ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

夏井睦

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
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食は自分のフィーリングと感情を大切にして決めるべき

食について、

『炭水化物が人類を滅ぼす』(夏井睦)
『アレルギーの9割は腸で治る!』(藤田紘一郎)
『腹いっぱい食べて楽々痩せる「満腹ダイエット」』(江部康二)

といった、3人のお医者さんの本を読んだ。
彼らは皆、これら以外に沢山の類似の本を書かれている。
藤田さんは、食の本というよりは腸内環境を整えることを主眼としているが、その主な手段は食を選ぶということになるので、一応含めてみた。
江部さんが他の2人に影響を与えたところがあるが、江部さんと夏井さんはほぼ同じ主張で、藤田さんは少し視点が異なっている。しかし似たところが大きいと思う。

3人とも、「炭水化物や砂糖といった糖類は食べるな」ということではほぼ一致するが、藤田さんだけは、特に50歳からはという条件になる。
その中で、江部さんと夏井さんは、できれば炭水化物や砂糖は一切取らないのが良いとし、肉、魚、ナッツはじめ、炭水化物と砂糖が入ってさえいなければ、無制限に食べて良いということになる。
藤田さんの場合は、腸内の乳酸菌を増やす食品(納豆、漬物、ヨーグルト等)と、乳酸菌の餌である食物繊維を含む食品を食べることや、サプリメントでビタミンを摂取することも薦めている。
夏井さんは、基本的に、とにかく、炭水化物、砂糖ゼロならOKというものだと思う。

3人とも、主張の根拠を、医学的に事細かに解説しているが、専門用語だらけで退屈・・・というより、素人に分かるはずがないし、確認のしようもないので、私はそのような医学的解説部分は7割は飛ばして読んだ。おそらく、時代が変われば、それらの部分はかなりの変更が行われているのではないかと思う。

また、私は、実際には食に関して、他の医者や健康研究家のような人の本もいろいろ読んだ。
結論として、どの本も、あまり真に受けてはいけないということだ。
ある本には、「生野菜をたっぷり食べろ」と書かれていて、別の本には「野菜は生で食べるな」と書かれているが、どちらも、その根拠となる理屈を見れば正しそうに見えるのである。おそらく、ある意味では、どちらも理屈は正しいのだろう。

従うべきは、自分のフィーリングと感情だ。
ただし、欲望を重んじたり、理屈にこだわってはいけない。
それらをフィーリングや感情だと勘違いしてはならない。

参考に私のフィーリングと感情による食について書く。
全体に食を慎み、食べ過ぎないことが最も大切だ。
しかし、極端な少食はいけない。
素晴らしい肉体を得て、スタイルを見せ付けたり、モテよう、沢山セックスができる条件にしようといったことを全く考えるなとは言わないが、普通に健康的な食事と生活をしていれば、自然に理想的な体形になるので、そんなことはあまり考えず、自然のままでいることだ。
特に、ある程度の年齢になれば・・・と言うより、なるべく早く、そんな低レベルな関心から遠ざかることだ。
炭水化物や砂糖を一切摂るなとも言わない。
しかし、ご飯が好きだからといって、5杯も6杯もお代わりしたり、甘いものが好きだからと言って、毎日何枚もチョコレートを食べたり、好きなだけケーキを食べるなどといったことが正しいはずがない。
そんな当たり前のことが、フィーリングや感情で分かるはずだということである。
10代で、特にスポーツをしている人が、砂糖の入った美味しい調味料で味付けした肉や魚で、ご飯をモリモリ食べるというのも、ある程度は仕方がないと思うが、それを無制限にさせるのは、やはり馬鹿なことだと思う。
電車の中などでよく、雰囲気から、そういったスポーツ選手の高校生と分かるが、不気味なほどの巨漢に成り果てた連中をよく見る。彼らの話し方やマナーなどが、いかに若いとは言ってもまるで知性や品性がなく野卑であるのは、やはり食べ過ぎということがあると思う。そんな者達の中には、電車の中で、臭いの強い食べ物をパクつく者もいるが、もうすっかり脳細胞が破壊されていて、一生、見込みのない、世の中に不要な連中にしか見えないのである。

