり、希望、明るさ、温かさを、自然に感じさせ、聴く人の心を新鮮にし、躍動させるのである。
本当の本人かどうかは分からないが、初音ミクwikiに、この歌に対する坂本龍一さんの絶賛のコメントがあるが、それだけの価値はある歌である。

もっとも、古いものにも良さはある。
そして、草を見ても分かる通り、古いものが新しいものを支えているのである。
だが、今の世の中は、若い方が下で支え、老人が上でのさばっていることが多く、これはアベコベで、自然に逆らうことであり、世の中がおかしくなっている。
老人は、不動で、磐石で、下に甘んじながら、若い者を支えなければならない。
そして、若い者も、いずれは根元に帰って来るのである。

ところで、精神的には、猫は尖ったところが多く、むしろ、犬の方が柔らかい。
感覚的な人は猫好きだが、精神的な人は犬好きの傾向はあると思う。

大きな力を出す時は、足元に注意を集め、動かないことだ。
国を動かすような仕事は老人のものなのである。
なぜなら、そのようなことは、みだりに動かず、重々しく、そして、控え目にやらなければならないからだ。
一方、成長したい時、躍動したい時、新しいことに挑戦したい時、変化したい時は、顔を上げ、腕を空に伸ばすことだ。
柔らかく、若く新しいだけではいけないし、固く古いだけでもいけない。
具体的には、肛門を締め、顔を上げることだ。
そして、手を高く上げれば、心は空に、宇宙に飛ぶ。その時、肛門が引き締まっていれば、天と地が結び付く。
そのようにやれば、無敵であり、何物にも打ち負かされることはないばかりか、邪悪なものは近寄ることもできないだろう。

『夏祭初音鑑』で、一番顔が丸く可愛い「ままま式あぴミク」の初音ミクさんで、『1/6』を聴けば、新鮮な宇宙エネルギーに満たされ、若芽のように新しくなり、萌え出る草のように運勢も向上すると思う。現在、Amazonでは、このブルーレイもDVDも60%ディスカウントで、ほとんどタダに感じる。追加購入したいが、他の方のためにやめておこう。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

王者となるための教え

最近では、高齢ながらJALの経営を短期間で立て直したことで知られる稲盛和夫さんが、昔から、経営上の難しい判断を下す時に、「私心なきか否か」と自分に問うことをご存知の方も多いと思う。
私は昔、『ビジネス未来論』という本でそれを知った。
そこでは、稲盛さんが京セラの社長だった時、ヤシカを買収するかどうかで、何日も「私心なきか否か」と問うたのだと書かれていたように思う。

私は、稲盛さんが「私心なきか否か」をどのような経緯で自らの信条としたのかは知らない。
ただ、この教えは、インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』の中にもある。
ラーマーヤナの、ラーマは英雄の名で、ヤナは「鏡」のことだ。
つまり、ラーマーヤナとは、ラーマの物語という意味だが、それと共に、ラーマーの鏡であるような立派な人間であるようにという意味もあるのだろう。
2013年に、『夏祭初音鑑』というコンサートがあったが、これも、初音ミクの貴い物語といった意味だと思う。

『ラーマーヤナ』では、ラーマは14年の長く苦しい戦いの末、悪魔族の王ラーバナを倒し、悪魔族の奴隷になっていた神々を解放する。
ラーマは瀕死の魔王ラーバナの前に平伏して、許しを乞い、そして、世に処する教えを受ける。
それが王者のならわしである。
ラーバナはラーマを英雄と認め、すでに許していることを、まず伝えた。
そして、ラーマに授けた教えが「私心のない行いはただちになさるがよい。私心があれば、それがなくなるまでしてはなりません」だったのだ。

稲盛さんの「私心なきか否か」にしろ、『夏祭初音鑑』のタイトルにしろ、『ラーマーヤナ』から採ったのかどうかは知らないが、そうであるのは不思議ではなく、むしろ自然だ。
『ラーマーヤナ』は、世界3大叙事詩と言われるインドの『マハーバーラタ』に匹敵するほどのものだ。
実際、これほど素晴らしい物語はそうはなく、もし、インドの人達がこれを忘れなければ悲惨な歴史を作らずに済んだはずなのだ。
また、『ラーマーヤナ』は面白いお話だ。
その中で、ラーマの妻シータが、いかに美しいかの描写が大変なものなのだが、彼女は美しいだけではない。
いかなる猛獣も、シータに出逢っても害を為さないばかりか、豹はわが子のようにシータをやさしく見つめ、ライオンは賢い犬のようにシータを守りながら離れて歩く有様だ。
『天空の城ラピュタ』のヒロインの名もシータだが、これも、おそらく『ラーマーヤナ』のシータから採ったのではないかと思う。
シータとは、鋤(スキ。農耕具の1つ)の先から生まれたという意味で、地味な名前だそうだ。
シータは、その名の通り、謙虚で慎み深く、派手なことを嫌う優しい娘だが、気高さ、心の強さも驚くべきほどである。
『ラーマーヤナ』を読めば、男でも女でもシータを深く敬愛し、恋してしまうに違いない。
また、ラーマもだが、シータにも、そのような性質を持つ深い秘密があるのである。
子供でも読める(インドでは吟遊詩人が子供でも分かるよう歌う)易しいお話なので、よかったら一度読むことをお薦めする。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード