ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

四股

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

真に健康になり、しかも楽な日本式運動

日本人が、筋トレや腕立て伏せやスクワットやジョギングをやるようになったのは、終戦後にアメリカから伝わってからだと思う。
江戸時代には、人々に「走る」という概念がなく、走るのは忍者と飛脚くらいだという話を聞いたことがあるが、その通りでないとしても、武士がジョギングや筋トレをしたという話は聞いたことがない。
また、忍者や飛脚が走ると言っても、西洋流のランニングとは相当違った走り方で、その走り方が今、「ナンバ走り」として再注目されているという話もある。
戦前の日本のスポーツと言えば相撲があったが、相撲力士も筋トレやジョギングなどはせず、四股、すり足、鉄砲(柱を手で押す運動)などで身体を鍛えた。
そして、昔の四股は、今のように高々と足を上げるやり方ではなく、足の裏が地面を向いたまま、コンパクトに行うものだったようだ。

日本は、江戸末期のペリー来航と第二次世界大戦の敗北で、それまでの文化が否定され、西洋のものが優れているとして押し付けられたが、世界が堕落と腐敗で滅びようとしている今、実は日本文化は素晴らしいものであったことが分かってきたのではないかと思う。

私が毎日長時間やっている佐川幸義流四股(足踏み四股)は、大東流合気柔術の達人、佐川幸義が昔の相撲の四股を復活させ、さらに改良したものだ。
腕振り運動(せい手。スワイショウ)は中国のものだが、発想としては日本式に近いと思われる。
日本には、上半身、腕を鍛えるという発想がなく、仕事を熱心にやれば必要な筋肉が発達するし、多くの仕事が神経を使うもので、熟達すれば名人と呼ばれるようなものだ。そんなこともあって、日本人は器用で細かいことに向いているようになったのだと思われる。
ここらに関しては、西洋の絵が大きく雄大であるのに対し、日本人がそれを真似しても、今はともかく、昔は全く様にならず、小さな精巧な工芸品や装飾品を作るのがうまかったことからも分かる。

日本人が日本式運動に向いているのはもちろんだと思うが、実は、日本式運動は人間にとって良いものだと思われる。
ただ、西洋やアフリカでは、どうしても、大型獣を狩る狩猟民族であったことから、腕力や速く走る脚力が必要で、筋トレやランニングが発達したのだと思う。
それが西洋の文化となり、狩猟をしない今も変わらないが、日本人が真似するメリットはない。
そんな西洋文化を真似することで、野球やサッカーで世界のレベルに追いついてきたのだが、少なくとも、野球やサッカーをしない一般人が狩猟民族の運動をしても、益は全くないと思う。

日本式の運動の特徴は、「効率的でなるべく楽な動きを長時間」だ。
例えば、歩くことがそうだが、日本人の歩き方は、学校で教わる軍隊式行進のように、腕を脚と逆に大きく振る効率の悪いものではなく、歩く時には腕は振らないものだった。
また、走る珍しい日本人であった忍者や飛脚も、やはり、腕を振らずに走るが、それはエネルギー効率が高く、長距離を楽に走ることが出来る。

私も以前は、西洋式トレーニングをかなりやっていたが、身体に負担がかかり、どんどん身体の調子が悪くなり、膝や腰や背中や肩が壊れがちだったが、スポーツ選手だって、年齢が高くなると、かなり身体が壊れていることがほとんどで、引退後は普通の生活すら出来ない人が少なくない。
高齢になっても活躍する選手の多くは、負荷の少ないトレーニングを長時間やる日本流の選手が多いように思う。
狩猟民族は、働けるのは若い間だけで、年を取って働けなくなると居場所がなくなったのだと思われる。

日の光
AIアート330
「日の光」
Kay


今の日本で、運動と言ったら、やっぱり西洋式のジョギングやウォーキング、筋トレ、腕立て伏せ、スクワットなどだ。
だが、そんなものは、まず、日本人に向いておらず、身体を痛め、苦痛でストレスが溜まる。
そんなものはいい加減にやめ、私のような、足踏み四股や腕振り運動をやれば健康になると思う。
西洋の足踏みと日本の足踏み四股の違いは、西洋の足踏みは、足を閉じて腕を振るが、足踏み四股は、肩幅に足を開き、腕は振らない。