米、パン、うどん、蕎麦、パスタなどは、食べていけないことはないが、できるだけ控えることはやはり大切と思う。
私自身は、ここに挙げたものは一切食べないが、クラッカー(あまり甘くなく、クリームやチョコレートなどが入っていないビスケット)を適度(数枚)には食べる。
肉、魚は、少量食べることはあるが、普段はほとんど食べない。ただ、会食の時は、良いものを十分に美味しくいただく。
卵はゆで卵のみで、1日に1~2個食べることは多い。目玉焼きでも良いが、私は調理を一切しないので作れない。
野菜はそれほど食べない。時々、キャベツやゴボウのサラダを買ってきて食べるくらいだ。
納豆をなるべく毎日食べるようにしているが、キムチのようなものに代えることもある。共に乳酸菌が豊富だからで、その意味では、最近はシバ漬けが気に入っている。
1日の中で、時々、ナッツを食べ、特に食事時間というものはないのだが、アレルギー体質なので、朝と昼にクラッカーを少し食べて薬を飲む。夜は主に卵と納豆を食べている。
アレルギーと書くと、有り難くはあるが、コメントで、これこれを食べなさい、あるいは、それは食べるなとか書いて下さる人が沢山いて、面白い情報だと思うこともあるのだが、私には必要ないものである。
あなたも、自分で判断し、失敗なら失敗と認識して修正すれば、やがて良いやり方が分かると思う。
どんな権威者、あるいは、人気者や著名人の言うことであっても、上に述べたように「真に受けて」はいけない。そこが大切なことと思う。









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アレルギーの改善のために糖質制限と共に必要なこと

腸内革命や回虫博士の異名でも知られる免疫学者の藤田紘一郎さん(医学博士)のような勉強している人ですら、2度も糖尿病になり、大変な苦しみを経験してやっと、炭水化物や砂糖などの糖類を食べてはいけないことに気付き、江部康二さんの教えに従って炭水化物等の糖類を摂らない食事をすることで初めて健康になったという。
藤田さんは、医者だったからこそ、医学や栄養学の常識である、「炭水化物を主にした栄養を摂らなければならない」という大嘘に従っていたということなのかもしれないが、それで、あわや死にかけたし、キレて周囲に大迷惑をかけるということを散々やったのだから、医療というのはつくづく恐ろしいものだと思う。
私が治療のために病院に行ったのは、数年前にメニエール病らしい症状で倒れた時と、高校生の時に腰痛になった時くらいで、その前となると、小学生の時のアトピーの治療の時だが、そのいずれを思い出しても、病院、医院というところは行くものじゃないと思ったものである。
直接には、あくまで私が会ったその3人の医者の場合だけであるが、医者は患者を治そうなんて思っていない。
医者が考えているのは、患者をいかにさばき、儲けるかということだけであると私は感じたものだ。小学生の時ですらそうだった。
それは、医者が悪いというより、診療報酬の仕組みを考えれば、そうなるのではないかと思う。
私は、システムエンジニアとして病院のシステムにも関わったことがあるので、診療報酬の異常な仕組みもよく知っているのである。

『炭水化物が人類を滅ぼす』のベストセラーで知られる夏井睦さんは、外科医でありながら、上にも述べた、元祖の脱炭水化物治療の江部康二さんより、その方面で有名になり、江部さんと共著で本も出しているが、こちらは、藤田さんのように、腸内の菌についてはほとんど触れていないように思う。
ただ、炭水化物や砂糖といった糖類を摂らなければ健康になるという分かり易い教えである。
そして、そのような教え方をする医者がやたら増えてきたような気がする。
確かに、現代人は、炭水化物や砂糖を食べ過ぎているので、「一切食べるな」という勢いで丁度良いのかもしれないし、藤田さんも、2年の間、ほぼ全く炭水化物や砂糖を摂らないことで劇的な効果があったようだ。
ただ、藤田さんは、炭水化物等の糖類は絶対食べるなとは言わないし、特に、若いうちは必要でもあると述べているのだと思う。
とはいっても、少なくとも日本では、若い人であっても、炭水化物などを「あまりにも」食べ過ぎているのである。

