私の、佐川幸義流四股の説明が、ますます簡単になってきた。
もう、佐川幸義流四股と言うより、足踏み四股と言った方が良いと思う。
足踏み四股は、こう言い表せる。
「横に少し足を開いて立ち、腕を振らずに行う小さな足踏み」
「少し開いて」って、どのくらい少しか?
「小さな足踏み」って、どれくらい小さいか?
そんなことは、自分が「楽で」「気持ちいい」ように、好きにすれば良い。
敢えて言えば、なるべく安定した立ち方で立つこと。
足踏みの大きさ(小ささ)については、私の場合、足を上げた時、踵が10cm程度、つま先は2cm程度、床から上がっているが、つま先が床に接したままのこともある。
単に、それが私にとって一番快適だからで、踵が床からわずかでも離れる限り、好きにやればいい。
また、私の場合、足はほぼ平行・・・つまり、外股でも内股でもないが、これも、自分がやり易いようにやればいい。
歩く時だって、極端に悪い歩き方をしている場合を除き、どんなふうに歩くかなんて他人に指図されないが、それと同じだ。
いや、少々変な歩き方をしていようが、本人が気に入っているなら勝手にやれば良いはずだ。
ただし、歩き方が、十分に歩いた上で、そんな歩き方になったのなら良いが、歩くことが少なければ、それが本人にとって良い歩き方とは限らない。
だから、良い歩き方を身に付けるには、十分に歩かないといけない。
それと同じで、足踏み四股も、よほど不健康でない限り、片足ずつ数えた場合で、出来れば千回、少なくとも三百回は踏んで、快適に感じる・・・つまり、「楽」で「気持ちいい」踏み方に自然になるよう心掛ければ良い。
いきなりベストな踏み方にならなくて良く、ベターな踏み方を気楽に探れば良い。
それで、一か月くらいで、そこそこ良い踏み方になれば良く、後は、一生をかけて向上すれば良い。
腕は動かさなければ、基本、どうでも良いが、私の場合、手を膝に軽く当てて行う。これは真似してもらっていいと思う。
というのは、強調する気はないが、脚と腕が、軽く同調する・・・つまり、上下に同じ方向に動くことが好ましいと思っているからで、これは、日本古来の「ナンバ歩き」の考え方から来ている。ちなみに、西洋の歩き方、走り方では、腕と脚は逆方向だ。
それで考えれば、ポケットに手を突っ込んで行う四股も全然良いと思う。
とはいえ、腕は故意に動かさなければ良いのであり、腕組みして行おうが、手を後ろに回して行おうが、あるいは、本を読みながら行おうがいっこう構わない。あくまで、楽に気持ち良く行えれば。
ペースも好きなようにやれば良い。
テンポ良く「トントントントン」と踏んでも良いし、じっくりと「トン・・・トン・・・トン・・・」と踏んでも良い。
私の場合、百回を30秒ちょっとと、やや速く、回数を数え間違いそうになるが、もっと速いことも遅いこともある。
どのくらい(回数や時間)やるかだが、「なるべく多く(あるいは長く)」だけである。
1分より2分、2分より10分と、長ければ長いほど良く、極端に言えば、起きている間ずっとが良い。
足踏み四股には、それだけの価値がある。
出来れば、少なくとも、一度に300回、あるいは、5分はやりたいと思う。
効果に関しては、私はかなり多くの運動を、かなり熱心にやったが、個人的には、これほど優れたものはないと思う。
これほど軽く動けるようになる運動はなかったし、腰のバランスが良くなるせいか、力も強くなった。
また、私は太り易い体質と思うし、あまり良くないのかもしれないが、いくら甘いものを食べても全く太らず、スリムで美しい体型のままである。まあ、他に腕振り運動などもしており、その影響もあるのかもしれないが。
ついでに言えば、妖精にでもなったつもりで身軽に行えば、そんな身体になるし、怪力人間になったつもりでゆったり行えば、そんなふうになるのだと思う。
ただし、いずれの場合も、「静かにやる」ことは大切ではないかと思う。
佐川幸義も、「足をどすんと落としてはならず、つま先からそっと下ろす」と言っていたようだ。
ある佐川幸義の直弟子は、和式の家の2階で踏んでいたが、下の階の人の迷惑にならないよう、ほとんどつま先を上げず静かにやっていたと言うが、結局、それが良かったのではないか、そして、佐川もそのように踏んでいたのではないかと言っている。
AIアート597
「健やかなる身体」
Kay
スクワットを否定しないが、スクワットが続く人は滅多にいないと思う。
それも、「膝が床と並行になるまで曲げ」「上体を真っすぐに」などというやり方は苦行でしかない。
私は、子供の頃からスクワットをやっていて、十年ほど前は、毎晩少なくとも300回は連続でやっていたが、全く楽しくなく、運動の時間が来るのが憂鬱になっていた。しかも、身体を痛めることもあった。スクワットをやるなら、かなり注意をしながらやらないと故障をする恐れがあると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
・佐川幸義流四股関連
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
・腕振り運動
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
・ナンバ歩き、ナンバ走り
(1)飛脚走り
(2)ナンバ走り (光文社新書)
(3)本当のナンバ歩き [DVD]
(4)「ナンバ歩き」で驚異のカラダ革命 (立風ベストムック 85) ムック
もう、佐川幸義流四股と言うより、足踏み四股と言った方が良いと思う。
足踏み四股は、こう言い表せる。
「横に少し足を開いて立ち、腕を振らずに行う小さな足踏み」
「少し開いて」って、どのくらい少しか?
