北野たけしさんが言ったからどうというのではないが、彼が著名人の話をする時、実際に会って話していると思える場合には、多少、ポイントが高い(信憑性がある)かもしれない。
で、その北野さんが以前、何かのテレビ番組で、プロ野球のバッターの素振りについて、
「一晩中、バット振ってるやつって、やっぱり好きでやってんだ」
みたいなことを言われていたが、それが当たり前であることと共に、北野さんは、実際に思い知ったことがあるのかもしれない。

改めて言うのも何だが、人間は好きなこと、楽しいこと、面白いことをしなければならない。
イチローが素振りをする時、
「苦しいけど、打撃上達のために」
なんて思っているはずがない。
楽しいから振っていたに決まっている。
だが、やっぱり、何かのために、シンドいけど、筋トレしたり、勉強したりする人が多いのだ。
それが、一般の人間の能力を、低レベルに留めておきたい支配者の企てでもあるかのようにね(笑)。

『信念の魔術』という本で知られるクラウド・ブリストルは、暇があったら、そこらの紙に$(ドル)マークを書いてしまうらしい。
つまり、お金が大好きで、実際に、大きな富を築いたようである。
だが、皆が皆、お金が好きな訳ではないので、各自、自分が好きなことをやれば良い。
私は¥マークを書いても、そんなに楽しくはない(笑)。

プログラミングの素振りは、「写経」で、良いプログラムを何も考えずタイピングすることだ。
写経が楽しいなら、間違いなく優れたプログラマーになれると思う。

引き寄せの法則では、イメージして楽しい気分になれば、イメージした通りが現実になる。
だが、「イメージしなければならない」と思ってイメージしても、楽しいはずがないから、それは現実にならない。
イメージするだけでは駄目で、良い気分になることが絶対条件だ。そこを省いてしまっている引き寄せの本が多い。
それどころか、良い気分でいれば、宇宙の方で、あなたをさらに良い気分にする出来事を「みつくろって」くれる。
政木和三さんは、研究所の近くのホテルのレストランでは、初めて行った時から、座っても何も注文しなかったらしいが、いつも、丁度良いものを出してくれると言う。
実際、私が一緒に行った時も、政木さんも私も何も注文しなかったが、和風の美味しい料理が出てきたものだった。
本当の願いなら、それが実現した時のことを考えると楽しくなり、宇宙は、その良い気分に同調して、それを実現してしまうのである。
そして、本当に楽しいことなら、長い時間でも考えていられるだろう。
イチローの素振りや、ブリストルの$マークのように。
(願った後、忘れてしまうという手もあるが、つい考えてしまうほど楽しければ仕方がない。大いに考えると良い)

また、『イット・ワークス!』で教えていることも、毎日、楽しく出来るし、考えるだけなら、いくらでも考えることが出来、それが楽しければ、やればやるほど願望の実現は速くなる。
これが、引き寄せの素振りと言えるかもしれない。