私はひどい皮膚病で、原因がアレルギーなのは間違いないが、炭水化物の制限だけでは、治るとしても時間がかかるし、おそらく、治る前に死ぬと思う。
実際、一ヶ月ほど、炭水化物を一切摂らない生活をしたが、元々が、この5年の徹底した少食で、普通の人よりはるかに少ない炭水化物や砂糖しか摂っていないはずだが、それでもアレルギーはひどいのである。
そこで藤田さんの本を読むと、アレルギーの原因が、腸内の必要な菌の不足であることがすんなり理解できたのであるが、こんな良い本がそれほど知られず、まして一般的でないのだから、日本人が心身とも病んで健康でないのは当たり前であるとつくづく思う。
また、精神病の原因も、藤田さんが述べているように、腸内環境の悪化によるアレルギーが大きなものであると思う。
イタリアでは精神診療科が必要でなくなったので、今は全くなく、他の先進国もそれに近い状況であるのに、日本だけが増え続け、それらの国でも精神診療が大繁盛していた50年前と同じ状況であるということは知らなかった。
それは藤田さんの示すデータを見ても、やはり、日本人の腸に必要な菌がいなくなっていることが原因であることは、おそらく正しいのだろうと思う。
藤田さんといえば、腸の中で回虫を飼っていたことで知られている場合も多いのかもしれないが、それはあくまで実験であり、それが今日の彼の、腸内環境の研究成果に結び付いているのは確かかもしれないが、別に我々が同じことをする必要はないし、藤田さんも勧めてはいない(藤田さんも今はやっていないと思う)。
あくまで、必要な腸内菌を増やすことが大切なのである。

岡本太郎は、30歳頃に二等兵(最下級の兵隊)として中国に送られて、上官に殴られしごかれていた時も、支給されるヨウカンや大福は、「俺は若いもんほど甘いものはいらないから」と言って、ほとんど若い兵隊達にやってしまっていたらしい。
藤田さんの本にも『50歳を過ぎたら炭水化物をやめなさい』というものがあるが、若い人も、現代の日本の異常な炭水化物や砂糖の食べ方から逃れるため、ほとんど食べないつもりで丁度良いのかもしれない。
炭水化物なら、アーモンドやクルミなどのナッツにも十分に含まれているし、これらは血糖値を急激に押し上げないので身体に良いし、ピーナッツ(名前が紛らわしいが、こちらは豆でありナッツではない)なども同様である。
ただ、残念なのは、ピーナッツは安価だが、アレルギーの人が多いと思う。
実は私もそうで、全く食べられないわけではないが、ピーナッツを多く食べると、皮膚病が悪化し、頭が痛くなったりする(幻覚を見ることすらある)。

私も、炭水化物を一切食べない訳ではなく、クラッカー(甘みの少ないビスケット)や、油で揚げたビスケットをいくらか食べている。
ただし、米、パン、菓子は一切食べない。
日中に時々、アーモンドやクルミなどのナッツ、チーズクラッカーを食べ、夜は、ゆで卵と納豆程度を食べている。
また、就寝前に、赤ワインを飲むと共にチーズを食べている。
肉や魚を食べることも試してみたが、普段は食べる気にならない。
良い腸内菌を増やすには、乳酸菌や食物繊維が必要だが、そのために、今のところ納豆とチーズくらいしか食べていない。
ヨーグルトの乳酸菌は腸にまでなかなか達しないというが、それよりも甘過ぎるものが多いので、食べていない。
今は、アレルギー対策として、抗ヒスタミン剤を飲んでいるが、腸内環境が良くなれば不要になるだろう。

以上、参考になればと思う。









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少食、菜食にこだわるな

私のように、普通の人に比べてかなり食事の量が少なく、しかも、菜食主義者であっても、食の誤った認識のせいで、体調を崩したり、皮膚病を再発させて苦しむ。
そして、その誤った認識は、やはり世間の影響なのである。
私は、幼い頃から、アトピーか乾癬なのかはっきりしないが(医者でも判断が難しい)、ひどい皮膚の疾患を抱え続けて苦しんできた。
5年ほど前に、1日1食の菜食主義で粗食をするようになると、一時はそれが大きく改善した。
その他のことでも、健康診断では、それまでの重病人並の診断結果が、全項目オールAの完全健康体になった。
しかし、それでも、皮膚病だけはよく再発し、それも、重症になるのである。
一度再発した時は、米は全く食べなかったが、パンを食べるようになってしばらく経ってからだと気付く。
また、最近もひどい状態になったが、考えてみれば、夜に1個だけだが、コンビニのおにぎりを毎日食べていた。

