エア・ギターといって、ギターを持っているかのようにパフォーマンスするアートがあり、世界大会まである。
同じように、ボクシングで戦っているかのようにパフォーマンスするエアボクシングという公式競技がある。ライセンス制を取っており、ライセンスを取得することで大会に出場出来る。
ボクシングの場合は、元々、相手がいることを想定してボクシングを行うシャドーボクシングという重要なトレーニングがある。
我々は、自己流のエアボクシングのようなものをやれば、良い運動になる。
別にライセンスもルールもない。自分がルールだ。
自分がルールだから、ボクシングと言っても、キックも掌底打ちも、空手チョップも入れたければ勝手に入れられる。
気楽に格好良くやれば良い。
別に、本当の護身術のつもりもないので、実用性ではなく、面白さ、健康、あるいは、ダイエットが目的となる。
本物の格闘技は、健康やダイエットを目的としているわけではないので、不健康な部分、姿勢やプロポーションに悪影響がある部分もあると思う。
あくまで「エアボクシングのようなもの」であり、ボクシングと考える必要もないので、「エア格闘技」「エア・マーシャルアーツ(武芸)」と呼んでも良い。
ここは、格好良く、エア・マーシャツアーツはどうかと思うが、何と呼ぼうと構わない。こういった気楽が大切である。
パンチを打つ時は、ボクシングのようにしっかり構え、拳を堅く握り、あしたのためのその1のように(意味の分からない方、ごめんなさいw)やる・・・必要は全くない(笑)。
むしろ、拳は軽く握り、ぽんぽんと楽に打つと良い。
普通は、それが気持ち良いし、身体を痛めず、健康に良い。
ところで、本当に人を殴る練習をするわけではないが、この「軽く握ってぽんぽんと打つ」には、こんな逸話がある。
超人的合気道家として知られる塩田剛三が、「合気道で打撃の練習をすることはないが、打撃でもボクシングより強い」と言ったことがあるらしい。
実際、塩田の師である植芝盛平は、ボクシング日本チャンピオンのピストン堀口に挑まれた時、堀口のパンチを掴み取ったという。
また、塩田自身、戦争直後、ボクシング経験のある米兵を、ストリートファイト(路上での喧嘩)で、打撃でKOしている(塩田は打撃を試したかったらしい)。
その塩田が、「軽く握ってぽんぽんと打つ」のが良いと言っていたのである。
決して、人を殴ることをお勧めはしないが、実践で、ロングレンジ(長距離)のストレートパンチなど打って、当たるはずがない。
有効な殴り方は、当身(あてみ)というべき十センチ程度の距離から、拳を適当な力で押し込むことであるが、エア・マーシャルアーツでも、このようにすれば、良いフィーリングで打てるし、身体も痛めない。
総合格闘技で、相手に馬乗りになってパンチを打つ光景がよく見られるが、これがまさに、当身のようなショートレンジ(短距離)のパンチだが、これが実に威力があり、また、殴る方も拳や手首を痛めない。
同じように、肘打ちや掌底打ちも、ショートレンジで打つようにすれば、案外に良い護身術になるかもしれない。
また、キックも是非やりたいが、どうしても、キックというと、空手家が自慢気にハイ・キック(高所蹴り)をやるのを見るが、実践では、よほどの上級者でもない限り、ハイキックなどやれるはずがないし、相手が複数の場合は、脚は走り回るのが精いっぱいでキックなんてやってる暇はない。相手が大勢なら、キックなんかやってる間に倒されたら一巻の終わりである。
エア・マーシャルアーツも、多少は実用性があるものが自然に感じるが、普通の人がやって有効なキックは、相手の膝を踵で蹴ることくらいである。
よって、相手の膝を小さい動きで、踵で蹴る練習をすれば良い。
当たりさえすれば、相手の腹部へのつま先蹴りは有効であるが、空手家ですら、相手に膝でガードされたら、つま先を骨折することがあるらしい。まして普通の人では(笑)。
それより、キックに関しては、エア缶蹴り、エア・サッカーとして、床の上・・・それが低過ぎるなら、床上数十センチを脚の甲で蹴れば、素晴らしい脚の運動になるし、これなら、実際のサッカーや缶蹴りの(笑)練習にもなる。
まあ、実際に戦う訳ではないので、好きなら、どんな攻撃でもやれば良いが、自分にとって実用的な範囲のものが、楽しくて、続けやすいはずである。
また、実際には絶対にやらないが、相手の股間を蹴る(普通は足の甲で。つま先のこともある)、いわゆる空手でいう「金的蹴り」は、運動としてとても良い。
梶原一騎原作の漫画『カラテ地獄変 牙』で、拳法を使う美少女が、「金的蹴りは膝のバネを使わないと当たらない」と言っていたが、本当かどうかはともかく、膝のバネを生かすと、気持ち良く蹴れることは確かだ。
格闘技、格闘術の本を見ると、自己流マーシャルアーツを発展させていけ、楽しいことだろう。
それは立派なスポーツであり、「スポーツを何かやってますか?」と聞かれたら「エア・マーシャルアーツを少々」と言っても良いと思う。