腕振り運動に関しては、これは中国のものだが、私は、意外にも、正座の代替として良いものだと思っている。
かつての日本人は、毎日、何時間も正座をすることで腹筋や背筋が鍛えられ、運動など全くしなくても身体が強かったと、著名な解剖学者の養老孟司氏が著書に書かれていたが、その通りではないかと思う。
しかし、いまさら正座の生活に戻るのは無理だ。
だが、腕振り運動は、むしろ、正座よりやや強い、しかし、しんどくはない適度な負荷で腹筋や背筋を刺激し、また、仙骨の調整にもなるし、何より、肩甲骨を動かすことで、血行を良くし、心臓や肺の周辺の筋肉を柔らかくする。実に素晴らしい運動である。








普通の人々の変化

半世紀ほど前のことだと思うが、旧ソ連からアメリカに亡命したスパイが、社会主義国家による民主主義国家への新しい侵略方法について暴露したことがあり、その映像は探せば今でもネットで見ることが出来ると思う。
社会主義国家からの民主主義国家への新しい侵略方法とは、民主主義国家(アメリカ、日本、イギリス等)の学校やテレビなどのメディアを支配し、主に子供や若者のモラルを破壊することによって、その国を弱体化させることだ。
だが、私は、社会主義国家が破壊したものは、民主主義国家の国民のモラルではなくIQだと確信している。
つまり、モラルがない人間がいるのではなく、IQが低い人間がいるだけである。そして、IQが低い人間は、モラルも正義も友愛も分からない。
だが、IQは誰でも、いつからでも、いくらでも向上させることが出来るのである。

実際、今、テレビを一瞬でも付けたら、それがバラエティー番組でも、ドラマでも、エンターテインメントでも、スポーツでも、ニュース番組でも、そして、何よりCMが顕著であるが、あまりの下らなさ、劣悪さ、醜悪さに呆然とするのだ。
自分のIQを叩き落されたくなければ、絶対にテレビを見てはいけない。
テレビを見てはいけないと警告する者はいくらかはいるが、大半の人間はその意味を理解しようとせず、毎日長時間テレビを見続け、テレビがある部屋に入れば条件反射的にテレビを付ける人は相変わらず多い。そんな者のIQは極めて低いと思う。

ところが、最近、驚くべきことがあった。
私は、長年、優良企業でサラリーマンをしている普通のある人(男性)と、久々に話をする機会があった。
彼とは、2020年のアメリカ大統領選挙の頃にも話をしたが、その頃は、彼に、アメリカ大統領選挙で大規模な不正が行われている可能性があること、それによって、本当はトランプが勝っていたがバイデンの勝利になってしまったかもしれないことを話すと、彼は、驚くと言うより、全く意味が分からないという感じでぽかんとしていた。
しかし、先日、現在のトランプの起訴は全て全くデタラメで、バイデンの汚職情報からアメリカ国民の目を反らす目的で、アメリカ政府が不正に起こしている可能性があることを話すと、彼は驚くべきことを言った。
「いくら何でも、そんなことはもう分かる」
彼のような普通の人でも、メディアの嘘は強く感じるということである。
非常に勇気づけられる出来事であった。
ただ、とはいえ、彼はまだ少数派であるかもしれない。
しかし、日本の普通の人がそうであるのだから、アメリカ国民はもっと気付いているのである。
だから、日本のメディアは報道しないが、アメリカの世論調査では、トランプの支持がバイデンの支持を上回ることもあり、また、アメリカのメディアのほとんど、そして、日本のメディアは全く報道しないが、バイデンと同じ民主党の、ジョン.F.ケネディの甥で、ロバート.F.ケネディの息子であるロバート.F.ケネディJrが、ワクチンやウクライナへの軍事援助を批判しながら、アメリカ国民(特に民主党支持者)の間での支持が急拡大しているのである。

孤独
AIアート314
「孤独」
Kay


もっとも、その彼は、普通の人であると言っても、普通の人が絶対やらないことを自主的に行っているし、私はかなり以前から、腕振り運動や四股(足踏み四股)について教え、あまり熱心ではないが、四股を少しは行っているようである。
優秀な経営者など、感覚のある人は四股に興味を持ち、教えたらすぐに実践してくれている人もいる。効果は即座に現れたようだ。
彼には、「よかった・ありがとう」呼吸をやるよう薦めた。一応、やるとは言ってくれ、彼はやや体調が悪くなっているが、私が超健康なのを見て、四股ももっとやると言っていた。もし、本当にやれば、体調が良くなり、IQが向上すると思う。