そして、毎年、春先になると皮膚病も悪くなるのだが、これは「季節の変わり目はどうしてもね」などと言われるが、そんなことは関係ない。
普通、冬はあまり動かないので食事も減るが、少し暖かくなると身体を動かすようになって多く食べるようになる。
私もかつてはそうだった。それで皮膚病が悪くなっていたのだが、今は、食事の量自体は寒くても暖かくても変わらない。
しかし、花粉症のために、のど飴を舐める癖がついてしまっていた。私は、本来は飴もあまり好きでないのだが、ハチミツや落花生とかいった、自然のものであれば身体に悪くないと思っていたので、かなり多量に摂っていたのだ。しかし、糖分を含む飴は、吸収が早く、吸収率も高いので、恐ろしく悪いのだ。

私の食事の大半は、朝のナッツとビスケットだが、ナッツは良いが、ビスケットは悪い・・・と最近気付いた。
ビスケットの量が増えるのと、体調が悪くなったり、皮膚病が重くなるのとが一致していることが分かったのだ。
また、最近、甘い飲み物も増えていたのも、皮膚病の悪化と関係があるのだろう。

普通の人に比べると、極端とも言えるほど食事の量が少ない私でも、食べるものの影響があるのである。
ただし、私は最近分かってきたが、少食自体は、それほど重要ではない。
食べるものの種類の問題だ。
大食であっても、正しいものを食べていれば健康であるのだが、実を言うと、食べるものが適切であれば、努力なんかしなくても、自然に少食になるのである。
ただ、大食で健康な人も確かにいる。
しかし、ジャイアント馬場さんは、食事の締めに、餅に、缶詰のアズキ餡をつけて食べるのを何よりの楽しみにしていたらしいが、それでは、あれほどの人でも長生きできるはずがない。残念なことに63歳の若さで亡くなっている。
だが、食べるものさえ間違えなければ、少々大食であっても、ずっと健康でいらるのだ。

江戸時代の天下一の運命鑑定家であった水野南北は、運命の全ては食で決まり、少食であれば、健康で幸運だが、大食であれば、衰運で早死にすると断言した。
そして、彼の膨大な運命鑑定実績の中で、万に1つの外れも無かったと言う。
だが、時代の違いもあり、全面的に受け入れられるかそうかは分からないかもしれない。
それよりも、私は、南北が、そして、家康もそうだったが、米を一切食べなかったことに注目すべきと思う。
彼らは、麦飯を食べていたが、麦飯は糖分の吸収が米に比べ非常に少ないらしい。糖分自体は麦も炭水化物なのだから含まれているが、食物繊維が多いことが関係しているのだろう。
麦飯は大麦だが、パンは小麦粉で作り、糖分の吸収も非常に高く、やはり健康に悪い面があるのだと思う。

私はこの一月ほど、毎日、そこそこに念仏を称えていたが、そうしたら、良い本がやって来た。
『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』で、夏井睦さんという医師が書かれたものだが、糖分が身体に悪いということを、非常に説得力を持って書かれている。
私の場合、自分の症状と全く一致するので、無理に信じる必要もなく、正しいことが書いてあることが分かった。
しかし、医学会をこれほど敵に回すようなことを書いて大丈夫かと心配している。
殺されたって不思議はないと思ってしまうほどの内容だ。
無論、今どき、殺し屋に殺されるということはないだろうが、社会的権威というものは、殺し屋なんて足元にも及ばないほど、危険で恐ろしいものだろう。
しかし、これほど即効性があって、例外なく高い効果を発揮するのだから、医学会も攻撃することができなくなってきているに違いない。
また、夏井さんは、そのようなことは今回が初めてではなく、医学会の常識に反し、「傷は消毒してはならない」という湿潤治療で成果を挙げている。
この本が本当に良い内容かどうかは、それぞれで判断することであるが、非常に面白いということもあり、お薦めしておく。
この本は、紙の本もKindle版(電子書籍)もあることが有り難い。私はKindle版で読んだ。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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