「小さな足踏み」って、どれくらい小さいか?
そんなことは、自分が「楽で」「気持ちいい」ように、好きにすれば良い。
敢えて言えば、なるべく安定した立ち方で立つこと。
足踏みの大きさ(小ささ)については、私の場合、足を上げた時、踵が10cm程度、つま先は2cm程度、床から上がっているが、つま先が床に接したままのこともある。
単に、それが私にとって一番快適だからで、踵が床からわずかでも離れる限り、好きにやればいい。
また、私の場合、足はほぼ平行・・・つまり、外股でも内股でもないが、これも、自分がやり易いようにやればいい。
歩く時だって、極端に悪い歩き方をしている場合を除き、どんなふうに歩くかなんて他人に指図されないが、それと同じだ。
いや、少々変な歩き方をしていようが、本人が気に入っているなら勝手にやれば良いはずだ。
ただし、歩き方が、十分に歩いた上で、そんな歩き方になったのなら良いが、歩くことが少なければ、それが本人にとって良い歩き方とは限らない。
だから、良い歩き方を身に付けるには、十分に歩かないといけない。
それと同じで、足踏み四股も、よほど不健康でない限り、片足ずつ数えた場合で、出来れば千回、少なくとも三百回は踏んで、快適に感じる・・・つまり、「楽」で「気持ちいい」踏み方に自然になるよう心掛ければ良い。
いきなりベストな踏み方にならなくて良く、ベターな踏み方を気楽に探れば良い。
それで、一か月くらいで、そこそこ良い踏み方になれば良く、後は、一生をかけて向上すれば良い。
腕は動かさなければ、基本、どうでも良いが、私の場合、手を膝に軽く当てて行う。これは真似してもらっていいと思う。
というのは、強調する気はないが、脚と腕が、軽く同調する・・・つまり、上下に同じ方向に動くことが好ましいと思っているからで、これは、日本古来の「ナンバ歩き」の考え方から来ている。ちなみに、西洋の歩き方、走り方では、腕と脚は逆方向だ。
それで考えれば、ポケットに手を突っ込んで行う四股も全然良いと思う。
とはいえ、腕は故意に動かさなければ良いのであり、腕組みして行おうが、手を後ろに回して行おうが、あるいは、本を読みながら行おうがいっこう構わない。あくまで、楽に気持ち良く行えれば。
ペースも好きなようにやれば良い。
テンポ良く「トントントントン」と踏んでも良いし、じっくりと「トン・・・トン・・・トン・・・」と踏んでも良い。
私の場合、百回を30秒ちょっとと、やや速く、回数を数え間違いそうになるが、もっと速いことも遅いこともある。
どのくらい(回数や時間)やるかだが、「なるべく多く(あるいは長く)」だけである。
1分より2分、2分より10分と、長ければ長いほど良く、極端に言えば、起きている間ずっとが良い。
足踏み四股には、それだけの価値がある。
出来れば、少なくとも、一度に300回、あるいは、5分はやりたいと思う。
効果に関しては、私はかなり多くの運動を、かなり熱心にやったが、個人的には、これほど優れたものはないと思う。
これほど軽く動けるようになる運動はなかったし、腰のバランスが良くなるせいか、力も強くなった。
また、私は太り易い体質と思うし、あまり良くないのかもしれないが、いくら甘いものを食べても全く太らず、スリムで美しい体型のままである。まあ、他に腕振り運動などもしており、その影響もあるのかもしれないが。
ついでに言えば、妖精にでもなったつもりで身軽に行えば、そんな身体になるし、怪力人間になったつもりでゆったり行えば、そんなふうになるのだと思う。
ただし、いずれの場合も、「静かにやる」ことは大切ではないかと思う。
佐川幸義も、「足をどすんと落としてはならず、つま先からそっと下ろす」と言っていたようだ。
ある佐川幸義の直弟子は、和式の家の2階で踏んでいたが、下の階の人の迷惑にならないよう、ほとんどつま先を上げず静かにやっていたと言うが、結局、それが良かったのではないか、そして、佐川もそのように踏んでいたのではないかと言っている。
AIアート597
「健やかなる身体」
Kay
スクワットを否定しないが、スクワットが続く人は滅多にいないと思う。
それも、「膝が床と並行になるまで曲げ」「上体を真っすぐに」などというやり方は苦行でしかない。
私は、子供の頃からスクワットをやっていて、十年ほど前は、毎晩少なくとも300回は連続でやっていたが、全く楽しくなく、運動の時間が来るのが憂鬱になっていた。しかも、身体を痛めることもあった。スクワットをやるなら、かなり注意をしながらやらないと故障をする恐れがあると思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
・佐川幸義流四股関連
(1)佐川幸義 神業の合気
(2)四股鍛錬で作る達人
(3)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌]
・腕振り運動
(1)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
・ナンバ歩き、ナンバ走り
(1)飛脚走り
(2)ナンバ走り (光文社新書)
(3)本当のナンバ歩き [DVD]
(4)「ナンバ歩き」で驚異のカラダ革命 (立風ベストムック 85) ムック