「コンパクトに」が奥義

運動と言えば、スクワットや腹筋運動をイメージする人が多いが、あんなシンドイもの、続かないからやめなさいと言いたい気がする。
特に、腹筋運動は米軍ですら、身体にも心にも悪いので廃止していると聞く。
と言って、腹筋運動の代わりのプランクは、もう拷問以外の何物でもないように私には思える。

とはいえ、私は、スクワット、腕立て伏せ、腹筋運動は散々やり、どれも毎日数百回とやったが、苦しいことを根性でやると、とにかくストレスになり、精神の健康が損なわれ、身体も壊れてしまった。
もちろん、スクワットや腕立て伏せが楽しくて、絶対毎日やりたいと感じるなら、是非やると良いと思う。

私が現在、毎日やってるのは、腕振り運動と足踏み四股(佐川幸義流四股)と深呼吸で、腕振り運動は正式には甩手(せいしゅ)、あるいは、スワイソウ(スワイショウ)なので、「甩手」「四股」「深呼吸」の「3S」となる。
特に、佐川流四股は気持ちが良く、いつでもどこでもやりたいと思う。
この四股を開発した、大東流合気柔術の達人、佐川幸義が「死ぬまで四股を踏める」と言っておられたそうだが、私もそう思う。

ところで、多くの人の腕振り運動や足踏み四股は、動作が大き過ぎると思う。それが、気持ち良さを感じられず、続かない原因ではないかと思う。
YouTubeで腕振り運動の動画を見ても、ほとんどが動きが大き過ぎると思う。特に、老人や運動が不得手そうな太った人が、まるで素振りのように大きく腕を振る様は、言っては悪いが、格好良くないので、真似したくない。
腕振り運動は、腕を後ろに振る際、手が身体の横を通過する時に少し力を入れる程度で良い。
つまり、振幅20cmか30cmでやってる感じであるが、惰性で50~60cm以上は振っているだろう。
気分的には、本当に振幅10cmも動かしていないような感覚である。
とにかく、動作をコンパクトにすることだ。
腕振り運動は筋トレではなく、目的は、肩甲骨を動かして血行を良くすることで、十分な回数を行うと腹筋、背筋、脚の筋肉も刺激されて強くなる。

妖精との邂逅
AIアート299
「妖精との邂逅」
Kay


四股も、相撲の四股のイメージが強いと、どうしても動きが大きくなる。
これも、YouTubeで見ると、まさに筋トレでもやっているようなものが多い。
だが私は、『月刊秘伝2022年3月号』で、佐川幸義から直接教わった人が、「ほとんどかかとの上げ下げ」と言い、「佐川先生の四股も、そんな感じだったのではないだろうか」とも言っているのを見て、それを参考に1年ほど研究したら、非常に気持ち良い四股になってきた。
実際には、足全体を床から浮かせるが、つま先は、ほとんど床から離れない。
また、つま先を床につけたままというのもありで、そこは自分が気持ち良いようにやれば良いだろう。

とにかくコンパクトに。
それでいて、やわらかく、リズミカルに。
それが、あらゆる運動のコツというか奥義であると思う。








足踏み四股の威力

究極の1冊の本というものは、私はまだ見つからないし、今後も見つからないかもしれない。
しかし、究極の1つの運動は、「足踏み四股」になった。
「足踏み四股」は「佐川幸義流四股」とか「佐川流四股」と言うこともあるが、佐川幸義が実際にどんな四股を踏んでいたかは分からず、これは、いわばKay流四股だ。
まさに究極の運動で、足腰が強くなるだけでなく、ほとんど無限の効果を持つ・・・それこそ、悪の宇宙人のマインドコントロール装置も無効化するし、引き寄せの効果も高めるように感じる。
とにかく万能で、私はわずかでも時間があると行うようにしており、佐川幸義が「僕は死ぬまで四股を踏める」と言ったらしいが、私もやれそうである。
ただ、とても楽な運動で、子供でも老人でも出来る。
佐川幸義は、立てなくなっても座って行ったという。

「足踏み四股」とは、「腕を振らずにコンパクトに軽快に行う足踏み」だ。
両足は、肩幅くらいに開くが、究極的には好きなようにやれば良い。
私の場合、足は平行(内股でも外股でもない)でやるが、これも好きなようにやると良いし、つま先を開いて行う人が多いように思う。
手は一応、膝に軽くつけるが、これも、前に組むなり、後ろに組むなり、腰に手をやるなり、ポケットに手を入れるなり、好きなようにやれば良い。
何十分でも何時間でも続けられるような軽快な足踏みが出来るよう、足は少しだけ上げる。しかし、これも、好きなようにやれば良い。
私の場合、かかとは明確に浮いているが、つま先はほとんど上がらないような感じかと思う。だが、もっと大きく上げて行う人もいる。