頭の固い者が「そんな競技があるのですか?」と間抜けたことを聞いてきたら、「ない」と言えば良い。
同じように、ボクシングで戦っているかのようにパフォーマンスするエアボクシングという公式競技がある。ライセンス制を取っており、ライセンスを取得することで大会に出場出来る。
ボクシングの場合は、元々、相手がいることを想定してボクシングを行うシャドーボクシングという重要なトレーニングがある。
我々は、自己流のエアボクシングのようなものをやれば、良い運動になる。
別にライセンスもルールもない。自分がルールだ。
自分がルールだから、ボクシングと言っても、キックも掌底打ちも、空手チョップも入れたければ勝手に入れられる。
気楽に格好良くやれば良い。
別に、本当の護身術のつもりもないので、実用性ではなく、面白さ、健康、あるいは、ダイエットが目的となる。
本物の格闘技は、健康やダイエットを目的としているわけではないので、不健康な部分、姿勢やプロポーションに悪影響がある部分もあると思う。
あくまで「エアボクシングのようなもの」であり、ボクシングと考える必要もないので、「エア格闘技」「エア・マーシャルアーツ(武芸)」と呼んでも良い。
ここは、格好良く、エア・マーシャツアーツはどうかと思うが、何と呼ぼうと構わない。こういった気楽が大切である。
パンチを打つ時は、ボクシングのようにしっかり構え、拳を堅く握り、あしたのためのその1のように(意味の分からない方、ごめんなさいw)やる・・・必要は全くない(笑)。
むしろ、拳は軽く握り、ぽんぽんと楽に打つと良い。
普通は、それが気持ち良いし、身体を痛めず、健康に良い。
ところで、本当に人を殴る練習をするわけではないが、この「軽く握ってぽんぽんと打つ」には、こんな逸話がある。
超人的合気道家として知られる塩田剛三が、「合気道で打撃の練習をすることはないが、打撃でもボクシングより強い」と言ったことがあるらしい。
実際、塩田の師である植芝盛平は、ボクシング日本チャンピオンのピストン堀口に挑まれた時、堀口のパンチを掴み取ったという。
また、塩田自身、戦争直後、ボクシング経験のある米兵を、ストリートファイト(路上での喧嘩)で、打撃でKOしている(塩田は打撃を試したかったらしい)。
その塩田が、「軽く握ってぽんぽんと打つ」のが良いと言っていたのである。
決して、人を殴ることをお勧めはしないが、実践で、ロングレンジ(長距離)のストレートパンチなど打って、当たるはずがない。
有効な殴り方は、当身(あてみ)というべき十センチ程度の距離から、拳を適当な力で押し込むことであるが、エア・マーシャルアーツでも、このようにすれば、良いフィーリングで打てるし、身体も痛めない。
総合格闘技で、相手に馬乗りになってパンチを打つ光景がよく見られるが、これがまさに、当身のようなショートレンジ(短距離)のパンチだが、これが実に威力があり、また、殴る方も拳や手首を痛めない。
同じように、肘打ちや掌底打ちも、ショートレンジで打つようにすれば、案外に良い護身術になるかもしれない。
また、キックも是非やりたいが、どうしても、キックというと、空手家が自慢気にハイ・キック(高所蹴り)をやるのを見るが、実践では、よほどの上級者でもない限り、ハイキックなどやれるはずがないし、相手が複数の場合は、脚は走り回るのが精いっぱいでキックなんてやってる暇はない。相手が大勢なら、キックなんかやってる間に倒されたら一巻の終わりである。
エア・マーシャルアーツも、多少は実用性があるものが自然に感じるが、普通の人がやって有効なキックは、相手の膝を踵で蹴ることくらいである。
よって、相手の膝を小さい動きで、踵で蹴る練習をすれば良い。
当たりさえすれば、相手の腹部へのつま先蹴りは有効であるが、空手家ですら、相手に膝でガードされたら、つま先を骨折することがあるらしい。まして普通の人では(笑)。
それより、キックに関しては、エア缶蹴り、エア・サッカーとして、床の上・・・それが低過ぎるなら、床上数十センチを脚の甲で蹴れば、素晴らしい脚の運動になるし、これなら、実際のサッカーや缶蹴りの(笑)練習にもなる。
まあ、実際に戦う訳ではないので、好きなら、どんな攻撃でもやれば良いが、自分にとって実用的な範囲のものが、楽しくて、続けやすいはずである。
また、実際には絶対にやらないが、相手の股間を蹴る(普通は足の甲で。つま先のこともある)、いわゆる空手でいう「金的蹴り」は、運動としてとても良い。
梶原一騎原作の漫画『カラテ地獄変 牙』で、拳法を使う美少女が、「金的蹴りは膝のバネを使わないと当たらない」と言っていたが、本当かどうかはともかく、膝のバネを生かすと、気持ち良く蹴れることは確かだ。
格闘技、格闘術の本を見ると、自己流マーシャルアーツを発展させていけ、楽しいことだろう。
それは立派なスポーツであり、「スポーツを何かやってますか?」と聞かれたら「エア・マーシャルアーツを少々」と言っても良いと思う。
頭の固い者が「そんな競技があるのですか?」と間抜けたことを聞いてきたら、「ない」と言えば良い。