ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

千と千尋の神隠し

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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千尋の谷とやら

日本で最も成功した映画は、スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』(2001)のようだ。
正直、私は、この作品をあまり熱心に見た覚えがないが、主人公の10歳の少女、千尋(ちひろ)が鍛えまくられるのが、ちょっと胸が痛い。
もちろん、現実の世の中で、10歳の子供が頼る者なく放り出されたら、あんなものではないのだが。

千尋という名の尋(ひろ)は長さの単位で、1尋で1.818メートルらしい。
千尋は1.818キロメートルである。
千尋は「せんじん」とも読み、「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」という有名な伝説があることをご存知と思う。
すると、ライオンは、我が子を約2キロメートルの深さの谷に突き落として、這い上がってきた子のみを育てるという、いかにも梶原一騎のスポ根ものに出てきそうな(実際に、梶原一騎はよく引用している)ことをやると言われている訳だ。
私は、子供の時は、ライオンが本当にそんなことをするのだと信じてしまったが、もちろん、そんなはずはない(落ちた時点で即死だ)。
だが、『千と千尋の神隠し』の千尋が散々な目に遭う様子は、まさに千尋の谷に突き落とされたライオンの子供だ。

しかしまあ、人生なんて、千尋の谷に突き落とされるようなものだと思った方が良い。
だから、「這い上がり人生」といった言葉があり、どん底に落ちた人間が挫けずに奮闘することを「這い上がる」と表現する。
ただ、人生の場合は、這い上がりのゴールはなく、一生、這い上がり続けるしかない。
つまり、「人生いろいろあったなあ」「悪くない人生だった」と思っても、まだ千尋の谷の半分かもしれないのだ。
一番悪いのは、谷底でじっとしていることだが、おそらく、そんな者は、鬼でも現れて手荒くいじめるのだろう。
しかし、親が鬼を遠ざけてくれ、谷底でのんびり過ごすような者は悲惨だ。
親は、そんなことをすべきでない。
しかし、それが子供のためになると思う愚かな親が多いのだろう。
それでいえば、梶原一騎のスポ根ものも、ある意味では良いものである。
たとえ、ヘリコプターで谷底から引っ張り上げられても、やっぱり自分で這い上がらなかったら、また谷底に戻される。それが人間の人生だ。
今の世の中で増えているらしいが、40歳とか50歳まで働かずにニートで過ごしている者というのは、谷底から自分で這い上がった経験がない者のようなものだ。
千尋のような子供なら、身軽で元気があるので、自分で這い上がることが出来るが、歳を取った者で、自分で這い上がった経験がなければ何も出来ない。
ニートでなくたって、たまたま美人に生まれて、お金持ちと結婚し、安楽に過ごしている女性は、やはり、谷から這い上がった経験があまりないので、這い上がった者のみが持つ、強さ、気高さがなく、そして、そんな者だって、いつ千尋の谷の底に突き落とされるか分からないのだ。
皇后陛下のような立場は、一見、谷の上のさらに高い山の上のようだが、実際は、特に深い、数千尋の谷の底のようなものに思える。

思いあがった者は、いくつになっても、千尋の谷の底に突き落とされる。
可哀想に思えないこともないが、身から出た錆である。
だが、歳を取るほど、心と身体が重い鎧になり、這い上がることが出来なくなる。
あるいは、プライドという余計な重い荷物を背負っていると言っても良い。
いらないものは脱ぎ捨てれば、かなり楽になるのである。
いや、本当は、いらないものを脱ぎ捨てるために、我々は千尋の谷に突き落とされるのである。









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『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』は何が良いのか分かるかな?

今朝は、夢見が悪かったが、皆様も同じような夢を見たことがあると思う。
夢の中で出勤中だった。
いつもと全然違う電車や道でも、そのまま受け入れてしまうのが夢である。
電車を降りると、ある冴えない男子社員に偶然会う。そいつを見て、「何か良い服着てるなあ」と少し思ったが、別に興味はなかった。
しかし、会社について、「あれっ」と思う。
皆、礼服なのである。
「ああ、今日は入社式だな」
と当たり前に思うところが、やはり夢である。
もちろん、私は、普段のカジュアルウェア・・・カジュアルシャツにチノパン、派手ではないが気楽なジャケットだ。
皆が皆、礼服ということもあるまいと思ったが、およそ礼服が似合わないような間抜けなやつまで、似合わないながら礼服だ。
さて、ではどうするか?
1つは、そのまま入社式に出る。
1つは、礼服がレンタル出来る店を探して着替える。
1つは・・・これが一番の候補だが、理由をつけて帰る。
そんなことを考えていたら目が覚めたが・・・安堵するというほどではないが、まあ、良かったと思う。

夢判断をするまでもなく、こんな夢を見るのは、会社に全く馴染んでいないからだ。
そして、私は端から馴染む気がない。
会社というものは、居心地が悪ければ悪いほど良い。
そうであれば、いつでも脱出出来るよう、勉強し、自分を磨くからである。
会社の居心地が良かったり、まして、愛着を持つようになったら、それは理想を捨てたということであり、人間として終わりなのだ。
そこまで言うかだが、言う。

とはいえ、一部の人達が言うように、これからの世の中は、組織に属すような人が少なくなるかどうかは分からないが、少なくとも今のところは、平凡な人間はサラリーマンをやるしかない。
だが、そこはあくまで、給料をもらうだけの場所であると心得た方が良い。
少なくとも、自分が会社で一目置かれているなんて妄想は決してしてはならない。
そう思っているのは自分だけなのであるが、そんな人は多い。
あなたは、会社にとって細胞ですらない。
森の中で、同期をとって同時に明滅するホタルの一匹でもない。
そんな調和など無いのだ。
せいぜいが、安売り弁当の米粒の1つ、戦場で竹やりを持って走る足軽か百姓だ。
そこまで言うかだが、言う。

森全体で同期して光るホタルと、戦場の足軽兵は全然違う。
ホタルは、一匹が全部であり、全部が一匹だ。
だが、足軽兵は自分1人だ。
ネットの森の中でホタルになれば、足軽を集めた数の力で押し通す古いものに軽々と勝てる。
『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』がうけたのは、そんな、非線形的な力を描いていたからなのだ。
宮崎監督のポリシーで萌えキャラが出ないので、私は真面目に見なかったが・・・作品は良いのである。
どこがどう良いかは、ほとんど誰も分からないのだがね。
だが、やっぱり、ホタルのこと、あるいは、細胞のことを表現しているのである。

ちなみに質問受付中。
何でも答える訳ではないが、いかなる質問でも、皆さんの役に立つと思えば答えよう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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