人によっては、相撲の四股をコンパクトにした感じで行っている。
私も、時々、そんなふうにやることもある。ただし、足をどすんと落とすのは良くないと思う。これに関しては、佐川幸義も、「足はつま先からそっと下すのが良い」と言われていたらしい。
これほどサイレントな四股なので、日本のボロ家の2階でやっても大丈夫だし、屋根裏でやっても大丈夫なほど静かにやれることが上達の証だ。
私など、わざと床がギシギシ音を立てる板の間で静かにやっている。

足踏み四股をやる時、呼吸は意識しなくて良いかもしれないが、私は、無理のない範囲で深く呼吸しながら行うようにしている。
一心不乱に数分もやれば、パラレルワールドに移行するような感じもするが、そのくらいの効果はあるかもしれない。

白い部屋
AIアート294
「白い部屋」
Kay


アメリカのある一流ギタリストが、独特な動きをしながらギター演奏や歌唱をするが、まさに、足踏み四股の動きをしながら弾いていた。
また、軽快なダンスをするダンサーも、足踏み四股の動きをよく行うように思う。
特にIAさん(1stPLACEのボーカロイド)がそうだが、初音ミクさんのダンス映像でも、足踏み四股の動きはよく見られると思う。
まさに優雅で美しい女性にも似合う運動だと思う。

佐川流四股については、下にご紹介した本の、初めの3冊が参考になる。








禊(みそぎ)を行う

人生、何もかもうまくいかないと感じることがある。
そう感じたことがなければ、まだまだか見込みがないかだ。
人生がうまくいっていない感じは閉塞感として感じる。
つまり、閉じ込められている感覚だ。
そんな時、確かに、魂が牢獄に閉じ込められているのだが、実を言うと、ここにちょっとした誤解がある。
それは、「魂が牢獄に閉じ込められてしまったから辛い」のではなく、魂は元々、牢獄に閉じ込められているのであり、「魂が牢獄に閉じ込められていることに気付いたから苦しい」ということだ。

戦国時代の武士が、自分の状況を理解したのは戦場だった。
戦場で心が荒ぶった時、それ(自分の状況=魂が牢獄に閉じ込められている)を激しく感じる。
そこで武士達は何をしたか?
それが「禊(みそぎ)」である。
普通、禊とは、穢れのあるこの身を水で清める儀式である。
だが、戦場の武将が何をしたかはそれぞれで、花を生けたり、仏像の木彫りを行った。

ところで、禊とは清めるということだが、身体を清めるのではなく心を清めるのであり、心を清めるとは、まさに、思考を消すことなのである。
本当に思考を消すことが出来れば、戦という最悪の状況も切り抜けることが出来る。
現代の我々の戦場である苦しい状況も抜け出せる。
つまり、魂が牢獄から解放される。

『バガヴァッド・ギーター』を読めば感じることだが、禊とは、結果を求めずに働くことで、働くとは、文字通り仕事でも良いし、何かの行でも良い。念仏でも、腕振り運動でも、呼吸法でも、バットの素振りでも。
つまり、結果を求めず淡々と行うことが禊なのである。

腕振り運動でも、力を入れて必死でやっている人がいるが、それは、これで身体を鍛えてやろうという「結果を求める気持ち」があるから本物ではない。
本物の腕振り運動は、力を抜き、全く楽に長時間やるものである。
四股なんかもそうで、まるでスクワットのように、一回一回、腰をしっかり落としてやってる者がいるが、これはこれで身体を鍛えるという意味では良いのだが、それなら、スクワットかダッシュでもやった方が効果がある。
だが、軽くとんとんと(ただし足音を立てず)足踏みをするように、何も求めず淡々とやれば、不思議な力が満ちてくるのである。

サンセット
AIアート277
「サンセット」
Kay


いつでもどこでも出来る禊は、静かな呼吸をすることだ。
ただ静かに呼吸すれば良いのだが、「よかった・ありがとう」呼吸や「ナ・ダーム」呼吸を活用するとやり易いかもしれない。
「よかった」と思いながら吸って、「ありがとう」と思いながら吐くのが「よかった・ありがとう」呼吸。
「ナ」で短く吸って、「ダーーーーム」と長く吐くのが「ナ・ダーム」呼吸で、「ナ・ダーム」という言葉には何の意味もない。
疲れている時は、やや強く吸うと良い。

これで禊は万全である。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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